Z34と真逆のようなスポーツカーNC、これはイロイロと相互に補えてより高いステージが見えてきたと想うネタ、その6

ステアリング周りのお問い合わせ、増えてきました。

そりゃね、ダダ漏れだっらモンダイだし緊急性はありますが
ほんどがビミョ~~~~に漏れてる程度だからディーラー
さんでも見なかったことにしよう、ってのがほとんどです。

行きつけのショップさんでEGオイルを交換すれば、その
ショップのメカニックだって気が付くとは想います。

でも、それをちゃんとお客さんに報告するかどうかは
ハナシが別です。

お客さんから漏れてるようだからナントカしたいって
申告すると3つのパターンが考えられます。

1. こんくらいだいじょぶだよ

2. 漏れストップのケミカルを投入

3. ごっそり新品交換

根本的に治すなら3なんですケドそりゃ相応にコストは
かかっちゃいます。

構成部品はこんなんです。

 

 

PSポンプ

ステアリングラック

PSフルードタンク

高圧ホース

リターンホース

全部新品だとZ34なら確か26万だったと想います。

今度ちゃんと調べておきます。

だからこそ、本来ならPSフルードクーラーを取り付けて
壊さないってことが正解です。

そうは言ってもう既に漏れちゃってんだから・・・・・

ってお客さまのために弊社は一つイイことを考えています。

弊社の2号機はまだ走行が9,000Kmで新車時から
PSFクーラーツインコアを付けてあるので全く以って
漏れなんてビタ一文ありゃしません。

だからこそまずは18万キロの弊社NC1でケーススタディ
をやってみようと考えています。

これから長く調子よく乗り続けたいってことならいつも
ココで書いているように一歩攻めたメインテナンスは
必要条件です。

Z34と真逆のようなスポーツカーNC、これはイロイロと相互に補えてより高いステージが見えてきたと想うネタ、なのかな・・・・?

いや~~~開発って難しいです。

そんなこたぁ百も承知です。

トラブルは付きモンなんですがそれを乗り越えた先には素晴らしい世界が
待っていると確信しているので敢えてイバラの道を進んでいます。

鈴鹿支部長I田さんのトラブル、やっとナントカなったのもつかの間、
今度はエースM上のブレーキシェイクダウンでトラブル発生。

いつもココで書いています。

ハマった分だけできるようになります。

安パイを採り続けるようではそのレベルで終わってしまいます

久しぶりのHZ34を手掛けさせて頂きましたがコレまたハマりました。

ま、原因も対策も解っているのでちゃんと進んでいます。

H替さんのHZ34でも気が付きましたが10万キロオーバーのZ34
V36、いや全てのクルマに共通するとは想いますがゴムでできた純正の
ブレーキホースが経年劣化で膨らんじゃってフィーリングが良くないんです。

オーナーさんはなかなか気が付かないと想います。

10年かけて少~~~しずつ少しずつ膨らんでいくのでその不具合に
気が付くことはほとんどムリに近いです。

とっかえひっかえ毎日のようにZ34V36を手掛けさせて頂いていますので

あ、コレおかしい

ってのに気が付いちゃいます。

ほとんどのお客さんの純正ブレーキホース、まずダメだとお考えになった方が
イイと想います。

そんなに高いモンじゃないのでご検討ください。

弊社特注のGoodRidgeフルステンレスブレーキホースを投入すると
今までいかにダメだったか改めて気が付いて下さると想います。

とてもキモチ良くなりますよ。

ちなみにNCもGoodRidgeにブレーキホースを特注しました。

今月にはアガってきます。

興味のあるNC乗りのお客さんはお気軽にお問い合わせください。

circuitconcept@gmail.com

Z34と真逆のようなスポーツカーNC、これはイロイロと相互に補えてより高いステージが見えてきたと想うネタ、その5

イロイロと明るみに出てくれば出てくるほどますます ン?? な事故です。

海上保安庁の機長が未熟だったのが最大の原因のようですがそれにしても
いくらでも避けられた事故のような気がします。

まず、管制官、ナニをボケっとしていたのか・・・・・・

40秒もあったのに。

ちゃんと見ちゃいないんでしょうね。

次に日本航空の機長、副機長。

A350に搭乗したことがある人ならご存じだと想いますが前方カメラ
ってのが搭載されていて座席に備え付けられているスクリーンでフツ~に
見ることができます。

そんなスクリーン程度でもかなり良く見えるのにイチバン先頭なら前方の
滑走路なんてとてもとても良く見えるハズです。

しかもいくら夜でも照明はバンバンです。

目の前の飛行機に気が付かなかったって・・・・・・どゆこと?

