ウェットでコントロールを学ぶことのススメ、ネタ

フランクフルトのAmMain空港で、搭乗を待っている間に、
筑波や富士のトップランナーのI氏のFacebookに
こんなんアップされているのを見っけました。

2輪でもこんなことってできるんですね。

Z34、V36、とても良いクルマです。

長く乗って欲しいと思います。

そのためにも自分を含め、運転技術を身につけて欲しいと常に考えています。

昨年は弊社のような浮き草ショップが富士で練習会を2回、開催できました。

テーマはただ一つ。

車両をコントロールする

です。

弊社はサーキットコンセプトです。

長く楽しくサーキット走行を続けて欲しいから、イロイロ考えています。

まずは車両を壊さないこと、それが第一です。

峠道をハイスピードで、楽しく走っていらっしゃるお客様も多いです。

Youtubeには、サーキットでのクラッシュ映像がたくさんあります。

一番多いのが、ブレーキが抜ける ことです。

これは事前にかなりの程度、対策できますね。

サーキットでは、ブレーキにはおカネをかけた方がイイに決まっています。

純正のパッドで富士の本コースを走って、フェードを起こして
1コーナーを飛び出しちゃう・・・。

距離を走っていらっしゃる車両で、フロントのハブにガタが発生しているのに
そのまま走ると、ディスクローターが振れてノッックバックを起こしてしまう。

で、ブレーキがスコーンで抜ける・・・・。

そう言うトラブルって、常日頃のメインテナンスで十分防げるハナシです。

で、次に多いクラッシュ映像は、アンダーオーバー → ガッシャーンです。

Z34やV36は、一般公道でアンダーを感じることはほとんど無いでしょう。

切ったら切った分だけ曲がります。

で、弊社の練習会では、第一段階として手アンダーを体験してもらいました。

ハンドル切っても曲がらない・・・・。

一般公道でこんなこと練習したら、大事故です。

山野プロの同乗走行で、ステアリングの切り方だったり、荷重移動だったり
曲げる技術というモノを、どんどん盗んでもらいたかったんです。

カンタンに習得できる技術ではありませんが、参加して下さった皆様、
午前と午後の走りは、まるで別人でした。

第2回では、さらにハイスピードに設定してコントロールの習得でした。

弊社の練習会では、第1回も第2回も散水車をレンタル致しまして、
バッシャバシャ水を撒きまくりました。

ドライよりも、ずっとアンダーやオーバーが出やすくなります。

人生で初めてスピンをした

と言うお客様も多かったです。

ウェット路面では、ごまかしが効きません。

ほんのちょっとのミスも、顕著に表れます。

ウェットでコントロールできるようになると、ドライはかなりラクです。

富士のアタッカーの、弊社お得意様M田様が毎回参加してくださいまして、
苦手だったコーナーが、安心して踏み抜けるようになったとのことです。

そうなると、タイムってのは自然と縮んできます。

高価な製品をリリースしておいて、ナニ言ってんだって言われそうですが
モノに頼るより、腕のチューニングってかなりオススメです。

まずは、壊さないクルマ作りを進めて行くことは肝要です。

クルマを壊してしまうと、練習もヘッタクレもありませんから。

楽しく続けられるチューニングを弊社は提言させて頂いています。

その一環として、腕のチューニング、安くて効果がとても大きいです。

ウェットで速い人は、ドコに行っても通用しますし、事故らないです。

結果的に、トータルではずっと安上がりなチューニングです。

疲れ過ぎで題を考える元気が無い、ネタ

で、帰りました。

ヨーロッパに行くと、たかが3泊でもだいたい3Kg太る。

そもそもイタリアとかフランスに行かなきゃイイんですよ。

イギリスはおいしいモノ無いし。

ドイツもフランクフルトソーセージだけ。

若い頃からずっと食いしん坊でして、ウマい物大好きです。

でも、ウマい物って大体、体に悪いです。

イタリアでは、昼間はピザ。

夜はパスタ。

それに夜は、ワインやビールをガブ飲み。

明らかにカロリーオーバー。

カロリーだけでなく、糖質も脂質も多いです。

今日から、また節制しなくてはなりません。

こんな食生活続けていたら、ホントに死んでしまいます。

今日の夕食は、ブロッコリーを茹でた物にオリーブオイルをかけただけ。

豆腐をまるまる一丁。

鯖の素焼き、塩もかけません。

