久々の集中モニタリングデータロガーネタ

作業が終わって、疲れたカラダを風呂で癒して、その後は当然、

プシュー

ってビールのハズなんですが、そんな余裕をカマしているバヤイでは無いです。

今週末に納める予定のK籐様の車両、弊社のデフとデフオイルクーラー、
無事に装着して、テスト走行でもちゃんと動作確認を済ませました。

K藤様の車両は、デフオイルの油温センサーをDash4Proに接続し、
集中モニタリングシステムで一括管理をします。

これが、タイヘンなんですよ。

つないでポンって表示されるメーターが、今となっては恨めしい・・・。

ConfigulationSoftwareってのを立ち上げます。

dash4pro2

PC上でレイアウトや表示項目や数値の色と大きさ、そしてウォーニング、
一つ一つ細かくある程度ですが自由に設定できるんです。

ちなみにワーニングじゃなくてウォーニングです。

ウエストゲートじゃなくてウェイストゲートです。

Baby in Carじゃなくて、Baby on boardです。

そんなこたぁどうでもイイ (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

で、ハナシを元に戻しますが、K籐様のご希望のレイアウトを4枚作ります。

4枚というのは、スクリーンを4種類設定できるからです。

ストリート用1

ストリート用2

サーキット用1

サーキット用2

です。

例えば、ストリート用1では、真ん中に大きく正確な速度を表示します。

Dash4ProのGPSサンプリング周波数は20Hzです。

1秒間に20回計測するという意味です。

つまり0.05秒おきに、正確な速度を表示してくれます。

verNISMOの純正スピードメーターで250Km/hあたりでも
実測は220Km/hソコソコです。

ストリート用2では、速度よりもエンジン回転数を優先します。

山なんかをちょっとハイペースで走る時の表示パターンです。

右のスペースには、水温、油圧、デフオイルの温度、で固定です。

ウォーニングも一つ一つ設定です。

水温の警告は98度くらいですかね。

大体、こんなモンを弊社から買って下さるお客様は、皆様、弊社製の
フロントバンパーが装着済みですので、水温のウォーニングは不要です。

でも、ある機能はとりあえず設定します。

サーキット用1では、直近のラップタイムを一番大きく表示します。

で、右のスペースには、水温、油圧、デフオイルの温度、で固定です。

サーキット用2では、セクタータイムを表示させようかとご相談中です。

ともかくイロイロできるので、イロイロ設定しなくてはなりません。

コレ、書いておいて何ですが、一般販売はかなり先までムリです。

弊社のお得意様で4,5台の実績を作ってからでないと、ハマりそげです。

あの~、岡山国際でセクタータイムが出ないんですけど・・・

って言われちゃうと、行かなきゃならなくなりますから。

富士と鈴鹿と筑波で使い倒します。

もちろん、逐一、ここでご報告させて下さい。

開発日記と言うよりも、作業日報っぽくなってきた、ネタ

年末近くの祝日、イタイなぁ~。

お取引させて頂いているところで、早いところだと25日が年内最終。

年内に、加工モノだとか作りモノだとか間に合わせてくれる所もありますが、

あ~ムリだね~

で済まされることも多々あります。

じゃ、すぐに打ち合わせに行きます

て言っても、

明日は祝日じゃない、ウチ休みだから

┐(-。ー;)┌

年明け早々に納める予定の車両が3台ありまして、2台がデフです。

純正部品の手配、必須です。

ベアリングだったり、シムだったり、そしてサイドフランジだったり。

純正のサイドフランジが使えるように、何でデフ玉を設計しないんだろう?

