スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その10

冷たい雨が降るおとといの月曜日にNBのお客様S様がお見えでした。

もうちょっとでユキでしたよ。

実際にお隣の山梨県ではユキでした。

寒くて寒くて写真を撮るどころでは無かったですから今度、撮っておきます。

1ヶ月ほどメールでのやり取りでしたがハナシがなかなか進まないので
茨城県からNBでお越下さいました。

NBを20年くらい前に新車でご購入してコツコツコツコツ仕上げて
筑波をもう10年以上も楽しんでいらっしゃるとのことでした。

スーパーチャージャー付きです。

ベストは71Rの205/50R15で7秒台とのことでした。

どうなんだろ???

遅くは無いとは思いますが過給器を考慮するともっとイケるような気がする。

朝10時に近くのデニーズでお待ち合わせをしてS様がお帰りになったのが
夕方の5時です。

疲れた   ヘ(_ _ヘ)

車高とキャンバーとブレーキをサッと見てEGルームと室内をサッと見て
あまりに寒いから店内に入りましょうってお伝えしました。

せっかく来たのに・・・・ってちょっとご不満そうな表情でした。

店内でゆっくりおハナシをお聞かせ頂きまして要点は

1.EG3基目

2.スーパーチャージャー本体2基目

3.アシ4セット目

4.ブレーキ2セット目

なんだかあとイロイロありました。

絵に描いたような迷走パターンとしか言いようがありません。

S様がちょっと乗ってくれませんか?って

イヤ、乗らなくてもわかります

ご不満そうなお顔が見る見る怪訝そうなお顔に変わっていきましたので、
ザッとカクカクシカジカですよね、とお伝えさせて頂いたところ、

エ゛っ 何でわかるんですか !?  ( ゚_゚ i)

なんで分かるかご説明する前にじゃあちょっと行きますか って弊社の
NBと一緒にチョコっと峠道に行きました。

弊社の場所からちょっと10分も行くと峠道があるんです。

さすがに上りはハナシにならないほどのパワー差なので、まずは下りを
1本弊社が前を走りましたところコーナー10個くらいでいなくなって
しまったので2本目はS様が先行して思いっきりアオリ運転しました

