機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その12

2年前にSEMAに行った時にドライカーボンのホイールを展示していた
業者さんがいまして久しぶりに連絡がありました。

18インチ10Jと19インチ10J、どうよ? ってことです。

 

 

さて。

ンまい人と一緒に走るとわかりますがコマいコーナーでもスッと曲がって
脱出もンまいからすぐに5車身、10車身くらいの差がついてしまいます。

ホントに運転技術が高くスッと曲げられているのか? それともオニグリップ
タイヤに頼っているのか?って判断は必要ですがトッププロドライバーは
ソコソコグリップタイヤでもキレイにそして速く曲がって行きます。

まずはタイヤのグリップに頼らずに少しでもその技術に近づけるように
弊社では推奨しております。

こんなんなっちゃうと良くアドバイスされるのが突っ込み過ぎ

 

 

もっとゆっくり曲がりましょうって言われることがほとんどですけど
トッププロはもっと突っ込んでいます

いきなりトッププロのマネなんか絶対にできないですから弊社はいつも
チームメンバーに考えて走ることをお伝えしております。

サル走りを卒業し考えて走ることにスイッチ

サル走りは大事ですよ。

アタマでわかっていても実践できないことなんていっぱいあります。

で、考えながら走ってイロイロ試してみるけど一向に上達しない

そんな時はかなりの確率でクルマにモンダイがあります

今回のテーマはデフです。

ただ、デフの前に抑えるべき所を抑えておかないと結局はおカネだけかかって
乗りにくいクルマいっちょアガリです。

アシとブレーキがカンペキでデフがダメってパターンはほとんどありません。

アシとブレーキとデフ、イイカンジで全部ダメってパターンは多いです。

弊社にご相談に訪れて下さるお客さまもウスウスわかっています。

まずはアシとブレーキを改めて見直すことから始めないといくらデフに
おカネをかけても泥沼だと弊社では感じています。

律速段階はアシとブレーキです

いつもココで書いていますがブレーキにモンダイがありそげって感じたら
一度、純正に戻しましょう。

ソコ、ケチるところじゃ無いですよ

純正ブレーキがダメなところは耐久性だけで前後バランスや操作性は悪く無い
からこんなんならないです。

純正ブレーキに戻す工賃なんてタカが知れています。

その先の泥沼を回避できることを考慮すればとても安いモンだと想います。

純正ブレーキに戻して3分もアタックすりゃすぐに判ります。

走りやすい、乗りやすいって感じたならば今まで付けていたブレーキが
ダメだってことになりますから。

純正ブレーキに戻しても症状が改善されないバヤイは確実にアシです。

アシに関してはもうココで語るのはヤめました。

語っても伝わらない筆頭だからです。

弊社のアシをお考えの人は2号機、3号機を試乗して下さい。

すんごい長い前置きでしたがやっとデフのハナシです。