ドライビングレッスンも弊社らしくオートクチュールでネタ、その2

いろんなお問い合わせを頂戴しました。

特に 最短のラインが最速のラインとは限らない と言う点です。

弊社はドライビング道なるものを伝道する意図はありません。

しかるべきプロドライバーもいっぱいいますし。

上手くなるのと速くなるのって、ちょっと違うんです。

そのサーキットに特化してクルマをハードに作り込んで、タイム命って
そんなアプローチがほとんどの中、敢えて弊社は違うことをしています。

もちろんいろんな手法があって然るべきですし、結果が出ることに
弊社は異論を挟むつもりは全くありません。

ただ、何回もここでご案内させて頂いておりますが弊社が追求すること
それは、乗りやすさでと運転する楽しさです。

昨日ここで提唱させて頂いた最短ライン。

fujishort1

最速ラインなんて、初っパナから追い求めたって見つかりっこありません。

自称中級者は、最速ラインを走っていると思い込んでいることが多いです。

ここはいったん立ち返って、冷静に客観視を弊社はご呈示させているだけです。

最短ラインをトレースできていない段階で盲目に最速ラインを追求したとしても
結果は見えているんですが、自認する力量ってなかなか得難いのが人間です。

ここでも弊社はお得意様に、敢えてのご提言をさせて頂いております。

クリップに付けないなら、まずは付けるまで車速を落とすしかありません

コレをイヤがる人が多いです

以前にスキーのプルークボーゲンのハナシをさせて頂いた事があります。

第一段階ができないまま第二、第三段階に進んでも、自己流が凝り固まって
上達への大きな障害になることをプルークボーゲンで例えてみました。

ここで絶対にやってはいけないと弊社が考えること、それは

ハイグリップタイヤに逃げる

純正装着レベルのソコソコグリップのタイヤから、ハイグリップタイヤに
履き替えて同じ事をやってみると、カンタンにできちゃいます。

タイムもカンタンに縮みます。

今、安易にそこに手を染めると、その先が難しくなります。

できないことをできるようにすることが練習です。

で、車速を落としてキチンと最短ラインをトレースできるようになったら、
そこで初めて車速を上げていってみます。

そうすると、やはりクリップに付けないようになってきます。

以前のようなクリップを外すことには同じでも、内容が違います

そこでは大きく2つの原因が見えてきます。

車体側のモンダイ

ドライビングスキルのモンダイ

この差がキチンと把握できるのって、酸いも甘いも噛み分ける経験豊富な
上級者にならないとなかなか難しいです。

自己流でムダな時間とおカネを膨大に注ぎ込む割には得るモノは少ない、
そんな遠回りをいっぱい見てきましたので、弊社のお得意様には
弊社ならではのサービスでお返しして言っています。

シツコいようですが、繰り返させて下さい。

大いに楽しんで上手になること、その結果タイムに繋がる

それが弊社の提唱するアプローチです。

もう何名ものお得意様が、結果に繋がってきています。