検挙されるレベルです。

マズいマズいマズいマズいマズいマズいマズいマズい

紳士たるふるまいに努めなければ

で、3本目はS様に弊社NBをお貸ししてお一人で行ってもらいました。

もうとてもとても寒かったのでコレ以上はイヤです。

で、S様の車両で一足先にデニーズに戻りましたがやはり想定通りの
乗り味でした。

車高を下げ過ぎて重心とロールセンターの位置関係を崩しちゃった典型です。

オマケにキャンバー付け過ぎで真っ直ぐ走らない。

20分くらいしてもお戻りにならないので あ、マズいことになったカモ?
って不安がよぎりましたが30分くらいで無事に戻って来てひと安心です。

するとS様の最初の一言。

今日、現金をある程度準備してきました、アシ買います

w|;゚ロ゚|w

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

コレばっか。

お客様にとっては切実なんだとは重々理解できますがココは敢えての
時間をかけてじっくりやらせて欲しいとお伝えしました。

と言うのは先日も書きましたお客様はアシをほとんどご理解していません。

知ったかぶりする人は何人かいましたね。

ムリもありません。

そんなにカンタンだったら弊社を訪れて下さるお客様、一人もいません。

フツー、このアシ素晴らしいですね、買います

って言われて、いや、ちょっと待って下さいって売らないショップって
世界中で弊社だけです。

多分。

だから商売ヘタクソって言われるんです。

コレで時間がかかっちゃったらじゃあもういらねぇよってなることだって
過去に何回も何回もありました。

弊社の仕事って重箱のスミを突くようにアラ探しをされることも多いです。

過去に何回もやられました。

だからドコで誰が見ても唸ってもらえるような仕事に努めています。

先日の松田選手が弊社を絶賛して下さったおハナシ、とても嬉しいです。

でも、弊社お得意様が喜んで下さるように弊社が誠心誠意セットしたのを
タマタマ松田選手が評価して下さる機会に巡り合っただけのハナシです。

松田選手の好みでアシを作ったワケではありません

そもそもそんなことをしたって松田選手ほどのスーパーマイスターです。

いともカンタンに見抜いてしまうことでしょう。

弊社が追求すること、それは創業以来ず~~~~っとブレません。

世界最高峰品質

それだけです。

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その9

ますます突っ込まれそげですがNBネタです。

やっぱりライトウエイトのNBロードスターに一級のアシを投入して
ソコソコとは言えハイグリップタイヤを入れて純正新品状態でも
ぶにゃぶにゃのゴムをシャキっとさせてしまうと今度は新たな
悩みが出てきます。

コーナーでナニも起きない・・・・

今度は車体が勝っちゃってパワーが無いNBロードスターでは限界を
超えるような走りってほとんどできないんです。

つまんない・・・・。

やっぱり暴れる車体をコントロールしてこそのスポーツドライビングです。

そんなことはハナっからわかりきっていたのでturbo化するんです。

来シーズンに向けてお得意様と筑波の本コースをターゲットにしていますが
ナント、筑波って当分の間ですが閉鎖らしいです。

筑波のダンロップ、80Rそして最終、フツーのお客様はビビリミッター
との戦いってなることが多いです。

しかも失敗したらセーフティーゾーンが無い筑波ですからリスクはさらに
増大しますし余計にビビリミッターは降りかかってきます。

ソコを安心して踏み抜けるようになれば数ランクも運転技術は向上しますし
どのサーキットに行っても通用します。

NBロードスターの最大のメリットであるコントロール性。

ピーキーなZ34とは対極です。

ショートホイールベースのZ34でコントロール性を学ぼうとするのは
それなりにリスクを伴います。

コントロールが割りとやさしいNBロードスターでソコを練習するんですが
今のママだとダンロップ、80R、最終でナニも起きないような気がする。

っつ~ワケでturbo化です。

以前にもご紹介した中国製タービン。

chinaturbine

早く来ないかな・・・。

でもturbo化って一言では語れないほどタイヘンです。

しかもおカネが掛けられないというシバリ付き。

冷却系だけだってZ34よりもタイヘンかも? です。

EGオイルクーラー、PSフルードクーラー、ATFクーラーは当然のこと
ラジエターも大容量が必須でしょうし、電動ファンも高効率なモノを既に
去年のSEMAで準備はしてあります。

それでも30分サル走りをするにはボンネットも必要だと思います。

でも、ココまでは得意分野の弊社ですからナントカ安く上げられます。

中国製タービンは超安くてもフロントパイプやマフラーも必要です。

NBターボ用のマフラーって探せばあるのかな?

制御はLinkECUで安く上げてブーストコントローラーはHKSさんの
EVC-Sでイイです。

あと燃料ポンプとレギュレーターとインジェクターか。

ココも弊社らしくショップさんがフツー採用する定番なんか使いません。

知恵と世界のネットワークを使って安~~く仕上げます。

安かろう悪かろうじゃダメです。

代車にもお出しすると思いますし、チームサーキットコンセプトでも
遊び倒してもらいたいと考えておりますから。

その時にオッって感じて欲しいですからね。

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その8

へ~~~~知らなかった。

三角定規の真ん中にあいている穴って空気抵抗を削減するためらしい。

ってオ~~イ、何のため!!??

