久しぶりにエキマニについて語ってみるネタ復刻版、その1

弊社の過去ネタが見られなくなってしまいましたので、最近になって
弊社をお知り下さったお客様には、弊社がナニをリリースしているのか
おわかりになっていらっしゃらないと思います。

もーしわけありません。

弊社HP、諸般の事情で復活に時間がかかっております。

そんなんばっか。

それでも、弊社のお得意様が、みんカラやFacebook等で
イロイロとご報告下さっています。

そんな中で、お問い合わせやご注文が急上昇中のエキマニについてです。

弊社の創世記からのお客様は、どれだけエキマニに苦労をしてきたか
ご存じだと思いますが、それももう見られなくなってしまっています。

苦労ハナシを今さらご紹介してもしょうがないので、少しずつですが、
弊社のエキマニの世界最高峰品質ハナシを語っていきたいと思います。

2013年5月26日のネタです。

通称、女王蜂エキマニのご紹介ネタでした。

EXmanifolds

弊社エキマニの大きなアドバンテージその1

曲げ材を使っていないことです。

ほとんどのエキマニは、パイプベンダーで曲げた曲げ材を使います。

そうなると、ここがヘコみます。

EXmanifoldpipe

つまり、内径が細くなっちゃうんです。

φ42、φ45、φ48、エキマニの呼称って外径のことを指します。

いくら太いエキマニを使ったからと言って、曲げの部分でヘコんでいれば
そこが細くなって、律速段階になってしまうんです。

弊社のスタンダードエキマニ、曲げ材を使っていないので、入り口から
出口まで、全て外径がφ45です。

弊社エキマニの大きなアドバンテージその2

内径です。

ショップさんやメーカーさんにもイロイロと考えがあるとは思います。

コストだって、大事な要素です。

でも、弊社はコストよりは性能です。

世界最高峰のエキマニであるためには、どうすればイイのか?

その一つの回答として、t1.2 の304ステンレス材です。

超が付くほど素材フェチの弊社です。

1.2mm厚の材料を使うメリットは、とてもとても大きいんです。

まず、軽い。

通常は2mm厚の材料が使われることが多いです。

かなり重くなります。

軽さだけでなく、性能にも大きく影響してきます。

まず、2mm厚の材料を使ったとします。

外径が45mmならば、内径は41mmになってしまいます。

曲げ材でヘコんでしまう部分は、弊社でイロイロと計測させて頂いた所、
φ38程度となってしまっています。

弊社のスタンダードエキマニは外径がφ45で、内径は42.6mmです。

曲げ材を使っていないので、集合部までは全て内径は42.6mmです。

弊社エキマニの大きなアドバンテージその3

器管長を一番長く取ってあります。

集合部までの長さを、できるだけ長く取ることによって、排気効率を
少しでも良くしたい、排気干渉を少しでも低減させたい、そのために、
限られたスペースの中で、ギリギリの集合位置を確保しています。

Z34,V36ピロアームネタ、その36

皆様にご贔屓にして下さっています。

フツーは、1日にメールが3~5通くらいです。

お問い合わせだったり、ご注文だったり、タマに苦情だったり。

あと、催促もあります。

オレのクルマ、どうなってんねん

(#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

お問い合わせの内容も、はやりすたりがあります。

先日は、2日間で弊社のエキマニが5セット販売しました。

ここの所は、420RSR、ドライカーボンルーフのお問い合わせが多いです。

ご注文は、ショートシフターとEGマウントとエロいフェンダーが多いです。

ところがです。

昨日は、ビックリのメールが30通以上。

昨年末に、鯖が落ちて以来です。

内容は、ほとんどがピロアームでした。

ピロアーム、ヤメちゃったん?

結局、純正の方がイイってこと?