わざわざ追加で買わなきゃならないから、ムダな出費だと思います。

デフなんて、どこのショップさんでもやっています。

ショップさんにはショップさんの考えがあります。

過去の経験と引き出しで、

こんな特性にしたい

って、テスト、検証すること3年かかりました。

ココを替えるとこういう動きになる

ああいう動きにするためには、あそこを変更する

理想の動きにしたいけど、音や振動はイヤだ

かなり弊社が目指すところのパフォーマンスになりました。

それで一般販売とさせて頂いております。

それでも、さらに上の動きになるように弊社の車両で検証は続けます。

ひと月に4台もデフをやると、さすがに脱着のスピードも早くなります。

デフを降ろす前に、マフラーと例の突っ張り棒とリアのスタビを外します。

何回かご紹介させて頂きましたが、例の突っ張り棒、かなり重いです。

verNISMOだと、もっと重いです。

これを7075Sと64チタンで作っています。

いつものハナシですが、

いつできんの?

ですね。

東京オートサロンを視察するために、王社長が日本に来ます。

その時に、試作を持ってきてくれる予定です。

とりあえず試作なので、6061と言う安い素材で作りました。

調整式のピロのロワーアームも間に合うとイイな。

デフを降ろして、バラして、ともかく洗浄洗浄です。

以前にもご紹介させて頂きましたが、デフカバーの中も徹底的に洗浄です

diffcover

純正の新品が、グレーのシール材を使っています。

弊社を訪れて下さる前に他社さんでデフを降ろしていると、シール材の
色が違うことがありまして、グレーと黒が混ざっていることが多いです。

日産純正のシール材を部品共販で買うと、色はオレンジ色です。

徹底的にキレイにしないと、3色混ざります。

弊社で手がけさせて頂きましたデフを、他社さんで開けることもあります。

その時に、浮き草ショップを信用して下さったお客様はどう感じるのか?

できることは全部やります。

こびりついた作業前のシール材も、最後はペーパーかけて取り除きます。

ボルトは、全て極圧安定剤を塗布しています。

thredcompaund

SuperGTのメカニックに教えてもらいました。

ずっとトラブルの発生率が下がるそうです。

サイドフランジが新品なので、これだけ色が違います。

marking

弊社は、市販のパーツをポン付けすることはまずありません。

って言うか、市販のパーツをポン付けでは弊社には誰も来てくれません。

市販されている製品でも、できるだけ手を掛けて、調律と言う名の
チューニングを施して、組み付けにもこだわらなければなりません。

そうしないと、誰も弊社に預けません。

1台1台、丁寧に丁寧に作業させて頂いております。

リスクマネージメントなんだろうな、ネタ

年末年始のお休みっていつですか? って聞かれるような季節になりましたね。

そんなモンあるか~~い ヾ(・・;)

昨日もN嶋様のZ34を、無事に納めさせて頂きました。

まだまだです。

今週と来週で、陸送屋さんで3台の受け渡しです。

年末には名古屋からN神様がお見えの予定でして、完成予定は1/1です。

H野様のドアミラー、明日やっと両方完成です。

え~と、後はN岸様とS藤様の分が年内ギリっぽい。

M田様、S藤様、K部様のサイドスカート計3セットも、年内ギリです。

お預かりのF井様の車両とN尾様の車両も完成させます。

ところがです。

GoodRidgeがやらかしました。

現物を持って行って、これ作ってね、って頼んでんのにこのザマです。

Gline1

Gline2

付かねぇじゃん

せっかくモノはサイコーなのに、ともかく良くやらかす。

現物が手元にあるのに、何で確認しないの???