湘南地区、鎌倉や江ノ島や逗子ってごった返すほど人出が多いらしい。

桜で有名な上野公園は規制で閑散としていますが駒沢公園は大変な人出です。

もう国民はガマンしなくなってきていますね。

4.アシのセットの続き

繰り返しの様相を呈してはいますがアシのセットって車高とアライメント
だけでは無いんです。

むしろそんなモンではアシをセットしたことにはならないって弊社では
感じています。

例えばテレビを買いました。

アンテナの配線もしました。

でもちゃんと映らない。

そんなカンジに聞こえてしまいます。

ほとんどのショップさんが車高を下げてキャンバーをガッツリ付けるのに
弊社では違った道を採用しています。

繰り返しになりますが弊社だけが正しいなんて思っていませんよ。

いろんな手法やいろんなアプローチがあってしかるべきだと考えます。

選ぶのはお客様ですから。

しなやかに動くアシ。

とても良く見かけますし耳にするフレーズですがアシを工学的に開発すると
やはりいつものことにたどり着いてしまいます。

機械部品には必ず適正値がある

つまりしなやかに動きゃイイってモンでも無いってことはわかりました。

ある程度はしなやかに動かなくてはなりませんが動きすぎるとダメなのが
ロール剛性です。

この、ロールをコントロールするってのがとても重要です。

じゃあスタビで解決じゃん ( ̄ヘ ̄) y~~~~

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

コレばっか・・・・・。

そんなにカンタンじゃありませんって。

スタビはとても重要ですよ

だから弊社ではイチオシ製品としてオススメさせて頂いておりますし
とても多くのお客様もご賛同下さっております。

大変お世話になっている例の高級外車スポーツカーショップオーナーさんも
弊社の開発魂にご賛同下さいまして

ちなみに弊社のスタビライザーキット、イチから全て作っています

どっかから輸入して右から左なんてコノ時代すぐに発覚します。

どうも色が悪かったらしい。

次のロットから色を変えよっと。

で、そのくらいスタビのメリットは大きいんです。

でもスタビだけではコントロールできない領域も確実にあります。

アライメントってのはとても重要ですがスタティック、つまり静的な状態で
調整するんですが、動的な状態や姿勢までもは調整できません。

弊社ではイチ早くソコに着目してダイナミック、つまり動的な状態の姿勢を
コントロールすることを追求してきました。

それを松田選手が一発で見抜いて下さったことにもただただ脱帽でしたが
弊社のアシへの開発理念の背中を押して下さったと勝手に想っています。

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その7

NISMOテクニカルセンターの小山様からお問い合わせがありました。

せっかくのビッグプロジェクトなのに・・・・。

ヘタに安請け合いをしてご迷惑をおかけしたらそれこそタイヘンです。

あ~~~~~~~~~~もったいない。

次はご期待に応えられるようにもっともっと研鑽を積まないといけません。

とりあえず現在請けているBespokeサスペンションをキッチリ納めて
お客様をハッピーにしなくてはいけません。

で、昨日の続きです。

3.アシの品質とセットの重要性

チマタにはとてもいろんなアシのメーカーがあります。

ホントは今週に行く予定だったAMPA(台湾自動車部品見本市)ですが
延期ってハナシですけど出店側の同意が得られないので事実上の中止です。

試さないで判断するのは良くないとは思いますがまだまだ経験が足りない
分野がアジア圏では多いんではないか? って弊社では考えております。

先日のブレーキネタと同様に、スペック自体はもう欧米のトップブランドと
同じなんですが実際に車体に取り付けて走ってみるとこれが良くないんです。

フィーリングです。

数値に表すことができません。

だからこのテの製品ってお客さんの側からも判断がつかないんです。

キモチ良いハンドリングと切っても切れない関係がフィーリングです。

スペックだけではありません。

書きたいことはいっぱいありますが紳士たるふるまいに努めています

ヤめときます。

先日のH様が有名な車高調を純正に戻したハナシですが高い授業料でした
ってあきらめたとのことですが現実にはキビシ~~おハナシです。

だから弊社では試乗車をご用意しているんです。

お乗りくだされば誰でも判断が付きますから。

