壊してから初めて痛感する一歩攻めたメインテナンスの重要さネタ

初めて弊社を訪れて下さったM沢さん、とても喜んでお帰り下さいました。

これからとてもアルアルだろうと推察できるのでちょっとまとめてみようか、
って考えました。

Z34に限ったハナシじゃないんですけどね。

走行距離が4万チョイのZ34をとある中古車販売店からご購入になって
やはり一抹の不安をお感じになったとのことで弊社に点検をご依頼下さった
って経緯です。

さすがに300台ものZ34V36を診てきた経験が弊社にあるので
経年劣化も含めたカンどころは知り尽くしています。

油脂類、フルード類も全交換とのご依頼で早速まずはEGオイルから。

ところがです。

規定よりも1.5Lも少ないんです。

サーキット走っていたらEGブローでした。

そして弊社推奨のクラッチフルード全交換

もうこれはZ34V36のMT車では必須中の必須メニューです。

恐らく1回も交換されたことが無いだろうと推察されるようなフルードの色。

もちろんですが弊社でクラッチフルードを全交換した後はクラッチ操作も
軽くなるし何と言ってもこのままだとZ34アルアルのクラッチトラブル
不動車の一歩手前でしたってくらい泡が出てきました。

次にはブレーキです。

こいつぁビックリ w|;゚ロ゚|w

フロントのパッドが5分山に対してリアは0分山。

リベット出る直前です。

きっと1度も交換されていないんでしょうね。

そしてブレーキフルード。

これまた交換された形跡が無い程の泡泡泡。

他にもイロイロありましたがやはり弊社推奨のMTオイルにはとてもご満足の
ご様子でシフトフィーリングがとても良くなったとのことです。

ここまでご覧下さって皆さんもおわかりのわように、販売店はナニもやってない。

実はこんなんとてもアルアルなんです。

これからZ34V36をイイ状態でお乗り続けたいってお考えになるなら
キチンとした主治医ってもはや絶対必要条件ですね。

で、早速M沢さん、次なるメニューのご提示を弊社にご依頼下さいました。