GoodRidgeだって作り替えるの損するだろうに。

これでまた予定が・・・・。

このGoodRidgeって会社、液体のラインにはひとかたならぬ
こだわりを持っていることは確かなんです。

弊社のエンジンオイルクーラーに採用しているカーボンケブラーホース、
GoodRidgeしか作っていません。

4年くらい前にご紹介させて頂きましたが、FDのパワステの高圧側ホース、
引き直してスッキリさせています。

純正は、プラグコードの真上を通っています。

ちょくちょくプラグを交換する必要のあるFDでは、このパワステの
高圧側のホースがともかくジャマったらありゃしない。

で、引き直したんですが、#8と言う規格でパワステの高圧側に耐えられる
ホースが、GoodRidgeからしか出ていないんです。

モノはイイんですがねぇ~。

ハナシのついでに、クラッチのラインも前回に間違えられましたとです。

ホース自体はテフロンメッシュホースの#3と言う規格なんですが、
フィッティング自体に規格が2種類あるんですね。

ConvexとConcaveと言う2種類の形状があります。

早いハナシが、凸と凹です。

何で2つ作るの・・・・。

ホイールナットもそうですよね。

P1.5はトヨタやマツダ用、日産はP1.25ですね。

今更そんなことをグチってもしゃあないです。

2種類あるんだからしょうがない。

だから弊社は、確認確認して、シツコイほど徹底させるのが仕事です。

確認と徹底が甘かった。

そういうことです。

少しずつですが、失敗をしながら引き出しを作って上に上がっていきます。

世界最高峰品質を追求し続けること、ネタ

やっと、やっとです。

とりあえずちゃんと付くモノができあがってきましたとです。

gline

GoodRidge特注のブレーキラインとクラッチラインです。

ま~、どんだけかかったんだろう??

こんな書き方をするとGoodRidgeが悪いみたいですね。

GoodRidgeもミスったことはミスったんですけど、そもそもの原因は
やっぱり弊社にあった・・・・・んです。

何回かココで書かせて頂いておりますが、カンペキな図面を書いて
それでカンペキな指示をすれば、ミスはほとんど起きないんです。

でも、弊社がそれをやらないから、指示が不十分だったところに欠陥が出る。

わかっちゃいるんですけど・・・・。

こんなモンの図面をカンペキに書くのに割ける時間が無いんです (T_T)

こんなモン言うな ヾ(・ ・;

現在、リアウイングとフルフラットボトムの図面をCADで起こしています。

リア回りの空気の流れをCAMで検証しております。

コイツは間違えた、じゃ、シャレにならんとです。

莫大な型代がフッ飛ぶとです。

ここは一切の妥協をしてはいけないところです。

だから、テマヒマも膨大にかけなければならんとです。

言い訳にはなりますが、ブレーキラインやクラッチライン、現物合わせです。

こんなん作って (・・)?

ってノリです。

フツーはそんなの受けないですよね。

でも、GoodRidgeとはもう20年以上のお付き合いです。

かなりの仕事を依頼してきた実績を買ってくれています。

試作でも、こんなん作って、で1個からでも作ってくれます。

失敗しても大した額ではないので、いつも甘えちゃっています。

GoodRidge、作りは一番です。

gadapters

Earl’s、Aeroquipと並べてみると一目瞭然なんですが、
そんなことをしたら、また怒られます。

この手の製品、アジア製も含めると百花繚乱です。

YouTubeを見てみると、ブレーキラインが抜けて、ツッ込んでしまった。
そんな動画がちょくちょく見つけることができます。

アダプターやフィッティングの作りだけでなく、カシメの精度や品質、
シールの仕上がり、全てに於いて弊社の経験ではGoodRidgeです。

燦然と光り輝くMade in Englandです

tuvcertificate

TUVの証明書まで付けてくれます。

こんなことやるのGoodRidgeだけです。

イイ物はイイ、ダメなモノはダメ、と言う情報発信が難しくなっています。

だから、ただひたすらに世界最高峰品質を出し続けること、それだけです。

お決めになるのはお客様ですから。

弊社のお得意様のH野様から、ご連絡を頂戴致しました。

*************** 前略 ***************

そもそも、社外パーツでカッコいいミラーなんか見たことないですね(笑)
エアロアラナイズドミラーを除く
現在あるやつは…ちょっと…
大きい声では言えませんが(^o^;

友達にも見せたんですが、『なんの流用?』『外車?』って反応がw
『こんな社外パーツ見たことない!!』
両サイドの小さいミラーにココマデ…(完成度的に)だそうです。

普通の人がやらないことをして驚かせる…いいですね~
こっちまで嬉しくなりますね~( ☆∀☆)

確かに社外パーツいろいろあってもここまでのモノはないと思う…

社外パーツには見えず純正に見える!!→しかし、国内の純正では見ない
→じゃあ、外車の純正か!!