このようなお問い合わせが、30通以上も来てしまうと言うことは、
弊社のご説明が、やっぱりわかりづらい、ってことなんでしょうね。

10年20万キロ乗るゾ、ネタでは、お客様の車両をお預かりして、
そろそろ5年10万キロを超えたお客様もいらっしゃいまして、
やはり、ダルな印象は否めないというご案内でした。

ロードスターやFDでは、エンジンマウント、100%チギれていました。

デフマウントもスッカスカになっちゃって、発進でダダダッってなります。

そんな状態で、いくらサスペンションやブレーキに多額の投資をしても
本来あるはずの素晴らしい効果は、とても減ってしまいます。

だから、10年20万キロをキモチ良く乗るためには、明らかに劣化している
ゴム系を、純正でイイですからリフレッシュしましょう、と言うおハナシです。

純正が一番イイとは、ビタ一文、書いておりません。

以前も何回か書かせて頂きましたが、スポーツカーが好きで、タマにドライブ、
フツーは通勤快速、それならば純正で十分なんです、と言う提唱です。

その段階でトラブれば、そもそもが欠陥車です。

エンジンオイルクーラーだって必要ありません。

お客様の車両を搬送する時に、テストドライブがてら、ちょっと飛ばします。

それでも、ストリートなら115度程度です。

ちょっとビミョ~です。

EGオイルクーラー、あった方がイイですけど無くてもだいじょぶです。

そのような用途のお客様に、ピロアームを勧めても・・・・。

とても良くあるお問い合わせがあります。

Z34の新車を買ったんですけど、ナニからやればイイですか?

弊社は次のように答えさせて頂いております。

とりあえず、2、3ヶ月はノーマルで乗ってみて下さい

そうすれば、イロイロと見えてきます。

日産自動車が、どういう理念でZ34やV36を設計、販売しているのか?

特に、スポーツドライビングをしてみると、イロイロ見えてきます。

EGオイルも130度超えのフェイルセーフ。

デフオイルやパワステフルードも吹いてくる。

街中ではそんなに気にならなかったのに、峠ではアンダーが強い。

スポーツドライビングから、サーキットに片足を突っ込んでみますと、
もっと見えてくることがあります。

クーリング系は無いとハナシにならないです。

トラックよりもデカいステアリングに、全くホールドしない純正シート。

材質が悪いので、すぐにジャダるブレーキ。

ともかく、切り返しで位相が遅れてやってくるエンジンマウント。

入らないし、ストロークの長い純正シフト。

ホントにイロイロあります。

もっとパワーが欲しくもなってきます。

それからでイイと思います。

バックオーダーが多いので、最近、あんまり書いておりませんが、
弊社のサスペンションキット、とても好評です。

もう、10回以上は仕様変更をしております。

ともかく、乗りやすくて、行きたいところに行ける。

そんなアシです。

昨日のハナシの続きなので、そのままネタを使っちゃいましょう。

ステアリングをパキっと切って、アームに大きな入力がありますと、
純正の柔らかいゴムは、つぶれます。

こう言うカンジで、横やナナメに変位をしてしまいます。

armdistoted

弊社でアライメントを取っている時に、アジャストボルトを
ほんのちょっとイジっただけで、数値が変わってしまうのを
どこまでこだわって追求するかが、いつもの課題です。

ほんのちょっとイジっただけでトー変化やキャンバー変化を起こすのに、
ゴムがこれだけよじれると、きっとトーもキャンバーもガタガタです。

そこで、ピロの登場です。

ピロ、よじれません。

純正ゴムブッシュにはないダイレクト感は、ずっと上です。

じゃあ、ピロアームやん!!

