また今年も大雪か・・・・。
本日、M様、納車予定だったのに・・・・・。
弊社のお得意様のM様、もう2年くらいのお付き合いとさせて頂いております。
いつもいつもありがとうございます。
最初はブレーキのお悩みの1通のメールでした。
APレーシングのブレーキキット、他社さんでご購入なさいまして、
お取り付けに関するお問い合わせだったと記憶しております。
もちろん、弊社でわかることは全てご案内差し上げました。
ところがです。
M様のご相談内容をお聞きすればするほど、アヤしい香りがしてきました。
お客様にとっては、天下のAPレーシングのブレーキキットです。
装着して悪くなることなんか、みじんも想像しなかったことだと思います。
何回かやりとりをさせて頂いている内に、思い切ってお伝え致しました。
「それ・・・、ちゃんと付いても・・・・良くならないです・・・・」
お客様にとっては、突き落とされたような衝撃だったと思います。
何回か書かせて頂きましたが、APにも松竹梅があります。
APは、松竹梅と言うランキングは付けておりません。
そりゃそうだ。
いくら梅だったとは言え、天下のAPです。
前後お取り付けて、工賃込みで100万前後はすると思います。
そもそもお客様にとって、松だったのか梅なのか判断できません。
装着後、やっとお客様はおわかりになるんです。
もちろんお客様が十分にご満足しているブレーキキットもあります。
そう言うお客様は、弊社にご連絡をして下さることは無いワケです。
でも、装着後に
アレ~~~???
ってなっちゃったお客様、それがきっと梅です。
M様は、お取り付け段階から、かなりトラブっていらっしゃいまして、
「それ~~~~、うまく付いても・・・・良くならないです・・・・」
って言われても、お客様はますます不安になってしまいます。
ほどなくして、
サーキットコンセプトさんの言ったとおりでした・・
と言うご連絡が届きました。
そこで、弊社の製品の現物をトラックに積んで直にご説明に伺いました。
お客様にしてみてば、
買う前に早く言えよ ヽ(`Д´#)ノ
ってハナシなんだと思います。
だからこそ、もっともっと責任ある情報発信をしていかなければならないです。
なぜ、そんなに差ができるのか?
実際に現物でご説明差し上げることがイチバンです。
ずっと気になっておりまして、1ヶ月くらいしてご連絡差し上げました。
楽しく無いので、あんまり乗って無いです ↓ ↓ ↓
弊社が、常日頃から危惧していることが現実のモノとなってしまいました。
おカネをかけてチューニングをして、その結果、乗りたく無くなってしまう。
大変残念な事だとは思いましたが、一度、純正に戻す提言を差し上げました。
で、しばらくして、
新しく買い換えましたので、イチからやって下さい
と言うご連絡を頂戴致しました。
バリバリの新車の内に、弊社のフロントバンパーとエンジンオイルクーラーと、
エンジンマウントとショートシフターキットをお取り付け下さいました。
で、今回は2回目の入庫です。
1回目がガッカリだったら、2回目は無かったと思います。
今回のメニューは、
弊社サスペンションキット
タイヤ、アルミホイール
SP-G、もちろん弊社のレール
MOMOのステアリングホイール
です。
師匠のところで、最終セットアップをしてもらいました。
シート、ステアリング、ショートシフター、インテリア三種の神器です。
鯖を引っ越す前では、マンマシンインターフェースとしてご紹介しました。
クルマに乗っている時には、ほぼ常時、人間と接している部品です。
マンマシンインターフェースネタ、その1では、人間工学の見地から
この3つのインテリア三種の神器についてご説明させて頂きました。
ドイツ本国モノのSP-A、SP-Gの威力。
以前にもご紹介させて頂きましたが、トラックよりもデカい口径の
Z34の純正ステアリングを、適正なサイズに変更するメリット。
そして、純正のとても良いとは思えないシフトフィーリングの改善。
ほぼ常時ドライバーと接触している部品を、より良いモノに交換することで、
純粋に日々のドライビングが楽しくなります。
今回は、弊社サスペンションキットも同時に変更ですから、
かなりキビキビ気持ち良く動くZ34に大きく変貌です。
弊社の富士の練習会にも、彼女と来て下さいました。
今度は、長く長くお乗り続けて欲しいと思います。