ってなったみたいです(爆)
今回は取り付け間に合わなかったのでブツだけたらい回しになりましたが(笑)

早速取り付けてみよ~
楽しみでならない!!!

*************** 後略 ***************

弊社の事情で、まだ片一方の右しかできていません。

ビンの中で船を造る作業、進行中です。

そして、無事、大阪のK森様のお手元にZ34が届いたご報告です。

*************** 前略 ***************

製品の完成度には、大変満足しました。
ぱっとみで、判ります。
作り込みが、素晴らしいです
安物は、サーフィン出来るくらい? ~うって増から

*************** 後略 ***************

そして最後に、F本様のメールをご紹介させて下さい。

*************** 前略 ***************

いくらドライカーボンボンネットって言っても58万は高杉だよね。
ボリ杉だよね。みん友に言われながら待つこと2ヶ月つらかったです。
やっと手元に届いてみん友がぞろぞろ見に来て品評会が始まりました。
一言目は、ないです。誰も何も言わなかった。と言うか言葉がなかった。
こう言うのを絶句と言うんですね。初めて経験しました。
1分くらいしてからみん友の一人がこれすげえなと一言。それだけです。
ダクトの作りがはんぱない。外側だけでなく内側にも空気の流れを考えた
作り込みがはんぱないです。ドライカーボンの目もとても美しいです。
みん友の二人が「持ち上げてみよう」って持ち上げてさらに絶句。
なんじゃこりゃ。紙みたいにぺらぺらなのにとても剛性がある。
みん友が黙っちゃいました。次は絶対にリアウイング注文です。
これが世界最高品質ということなんですね。

*************** 後略 ***************

皆様、大変ありがとうございます。

何回もここで書かせて頂いておりますが、弊社のような浮き草ショップを
信頼してくれて、弊社の製品を選んで下さったとてもありがたいお客様を
弊社はトコトン応援させて頂きたいと思います。