ところが、そんなカンタンでは無いんです。

そんなにカンタンだったら、とっくに出しています。

これ、ピロアームのインナーレースです。

innerlace

ピロと純正アームを介在する部品です。

圧入の交差、とてもビミョ~なんです。

以前もちょっと書かせて頂きましたが、80スープラの市販のフルピロで
エラい目に遭ったことがあります。

よくあんなモン売ってんな、って商品でした。

おかげで、いまではすっかり引き出しができています。

ピロにしても、純正アームにしても、所詮は工業製品です。

製品個体差があります。

大量生産をすると、その個体差はムシされます。

一個一個、メンドーがらずに1/100ミリ以下の精度で、インナーレースも
アウターレースも作っています。

そういうことやってっから、いつまで経ってもおカネが無いんです。

イイことばかりではありません。

お客様にとっては、ダイレクト過ぎと感じてしまうこともあります。

悪い書き方をすると、ピーキーになります。

ほんのちょっとのステアリング操作が、全て反応してしまいます。

遊びが無くなるワケですから。

ですから、弊社は敢えてセミピロを推進しています。

純正の万人向けの気軽さとダイレクト感の融合です。

ある意味、フルピロより難しいです。

あとは耐久性の検証だけです。

そう言えばM岡さん、今週あたり鈴鹿でシェイクダウンだったような・・・。

10年20万キロ乗るゾ、ネタ、その8

一昨日のネタで

忙しいのはわかるケド、説明が雑

良くわかんない

も、もーしわけありませんでした。

おかげさまで、とてもたくさんのお客様とご縁があります。

車両をお預かりして、あ、コレ、○○○がおかしい

って気が付いてしまいます。

わかりやすく、もう一回ご説明させて下さい。

基本はこのように水平に付いているとします。

armangle

ロールセンターがどうのこうの、って記事はいっぱい目にします。

弊社が言うのも何ですが、そう言うノーガキの前にやるべきこと、あります。

赤い部分は、ゴッツいボルトで車体に固定されています。

青い部分がアームです。

で、黒い部分がゴムです。

赤い部分が固定されていて、青い部分が動くので、黒い部分のゴムが
よじれることになります。

ところが、です。

アームを交換する時に、ショップさんやディーラーさんで2柱リフトで
車両を上げることがほとんどです。

テーブルリフトなんて設備があるショップさん、あんまり見たこと無いです。

設備があっても、使わなければ全く意味がありません。

で、2柱リフトで車両を上げるとアームはこうなります。

armangle1

この段階のこの状況でアームを取り付けちゃったとします。

で、お客様に車両をお渡しする1Gの状態では、やっぱりこうです。

armangle

この段階で、アームが復元力を持ってしまっています。

つまり、この状態に戻ろうとする力が常に働いていることになります。

armangle1

純正状態では、水平の状態では復元力は働いていません。

それが、ショップさんやディーラーさんでリフレッシュしたハズの後に、
あってはいけない力が付与されて車両が返ってくることになります。

その、あってはならない力がフルバンプ時に100Kg近くなります。

それが、繰安性に悪さをするんです。

で、結果、車両はフラフラしてしまいます。

もう一つ、とても良くない事象があります。

もう一回行きます。

ドコへだ??

純正は水平が基本です。

フルバンプ時にこうなります。

armangle2

30度の変位だとします。

リバンプ時はこうなるとします。

armangle1

やっぱり30度です。

フルバンプ、フルリバンプで30度ずつです。

当然、メーカーはそれを考慮して設計、生産をしています。

ところがです。

この状態でアームを取り付けてしまったとします。

armangle1

お客様に車両が返ってきたこの段階で、既に30度の変位をしています。

armangle

フルバンプ時にこうなってしまうと、60度の変位をしてしまうことになります。

メーカーの設計は、±30度です。

それを60度で常時使ってしまうことになります。

当然、耐久性に大きく影響を及ぼすことになります。

10年20万キロ乗り続けるつもりでリフレッシュしたのに、
リフレッシュどころか、車体は安定しないし、交換した部品も
ずっと早い段階で寿命を迎えてしまうことになるんです。

チューニングと言うのは、調律という意味だと書かせて頂いたことがあります。

純正だからダメだ

って決めつける前に、純正の良さを最大限に引き出すこと、必要だと思います。

10年20万キロ乗るゾ、ネタその7

お客様の車両を、毎日コツコツ進めております。

もう10万キロ近く、いや、それ以上の走行のお客様が増えています。

弊社での作業ついでに、ゴム系のリフレッシュメニューが好評です。

genuinearms

お客様の車両をお預かりした時に、ミョーにフラフラしていたのが
ゴム系をリフレッシュすると、シャキっとします。

それなりにおカネはかかってしまいます。

それでも、日産純正部品は安い方なので助かります。

何回かご紹介させて頂きましたが、フロントはアッパーとロワーで2本。

リアは4本のアームがあります。

左右で合計12本。

これはやるならば同時に全部交換です。

中途ハンパにやっても、おカネがかかった割には良くなりません。

あと、エンジンマウント、デフマウントは弊社製をオススメします。

なぜアーム類は純正が良くて、マウント類は強化をオススメするのか?