あとはご飯を茶碗半膳。

日本では、いつもこんなモンです。

きっと糖尿病で入院したら、病院食の方が立派だと思います。

パリやミラノだって、どこでも美味しいというワケでは無いんですね。

特にイタリアのピザ。

これはかなりウマくて、毎回来て食べています。

pizza

でも、日本の方がウマいやろ、って方がかなり多いです。

チーズは確実にヨーロッパの方がずっとウマいです。

それでも、完成したピザ、もし大きな期待をしてイタリアに行くことがあれば、
ちょっとは覚悟した方がイイと思います。

「これなら日本と変わらないよ」  なら、まだイイ方です。

フランス料理なんて、もっと大変です。

「せっかくパリに来たんだから、フランス料理でも食べてみよう」だと、
かなりの確率で大失敗します。

それなら、恵比寿や新橋にある俺のフレンチの方がずっとオススメです。

エスカルゴだったら、北海道のツブ貝の方がウマいです。

味がとても似ています。

フォアグラなんて、が付いていないレストランで食べても、生臭いだけです。

身もフタもねぇぇぇ

せっかくの記念だから、パリやミラノ、ローマでウマい物食べたい、と、
ご予定のお客様がいらっしゃいましたら、事前の調査が必須です。

やっぱり、どの業界でもイイ物を手に入れるためには、それ相応の調査だとか
お勉強が必要となってくることは同じなんですね。

フランス料理って、確か食の文化遺産かなんかになっていたような気がする。

一流ブランドです。

先人たちが努力、研鑽を積んで一流ブランドを築き上げてきたワケです。

その一流ブランドを継承していく努力家もとても多い一方で、名前に乗って
ブランドを利用して二束三文の価値なのにボッたくる輩も必ずいますね。

弊社は「世界最高峰品質」を、いつも標榜して開発を続けております。

一切の妥協を廃し、もっと上があるはずだ、をいつも考えております。

失敗だっていっぱいあります。

むしろ、失敗の方が多いです。

でも、失敗しないとその上にある成功がわからないんです。

自分で「成功」だと思い込んでいても、実はまだまだだったりします。

420RSR用の6連スロットルで、世界に情報を探し続けていますと、
やはりこんなことするヤツって、必ずいるモンですね。

6throttle

こんなモン、キット物なんて無いでしょう、多分。

インマニだったり、フュエルギャラリーだったり、リンケージだったり、
イチから設計したんだと思います。

それでも、完成した車両に乗って、

「う~~~ん、何だかな~~~」ってなっちゃったと思います。

想定していたような特性にならないとか、乗りにくいとか。

この手の製品って、一発でキマることは天文学的確率で無いと思われます。

妥協してそこでヤメるか? やり直すか?

どっちを選択するかによって、数年後にはとても大きな差となってしまいます。

幸い、全部が全部イチから作らなきゃいけないってことも無いから助かります。

AP、GoodRidge、SAMCO、RECARO、世界最高峰品質です。

そう言うモノは、素直に現地調達する選択が正しいと考えております。

現地調達ってのが大事です。

弊社がここでしょっちゅう書くので、実際に本物との差をお試しになって
みんカラやFacebook等でアップするお客様もいらっしゃいます。

個人のお客様なら許されますけど、弊社はマズいです。

弊社の理念に賛同して下さった大事なお客様のために、丁寧に運びます。

運んでくれるのはJALさんですけど。

現地スタッフには、ま~~たコレかよ!! って顔をされます。

SP-AとSP-G。

spa

大型手荷物扱いです。

羽田空港で、預けた荷物がグルグル回る回転台の上でSP-AとSP-Gが
出てくるところを写真に撮りたかったのですが、なぜか撮影禁止。

JALさん、いつもいつもありがとうございます。

帰りの機内では、怒濤のたこ焼き12個。

takoyaki

帰りは羽田から運転するから、アイスコーヒーでガマンします。

今さら飲酒運転なんかしたら、タダですらあんまり無い信用を一気に失います。

搭乗者情報で、JALさんが、たこ焼きをわざわざ多めに用意してくれています。

ホントにJALさん、ありがとうございます。

さ、休む間もなく明日も朝から活動です。

FDで培った弊社のブレーキシステムネタ、その2

5.見た目

で、昨日のクーリングの続きです。

見た目じゃないの??