そしてココ数日、弊社で追求している1ランク上のセットアップです。

弊社製品に限らずに優れている製品をポン付けしてイイ結果になるほど
甘くは無いんですがそんなことはほどんど浸透していません。

アライメントがキチンと取れていることなんてアタリマエです。

EGオイル交換にはほとんどの人が注意を払います。

5,000Kmあたりで定期交換するお客様が多いです。

それなのにPSフルードは交換したことがないとか、ブレーキフルードは
車検の時でイイとかご自身なりの判断基準で交換する人が多いようです。

劣化するのはどれも一緒です。

アライメントだって走ればズレてきます。

昨日も書きましたが弊社のアシをお買い上げ下さったお客様の車両
別の作業で弊社に入庫した時にアライメントをチェックしています。

0.1度くらいは必ずと言ってイイほどズレています。

放置しておけば0.1度が0.2度にそして0.3度になります。

当然キモチ良さとはどんどんかけ離れていきます。

じゃあコマメにアライメントを調整しましょうってなるとは思いますが
実際にドコでやってどの数値に合わせるの    ( ゚_゚?)  ってなります。

そこいらのタイヤ屋さんでは最大公約数的な調整しかできません。

機材のモンダイではありませんよ。

数千万もする最先端の機材でも使うのは人間です。

なんだ長々書きやがって結局はアライメントのハナシか   ┐( ̄ヘ ̄)┌

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

そんな程度のハナシなら弊社の開発日記のヒット数はもっとずっと低いと
思いますしご期待を寄せて下さるお得意様もずっと少ないと思います。

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その6

スーパーハンドリングマシンNBturboプロジェクト、予想以上の
反響でとても楽しい反面、そんなのやるんだったら早くオレのをやって
ってお叱りにも近い諫言も頂戴しておりますが必ず弊社の引き出しに
なっていきますし引いてはZ34V36へのフィードバックとして
必ずプラスになって戻ってきます。

今日はZ34V36目線で考察してみたいと思います。

10万キロオーバーのNB8C後期ATを7万で買ってきたのはイイですが
ソコからは、ま~~試練の連続ですよ。

これからZ34V36の中古車をお安く買ってサーキットでも楽しもうって
お考えの方にも参考になって欲しいです。

最初はとりあえずそのNBで地元のちょっとした峠を走ってみました。

すると、感じることが山盛りテンコ盛りでしたがソコはひとつひとつ
体系的に律速段階を踏まえてご紹介していきたいと思います。

1.アンダーオーバーが強烈

純正のアルミに純正と同等のタイヤ195/65R14では完全に役不足で
ちょっとオーバースピードでコーナーに入って行ってワザとステア操作を
雑にパキっと切ってみるとフロントタイヤは悲鳴を上げてまっすぐ行きます。

曲がらない曲がらない。

今度はキチンとフロントに丁寧に荷重をかけてヨーを発生させてから
ステア操作をすると今度はドヒャ~~ってリアが出ます。

新車状態のNBを経験していないので結論に走るのも危険カモ?ですが

コレでイイの!!??

って感じてしまいます。

そもそもメーカーとしてはそんなことはやっちゃいけないんでしょうね。

で、誰もがやりがちな次のステップです。

2.どアンダー

ココでZ34V36にも超あるあるのハナシをしてみます。

タイヤだけハイグリップにする、とても良くありがちですね。

Z34V36の純正はベースではF225、R245、上級グレードで
F245、R275、verNISMOはR285。

いつもココで書いていますが純正ってのはそれなりにバランスが取られて
ミョ~~なことにはならないように作ってあります。

195/65R14と言う純正タイヤのNB後期をアジアンタイヤとは言え
Zeknovaの205/45R16にして同じことをやってみた。

すると際限の無いどアンダーしかありません。

タイヤ幅がたかが195から205への変更です。

それでもどうやってもどアンダーです。

サイドでも引かなきゃリアが出ません。

つまりハイグリップタイヤを履いたばかりにバランスを崩しちゃったんです。

超あるあるです。

何回もココで書いていますが機械製品には必ず適正値があります。

それを崩しちゃった典型です。

原因はとてもカンタンです。

アシが付いてこないだけのハナシです。

そんなZ34V36って何台見てきただろう?