弊社も襟を正さなくてはいけないって想いですがトラブルって必然です。

トラブルって起こるべくして起こります

後になって考察すると、避けられたトラブルがほとんどです。

キモに銘じないと・・・・・です。

鈴鹿支部長のI田さん、鈴鹿でナゾのトラブル。

ベスト更新を狙った1本目。

みごと達成して43秒フラット。

こりゃあ42秒台もイケるぞ、って狙った2本目でナゾのトラブル発生。

弊社が同行していなかったので原因は特定できていませんが、なんとなく
こうじゃないか? ってのは判ってきました。

10万キロオーバーのZ34V36も増えてきました。

やはり新車と違って10万キロ相応の一歩攻めたメインテナンスって
つくづく必要だな~~~って強く感じました。

Z34と真逆のようなスポーツカーNC、これはイロイロと相互に補えてより高いステージが見えてきたと想うネタ、その4

来週、ほぼ1年ぶりに筑波を走ろうと予定しておりますが、おかげさまで
とても多くのお客さまのおクルマをお預かりしちゃってるので、どんどん
完成させて納めさせて頂かなければって想っています。

ホントです。

ただ、イロイロとテスト走行、検証をしないとイイ物は絶対にできないと
確信していますからナントカ時間を作ります。

何回もココで書いていますが、弊社の特徴はなんといってもオートクチュール
それに尽きます。

鈴鹿支部長、I田さんが練習機NCで鈴鹿の本コース1発目が50秒との
ことでした。

ま、コレがスタートですね。

I田さんの1発目のインプレッションはともかく、踏めない

ブレーキ踏んでもフラフラするしマトモに止まらない

もう散々な罰ゲームとの事でした。

症状を細かくお聞きして、ともかくブレーキングが怖いというところを弊社は
着目して、まずはフロントにQUANTUMサーキットコンセプトバージョン
を投入しました。

その結果、2回目の鈴鹿本コースでは44秒とのことです。

フロントに弊社QUANTUMを入れただけで、本コース6秒縮めました。

次にはリアなんですが、I田さんのインプレッションをお聞きして分析すると
フロントの完成度はまだ60点ですね。

早速、減衰特性を変えたフロントのショックアブソーバーを準備しています。

まずはリアにQUANTUMを投入して恐らくは40秒が切れるか
切れないかくらいには行くと想います。

そして次に80点のフロントを投入すれば、40秒は切れるでしょう。

そっからがCircuitConceptの真骨頂です。

まずはEGに手を出す前にアシとブレーキとデフだけで35秒に持って
行きたいです。

もちろん弊社もI田さんのNCに負けてられません。

まずはどんなモンダイを抱えているか?

一発走れば解りますから。

18万キロの前期NCのATですからね。

12秒あたりをスタートにしたいですね。

Z34と真逆のようなスポーツカーNC、これはイロイロと相互に補えてより高いステージが見えてきたと想うネタ、その3

なんだあの羽田の事故!!??

そもそも着陸態勢に入っている飛行機が接近している滑走路に進入すること
なんてこと絶対にあっちゃならないってことくらいシロートの私でもわかる
ハナシですし、世界中の空港でそんな状況はしょっちゅう見ています。

羽田って世界でも有数の混雑空港なので特に夕方以降は着陸の
順番待ちの飛行機がヘッドライトを点灯させて1列に飛んでいる
光景がとても良く見て取れます。

それを海上保安庁の操縦士は全く見ていなかったんでしょうね。

目視で十分回避できた事故だと想います。

恐らく海上保安庁の操縦士は羽田の管制塔の指示をムシして
海上保安庁側の無線に集中しちゃったんじゃないか? って
個人的には感じます。

違ったらすいません。

でもそうでもなきゃあんなことにはならないって感じます。

あ~~あ、最新のA350が・・・・・

日本航空さんかわいそう・・・・・

何回かココで書いている

船頭多くして船、山に登る

の典型のような気がします。

なんでこんなこと書いているかと言いますと、船頭多くして船、山に登る
我々の業界にとても多いんですよね。

アシはA社、ブレーキはB社、デフはC社

もうコレだけでもダメだって弊社では断罪したいです。

曲がんないとかトラクションがかかんないとか程度もありますがオーナーさんの
お悩みはもちろんわかりますけど、一般のお客さんがご自身の知識だけで
高度なトータルバランスを構築することはまず不可能、と言いたいです。

