1泊3日アメリカ出張ネタ

最強寒波が来てるらしいです。

10年に1度の寒波

なんか去年も同じこと言ってたような。

良い混合気をモニタリングするためにあるのがA/F計です。

メーターと言えば油温、水温、油圧ってのが昔からの定番ですね。

何のためにメーターがあるか? って言えばそりゃEGを壊さないためです。

同じ理由でA/F計を弊社は推奨します。

この1年間で部品の価格がうなぎ上りです。

EG壊すと弊社では200万は最低かかります。

もっと安く上げることはできますが安く上げるということはやはりそれなりの
仕上がりということは覚悟が必要です。

だから壊さないような対策が最も効果的です。

Z34V36ももはや10年、10万キロオーバーは珍しくありません。

キッチリ手を入れてあげればまだまだ一線級のZ34V36も調子が悪い中
だましだまし乗り続けるとさらに寿命を縮めてしまいます。

で、A/F計は最適な燃料が噴射されているのかをモニタリングする計器です。

以前はとても高価で取り扱いもちょっとメンド臭いのでプロ用の計器って
印象が強かったですが時代は進んでいます。

以前にもご紹介したコイツ。

2号機に現在付いているA/F計です。

 

ダメじゃ無いですよ。

ダメじゃないですけど課題点はありました。

まず応答速度がちょっと遅い。

全開時くらいしか数値がわかりにくいです。

もう一つ最大の課題がセンサーのキャリブレーション

イチイチめんど臭いしマフラーからセンサーを外すことを考えるとかなり
憂鬱ったらありませんでした。

やらないとエラーが表示されます。

それらの憂いがこのメーカーでは全て開放されるんです。

多分伝わらないでしょうけどかなり画期的なんです。

1泊3日アメリカ出張ネタ

中国の春節、いわゆる旧正月が始まりました。

21日(土) から29日(日) の9連休です。

日本の正月って年末から17連休なんてのもあったな・・・・

1泊3日アメリカ出張ネタでいつまで引っ張んだよ ┐( ̄ヘ ̄)┌ って
お嘆きの貴兄。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

アメリカに行ってステーキ食べましたハンバーガー食べました、〇〇に
行きましたってネタを弊社がアップした方がドン引きだと思います。

できるだけ有益でなかなか手に入らない情報をドンドン発信することが
弊社の使命だと自認しております。

そうじゃなかったら1日あたり10万人以上もココに来て下さることは
無いと言うことも自認しています。

昨日ご紹介したコイツ。

 

 

A/F計です。

もう30年以上も前のハナシですがクルマに興味を持った頃、どシロート
だった自分は当時、オートメカニックって月刊誌がとても好きでした。

サンデーメカニックの指導書です。

特に好きだったのがやはりメカ経験なんか全く無かったスーパーシロートの
山崎くんっつったかな?? 30万キロオーバーのタクシー車両の中古車を
買ってきてどんどんリフレッシュするネタでした。

何回かココで書いているAlbertEinsteinの至言。

ナニかを達成するのに自分で経験する以上の方法は無い

まさに地で邁進してメキメキと腕を上げていった山崎くん、その後は
中古部品の会社、整備の会社まで作ってしまったというやり手ぶり。

きっと今も活躍していらっしゃるでしょう。

で、そのオートメカニックって雑誌はEG不調の原因を追求する基本中の
基本をこう説いていたのを今でも憶えていますしそれがとても役に立って
いることに感謝のキモチです。

良い点化

良い圧縮

良い混合気

その良い混合気ってのが今回のネタです。

良い混合気、つまりA/Fのことです。

1泊3日アメリカ出張ネタ

業務連絡をさせて下さい。

明日の鈴鹿の練習会は弊社は行くことができなくなりました。

 

 