繰り返しになりますが、弊社だってやらかします。

お客様が苦言を呈することも、多々あります。

限られた時間と環境で、できるだけのことはやらせて頂いております。

数あるショップさんの中から弊社のような浮き草を選んで下さったお返しです。

リアウイング、80万の予定なのにバックオーダーこれで5人目です。

現物を見ないでご予約下さるワケです。

大阪のK森様も、弊社サイドスカートもフロントアンダーディフューザーも、
デザインすらわからない時点でのご成約です。

特にサイドスカートなんかデザインの好みが分かれることもあります。

なんか違うな~~

じゃ、お客様も不憫です。

お客様のご期待を下回るようでは失敗なんです。

失敗したら、成功するまでやります。

さ、日本に帰ります。

調律という名のチューニングネタ、その8

コレ、調達しに来たとです。

alignmenttester

レーザーアライメントテスターですね。

世の中にアライメントテスターなんて、いっぱいあります。

取ってくれるところもいっぱいあります。

このアライメントこそ、こだわりの集大成みたいなモンです。

300万も500万もするコンピューターアライメントテスター、
以前はとてもとても欲しかったです。

でも、イロイロと引き出しができてくると、ソコじゃないことに気がつきます。

すんげーお高いテスター、そりゃあ便利ですよ。

いろんな数値がカンタンに、しかも正確に計測できます。

高いだけのことはあります。

ところがですね。

調整するのは、人間、です。

そもそもZ34、V36のフロントは調整すらできません。

キャンバーが、車高とタイヤサイズで決まってきます。

それだけでもおもしろくないのに、さらにモンダイなのが車両個体差です。

右と左で数値が違うんです。

工業製品なので仕方ありません。

弊社が車高にこだわることは、何回も何回もご紹介させて頂きました。

コントロールしやすいクルマ、乗りやすいクルマを目指すていくと、
車高の重要性がとても大きく立ちはだかってきます。

車高が低きゃイイってモンでも無いと感じております。

全てはバランスです。

伸び側と縮み側のバランスが取れていないまま車高をイジくっても
良い結果からどんどん離れていきます。

アシはおもしろいです。

ショップさん、メーカーさんの数だけ考え方があります。

メイク&エラー、トライ&エラー、とても大事だと考えています。

弊社のアドバンテージは、工学的なアプローチです。

メーカーが巨額の投資をした設計思想を忠実に踏襲して行っています。

Z34、V36のサスペンション機構はとても優れています。

そのイイ所をより伸ばして、悪い所や妥協されている所を見極めて
より工学的にグレードアップしていく、そんなアプローチです。

弊社のピロアーム、おかげさまでとても多くのバックオーダーを抱えています。

以前にご紹介させて頂きましたverと、少し変わります。

純正状態をまず、キチンと正確に計測致します。

弊社の推奨する車高で正確に計測した数値が左右でどれだけ違うのか?

許容範囲内だったら、純正アームにそのままピロを打ち込むことができます。

それがver1ですね。

左右の個体差がちょっといかがなものか? ってパターンなら偏心させます。

それがver2です。

何ミリ偏心させるかは、そこは計測結果と工学的見地です。

そう言うときのためにsin,cos,tanが存在するんです。

タダですりゃ安くはない弊社のサスペンションキットをお買い上げのお客様、
だいたいサスペンションなんかは装着してアライメントを取って終わりです。

せっかく高価な弊社の製品をご装着下さったお客様に、性能を最大限に
発揮するためには、さらに1ランク上の調整が必要と考えております。

以前は、かの有名な光学式アライメントテスターを使っていました。

でも、アレって大事なことが一つできないんです。

どんな優れた製品も、調整一つで真価を発揮できないことにも繋がります。

だからわざわざ調達しに来ました。

ヨーロッパは1泊じゃムリだ、ネタ

今年最後の海外は、ヨーロッパです。

やることいっぱい、持ってくるモノいっぱいです。

いつもいつもお世話になっている日本航空さんのラウンジで朝から寿司です。

sushibar

これが、なかなかのネタです。

職人さんも、かなり修行を積んでいそげな貫禄です。

おなかすいた、と言ったら、たくさん握ってくれました。

ウマいモン、大好きです。

とてもとても食いしん坊です。

ところが、ウマいモンって体に悪いモノがほとんどです。

脂質、糖質、塩分、悪玉菌。

欲望に任せて食べ歩くと、アッちゅう間に体調はおかしくなります。

だから、日本では普段はホントに粗食です。

いつも野菜と青魚です。

塩分を控えるために、魚には醤油もかけません。

糖尿病になって入院したら、病院食の方が豪華なくらいです。

で、リバウンドで外地に行くとついつい食べてしまう。

アメリカには百回以上行っていますが、ウマいモンがほとんど無いです。

唯一、コレうめーと感じたのがメキシコ料理のEchilandaってヤツ。

今度、アメリカ行ったときにご紹介させて下さい。

世の中には知らないウマいモンがまだまだあるとは思います。

これピンチョスって書いてあります。

ピンチョスってナニ?