じゃあアシやれば~~~~ってなりますわな。

コレも超あるあるですね。

先日のネタでお客様がアシを純正に戻したってハナシを書きました。

フツーならちょっと何だかな~~レベルならガマンして乗り続けます。

それが純正の方がず~~っとマシってお客様がご判断したんでしょうね、

で、ご存知の通り世界最高峰の一つQuantumなんてモノを奢りまして
NBが生き返ったことは確かです。

これこそMAZDAが提唱する人馬一体っヤツを享受できたキモチです。

もともとZ34V36みたいにロール剛性が極端に無い車両ではないので
ちょっと手をかければとても良くなるんです。

もちろんトータルバランスを標榜する弊社です。

Zeknovaに合わせてアシをセットすることは必要条件です。

ココでも弊社ならではを、ひとつご紹介させて下さい。

現在お預かりしているU様の車両、お預かりの理由はEG不調でして
10万キロオーバーなのでやはりナニかしらの不具合は出てきます。

ま~~タイヘンでしたけどコレも弊社の貴重な引き出しになりました。

弊社を訪れて下さる前にお世話になっていたショップさんがやらかして
ず~~っと不調を抱えたままのようでしたがコレで今回スッキリです。

ちなみにお預かりしている間にアシのセットを調律してみました。

um34

弊社のアシをお買い上げ下さったお得意様が別件で再入庫した時には
アシに限らずに他の不具合も点検しております。

コレまた耳タコで申し訳ありません。

CircuitConceptに任せて良かった

ってなるのかならないのか?ってハナシです。

 

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その5

最近の朝の日課です。

drawing

図面を全部、書き直しています。

このテのプロフェッショナルから見ると所詮はシロート図面です。

弊社は図面を極めたいとは考えてはいませんから。

大事なことは精度が必要な箇所をちゃんと加工職人に伝わることができて
出来上がってくる製品を車体に取り付けた時のパフォーマンスをキチンと
イメージすることができて、その仮説をどれだけ具現化できるか??
ってことだと弊社は考えます。

い~~っつもココで書いていますがお客様にとってはカンタンなハナシです。

買って良かったって感じるか? こんなん買うんじゃなかったってなるか?
2つに一つです。

5月にイギリスに行くことを決めて航空券も買いました。

Quantumの創業社長様とは毎日のようにやり取りをしています。

5月に行く時にZ34、V36クロスオーバー、FD、NBロードスターの
ショックアブゾーバーを取ってこれるように毎日のように打ち合わせです。

Skypeでやり取りしていますよ。

ま、TV電話ですね。

図面だったり仕様書のグラフだったりリアルタイムでできますから
イイ時代になったモンですね。

しかも通話、通信料タダだし。

ココんトコはこのストローク量の打ち合わせです。

stroke

せっかくのBespoke(フルオーダーメイド)ショックアブゾーバーです。

細かく設定できるメリットはとても大きいんですがその反面、セットが
莫大な可能性をはらんでいます。

弊社の最大のウリの一つが工学的見地です。

ただ、数式がすぐに正解につながるほどナマ易しい世界ではありませんし
弊社の机上の計算が正しいとも限らないのでQuantumの社長さんと
毎日のように打ち合わせをしております。

100セットや200セットも一度に買えるような弊社ではありません。

こんなビンボ~な会社をマトモに相手にしてくれてホントに感謝です。
ってお伝えしたら

キチンとモノがわかる人に伝承したい、カネのことしか考えないヤツ
ばっかりだったから、っておっしゃってくれました。

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その4

外務省のサイトを見ていたら気がついた。

immigration

イギリスとアメリカって行けるの??

こんな時にナニを言ってんだって言われそうですね。

でも誰も言わないですけど一つの大きな矛盾を感じてしまいます。

2月に関西でバスの運転手が初めて日本人に感染が発覚してその後、
現在までに5,000人オーバーの感染者数です。

5/6まで緊急事態宣言で例えば感染者数が10人に激減したとします

そんなことありえないと思いますケド。

もっともっと増えると思います。

で、感染者が10人になったとしたら当然ですが緊急事態宣言は解除です。

渋谷109もディズニーランドもUSJも再開すると思います。

そうすればまた今と同じことが起きるんじゃないの??