ユキか雨かはビミョ~~なラインらしいですが帰りの箱根、つまり御殿場や
足柄付近は確実にユキになると思います。

鈴鹿は曇りっぽいのでI田支部長は自己鍛錬に勤しむと思います。

昨日は帰ってからも寸暇を惜しんで仕事をしました。

アメリカから持ち帰ったモノやたまった出荷、発送をこなしました。

さて。

EGが不調、最悪のバヤイ壊してしまう原因っていうのはいくつかありますし、
弊社も何名かのお客様のEGで経験させて頂きました。

そりゃあね、弊社なんかまだチューニング業界全体から見れば、EG手がけて
駆け出しの方ですよ。

この道30年なんていうのは多分ザラだと思います。

ただ、Z34V36に関してはおそらく弊社がイチバン多いんじゃないかと
思います。

違ったらすいません。

EG関係で弊社に入庫中が現時点で5台もあるんです。

EGはとてもタイヘンですよ。

特にピストン、コンロッド、カムシャフト、バルブスプリング、ビックバルブ、クランクシャフト、あと何だっけな〜〜? そのあたりを自社で作っていますから、
ポン組みEGとは一線も二線も画す製品と自負させて頂いております。

自社で開発しているからこそ気が付くことっていっぱいあります。

大きく分けて機構的、機械的に壊してしまうこと電気的に壊してしまうこと
2つに分けられます。

昨日もご紹介した某高級外車スポーツカーのEGが壊れてしまったハナシ
弊社で最初から点検させて頂ければおそらく数万で済んだものをもはや
今となっては1,000万以上かかるハナシとなってしまいました。

どうすんだろ?

ま、モメるでしょうね。

でもこんなハナシ少なくないですよ。

せっかくなので、昨日の高級外車スポーツカーのおハナシをケーススタディー
として進めていきたいと思います。

もちろんZ34V36にも十分に応用が効くハナシだから、ココでご紹介して
いるってワケです。

我々のようなEGのプロフェッショナルからしてみれば、ノッキングの原因
なんてカンタンな部類です。

ただ一般のお客様にとってノッキングなんてほぼほぼご経験がないでしょうし、
デトネーションからEGを壊すなんて言うことも、生涯で一回やるかどうかって
ハナシです。

そこを運が悪かったで済ませたくはないですね。

で、特にサーキットガンガンのお客様にはぶっちゃけコイツをおススめします。

 

 

なかなかコレをススめるショップさんって無いと思いますよ。

1泊3日アメリカ出張ネタ

今回もとても実りが多かったですよ。

やっぱり来なきゃダメなんですよね。

直接エンジニアと顔を向き合ってハナシをしないとダメなんですよね。

今回のネタ、本題の前にフリがあります。

知り合いの高級外車スポーツカーがエンジンブローしたと言うハナシ

以前にもちょこっと相談を受けていたんですが、そんなに弊社と親交が
あるワケでも無かったので、行きつけのお店で相談したらしいです。

なんかEGがチリチリカリカリ言う。

もうこうなると疑うはノッキング、デトネーションがイの1番です。

実は弊社でも、今入庫中のH本様、N野さまののクルマも全く同じ症状です。

Z34V36も同じですが、この症状の原因は、弊社での過去の経験上では
ほとんどがトラブルの原因がインテイクにあります。

以前にも何回かご紹介しましたが、エアクリーナーからスロットルに行っている
ジャバラのゴムのホース、これに亀裂が入ってそっから空気を吸っちゃうんです。

原因はそこだけじゃないですよ。

現在入庫中のH本様のおクルマは、カムカバーのプラスチックがひび割れて、
そこから空気を吸っています。

つまり、エアフローメーターの後に生じた亀裂から空気を吸ってしまうことに
よってエアフローメーターが実際に計測した空気の量よりも、多くの空気を
吸っていることになります。

結果、燃調が薄くなってしまうんです。

それによってノッキング、デトネーションが生じると言うエンジニアにとって
基本中の基本がその高級外車ショップさんにはわからなかった。

そのショップさんはハナシ聞くとアシ回り屋さんらしいですから。

何を根拠に言ったのか分かりませんが、このくらい大丈夫だってショップさんに
お墨付きをもらったのでよせばいいのにそのままサーキットで全開してEGを
壊してしまったとのことです。

こんなハナシいっぱいあるんだろうな~~。

泣き寝入りするには、あまりにも高額のエンジン代です。

国産とは、ワケが違いますからね。

ケタが1個違いますから。

いつもここで書いていますがこれだけの高度情報社会です高度ネット社会です。

そのショップさんを信じきったオーナーさんにももはや責任は半分あると
弊社では考えます。

そもそも、アシ回り屋にエンジンの相談をするなんて。

アメリカ出張ネタちゃうやんとお嘆きの貴兄。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

対照的に、現在入庫中の例えばZ34のH本さま。

弊社を訪れる前にショップさんでプラグを交換すれば直ると言われたそうです。

そんなもんで100%治りませんから治らなかった時どうしたんでしょうね?