ちゃんと理由があるんですね。

その理由は、また、ちゃんとご報告させて下さい。

今日は、弊社のお取り付けへのこだわりです。

1/19のネタ

でもご紹介させて頂きました。

1G状態でちゃんとお取り付けをして、ちゃんと規定トルクで締める重要性。

よくありがちな2柱リフトで車体を上げて、タイヤを外して、アームを外して、
その逆で、パカパカ取り付ける。

それをやっちゃうと、1G状態で既にアームが復元力を持っちゃっています。

見えないけれど、余計な力です。

つまり、メーカーが想定したのとは車両が違う動きになってしまうんですね。

一つ一つの純正部品ですら、理論に基づいた正しい取り付けを
メンド臭がらずにちゃんとやるのか?

そんなことやったってかわんねぇよ

となるのか?

しかも、強化品やアフターマーケット品が正しいとは限らないんです。

何回もここで書かせて頂いておりますが、メーカーが莫大な開発費を投じて
コストをわざわざかけて、デッかいブッシュを採用するには理由があります。

ちっちゃいゴムの方がコストはかかりません。

ただ、乗り心地だけなのか?

応力分散言う、ちゃんとしたリクツ、弊社では無視しません。

機械部品には、必ず適正値が存在致します。

動かすべき所は動かす、逃がすべき所は逃がす。

ムダに動いているところは固める。

10年、20万キロを楽しくお乗りになるのか?

ちょっと苦痛になって来たな~~~、になるのか?