そんなZ34、少なくなかったですね。

Z34だけじゃありません。

早速、昨日のネタをお読み下さってこんなお問い合わせを頂戴しました。

 

**************** 前略 ***************

初めまして。K藤と申します。NCの後期で〇〇サーキットを月1くらい
楽しんでいます。ベストタイムは△秒でもうこの2,3年伸び悩んでいます。
自分の腕も良く無いでしょうがどうも車に満足していない状況が続いてます。
NCロードスターでサーキットを走り始めて10年ですがすでにサスは現在で
4セット目です。その都度ショップに相談して帰ってくる言葉が決まっていて
ウチの車高調入れれば問題無いよ、でしたがそれを信じて毎回30万以上を
投資した割には、って言うと決まって返ってくる言葉がウチの車高調は
実績があるよ乗れない方が悪いでした。

**************** 後略 ***************

 

実際にはこの5倍くらいの長文でK藤さんの悲痛な想いは充分に伝わって
きました。

最後にはサーキットコンセプトさんで駄目ならもうこんなものかと諦めます

と締めてありました。

このセリフ、何回か聞いたな・・・・

Z34と真逆のようなスポーツカーNC、これはイロイロと相互に補えてより高いステージが見えてきたと想うネタ、その2

じゃあ何がダメだったのかって言うことを具体的に書き進めていきたいと
想います。

先に結論から書きますと弊社のNC、全体的に接地感の無さを感じます。

車重があるZ34RZ34ではこんな事はまず感じないと思うでしょうか
似たような現象はZ34では何台か経験しています。

昨日も書きましたが、最初にNCを運転した時にはその軽さから来る
軽快な動きにとても好印象でした。

やはりスポーツカーにとって軽さは大きな武器である事は確実です。

ただ、その軽さをうまく享受していないアシに問題があると弊社では
考えています。

帰りの高速で120Km/hくらい (制限速度120Km/h区間)  の
ド直線でも、割と神経を配らないとちょっと安心できない安定性です。

フロントもリアもキョロキョロするんです。

どノーマルのADバンの方が接地感がある、そんな印象です。

最初は軽さゆえからの運動性なのかな?  って思い込もうとしました。

でも、M上さんのZ34に試乗した直後に確信しました。

もともと買った時に付いていた某有名O社のアシが良くないんですね。

I田さんのクルマに元から付いていた某A社のアシはもっとひどかったです。

黙ってQUANTUMを買っときゃイイんだってホントに言いたいところ
なんですが多くのお得意さまに同じことをいつも言われます。

これは付けなきゃわからないですよ

言葉じゃ通じないですね ( ̄ヘ ̄) y~~~

って。

Z34と真逆のようなスポーツカーNC、これはイロイロと相互に補えてより高いステージが見えてきたと想うネタ、その1

M上さんのおクルマに、CircuitConcept扱いのAP
Racingブレーキキットを無事にお取り付けしてテスト走行をして
感じるモノがありました。

経緯の詳細はイロイロとありますのでココではヤめときます。

元々はM上さんのおクルマにはかなりお高いモノブロックが付いていたん
ですがどうも? フィーリングがよろしくないんです。

ペダルタッチもゴリゴリ感がありますしコントロール幅も狭いんです。

M上さんご自身はさらにジャダーに悩まされて辟易としていたところで
CircuitConceptAPRacingブレーキキットを
ご決断下さったと言うワケです。

書きたいことはい~~~ぱいありますがどうせ自画自賛としか
映らないでしょうから詳細はM上さんの情報発信をお待ち下さい。

M上さんが情報発信した後に詳細や補足を書きたいと想います。

今日は違った角度で書いてみます。

M上さんのおクルマを納めて帰りにNCに乗ったってきたら・・・・・

アレ (゚_゚i) ?

って感じることがありました。

M上さんのおクルマは熟成に熟成を重ねてかなりの進化を遂げてきました。

CircuitConceptAPRacingブレーキキットを
取り付けた後の試走でも高速安定性は素晴らしくイイし、何と言っても
ブレーキのチェックのために△00 Km/hオーバーからのフルブレーキも
全く不安が無くギュ~~って止まる様は自画自賛したくもなります。

