終わりのないアシの開発ネタ

なかなか良くならないな~~~~~。

スパっと回復しないモンなんですね~~~。

デスクワークがイチバン良く無いのはわかっていますが、だからと言って、
完治するまでダラダラしているワケにも行かないんです。

リアのスプリングをイロイロとシミュレーションしながら計算しています。

リアはツインスプリングのデュアルレートが必須だと考えております。

以前にもご紹介しましたが、こんなんです。

3

もちろん重要なメインのレート、同じく重要なテンダーのレート。

レートだけでなくストロークも重要ですが、さらにリアのテンダーは
線間密着長も大事な要因です。

1G状態でのストロークからロールを始めて、どの角度から線間密着させて
メインスプリングに仕事をさせるかと言うことをまず計算します。

計算通りに行くとは限りませんよ。

でも、何の工学的裏付けもナシに勘に頼って煮詰めるほど、弊社には
経験が豊富にあるワケでも無いので、得意分野から攻めていきます。

ピロにする前に、まずやるべきことからこなしていきます。

これまた以前にもご紹介させて頂いたスプリングシートです。

springlowersheet

純正の遊びが多すぎるので、ここはキッチリ精度を詰めていきます。

ピロやPercheもいずれは使ってみますが、やはりそれなりに
コストが大きくのしかかるので、まずは比較的安いコイツからです。

trb

一つ一つキチンと検証して報告させて頂きたいと思います。

終わりのないアシの開発ネタ

スポーツって見るよりも割とやる方を選ぶタイプなので、オリンピック
あんまり興味がないですが、ニュース番組で8割以上占めていますので
否が応にもソコソコは詳しくなっちゃいます。

始まる前は政治色が強くてシラケムードだったのに、日を追うごとに
盛り上がってますね~~。

最近はいろんな分野で10代の若者が大活躍しています。

ロシアのアリーナ=ザギトワ選手、まだ15歳の少女ですよ。

金メダルの表彰台でぴょんぴょん跳んでいる姿は、まだまだ女の子です。

誰が見てもカンペキな演技で、文句ナシの金メダルだと思いまして、
さぞかし世界は大絶賛しているモノと思っていました。

ところがです。

やっかみなのか妬み嫉みなのか、誹謗中傷としか思えない報道もあります。

特にアメリカやカナダの女子フィギュアスケートの金メダル常連国の
一部のメディアなんでしょうが、こんな報道がありました。

あんなの演技じゃない、ただジャンプしてるだけ

イチャモンの付けようっていくらでもあることにビックリです。

弊社のアンチなんてかわいいモンだ。

ところで、弊社サスペンションキットのおハナシです。

フロントは、ほぼ完成形です。

ほぼってナニよ  ってハナシもありますが、ここからはホントに
趣味嗜好の領域です。

熟成に熟成を重ねてサイコーのデキだと感じています。

そうは思わない人もいるかもしれません。

だからこその試乗車です。

来週末、やってきてしまいます。

スーパーオートバックス千葉長沼店でのZイベント

弊社アシをお考えのお客様

試乗のご予約を承っております。

circuitconcept@gmail.com

どんなモンだか見てやろう、って冷やかしは固くお断りしています。

ステアリングを切ってからグニャっと来てもっさり曲がる、Z34特有の
ロール剛性の無さから来るイヤなコーナリングは全くありません。

S2000やFDのようなスパッとしたハンドリング、実現できました。

こういう書き方をすると、ほとんどの人はこう感じます。

ホントかよ   ハナシ盛りやがって (#`Д´)凸

シツコイようですが、そのための試乗車です。

正当な審美眼をお持ちのお客様なら、ご自身の感性で直に評価すれば
納得が行くと思います。

フロントがほぼ完成ってなると、やはりリアは? ってなります。

誤解が無いように確認させていただきたいと思います。

今のリアの状態が未完成なワケではありません。

ver1、ver2をご装着のお客様自身のドライブで結果に繋がっている
お得意様も多いですし、verPROを買わないとタイム出ないよ なんて
とても良くありがちな事を推奨するつもりもありません。