pinchos

東京ガスのCMで、ガスパッチョってサービスを紹介していますね。

ガスパッチョって、もともとはフランス料理なんです。

トマトクリームスープみたいなモンですが、ちゃんとしたところで食べると
実においしいスープなんです。

このビスクってスープも、とてもとてもウマいです。

bisque

おかげさまで、多くのお客様とご縁があります。

行く先々で、食べログを調べます。

ウマいモン探しです。

海外ではTripAdviserってのがあります。

ナニしに行ってんだ、って怒られそうです。

でも、コイツはうめぇや、ってのはめったにあたらないです。

むしろ、なんでコレこんなに評価が高いんだ? てのがほとんどです。

先日、弊社のお得意様からご不満をブチまけられました。

もともとは弊社の大事なサポーター様です。

弊社がやらかした部分もありますが、外注仕事がことごとくダメでした。

お客様のミスや勘違いもあったんですが、これだけ重なってしまうと、
お客様の心情からは、全て弊社が悪いと言うことになれます。

外注先が・・・って言い訳はお客様にとってはカンケー無いんですね。

お客様はサーキットコンセプトに依頼しているんですから。

弊社はネットと口コミだけで成り立っている浮き草企業です。

弊社を信じてくれたお客様に、信頼で返さなければ、です。

EGマウント、サスペンション、AP、Goodridge、Aliant
まだ他にいっぱいあったな。

弊社もヨーロッパでミスをしないように一つ一つ確認です。

やっぱり正直に、誠実に、ネタ

送料のハナシです。

弊社は国内では、福山通運さんを利用させて頂いております。

今までいろんな運送会社を利用してきましたが、福山通運さんが1番です。

エっ、あっちの方がイイんじゃないのってお感じの人もいると思います。

弊社のフロントバンパーにしても、リアのディフューザーにしても、
エロいフェンダーにしても梱包状態では、かなりデカくなります。

3辺の和が340cmですから。

九州や北海道にこのサイズを発送するとエラいことになります。

試しにネットあたりで検索してみて下さい。

某大手のサイトで、340cmサイズを東京から九州までと入力してみる。

すると、54,800円と表示されます。

送料が54,800円。

無いわ~~

で、福山通運さんと交渉して、弊社の発送実績を考慮して下さいまして、
とんでも無い送料は、無事に回避できています。

福山通運さんだって、飛び込みで行けばそれなりに請求されます。

コレ、ETCです。

etcpakage

大きさの比較のために、iPhone5 を置いてみました。

弊社のトラックに付けてあるETC、壊れましたとです。

ETCゲートのバーに、思いっきりぶつかりましたとです。

バコン

って、ものスゲー音がしたとです。

きっと思いっきりヘコんだんだろうな、って見てみたらそうでも無い。

音だけスゴかったです。

ETCの車載器、もう5年以上も使っているので買い換えました。

ETC2.0も視野に入れましたが、カーナビも買い換えないと意味が無い。

ま、いっか、ってネットで探してみるとETC、エラい安いんですね。

セットアップ込みで5,000円しないんです。

で、早速買ったんですが、ここからがビックリ。

このiPad程度の大きさを、東京都の業者が弊社の八王子に発送するのに、
こんなにちっこくて軽いモノの送料が1600円。

どんだけボッてんねん

一般の人がゆうパックで送っても500円です。

つまり、この業者は送料で1000円以上もボッってんです。

アメリカでは、こういう事が横行しています。

AMAZONが驚異的な急成長を遂げているのも、うなずけます。

送料も含めて、全て明瞭会計です。

送料をボッってるような業者は、すぐに淘汰されます。

恐らくETCなんか、そうそう買うモンじゃないので、一見の客から
ボッたって構やしない、そんなビジネススタイルなんでしょうね。

いずれAMAZONにやられちゃいますよ。

弊社は、フロントバンパーや、フェンダーや、リアのディフューザーや、
ボンネットと言ったかさばる製品を発送するときに、特に遠方のお客様には
弊社で送料を半額負担しております。

ご縁があって弊社の製品をお買い上げ下さったお客様が、送料ごときで
釈然としない気分になってもおもしろくありませんから。

ご縁があって、福山通運さんが某大手よりもずっと安く扱ってくれます。

送料ごときで、とお感じになられるかもしれませんが、弊社とご縁があった
一人一人のお客様に、より1ランク上の満足度を目指したいです。

お客様の車両を納めて思ったこと、ネタ

弊社のお得意様、K山様の車両を納めさせて頂きました。

kym34

例によって、お待たせしてしまいました。

いつもいつも大変ありがとうございます。

それでも、まだ道半ばです。

弊社のドアミラー、年明けになってしまいますのでまたお預かり予定です。

何回かご紹介させて頂いておりますが、弊社のドアミラー、タイヘンなんです。

そのハナシ、何回も聞いたよ

って、お怒りのお客様もいらっしゃるとは思います。

純正のデッカいドアミラー、どうせ中はスッカスカやろ、と思ったことが
全ての間違いの始まりでした。

弊社のエロいフェンダーも同じですが、とても好評の弊社のドアミラー、
パクったような製品がどっかからリリースされれば、それでいいや、
ってハナシはちょくちょく耳に入って来ます。

