トラブルの芽を摘むこと、それも大事な弊社の使命だと考えますネタ

ほぼ新車状態のS永様の車両で、弊社クラッチラインをお取り付けさせて頂き、
最終確認と検証をしてみました。

もう何台も弊社でお取り付けをさせて頂いたんですが、思うことはありました。

やはり距離が行っている車両では、本当にコレってダメなの?
と言う疑念は残ります。

ただの経年劣化?

それとも

ほぼ新車状態でこうなら、やっぱりそうなんだ・・・・。

と、貴重なデータを取ることもできました。

先日も書かせて頂きましたが、ニップルに5mmのビニルホースを繋いで、
8mmのレンチで、エイッとゆるめてみるとツツーってフルードが出ます。

clutchfluid

さすがに黒酢は出てきませんでしたが、細かいエアは確認できました。

サーキット走行をするお客様は、やはり定期的なメインテナンスは必要です。

今回はクラッチラインを交換するので、ざっくりフルードを抜いてみましたが、
実はこう言う状態にまでフルードを自然落下させてしまうとダメなんです。

この状態でクラッチペダルをぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱか踏んでも
うまく行かないんですね~~~。

日産のサービスマニュアルでは、ひたすら踏むこと、と記述があります。

そんな・・・・。

マスター上のリザーバーを加圧する作業性と、下から引っ張った方の作業性、
そしてその結果を何回も検証してきました。

さすがに何台も何台もやりますと、かなりコツも掴んできますし、
効率の良い段取りを見つけ出すことができます。

弊社よりも優れたメカニックって、い~~~っぱい存在すると思います。

そりゃそうです。

弊社のアドバンテージは、創意工夫や研鑽を積み重ねて他社さんがやらない事、
それを一つ一つ具現化していくことです。

弊社を信頼して弊社に車両をお預け下さったお客様に、

あ、コレはヤバそげです、治しときます

ってご提言をさせて頂いております。

おカネはかかりますケド。

それでも、壊れていない部品をもっと高い値段で交換するよりはずっとイイです。