こういう一つ一つのヂミ~~な部品が、陰ながら主張します。

弊社は、そう考えています。

開発とテストと作業と・・・・、ネタ

相変わらず、とても忙しくさせて頂いております。

これもやらないと、あれも完成させないと、です。

おかげさまで、お客様からお問い合わせや予約のメールを頂戴します。

預かっているお客様の車両や、とても長くお待ちになっていらっしゃる
お客様のことを考えると、イベントのことも良く考えなければなりません。

そんなことを雨上がりの富士で考えていました。

コカコーラはちょいウェットでしたが、矢印の駐車場をご覧頂きますと、
まだまだかなりのウェットでした。

cocacola

プリウスやパナソニックでは、しぶきが上がるほどでとても大変でした。

今シーズンこそは、もっともっとお客様と富士に来るゾ。

で、鈴鹿に行くゾ。

そのためにも、もっともっと作業効率や体制を見直さなくては。

ネタがツマんなくて、すいません。

久々のFD、 AP Racing ブレーキキット、ネタ

おかげさまで、ブレーキキットやドライカーボンボンネットや
ドライカーボンドアミラーの発注が増えてきました。

とは言え、バックオーダー状態でお客様にはご迷惑をおかけしています。

できることを一つ一つこなしていくことしか方法がありません。

いくら弊社が軽量フェチで、APにディスクローターを特注しているとは言え、
これだけいっぺんに持ってきますと、結構な重量になってしまいます。

AP

ディスクローターは特注なので、品番を消させて頂いております。

これでも、2名様分です。

神戸のW田様と、栃木のI屋様分です。

あと、バックオーダーは3台分です。

山梨のM井様

埼玉のY原様

大阪のK下様

お待たせしています m(. .)m

お預かり中の大阪のN村様、もうブレーキキットの装着は完了しております。

現在弊社に入庫中のT様、既に某有名メーカーのブレーキキットが入っています。

鈴鹿アタッカーのT様が、前後とも弊社のブレーキキットに交換下さいました。

自分で言うのも何ですが、

カッコイイなあ~~~。

taiap

ちなみに、FDの純正フロントディスクローターは8.6Kg

弊社の φ332Xt32 は、ベルハウジング、ディスクフローティングの
ボビンやボルトをコミコミで6.8Kgです。

T様の車両に着いていました有名ディスクローター、こんな状態です。

haircrack

ヘアクラックと言います。

この亀裂、意外と内部にまで浸透しているので研磨しても消えません。

つまり、要交換です。

去年の11月にアップしたネタですが、弊社取り扱いのAP特注ディスク、
こんなんならないから、研磨すれば、ほぼ新品状態です。

だから結局は

安く上がるんです

弊社製品は、世界最高峰品質を使っているので初期投資はそれなりにかかります。

それでも、耐久性も世界最高峰ですので、トータルでは安くあがります。

T様のキャリパー、画像をアップすると間違いなく怒られます。

開いちゃっています。

弊社が言うところの、ホンモノでは無いみたいです。

T様は、そんなことは知る由もありませんでした。

それでも、鈴鹿アタックで違和感を感じて対策の必要性をお感じになられました。

元が某有名メーカー製なので、キッチリ対策すると安くはありません。

このまま、また同じメーカーを投入してもイイんだろうか?

と言う葛藤はあったと思います。

そこで弊社にたどり着くこととなりまして、現在に至ります。

実はT様とは直接お会いしたことがありません。

メールと、お電話のみです。

とても不安だったと推察されますね。

だいじょぶか? そんな浮き草ショップ??

その不安を払拭するために、T井様のご期待以上の仕事をしなくてはなりません。

最後に、師匠のところで前後バランスチェックです。

もう少し、お待ち下さい。

また、2日空けてしまいました、ネタ

もうとっくに帰っているんですけど・・・。

渡航中にO沼様からチタン製品について、お問い合わせを頂戴致しました。

弊社の悪いところとは認識しておりますが、製品案内のページが
ま~~~だダウンしています。

もちろん、少しずつは復旧させて頂いております。

書けないことも増えてきましたので、来週末のイベントで
是非、イロイロと聞いて下さい。

ところで、64チタン、ベラボーな値段です。

何回かご紹介させて頂きましたが、チタンはピンキリなんて言葉では
語り尽くせないほど、性能に幅があるんです。

安っすいチタンでも、チタンはチタンです。

トタンじゃねぇの? ってほどのチタンです。

良くわからない・・・。

チタンのマフラーや、チタンのタワーバー、

安いチタンの物理的性質は、アルミ合金よりも下なんです。

意味ネぇ~~

チタンは、モノにもよりますが、ざっくりとアルミ合金と比重が同等か、
やや重いんです。

とても軽いイメージがありますが、それは薄く作っているからなんです。

64チタンと言った高級チタン合金は、強度がとても強いので
薄く作っても、ずっと頑丈なんです。

だから、完成した製品は軽く仕上がって、強度も確保できるんです。

ところが、安っすいチタン材だと、薄く作るとすぐに割れてしまいます。

そりゃそうです。

7075や2017どころか、5052レベルのチタン材ってあるんです。

そりゃ割れるわ。

お客様にとっては、わかる手段がありません。

スゲ~~良く聞くハナシがあります。

64チタン相当です

7075S相当です

何だそりゃ?

64チタンって書いてあったから買ったのに、すぐに割れた。

売ったところに聞いてみると、

64チタン相当って聞いています、って言われたそうです。。

お客様には、わかりっこありません。

こうなると、普段からどんなモノ作りをしているのかにかかってきます。

根が凝り性なモンですから、弊社はトコトンやらないと気が済まないです。

弊社のボンネットや、タワーバーや、ドアミラー、何でそんなに高いの?
って、言われたことは一度もありません。

現物をご覧下さいまして、

こりゃスゲ~ w|;゚ロ゚|w

ブレーキキットも、ご装着下さったお客様は皆様にとても喜んで下さいます。

こう言う事なんですね、ってご装着した後におわかりになるんです。

安い100万円です。

ご装着後に、

アレっ、何だコリャ!?   ( ̄Д ̄|||)

ってなってしまってから弊社を訪れて下さるパターン、少なく無いんです。

先日ご紹介させて頂きましたK山様のRECARO。

去年ご紹介させて頂きましたM本様のAP。

現在、ご商談中のH津様のBREMBO。

まだ、書くこともできないようなネタ、いっぱいあります。

少なくとも、お客様は大きな期待を持ってお買い上げだったはずです。

ニセモノでは無いけれど、ホンモノでも無い。

まさか、お客様が

コレ、ホンモノですか?