ホントに安心してフッ飛ばせます   をいをい ヾ(ー ー;)  調子に乗んな

そしてM上さんが最初に試走してからご報告を下さった第一声が

乗り心地が良くなりました

とのことです。

で、NCのハナシです。

弊社のNCを最初に乗った時ってともかく軽くて軽快で良く曲がるし
楽しいクルマだって印象でした。

ところがです。

今回はM上さんのおクルマの試走、しかも爆走の直後だったからNCの
ダメな箇所が際立ってしまいました。

そもそもM上さんのクルマと比べてどうする ┐( ̄ヘ ̄)┌

ってハナシではあります。

熟成に熟成を重ねてどんどん高次元に調律されたマシンと比較する方が
間違っているって言われりゃそれまでです。

ただ、ソコで終わらせたくないのがCircuitConceptです。

最初にNCに乗った時の軽快な感動ってのをZ34、RZ34に
盛り込みたいって構想はもちろん進行中です。

その一方で、そのダメダメなNCに弊社で培ってきたZ34の
テクノロジーを盛り込みたいって衝動が大きくなりました。

それにしてもクルマのチューニングって楽しいです。

適切に手を入れていけば激変しますから

新年のご挨拶

2024年、より一層イイ年になる予感です。

大した根拠は無いですけど。

新年のご挨拶を頂戴した多くのお客さま、ありがとうございます。

この場にてご挨拶と代えさせて下さい。

実はとても長い文になっちゃったんですけど・・・・・

読み返して・・・・・消しました。

元日早々、辛気臭いことじゃあ縁起も悪いですからね。

去年は私生活も含めてイイこともたくさんありました。

多くの出会いもありました。

もちろん良くないこともい~~~~っぱいありました。

良くないことって・・・・・やっぱり自分に責任があるんですよね。

今年はもっと良い年にしたいって朝からガンバっていますよ。

もっと頑張れるハズですからね。

1年の終わりに開発にかける想いをつづってみようネタ

あ~~~今年も終わってしまった。

ホントに1年なんてア゛っつ~間です

もちろんボ~~~っとしているワケではありませんし、毎日毎日バリバリ
やっています。

やっているからこそ早いのかもしれません。

今日もI町さんと栃木県からY本さんがお越しの予定ですし、明日の
元日もS巻さんがオイル交換でご来店です。

そんな中、やはり弊社は開発開発です。

Z34V36はまたまたECUをイヂれる領域を発見してしまったので
verFinalを開発しています。

RZ34はそれこそい~~~っぱい取り組んでいます。

練習機として始めたNCが意外と評判がイイのでコレまたイロイロと
手掛けています。

今年は特にアシの開発依頼が多かったですね。

もう生来のコリ性なので開発しているとう、こっちをこうしようアッチも
やりたいが、出てきちゃうんですね。

特にZ34V36とは違うストラット形式のアシは何回も作り直して
弊社自身が納得いくまでトコトン追及していますから。

黙って弊社のQUANTUM買っとけってキモチなんですがさすがにそんな
言い方はできません。

でも、これだけこだわりにこだわったアシって間違いなくCircuit
Conceptだけなんじゃないか? って勝手にうぬぼれています。

実際にQUANTUMCircuitConceptverを
Z34V36にお取り付けになったお客さんの中にはご家族の普段使い
クルマにも是非、ってパターンも増えてきました。

997、991、M3、M4からFD2(CivicTypeR)
からダイハツの軽自動車ってパターンもあるんです。

もちろん安くないですよ。

しかもQUANTUMは明日からドカっと値上げを表明しています。

HypercoもEibachも値上げです。

APは毎年値上げしています。

いつもココで書いていますが楽しむなら今、と痛感してしまいます。

壊してから初めて痛感する一歩攻めたメインテナンスの重要さネタ、その6

近所で火事がありました。

 

 

とても乾燥しているので皆さんも注意しましょう。

そう言えばニュースでやっていましたけど北九州市でまたまたランボルギーニが
燃えたって・・・・・・

何であんなに燃えちゃうんだろ?

乾燥とはカンケ~~無さそう。

で、PSフルードのネタ、ファイナルです。

そんなに引っ張るネタちゃうやん、ってなるとは想いますが壊したり調子が
悪かったりすることはドコの箇所も同じですから。

コレ、ディーラーさんだったらステアリングラックアッセンブリー交換、
高圧ホース側、新品交換となります。

程度にもよりますがもちろん弊社では修理しますし純正状態よりも強化して
今後、まずこのモンダイが起きないように対処しております。

で、ソコまでじゃあ・・・・・・ってお客さま。

まずは弊社扱いのPSフルードだけでもお試し下さるよう推奨しております

どうせ、って言い方も不親切だとは想いますがPSフルードなんて今までに
1回も交換したこと無いと推察されますから。

弊社扱いのPSフルード、そりゃあそこいらのPSフルードよりもイイですから。

コレまたい~~~っぱい試しましたからね。