治療薬が完成するまでもう無意味なような気がする・・・。

来月、イギリスとアメリカに行ってきます。

中国だって武漢はもう規制を全面解除ですから、もうすぐ行けるんちゃう?

特にイギリスはQuantum AP GoodRidgeそしてコイツ。

diffbush1

バックオーダーが40名以上もあります。

やっぱりコイツの効果は大きいですから。

NBロードスターで実験をしていると調律という名のチューニング
改めて省みることができます。

動くゴムをどう制御するかってのも弊社にとっては大きなテーマです。

何回も書いていますが固めるだけならとてもカンタンです。

そんな安易な道を弊社に求めるお得意様は一人としていないと思います。

NBロードスターのデフマウントブッシュも来月にはできてくると思います。

NBが自分で言うのもなんですがメキメキと音を立てるように良くなります。

いろんな製品を自社で開発してきた経験がとても大きいと感じています。

失敗もいっぱいしました。

それも貴重な経験です。

Z34V36で培った経験をNBロードスターで昇華させてさらには
もう一回Z34V36にフィードバックさせるんです。

どうしてもZ34V36だけだとこんなモンかな?ってのが付きまといます。

それをNBロードスターでスーパーハンドリングマシンを造り上げて
もう一度Z34V36に立ち返ってみるとまだまだできることって
あるんじゃないの?ってのに気がついちゃうんですね。

どうしても純正は鈍重なイメージが付いて回るZ34V36です。

一つ一つ律速段階を正しく踏まえながらムダな授業料を支払うことナシに
より一層の感動をお届けしたいってホントに想っています。

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その3

スーパーハンドリングマシンを実現するためにはやはりシャキっとした
車体造りは必要不可欠です。

とは言え弊社ではサーキットに特化したクルマ造りはやらないですし
アルミリジッドも選択肢には入っていません。

ちょっとそこいらに乗りたいなってお気軽にスポーツドライビングを
楽しむために快適性は絶対条件だと弊社は考えています。

その証拠にほとんど毎日チョコっと乗っては変化を楽しんでいますし、
毎日のように発見がありますしそれに向けた課題の克服も楽しいです。

これがガーだのゴォォォだのうるさい今日は疲れちゃってもうイイやって
なっちゃうんです。

普段乗りの快適性を確保したままのスーパーハンドリングマシンって
とてもハードルが高いですが一つ一つ課題を解決してその先にある
Z34V36に惜しみなく投入していきます。

12万キロのNBロードスターはとてもイイ材料ですしケーススタディです。

まずはヤレちゃった車体の最も大きな原因の一つ、ゴムです。

先日もアップしましたがこんなんです。

mazdabush

指で押してもグニャグニャです。

ココを看過してアシだのブレーキだのデフだの語ってもやってることは
トンチンカンで的ハズレです。

で、早速、1/100mmの精度で作ったボアゲージで計測した内径に
合わせて図面を引いています。

いや~~楽しい楽しい。

FDの時に経験しましたが、ロワーアームがほんのちょっとだけ曲がって
それに気が付かないでフィーリングがずっと悪いままアシ替えたり何度も
アライメントを取り直したりデフまで替えたりと、どハマりしたことが
あります。

と言うワケでいずれ必要になるだろうし型を起こす時の基準って思って
MAZDA純正の新品アームを買いました。

mazdaarm1

ところがです。

新品で錆びてる。。。。

しかも造りがチョ~~悪い

mazdaarm2

無いわ~~~

MAZDAだな~~~。

見えないところにも徹底的にこだわるCircuitConceptです。

Z34V36マグネシウム製スポーツナックル、早く付けたいな~~。

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その2

弊社に全幅のご信頼をお寄せ下さる例の高級外車スポーツカーショップの
オーナー様、ご自身でドライブして筑波55秒?だったっけ、鈴鹿は
11秒くらいだったと思います。

素晴らしいのはサーキットに特化した車両ではなくフツーに街乗りもできる
お客様目線の延長と言う弊社と同じ理念です。

昨日も打ち合わせでおハナシさせて頂く機会がありました。

アシのハナシ、ブレーキのハナシで盛り上がりましたがやはり合致する点は
ほとんど同じで

今年のスーパーオートバックスサンシャイン神戸さんのイベントでは
車両を展示しましょうっておハナシも出ました。

そもそもちゃんとやるのかな?