って聞くワケにも行かないでしょうし、当然、ホンモノだと思っていました。

それが、崖から突き落とされるようなガッカリ感になってしまいました。

チタン材だって、アルミよりも柔らかくてもチタンはチタン。

ニセモノではありません。

一体、何なんだ!!

やっぱり、いくら高くてもサーキットコンセプトに行けばホンモノが手に入る。

その信用を一歩一歩築いて行くしかありません。

レンタカーで学ぶお手本ネタ

今日のレンタカーは X6 40dです。

x6

さすがに無駄にデカい。

一人で乗るには、ムリがあるほどのデカさ。

特筆すべきは、直6,4Lのターボディーゼルの力強さです。

さすがエンジンのBMWです。

上位モデルに50dってのがあるんですが、4Lでも余りあるパワーです。

でも、走り出してすぐにいろんなことに気がついてしまいます。

去年にご報告させて頂きましたCayennGTSのデキが良すぎるせいか
低速トルク感以外は、全てPorscheの勝ち。

そもそもPorscheと比較してはいけないのかもしれません。

多分、車重も大きさも似たようなモンだと思います。

価格も似たようなモンだと思います。

同じ動作をさせると、全てに於いてワンテンポ違うんです。

CayennGTSは、弊社がお手本とさせて頂いている

どこにでも行ける

と言うとても気持ちイイ特性です。

Mercedez

BMW

Porsche

どれも、ボディ剛性はとても高い車両です。

むしろPorscheは軽量に作られることが多く、ボディ剛性が
特別高いと言うワケではありません。

それなのに、差が付いてしまう原因はゴム系のチューニングでは無いか?

そんなことを常に考えてしまいます。

弊社がZ34を購入して、かなり初期の段階からエンジンマウントや
ミッションマウント、デフマウントを開発したと言う経緯があります。

ともかく日産純正は、スポーツカーにあるまじき柔らかさ。

S字やクランク状のワインディングで、ステアリングを右に左に切ると、
ゴムが柔らかすぎて、エンジンやミッションやデフと言った重量物が
車体から遅れた位相で動いちゃうんです。

もちろん、純正はダンパーも柔らかければスプリングも柔らかい。

Z34やV36をお客様はご購入なさって、サスペンションに手を入れる
お客様は多いですが、ゴム系がそのままだとどうしても真価を発揮しにくい。

そんな心配がCayennGTSで、現実の物として感じられてしまいます。

X6のようなフラッグシップをもってしても達成し切れないと感じます。

そんなことをBMWの客は求めていないよ、って言われればそこまでです。

Mercedezのお客様は、ホントに求めていないでしょうけど。

固めることはカンタンです。

ゴムを固めることによって得るモノと失うモノの見極めは大事です。

だから弊社のエンジンマウントはストリート用と競技用があるんです。

弊社のサスペンションキット

ver1では、強化ゴムを使っています。

ver2で、アッパーマウントがピロになります。

ver3で、ロワーマウントもピロにするかどうか?