さあここからが本題です。

相変わらず前置き長げぇ~な~。

Z34に限らず、これからガソリンエンジンのスポーツカーを長く乗り続け
ようとお考えでしたら、ちょっとした不具合やトラブルにお客様自身が
敏感になる必要もあります。

これさえあったら壊さなくて済んだのに

っておハナシは明日です。

さ、帰ります。

1泊3日アメリカ出張ネタ

LAに到着してPRIで知り合ったとあるレーシングコンストラクターに
まずは行ってみたところ・・・・

なんじゃあこりゃあ (; ゚д゚)ノ

 

 

GT2RS、GT3RS、GT4の山盛りテンコ盛り

 

極めつけはコイツです。

 

 

我々世代じゃないと知らないでしょうけどベースは935です。

ココにいったい何億円が佇んでいるんだろ・・・・

うらやましがってもしょうがないので今日もどんどん活動して日本に帰ります。

1泊3日アメリカ出張ネタ

ナント、羽田からの出発が4時間も遅れました。

 

 

で、日本航空さんが1,500円分の食事券を下さいました。

いつもならラウンジでスシ三昧なんですがせっかくなのでフードコートに
行ってみました。

ココにしました。

 

知る人ぞ知る有名店でいつも行列が絶えない店です。

で、六厘舎特製ラーメンにチャーシューと味玉を追加トッピングで1,490円。

 

 

ンまかったですよ。

それにしてもヤウ“ァいな〜〜。

当然LAには4時間遅れで着くワケです。

1社削らないと回りきれない・・・・・

1泊3日アメリカ出張ネタ

何か減ってきましたね~~~~

これで第8波もやっとピークアウト??

でも早くもアメリカで新株ってハナシも出てきました。

今日からアメリカ・・・・ (T_T)

前回のPRIみたいに直接に人と会ってハナシをすることが無いんですが
充分気を付けます。

このスケジュールがパッツパツなところナニしにアメリカに行くか? って
言いますと、こないだPRIで弊社が興味を持った製品に着手します。

今回はコレが楽しみです。

 

 

A/F計です。

サーキットガンガンのお客さま、特にEGをリフレッシュしたバヤイには
推奨しています。

あった方がイイです。

純正状態のA/Fって全開時10.8です。

ちょっとガソリン垂れ流し状態です。

だからECUを適切に書き換えるとパワーは上がるし燃費も良くなります。

じゃあいくつが適正なの? ってハナシなんですがソコはショップさんの
ノウハウです。

ECUver4のテストには不可欠です。

A/Fの数値を攻めると筑波のテストでは加速Gが良くなるんです。

そうは言ってもやりすぎるとEG壊しますからこのA/F計は開発車両には
必要不可欠なんです。

以前にもアップしましたがいくら開発車両とは言え、こりゃあみっともない。

 

 

基盤だけ売ってくれるのでこんなカンジでビルトインできるんですね。

 

 

おっしゃれ~~~。

オートサロンで想うネタ

家族の買い物ってのが自分の役割なんですがホントに物価の上昇をかなり
感じます。

いつも買っているトイレットペーパーが340円から410円に、小型の
ティッシュペーパーは148円から218円になりました。

昨日気が付きましたが割と良く通る中央自動車道、高井戸から八王子まで
1,000円になっていました。

600円 → 900円 → そして1,000円です。

何かまだ上がりそうですね~~~~。

そんな中で防衛費増税が始まりますし加えて子育て支援増税だって。

さて、オートサロンネタはまだあります。

これもコロナでなんだかんだで3年止まってしまった海外製のZ34の
フルコンです。

ついでにRZ34のフルコンも弊社でテスト予定です。

向こうのメーカーだってこのコロナの3年間ボケ~~っとしていたわけでは
ありません。

3年前にはできなかったATの制御もフルコンでできるようになりました。

弊社のRZ34もATなのでテストにはちょうど良かったです。

何でフルコンなのか? ってハナシですね。

Z34では390RS Pro、RZ34では余裕を持たせた600馬力を
目指すと純正のECUを書き換えでもエンジン本体の性能を十分に発揮する
ことができないと弊社では考えています。