ver1、ver2は安くはありませんが、やはり費用対効果は大きいです。

verPRO、つまり別タンですが、別タンじゃなきゃ到達できないような
世界があるのも事実です。

フロントが良くなったせいで、相対的にリアの課題がアタマをもたげます。

フロントとリアって、考え方や方向性が全く違います。

凡庸に同じように作ったってイイ結果には結びつきません。

いろんな要因があるんですが、ザックリ書くとフロントは運動性の追求で
リアは安定性の追求です。

フロントは操舵を追及し、リアは駆動を追求します。

な~~~んとなくスプリングを強くしていって減衰を固くしただけで
トラクションが得られるほどたやすいハナシでは決してありません。

やるべき事はわかっています。

いつもの事ですが、無いのは時間とおカネ。

またその言い訳 ┐(-。ー;)┌

って余計に怒りを買ってしまうので、もちろん牛歩の如くではありますが、
日々、進化させていきます。

久々の高い100円もあれば安い100万円もあるネタ、その2

以前にも書いたことがありますが、アシを勉強していった時に
実に多くのブラックボックスに覆われているかを知りました。

弊社はアシを作って何十年って超ベテランではないので、
勘に頼るほどの経験がありません。

その後、正確な評価のためダンパーテスターの導入を余儀なくされました。

ダンパーテスターにかけてみるとやはり減衰が出ていない。

カタいダンパーと、しっかりと減衰が出ているダンパーって全く違います

弊社の試乗車をお試し下さったお客様が一律

乗り心地イイっすね~~~

って評価を下さいますには、もちろん狙った特性があります。

21~23Kgのスプリングに見合ったしっかりしたダンパー特性で、
しかもステアリングレスポンスが素晴らしく、それでいての乗り心地。

現在はその理由が手に取るようにわかります。

でも、一般の人はまずわかりません。

ってゆーか、アシを販売、取り付けしているプロでもいったいどのくらい
キチンと把握しているんだろうか? って感じちゃいます。

そもそも内部も見えないですし、見られたとしても評価しようもないですし。

ただ、乗り比べれば誰でも違いがわかる程の差があります。

EGも全く同じです。

どんな作業がされているかはブラックボックスです。

数値に出るモノは評価しやすいですが、フィーリングみたいな事って
正当な評価をすることは難しいです。

2台乗り比べれば誰でもわかるくらいカンタンな事ですが、現実には
そんな機会は、まずありません。

弊社を全面的に信頼して下さったお得意様に笑顔を届けるために、
考えられることを全て投入しています。

調整、バランス取り、研磨、一言で片付けられることが多いです。

どのレベルの調整? どのレベルのバランス取り? どこまで研磨?

これまたブラックボックスです。

弊社はいつも、ナニか上があるはずだ の精神をいつも保ちつつ
最新のテクノロジーを投入して行っています。

例え結果に繋がらなくても、繋がることを信じてまず行動します。

それが今回は、みごとに結実してくれました。

現在お預かりしているH野様のEG、S森様のEG、そして近いうちに
お預かり予定のD様のEGは、もうお見積もりをお渡ししちゃったので
追加料金ナシでやらせて頂きます。