その前にやるべきことが山積なんです。

サスペンションにだって律速段階は存在します。

何でもかんでも片っ端から固めていくと、失うモノが大きいだけです。

律速段階をキチンと見極めて、固めるべき所はしっかり固める。

力を逃がすべき所は、敢えて固めない。

そのお手本をCayennGTSとX6でお勉強させて頂きました。

メーカーの開発力は偉大です。

純正の優れた所はそのままで、ダメな所をチューニング。

そんな開発理念です。

ちなみに、BMWはブレーキがだいたいダメです。

PorscheどころかMercedezにも負けています。

改めて方向性を考えてみた、ネタ

ここんトコ、外食が多いので、少しずつ少しずつ太ってきました。

マズい。

こりゃ、いくら軽量化をしても相殺だ。

12時間以上のフライトでたっぷり寝ちゃいました。

昔から寝貯め、喰い貯めは効かないって言いますね。

まさにその通りで、いくら寝ても時差ボケでまだ眠いです。

メールのご返信、今からやります。

映画を2本見ました。

1本目は「バードマン」

皆様は、映画を見に行きますか?

「バードマン」は、今年の第87回アカデミー賞、作品賞受賞作です。

オスカー受賞作です。

決めるのはアメリカの資格ある評論家なんだと思います。

2時間近い上映時間、むしろ見続けるのが苦痛なほどの作品でした。

この映画のナニが評価されているんだろう? と感じました。

プロの評論家が絶賛しているんだから、わからない自分が悪いんでしょうね。

去年も、「ウルフオブウォールストリート」が一番おもしろかったのに、
オスカーを取るまでには評価されなかったみたいです。

弊社で製品を開発するときに、

自分が客だったら、こんな製品が欲しい

を、いつも念頭に置いて具現化して言っております。

あんまり他人様の評価を気にして開発することはありません。

過去にイロイロやってきた経験から、乗りやすくて速くて楽しいクルマです。

FDやロードスターの経験から、軽量化の偉大さを骨身に浸みています。

ただ、Z34はパカパカ取って行っちゃうと、バランスが悪くなって
ミョーな動きになって行くので、フロントの軽量パーツが優先です。

1ランクも2ランクも上の気持ちイイハンドリングを達成するために、
今でも進化し続ける弊社のサスペンションキット。

弊社のサスペンションキットをご装着下さったお客様は、不思議がります。

あんまり今までに無い感覚です

初めてサスペンションキットを購入するのに、弊社の製品をお選びになる
お客様は、あんまりいらっしゃらないです。

Z34やV36でストリート用と称しているアシは、弊社の視点だと、
柔らか過ぎだと思います。

これだったら、純正でエエやん

問題はサーキット用です。

アシのハナシの度に毎回書かせて頂いていますが、実績のあるショップさん
いっぱいあります。

そう言う著名なショップさんのお客様が弊社を訪れることは無いんです。

弊社は何も特別なことをやっているワケではありません。

自動車工学の見地から、純正のダメダメなところを改良して、純正の
良い所はそのまま採用するか、グレードアップするだけのハナシです。

3年くらい前に、サスペンションアームのレバー比とスプリングレート、
ストローク量の相関関係と数式を、ご説明差し上げたことがあります。

また、復刻版としてアップ致します。

F本様からメールを頂戴したことがあります。

「地元のショップで、サーキットコンセプトの開発日記で公開していた
図をプリントして、エラそうに説明してきました」

ま、弊社が考えた理論では無いですからね。

レース屋さんやラリー屋さんなら、誰でも知っているネタですから。

言い尽くされた言葉です。

基本に忠実に

それだけのハナシです。

弊社のエアロパーツも、価格の割にはヂミです。

カッコイイのはもちろん追求していますが、それよりもさりげない上品さ。

これも言い尽くされた言葉です。

オトナのスポーツカー

それほど手が入っていないのを称して、オトナのスポーツカー??

ゴリゴリの国産チューニングカーは、認知されることが難しいです。

420RSRキットと、弊社エアロパーツ、弊社ブレーキシステム、
弊社サスペンションシステム、そして大事なインテリア。

ホンモノのみを追求していくので、それなりに費用もかかります。

でも、今までにどこのショップさんもやったことがないような領域に
ツッ込んで行かないと、弊社の存在意義がありませんから。

何をどのように評価するのかは、お客様です。

弊社の開発理念にご賛同下さったお客様です。

ナントカショーで賞を取ることではないと思っています。

ま、取ろうと思っても取れないですけど。