サーキットを楽しんで運転技術の向上を達成しつつあるお客さまも増えて
きまして一定の成果を挙げられたチームメンバーも多い中、来シーズンの
課題も見えてきました。
来シーズンと言うよりも、もはや今シーズン真っ盛りの課題でもあります。
アシ
なんで今さらココでアシのハナシ? ってなりますわな。
弊社のアシをver1から数えるともう10年、ちゃんと数えていませんが
かなりのセットを販売、お取り付させて頂きました。
もうZ34V36を手放してしまった人だっているとは思いますがネット
オークションで叩き売られることがほとんど無いことから安堵のひととき
ではあります。
そんな感慨に浸るヨユ~~も無くさらに進化を遂げている弊社のアシです。
いや、進化を遂げなければならないと弊社は感じています。
その理由は大きく2つあります。
一つは仕様の数です。
お客さまによってタイヤが違います。
サイズも違います。
純正の上級グレードがフロント245、リア275または285です。
以前にも書きましたがほとんどのアシって純正準拠で開発されます。
それを例えばフロントを265または275にすると確実にフロントの
ロール量は増えます。
つまりセットを変える必要があるんですね。
変えないでそのまま乗っていれば良いトコをハズして乗り続けているって
ことを意味します。
次にありがちなことはタイヤをグレードアップした時です。
弊社ではソコソコグリップのタイヤでコントロール性を学ぶことからとても
強く、強く推奨しております。
最初っからオニグリップタイヤで練習するとある程度のタイムは出ますが
それはタイヤが出してくれるという面が大きく、いつまで経ってもタイヤの
限界を超えた挙動がわからないってことになりがちだってことを弊社では
一貫して主張してきました。
で、アジアンタイヤから始めて今シーズンはアメリカンタイヤ、そして
来シーズンはやっと052や71ってのが視野に入ってきます。
そうなるとグリップレベルが違うのでアシのセットが変わってきます。
お客さまに自身を持ってオススメできるために今シーズンは弊社2号機も
寸暇を惜しんでテストにいそしんでおります。
Federal595レベルを卒業したメンバーが次のターゲットとする
タイヤとそれに応じたアシ、それをテストするんです。
繰り返しになりますがタイヤのグリップが上がれば基本はロールアンダー。
タイヤのグリップが上がった分、今まで滑っていたのが滑らなくなります。
で、一応、タイムは出ます。
それで良かった良かったではCircuiConceptの存在意義が
問われます。
じゃあどうするのか? ってハナシですね。