ま、弊社の勉強代と考えます。

これだけのテクノロジーを身につけることの方がずっとタイヘンですから。

久々の高い100円もあれば安い100万円もあるネタ、その1

頸椎神経症 発症してから2週間です。

最初の激痛こそは無くなりましたけど、今でも左腕が不自由です。

シビレも少しずつ無くなってはいますが、ホントに少しずつです。

健康を維持するのってタイヘンですね。

いつもながらとは言え、お客様にもご迷惑をお掛けしています。

医科系のお客様もいらっしゃいまして、

首のホネ削っちゃえば

ってアドバイスが多いです。

首を切開か~~~~。

今はできないな~~~。

ところで表題のネタですが、まずコイツです。

receipt

100円ショップの領収書。

文房具屋やコンビニでは、コクヨさんのブランドモノが300円くらいで
売っていますが、フツーに100円ショップのコレでもイイです。

弊社はちゃんとした明細の入った領収書を通常では発行していますが、
お客様によってはオトナの事情でこの領収書を希望されます。

いつもの100円ショップが改装中だったので、ネットで調べてから
お客様のお近くの100円ショップに行きました。

もちろん100円プラス消費税で108円です。

ところがです。

駐車場代が500円

1,000円以上買わないと駐車サービス券を発行しないそうです。

そこまで調べていかなかったので自分が悪いんですが、
とても高い100円になりました。

これも授業料ですね。

そこの100円ショップには2度と行かないでしょう。

ハナシが変わるようですが、弊社で手がけさせて頂いているEGが
相変わらずペースが遅いですが完成してきています。

詳細は後日にまたアップしますが、1ランクも2ランクも上のEGが
できあがったと自分で褒めています。

最終的に評価を下さるのはお客様です。

コレ、確実に安い100万円、200万円だと、自信を持って書けます。

1円玉をコツコツコツコツコツコツコツコツ積み上げるようなヂミ~~な
努力が結実してくれました。

機械モノですから、やはりやったことには確実に反応してくれます。

これで自信を持ってもっともっと攻められますね。

困った時の友こそ真の友、そんなことわざがあったな・・・・ネタ

この忙しいときに、また余計な仕事が増えた。

世界的に中小企業をイヂめることがトレンドの様です。

弊社がいつも大変お世話になっているとある海外のショップさんに
現地政府からの税務調査が入ったとのことです。

弊社がそこからいっぱい買っているので、弊社からの多額の入金に
白羽の矢が立ったらしいです。

クルマのパーツって、関税がグレーなところが多いですから。

いつもいつもいつもいつも弊社のことを助けてくれるからこそ、
こんな時に今度は弊社が力になる番です。

それにしても余計な書類仕事・・・・・。

寝る間を惜しんでやるとするか・・・・。

甘く見てはイケナイ温度管理ネタ、その2

そうなると、やっぱり

何度までならだいじょぶなの (・・;)?

ってハナシが出てきます。

適正値が存在することは確実ですが、何度までって明確な答を出せないことが
少しもどかしいです。

特に、どんなサーキットをどのくらい走るかによっても変わります。

真夏の外気温が35度なんて日に走る猛者はなかなかいないと思います。

10月くらいから今がシーズンまっただ中で、だいたいGW空けから
梅雨入りくらいまでが相場と考えてみます。

高速サーキットや中低速サーキットによっても、風の当たり方が変わるので
一概に数値を出すことが難しいですが、高いとモンダイがあることは確実です。

昨日のオーバーヒートによるガスケット抜けの症状を見ていますと、
目標とする油温は、最高値で100度くらいに収めたいです。

こんな書き方をすると、不安になってしまう人も出てきます。

サーキットで110度120度なんてザラですから。

弊社でEGを手がけて下さると、

コレ、以前にもご紹介させて頂いた走行40,000Km程度の
M田様のヘッドです。

genuinehead

それをこんなカンジで磨き上げます。

machinedhead

その意図は、純正の面粗度ってのをできるだけ平滑化するんです。

わかりやすくデフォルメしてみますとこんなカンジです。

gasket1

所詮はメーカーの量産EGです。

そんなにコストをかけられません。

それを弊社ではココまでマシニングで平滑にするんです。

gasket2

飽くまでもイメージですよ。

面粗度をできるだけ平滑にすることで、ガスケット抜けの可能性を
下げることができるんです。

削っちゃった分、ヘッドもブロックもコンマ数ミリ縮んじゃいます。

それを補うために純正よりもちょっとだけ厚いガスケットも作りました。

もちろんコストはかかりますが、1ランクも2ランクも上のエンジンには
必要なことだと弊社は判断しました。

甘く見てはイケナイ温度管理ネタ、その1

コレ、90,000キロオーバーのS森様のZ34のEGをバラして
各部の点検をしていたらオイルパンがこんなんなっていました。

oilpan

このまんまの状態でスペシャリストに見てもらいましたら、

EGオイルの乳化

との回答でした。

直接的な原因は水が回ったそうです。

本来ならば回っちゃいけません。

じゃ何で水が回っちゃったか?

その原因を探るために、スペシャリストはヘッドガスケットを送るようにと
弊社に指示をしました。

で、回答が来ました。

予想通りガスケットが抜けている

Z34のエンジンを何十機って組み上げる程の経験は弊社にはまだ無いので、
スペシャリストとイロイロとケーススタディをしてみました。

どうもオーバーヒート気味らしい。

オーバーヒートしてアルミヘッドがゆがんでガスケットが抜けたとの見解。

で、水が回ったとのことです。

なぜ、ほぼ純正のZ34がオーバーヒート? を検証しなければなりません。

S森様の車両は、verNISMO初期型で純正バンパーです。

で、EGオイルクーラーは他社さんのが付いています。

以前はサーキットは年に2,3回で、最近になって弊社の練習会に
ご参加下さるようになりましたが、EGオイル温度は高めでして、
10月の袖ヶ浦の時には、125度くらいになっていました。