やりかけたショップさん、きっとあると思います。

ダクトも含めて完全ワンピース、軽量化と剛性を高度に実現させて、
チリもピッタリ合うように作ると、パクってもワリが合いません。

ドアミラーなんかもっと顕著です。

純正の使い勝手をどうしても踏襲したかったから、純正の電動機構を、
全て使えるようにすることも、重要課題でした。

Z34用のドアミラーなんて、ソコソコ販売されています。

弊社が同じようなモンを出しても、誰も買ってはくれないでしょう。

開発理念はいつも同じです。

自分が客だったら、こんな製品が欲しい、です。

カッコ悪いの、絶対にダメです。

まず、純正の電動機構のことなんかちっとも考慮しないで、デザインと
空力性能から始めちゃいましたから、後になってエラいことになりました。

やっぱりカッコ良くなきゃダメです。

458スペチアーレのドアミラーを3年くらい前にアップしました。

アレが理想だったんですが、ちょいとヤリ過ぎです。

Z34に付けても、ドアミラーが思いっきり浮きます。

次にMP4-12を参考にしました。

空力は優れているんですが、ちょっと全体的にボテっとしています。

ミラー本体のデザインだけで、かなり腐心しました。

やっとのことでデザインが決まっても、そんな都合のイイような
ミラーガラス本体ってどうすんのよ、でした。

古くからこの開発日記をご覧下さっているお客様には記憶にあると思います。

羽田空港の国際線ターミナルの駐車場で、連行されました。

ともかく、ありとあらゆる候補の現物を直に確認しないと気が済みません。

出来上がってから、

こんなハズじゃ無かった

だけは避けなければなりませんでした。

内蔵させるウインカーも、LEXUSを採用したかったんです。

デザインもスッキリしていますし、耐久性も高いと思われます。

別に1年保証を謳っているわけではありませんが、1年やそこいらで
タマ切れを起こしたら、弊社は無償交換に応じます。

サーキットコンセプトの製品にして良かったと感じて下さるようにです。

だから内蔵ウインカーはLEXUSを採用しました。

ミラーガラスとウインカーとデザインが決まりました。

で、弊社職人に現物を持って行きました。

こんなんできるか~!

でした。

日産純正の予想以上にデカかった電動機構、入りきらなかったとです。

そこからがさらに1ランク、タイヘンでした。

デカ過ぎる純正の電動機構、バラして骨組みから作り直しました。

ムダな部分を極限まで削り落として、骨組みを根本から効率化させて、
やっと、やっと、入らないはずのハウジングにギリギリ組み上げました。

作るのタイヘンです。

ビンの中にピンセットで帆船を造るヤツ、あんなカンジです。

こんなワリの合わないこと、弊社しかやらないと思います。

弊社の製品を楽しみにして下さっている全てのお客様のために。

クラッチパンク回避キットネタ、その3

以前にもご紹介させて頂きましたフルードブリーダーポンプ。

アメリカから買ってきたそのまんまで使えるほど甘くありません。

右が付属品で、左が日産純正です。

fluidBreeder

当然、規格が違うワケです。

アルミの塊から削りで作ろうと思っていたんですが、ダメっぽいです。

フツーはネジが切ってあって、ギュッと締め込むんですが、コイツは
ただゴムのパッキンで留まっているだけです。

圧を掛け過ぎると抜けます。

ってことは、なおさらこのクラッチフルードブリーダーキット、優位です。

メーターを見ながら微調整が効きます。

コンプレッサーだと、ゴムのパッキンのところでフッ飛ぶことがあります。

何せ、ゴムのパッキンの摩擦力だけで留まっていますからね。

クルマの距離が行っているとなおさらです。

で、日産純正のプラスチックのキャップとゴムパッキンは使用するとして、
ホース系に合わせたニップルを新設しなくてはなりません。

fluidcap

通称、タケノコ って言います。

モノタロウさんで、1個108円で売っているんですが、送料500円。

なんだかな~~~~。

とりあえず、ジョイフル本田で探してみよう。