このネタもかなり昔です。

2010年5月21日のネタです。

APのブレーキローターにも、松竹梅があるんです。

当然、弊社は松を使います。

梅を使っても、APレーシングブレーキキットです。

それでもお客様にはわかりません。

「何でアイツのAPにはできて、オレのAPにはできないの?」って
そこで、初めて気がつきます。

何十万も支払った後に。

松は、最初からこういうダクトを引くことが設計上から盛り込まれています。

brakeducthose1

天下のAPレーシングが、空気の流れをちゃんとシミュレーションするんです。

「内側から冷やす」と言うアイデアはスゴいですね。

これを日産純正のブレーキローターでやっても、ほとんど効果がありません。

3年くらい前に、お客様に依頼されて実際にやりました。

「ダメ元でやって下さい」って依頼されましたが、ホントにダメでした。

日産純正のブレーキローターだったら、直接ダクトを当てた方がイイです。

クーリングという点では、このシステムは最強ですね。

ドリルドの穴から、さらに空気が流れてもっとクーリングに寄与してくれます。

ここで、良く言われるのが

「ドリルドローターは割れるよ」と言う知ったかぶり。

そもそも、APレーシングのこのブレーキローター、日本では弊社しか
扱っていないと思います。

たぶん。

現在、主流となっているディスクフェイス、つまりブレーキローターの見た目、
釣り針みたいなヤツです。

イギリスのAPレーシングの本社で、5年くらい前に教えてもらいました。

あんまり言っちゃって怒られてもマズいです。

ざっくりですが、スリック履いてカーボンメタリック系のパッドを使って
2時間連続周回をするためには、あの釣り針デザインがイイんだそうです。

で、弊社は心置きなくこのAPレーシングのドリルドローター(松)を
ずっとずっと使っています。

もちろん、寿命はありますよ。

機械部品だし、ガシガシ削っているんですから。

寿命まで使えるってことです。

何のハナシだか論点がどんどんずれてきましたが、見た目のハナシでした。

ドリルドローター、ただ単純にカッコ良いです。

少なくても釣り針デザインよりはずっとカッコ良いと思っています。

見た目って言うのも、やっぱりセンスです。

カッコ悪ぃの絶対にイヤです。

クーリング性能が良くて、超軽くて、そしてカッコ良くて。

このブレーキローターを使わない理由がありません。

たった一つの欠点は・・・・・、そうです。高いです。

6.ローターフローティング

これもどっちが正解ってことを言及するには、あまりにも僭越すぎます。

弊社の経験上のハナシしかできません。

「そりゃ違うよキミぃ~~」って、ツッ込み、甘んじて受けます。

でも、それ相応の材料を用意して欲しいです。

どっちと言うのは、ベルフロートかローターフロートか、です。

まず、ベルフロートの長所は、ディスクローターがフロート対応でなくても
ベルハウジングで対応できると言うことです。

つまり、2ピースのブレーキディスクローターだったら、後からでも
フローティングローターにすることができるんです。

弊社が採用しているディスクローターフローティングと言う機構は、
それ専用に設計されているディスクローターである必要があります。

だから、後でローターフローティングにすることができません。

じゃあ、何で弊社がベルフローティングを採用しないかと言いますと、
「耐久性」です。

ここが痩せてきます。

bellfloat

で、少~しずつですが、ガタが出てきます。

そうなったら、交換しましょうってハナシなんでしょうね。

そう言う商品を推奨しないから、弊社は商売がヘタだって言われます。

敢えて儲からない方を選ぶから。

弊社が儲からないと言うことは、お客様にとってはイイことになります。

ディスクローターフローティング、圧倒的に頑丈です。

弊社のベルハウジングは7075Sと言う最高級のジュラルミン製です。

ブレーキディスクローターは消耗品です。