水温計は付いていませんか、純正のバンパー、特にverNISMOは
ラジエターに風があたりにくい構造なので、水温も高めと推測できます。

水温だって油温だって適正値がありますが、キチンとできたレース車両では
無いので、そんなに厳格な温度管理ってできません。

な~んとなく 油温チョイ高め で何年も経過した結果のようです。

今回発覚したときにはまだ軽微な状態でしたが、このまま進行すると
もっと水が回って、いわゆるウォーターハンマーってヤツを起こします。

そうなるとEGは全損になりますね。

EG単体で80万オーバーなので、脱着工賃や油脂類を含めて、
100万オーバーの出費となる公算が大きかったです。

S森様、ある意味かなりラッキーです。

定期的にサーキットの弊社練習会にご参加下さって、10万キロのお得意様
何名かいらっしゃいます。

EGオイル

MTオイル

ATフルード

デフオイル

PSフルード

キチンと管理された車両は状態もイイです。

経験上、相対的にオーバークールの方がまだイイと思います。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その6

タイヤウォーマーのお問い合わせ、いっぱい来ちゃいました。

当面はお得意様のデリバリーからですね。

無いなら無いなりにタイヤを温めるんですが、何回もご紹介しているように
路面温度がとても低いこのシーズンでは、適正温度まで上げることが
思いのほか時間がかかることがあります。

グリグリとクルマを左右に振って、タイヤの温度を上げて行きます。

これも一つの経験だし貴重な引き出しになるんですが、どのくらい
振ればイイのかも最初はわからないと思います。

冷間でタイヤが喰わないからクルマを左右に振ってタイヤを温めるのに、
いきなり滑ってコンクリート壁にアタっちゃった人を見た事があります。

絵に描いたような本末転倒ですね。

冷間時ににはタイヤが喰わない って経験も引き出しとして必要です

そんな事は言われなくてもわかってるよ って経験者。

ベストラップが出せるほどに充分に温めるのにどのくらい必要なのか?

タイヤによっても違いますし、外気温によっても変わってきます。

実はブレーキシステムによっても変わるんですね。

それはいずれ詳細をご報告します。

もちろん弊社のブレーキキットがイチバンですよ。

そういう風に作ってありますから。

で、そんなメンドーなことを排除してくれるのがタイヤウォーマーです。

あらかじめじっくり温めて、イイ状態でコースインできます。

最初のグリグリの何周かが必要なくなります。

路面温度が極低温だと、ピットロードで下がっちゃうこともありますが、
それでも無いよりかはタイヤの使い勝手がイイです。

今シーズンには間に合わないでしょうが、来シーズンに向けてまずは
弊社でテスト、検証を重ね無いといけませんね。

トラブったり思うように動作しなくても、そりゃそれで使いものにならないし
1年保証くらいはつけさせて頂きたいとも思います。

それでいてお安くご提供したいな、なんて考えているんですから。

やっとタイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その5

ちょっと良くなったからって、ムリして重作業をしようとしたら
ブリ返してしまいました。

いてててててててててててて

こりゃあ当分ダメだな、重作業は。

今日は、タイヤウォーマーのハナシを始めてみよう。

ググってみるとバイク用ばっか出てきます。

バイク用ですがこんなんです。

tirewarmer

サーキットに行くと、2輪と4輪の走行枠が時間差で設定されていることが
多くて、休憩時間に隣のピットのバイクのメインテナンスを観察していると
タイヤウォーマーの使用率って9割くらいです。

使っていない人の方が圧倒的に少ないです。

だから、バイクがコース上でグリグリとタイヤを温めているシーンは
4輪ほど見かけないですし、真冬の路面温度が極低温の条件でも
早くからアタックできていることがわかります。

今ココで弊社が提唱しているタイやウォーマーは、時間効率の追求です。

極寒時にタイヤを温めるだけのあまり有益とは思えない数周を省略して、
できるだけ早い段階でアタックに持ち込めると言う大きなメリットです。

で、価格です。

Z34のタイヤサイズでは、弊社が履くのはせいぜい275/40R18。

弊社のお得意様にお貸し出しすることも想定すると、295/35R19。

このあたりまで入るタイヤウォーマーって、Porsche屋さんが
世界中でラインアップしていることがわかります。

だいたい20万からです。

高いブランドモノは30万はします。

ちょっとそんなのは弊社的にはダメですね。

弊社が現在交渉中のところは、1セット14万くらいです。

こういう右から左のモノって、弊社はお安くご提供したいです。

それにしても、イタイイタイイタイイタイ。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタのはずなんですが、その4

