超久々のブレーキキットネタ

ココんところ、弊社製ブレーキシステムのおハナシで一部ですが、
盛り上がっているようですので、久々にメーカーとして責任ある
情報発信をしておかなければいけないと感じました。

弊社が大変お世話になっていますENDLESSの社長様と専務様と、
数年前にお話しさせて頂く機会がありまして、それ以来、すっかり
お世話になっております。

弊社の開発した製品にとても関心を持って下さいまして、それ以来ずっと
一目置いて下さっていることが、弊社の誇りでもあります。

サーキットコンセプトのブレーキシステムは、一体ナニが違うのか?

を、開発していた5年くらい前にはかなり詳細に書いていましたが、
今となっては見られなくなってしまいました。

その70くらいまで行ったと記憶しています。

昔からのお得意様も多いので、同じことを書いてもしゃあないので、
当時とは違った視点で表現して見たいと思います。

一般に販売されているZ34、V36のブレーキシステムの中では、
弊社の製品がブッチ切りで軽いことはシツコイほどご紹介しました。

今では、ディスクローターは弊社からしか手に入れることができません。

CP5555のキャリパーも、弊社で取り扱っているのは、一般的に
入手できるモノとは少し違うし品番も違います。

ブレーキシステムが軽いということは、2度も3度もオイシイんですが、
これまた文面では伝わりませんが、それを伝えるのも弊社の使命です。

バネ下が軽くなることの恩恵は、昔からあまねく雑誌等でも紹介されます。

これまた多くが語られることがあっても、実際に体感してみないと
その恩恵を享受することは難しいと思います。

乗り心地が良くなるブレーキって、どゆこと?

ってなります。

でも実は乗り心地がイチバンカンタンなんです。

そこいらを乗りゃ、どちら様でもおわかりになれます。

ただ、一つのパラドックスがでてきます。

乗り心地のために、フロントだけで648,000円のブレーキ買うか?

ってハナシです。

半額、いや、それ以下のブレーキ、いっぱいあります。

弊社を信頼下さったお得意様に、イイ物を買った って感じて下さるように
違ったハナシをしてみます。

慣性モーメント と言う物理量があります。

回転体を評価する一種の数値です。

一定速度で回っている回転体を止めるために一定の力を加えるとします。

同じ重さでも早く止まるモノと、止まるまでに時間がかかるモノがあります。

重さが同じでもですよ。

それを評価する物理量を慣性モーメントと言います。

数式書くのにテマかかるのでヤめときます。

同じ重さでも止まりにくいモノは、慣性モーメントがデカいんです。

逆に早く止まれば、慣性モーメントは小さいと表現します。

止まる時だけではありません。

静止している状態から加速する時も同じことです。

弊社製のブレーキシステムをご紹介される時に、制動力はもちろんですが
乗り心地のことを評価されることも多いです。

純正が15~17Kg(途中からちょっと軽くなった)のディスクローターを
圧倒的に軽い弊社製に交換する前に、手に持ってみるとその差は歴然ですが、
慣性モーメントまではわかりません。

もちろん慣性モーメントまでにこだわった弊社製のブレーキシステムを、
実際にお取り付けになって初めて慣性モーメントを体感できます。

弊社お得意様のN村様が、弊社製ブレーキシステムをお取り付けになって
加速が良くなったことを言及して下さいました。

Pさんも詳細にご紹介下さっています。

同じ踏力で制動力上げるんだったら

パッド換えりゃイイじゃん

そりゃそうです。

ところがです。

そんな横並びな事を弊社がやっていたんでは・・・・です。

続く・・・・・・・。