ガンガンにサーキットのお客様だと、なおさらです。

そのうちレコード盤みたいになってきます。

そうすると、弊社では研磨をオススメします。

ここでも交換しましょうとは言わないです。

ところで、研磨もイロイロあるんです。

こないだもハマりました。

ちゃんとした経験あるところで、ちゃんと研磨をするとローター蘇ります。

ほぼ、新品状態と変わらなくなります。

つまり、もう1サイクル使えます。

交換する必要なんかありません。

でも、またまたサーキットでガシガシ削って、そのうち減ってきます。

それじゃあブレーキディスクローターを、やっと交換しましょうってなります。

その時、ベルハウジングはどうするの?

弊社製はまだまだ使えます。

ベルフローティングだと、まずムリです。

一回目の研磨の時でも、たぶんムリです。

使って使えないことはないでしょうが、痩せちゃってる分、ガタは出ます。

で、交換しましょう、ってなります。

当然、おカネかかります。

弊社のベルハウジングは、まだまだヘーキです。

1回目の研磨時なんか、全然ヘーキです。

次に、さすがにブレーキローターも減って無くなってきてから、
やっと新品に交換しましょう、って時でも、まだヘーキです。

それだけディスクローターフローティングにはメリットがあります。

FDで培った弊社のブレーキシステムネタ、その1

去年はイギリスに8回来ました。

1ヶ月半に1回のペースです。

イギリスは、もちろんモータースポーツ王国です。

とてもとても優れた商品が多いです。

日本だってマネすれば同等の商品ができそうなモンだと思いますが、
コストの問題だったり、数が売れなかったりで、ヤめちゃいます。

何回もここで書かせて頂きましたが、一発でうまく行くことの方が珍しい。

だいたいハマりにハマって、その分だけ詳しくなります。

それを経験とも言いますし、ノウハウとも言います。

やり続けることによって、伝統になるんですね。

やはりここで何回も書かせて頂きましたが、弊社の製品開発理念は

自分が客だったら、こんな商品が欲しい です。

弊社もいつも葛藤していますが、どうしてもイイ物を追求し続けると
コストがうなぎ上りでかかります。

それだけの開発費をかけて、いったいいくつ売れるの?

で、市販のキット物は妥協の産物となってしまいます。

ブレーキも弊社が最もハマったカテゴリーのうちの一つです。

今でも次から次へと課題は出てきます。

それを「しょうがねぇよ!」ってなるか

「何か解決策があるはずだ」と次のステップを考えるか。

ブレーキに求められる性能って、実に多種多様です。

1.まずは「効き」です。

効かなきゃハナシになりません。

冗談みたいなハナシですが、効かないブレーキキットってあるんです。

以前に、超有名なショップさんの車両に乗ったときに、ブレーキが
全然効かなかったのを今でも痛烈に記憶しております。

フォーミュラのお高いブレーキシステムを丸々採用したらしいんですが、
そのショップさんが言うには、レーシングカーは全てそうらしいです。

弊社がここで何回も書かせて頂いていますが、レーシングカーをそのまま
マネしてもいい結果が出るとは限らないと言う顕著な例でした。

2.コントロール性

一見すると1.の効きと排反事象のようにも思えますが、効き過ぎるよりは
まだ効かない方がブレーキキットとしてはマシなんです。

前述のフォーミュラカーのブレーキのハナシですが、
踏力が70Kgくらい必要でした。

おっさん一人を片足で持ち上げるくらいの踏力が毎回必要です。

逆もあります。

弊社でお預かりするZ34やV36で、

「お客様、よくコレ乗ってますね」

ってブレーキキット、結構あります。

絵に描いたようなカックンブレーキ。

ABS誤動作しまくり。

雨の日なんか、危なっかしくて乗れたモンじゃなかったです。

現在入庫中のM本様、以前はブレーキキット等でどんどんハマって
どんどん乗りにくくなって、とうとう新車にお乗り換えなさって、
弊社でイチから手がけさせて頂いています。