で、タイヤモニターを装着してみるといろんなことに気がつきます。

温めやすいタイヤ、温めにくいタイヤ。

同じことをやっても温度が上がりにくいと、グリップまでの時間を要します。

例え同じ温度域だとしても、割と低温から使えるタイヤもありますし
低温では神経を使うタイヤもあります。

コースによっても4輪同じように温度が上昇するワケではありません。

これはもう経験です。

場数です。

やってみて経験して身につく事です。

じゃあ弊社はナニを提唱しているのかと言いますと、先日の繰り返しですが

時間効率

のハナシです。

確たる目的意識を持たないで、漫然とサル走りを何回も何回も続けるよりも
キチンと目標を持って、一つ一つデータを蓄積したサル走りでは、
1年後のドライビングスキルにかなりの違いが出ます。

弊社のチームサーキットコンセプトでは、練習会でお得意様お一人お一人に、
現状における次の課題を、明確にご提示させて頂いております。

以前にもご案内差し上げたことがありますが、コース外からの動画撮影も
タマにやります。

課題を提示されてもイマイチわからなかったり、ピンとこなかったり
せっかくの課題も徒労に終わらないように、動画映像は効果的です。

車載動画で次の課題が見えてくる人は、やはりそれなりに経験がある人で
ドライバーと同じ目線の車載動画は、初級者には課題を見つけにくいです。

積極的に弊社の練習会にご参加下さる遠方の弊社のお得意様は、地元では
もうずっとアタマ撃ちだったのに、弊社練習会で一皮も二皮も剥けて
秒単位で上達するパターンが多いからです。

安くはない製品をお買い上げくださったからには、もっと活用して欲しい、
もっと堪能して欲しいと言う弊社の願いがあります。

お客様の車両も様々ですが、弊社のアシをお買い上げのお得意様には、
お一人お一人個別にセットアップさせて頂いております。

ドライビングにも個人差があります。

アンダーを出しがちな人もいれば、オーバーを誘発している人もいますし、
経験を積んだ人でも気がつかないことも多いです。

そんな時にこそ弊社のアシをご装着のお得意様には、現場で車高バランスや
ストロークバランスを変えてみると言ったハード面と、ステアリングの切り方、
ブレーキの残し方、アクセルを開けるポイントなどのソフト面の両方から
サポートさせて頂いております。

その結果、地元のサーキットでアタマ撃ちだったのが、弊社の練習会で
秒単位で速くなるお得意様がほとんどです。

そうじゃなきゃ、遠くから来てくれませんって。

中にはやはり、サーキットコンセプトの言ってることちょっと違くね?

ってお客様がいらっしゃることも事実です。

宗教じゃ無いんだから、ひたすらに盲信を強要することはありません。

お客様の自主性も尊重して、あとはお客様にお任せします。

プレッシャーなのが、全部弊社に任せっきりのパターン。

こんなん作ってます

って公開すると、製品を見ることなくお買い上げ下さるチャレンジャーな
お得意様が数名いらっしゃいます。

そんなお得意様には、全責任を弊社が負わなければなりませんし、
ご期待下さるパフォーマンスが足りなかったら必ずアップグレードし、
結果につながるまで、ハード、ソフトの両面でサポートします。

しかも 無償 です。

で、タイヤのハナシです。

練習会では、ハイエストグリップタイヤを弊社は勧めておりません。

雑誌やDVDの影響で、どうしてもタイムが先行してしまいます。

決してタイム命を否定するワケではありません。

出さないよりも出した方がエラいに決まっています。

ただ、通常のセオリーみたいなそのアプローチに弊社は懐疑的です。

△△秒、スゴいっすね

それよりも、車載動画を見てくれた人や、一緒にコースを走った他人様から

運転ウマいっすね~~~

って評価されるような弊社のお得意様を目指しております。

運転がウマいと、ドコに行ってもナニに乗っても速く走れますし、
一般公道の危険回避能力だってずっと上がります。

モノに頼るのはカンタンです。

おカネ出せば手に入ります。

理論に裏付けされた技術を身につけること はずっとずっとタイヘンです。

タイヘンなだけチャレンジングスピリットに掻き立てられますし、達成した時の
高揚感は、モノに頼って達成した満足感とは比較になりません。

モノに頼るな、って書いていてタイヤウォーマーのハナシか・・・・・・。

なかなか伝わんないでしょうね、弊社の想い。

言ってることとやってることがチグハグだって叩かれるんだろうな。

なかなかタイヤウォーマーのハナシに行きつかないから、明日のネタは
タイヤウォーマーから始めようっと。