弊社と一緒にプロデュースしてきた製品ですから関西地区のお客様も
是非、見に来てほしいですね。

って何のクルマじゃ~~い

意見交換をさせて頂くとやはり、なるほど、そういう視点もあったかって
啓発されます。

共通の大きな悩みではあるんですがイイ物ができましたってなると
旧製品をイチ早くお買い上げ下さったお得意様へのサポートです。

弊社も初モノをお買い上げ下さったお得意様には特に手厚くを心がけて
製品のバージョンアップを敢行しています。

さて、もっと精度にこだわってできることを投入している弊社のアシです。

こうやって

2/100mmでボアゲージを作る予定だったんですが結局は1/100mm
になりました。

ですよね~~~。

コストは倍以上かかります。

今回2/100mmで妥協してもいずれ1/100mmで作ることに
なるんだろーなーって感じましたから。

今までにいっぱい作ったボアゲージ、廃棄です (T_T)

でも、できることを全部やってこその世界最高峰品質です。

NBロードスターはZ34V36よりも変化が顕著に現れるので
テストにはもってこいです。

スーパーハンドリングマシン、イイ響きですね~~。

Challenging なことってそりゃあリスクも多いし失敗することだってありますしタイヘンですけど弊社は燃えてきますネタ

緊急事態宣言なんて発令されたらどうなっちゃうんだろ?

なにせ前例が無いですからね。

コレ、欠航になっちゃったらマズいぞ、

okayama

U田様、I様、Y本様が楽しみにして下さっておりますから。

弊社は相変わらずです。

もう3年?4年のほどのお付き合いをさせていただいているH様の車両を
やっと初めて入庫しました。

h34

良く拝見させていただくと弊社の製品がけっこうお取り付け下さっていて
弊社へのご期待度も感じ取ることができます。

初めての入庫というのはH様は弊社の製品だけでなく他社さんの製品も含め
イロイロと地元でお取り付けをしていらっしゃったとのことです。

ところがです。

今回、弊社にご依頼下さった主たるメニューよりもずっと気になるのが
車両不調です。

H様も辟易としていらっしゃいました。

お預かりしてすぐに弊社も気が付きました。

さすがにもうすぐ300台近くのZ34V36を手がけさせて頂きますと
不具合は容易に検知できるようになりました。

H様もご自身でかなりもがいていらっしゃったことが伝わってきます。

車高調、純正に戻したとのことです。

マフラー、純正に戻したとのことです。

多分、同じようなご経験を持つZ34V36オーナーって全国にいっぱい
いらっしゃるような気がする・・・・。

で、Z34V36の素晴らしい世界を享受しないまま売却してしまった、
そんなパターンって少なくないように感じてしまいます。

H様にはさらに弊社からこんなご提言も差し上げました。

一旦、ECUを純正にしましょう。

既に入っいるECUが不具合を起こしている可能性が強いんですね。

H様もイロイロとご経験なさってECUを純正に戻すという弊社の提言を
すんなりと受け入れてくださいました。

フツーはエ゛~~~ってなりますよ。

H様はもう高い授業料ですって割り切っていました。

さ、ココからです。

弊社から納められた車両がどう変わるのか?

わざわざコストをかけて純正に戻して、ソコから順次ですが弊社の製品に
お取替え下さるワケです。

つまり倍以上のコストをかけた車両がどうなるか?ってハナシです。

あんまり変わんないくらいじゃダメなんですね。

CircuitConceptに任せて良かった

ってなるかどうかは全て弊社にかかっております。

さ、いつものセリフをお伝えしました。

ハードルを上げてお待ち下さい