フルコンはチューニングEGに特化しているワケですからアタリマエっちゃあ
アタリマエです。

390RS Proでは常用8,000回転オーバーを実現するためにやはり
フルコンの方が1ランク上のパフォーマンスを示してくれます。

純正ECUでもできない事はありませんがどうせそこまでの投資をするので
あればあと数十万円の投資で素晴らしい世界が到達できると弊社は信じて
おります。

フルコンの代表格と言えばMoTeCですがMoTeCで実現しようとすると
なんだかんだで100万円近くかかる試算なんですが弊社が共同開発をさせて
頂いている海外製のフルコンでは20万円チョイで行けそうなカンジです。

ともかく一刻も早くテストしたいです。

コロナが収まったわけでは無いですがやっと前に進めてとてもうれしいです。

オートサロンで想うネタ

さて、今回はシバタイヤの代表、柴田社長とおハナシすることができました。

と言うのもサーキットランナーにとってタイヤって切実です。

トップブランドのタイヤ、またまた続々と値上げを表明しています。

ある程度はタイムってカネで買う部分は否定しませんがそれにしても日本の
トップメーカーのタイヤ代にはもうムリ~~~~ってカンジです。

効率的に適切に練習すればタイヤは消耗た分、ご自身の運転技術となって
還ってきます。

弊社では練習用タイヤとしてFederalをず~~~っと推してきました。

理由はバランスも良くソコソコグリップで耐摩耗性にも優れています。

そして1本あたり2万円という財布に優しい価格設定でした。

ところがです。

ガッツリ値上がりしました。

もはやその価格だったら他の選択肢が視野に入ってくる、そんな価格帯です。

で、今シーズンからシバタイヤを使うようになったんです。

中国製のタイヤですが設計、プロデュースは日本の大手メーカーです。

コスパは最強で練習用、サル走りには最適です。

ただ、Z34にはサイズが無かったんですがやっと265/40R18と言う
練習には最適なタイヤを出してくれることになりました \(´O`)/

さらに !!

このタイヤ。

 

シバタイヤさんはホンキです。

052の上を行くと公言していらっしゃいました。

しかも半額程度です。

こりゃあもはや事件に等しいです。

来シーズン、台風の目になりそうな予感です。

オートサロンで想うネタ

海外からお客様が来るってんで8年ぶりに東京オートサロンなんてところに
行ってきました。

すっかり様変わりとまではいきませんがやはりだいぶ変わりましたね。

もはやチューニングカーの祭典では無いような気がします。

個人的な感想ですがドレスアップ部門が8割、そんな印象でした。

これも時代のニーズなのかもしれません。

こうなるとますます去年の年末に行ったPRIの特異性を改めて感じました。

逆にチューニングパーツしかなかったですから。

今年も4月に台湾のAMPA、8月に上海の自動車部品見本市そして年末の
PRIには行く予定です。

東京オートサロンも自主的にはもうイイかな〜〜

って想っていたところ偶然にもばったりこの2人に会いました。

 

 

ドリフト界のスター末永正雄と今やタイムアタック界を牽引する青木大輔。

しばらく大輔君と一緒にあっちゃこっちゃウロウロしていたら知り合いに

何だこの2ショット!!

って驚かれました。

実は15年くらい前になりますかね3人で良くアメリカに遠征した仲なんです。

大輔君は筑波でちょくちょく会いますけれど正雄君はホントに10年以上ぶり
くらいですね。

みんなすっかりおっさんですが業界の第一人者として活躍している姿を見ると
これはもっと自分も頑張らなきゃいけないなって感じます。

楽しい楽しいっていうのはもちろんとても大事ですよ。

でも、長く続けること、もっとずっと難しいです。

絶滅危惧種となってしまったスポーツカーです。

とても楽しんで下さっているお客様が多い一方でZ34V36を降りてしまい
MERCEDESやBMWにお乗り換えになったお客様も少なくありません。

そこは弊社にも責任の一端を感じてしまいます。

とても楽しければ必ず乗り続けてくれるものと思います。

そこをもっともっと積極的に攻めていかないと絶滅危惧種が絶滅種になって
しまうと思います。

Z34はもちろんも減る一方ですしRZ34も2025年までしか販売する
ことができないらしいです。

もちろんお客様に適切なご提示さえできればあと10年は楽に楽しめると
弊社では考えています。

何でこんなこと書いているかって言うとちゃんと意味があるんです。