世界最高峰のエンジンを目指すと言うことネタ、その5

ちょくちょく弊社の開発日記に出てくるはかりが壊れました。

5年以上はもったので中国製にしては優秀と言えます。

で、せっかくなのでもっとスグレ物を買ってみました。

TANITAさんの0.1g単位まではかれる精密バージョン。

scale

従来のEGパーツを全て刷新してさらに上を目指した製品を目指しています。

その結果、キチンとした数字と耐久性を伴わないと意味がありません。

390RS NEOの新パーツに弊社が要求したこと、それはさらなる軽量化、
それによる高回転化による高出力と耐久性です。

6年くらい前に書いたネタですが、純正のピストンと純正のコンロッド、
単純に7,500rpmまでブン回した時に、メタルに7tの力がかかることを
計算で明らかにしたことがあります。

旧型の390RSでも5t近くにまで下げることができました。

ピストンの軽量化、もっとツッ込むとピストンピンのg単位の軽量化や、
さらなるコンロッドの軽量化でトータルで弊社従来比100gあたりの
軽量化を達成できましたし、さらなる軽量化を目論んでいます。

車体と違って、EGの可動部品のg単位の軽量化ってとても効くんです。