広報車は文字通り、弊社の広報のための車両です。
Z34やV36にお乗りのお客様が、弊社の製品に興味を持って下さいます。
でも、一見、ちょっとお高め。
イロイロと探してみりゃ、弊社の販売価格よりずっと安い製品は見つかります。
でも、
価格には理由がある
モノを正確に判断する審美眼は、ハマらないとわからない
日経ビジネスと言う雑誌に、そんな特集があったのを以前にご紹介しました。
でも、ハマるのイヤですよね。
安くてイイ物なんて無いんです。
でも、高くてダメな物がいっぱい存在するから、お客様は困ってしまいます。
弊社がここでさんざんフキまくっていますから、お客様の心情としては、
ホントのところはいったいどうなんだろう?
です。
だから、ご自身の五感で実際に感じ取って欲しい、そのための広報車です。
1号機改め戦闘機は、お客様が試乗できにくい車両になりつつあります。
4.2Lのパワーは、大パワーにご経験の無いお客様には危険すぎです。
弊社の広報車は、当面はパワーには敢えて手を付けません。
ま、そんなおカネもありませんし。
まずは、言葉でお伝えしにくいモノからです。
サスペンション
マンマシンインターフェース
フロントセクションの軽量化がもたらす回頭性
弊社エアロパーツにどれだけの実効性があるのか
そのあたりです。
サスペンションは、とても多くのお客様が興味を持って下さっています。
納期もかかっています。
できるだけ早くお客様に試乗して欲しいと思っています。
ま、ここまではいつもと同じハナシです。
今日は、弊社としてはいつもとかなり違ったハナシです。
イロモノです。
な~んだ、イロモノか~~
内装に色気を出してみます。
月末にヨーロッパに行きます。
10年使ったSP-Aの張り替えを依頼しております。
おんなじように張り替えてもしょうがないので、思いっきり攻めました。
弊社のキャラでは無いのは重々承知です。
でも、お客様のニーズは確かにあるんです。
弊社のステアリング、最高級の牛本革で巻き直した感触はとても好評です。
シートの張り替えはずっと高価です。
だからこそ、現物を見てみたい、それはお客様の当然の心の叫びです。
チューニングとはひと味違ったカスタマイズです。
そこは弊社です。
上品に、そしてアグレッシブに行きます。
シートの張り替えがとても満足行くモノであったら、今度はドアの内張を
ドイツにまで持って行って、トータルコーデをしてみたいです。
キャラじゃネェ~な~~
この3連メーターフードのドライカーボンカバー、端っこまでピッチリと
キレイに作った割には全然売れません。
お客様が弊社にココを求めて無いっちゃあそれまでですけど。
で、弊社の広報車に付けてみることにしました。
内装もウェットカーボンはいくらでも出ています。
弊社はドライにこだわります。
ココをドライにする意味あんの?
わはははははははは。
笑うしか無いです。
ここの金具で車体に留まっているんです。
で、引っ張るしか無いんで、思いっきり引っ張りました。
バキッ
(T_T)
思いっきり違和感。
見てみると、こんなんでした。
なんだよ~~、こんなトコ仕様変更すんなよ~~~
思いっきり割れちゃってんじゃん。
あ~あ~、開発はタイヘンです。