これも弊社がここで何回も書かせて頂いていますが、
純正ってそれなりに良く考えられて作られています。

純正のイイ所を捨てちゃうと、バランスの狂った乗りにくさにハマります。

3.軽量化

弊社の経験上、Z34はフロントはφ356で厚みがt32の純正サイズが
最もバランスが良かったです。

それ以上デカくしても、イイことってパッドが減りにくいだけです。

タダですりゃ上級グレードの純正ブレーキは、とてもとても重いんです。

スーパーオートバックスさんのイベントで、いつも純正ブレーキシステムと
弊社のブレーキキットを展示させて頂いています。

お客様が、なかなか純正をバラす機会も無いでしょうから。

弊社が世界最高峰品質と常日頃からフキまくっているブレーキを、実際に
手にとってみて下さって、初めてその威力を実感できる瞬間です。

それがバネ下ですから、実際に装着するとハンドリングや乗り心地にまで
大きく影響を及ぼすんです。

そんなわかりきったことが、実際のZ34の市販のブレーキキットには
フィードバックされていないんです。

あんまり書くと、また怒られちゃいます。

カンタンです。

重さなんて量れますから。

もちろん弊社は、軽量で高剛性のある素材にこだわり続けています。

7075Sや64チタンなんかでブラケット作って、一般市販されている
ブレーキキット、弊社だけです。

たぶん。

4.クーリング

クーリングダクト、あると無いとではエラい違います。

ダクトを引くショップさんは、いっぱいあるとは思います。

他社さんと同じことをやっていたら、誰も弊社を訪れることは無いでしょう。

空気の流れって、弊社が最も得意とする分野です。

ダクトも何回も何回も作り直しました。

どれだけ効率良く外気を導入して、どれだけ効率良く抜くか?

とても大事な命題です。

弊社の回答の一つがドリルドローターです。

これ、京都のT井様のFD用のローターです。

fdaprotor

T井様は、鈴鹿アタッカーです。

弊社の開発理念にご賛同下さいまして、ブレーキシステムをフルに発注です。

フロント、リア、マスターシリンダー、ブレーキバランサー、全てです。

一度もお会いしたことがないのに、これだけのシステムをフルにご注文です。

弊社のお客様、最初は皆様がおっしゃいますことですが、

「だいじょぶかな~~~~???」って、かなり悩まれたことだと思います。

今回イギリスで、弊社の分とスペアも入れて3セット買いました。

弊社の代車のFDなんですが、改めてスーパーストリート仕様を作ります。

☆ 外装 限りなく純正。ウイングも純正。

クーリングを考えると、ボンネットだけはしょうがないかな~~。
でも、下回りは実験君満載のフルフラット。

☆ 内装 SP-Aとステアリングと4点だけ。

追加メーターもナシ、ダッシュパネル1個ですっきり集中管理。
ロガーも付いているし、ラップタイマーも付いているスグレモノ。
M田様のZ34にもお取り付け予定。

☆ EG 限りなく純正チック。見た目が純正なだけで中身はエグいです。

見た目純正タービン、中身Garrett。
純正インタークーラー改。
点火系はMoTeCのRotaryCDIに4コイル。
強化アペックスシール。
エンジンルームは限りなく純正チック。
ディーラーでも、まず気がつかない。
パワーは耐久性重視で450もあれば十分です。

☆ サスペンション これこそ弊社のこだわりです。

純正よりも乗り心地が良くなります。
もちろんタイムも追求できるアシでなければ。

☆ ブレーキ  富士を連続10周アタックOK仕様

タイヤが先にタレますね。

☆ ボディ補強

これはかなりやる予定です。FDはかなり効きます。
ロールバーは入れないな、たぶん。
Z34から乗り換えると、かなりボディがぶにゃぶにゃです。
チタンで補強バーをいっぱい作ります。

もう絶滅危惧種のFDです。

10万キロを超えても、きっちりメインテナンスをすることによって
まだまだ楽しく乗れるクルマです。

ここで培ったノウハウ、全てZ34とV36にフィードバックします。

500馬力への階段ネタ、その11

記憶に新しい2015年1月9日のネタですが、同じことをもう一回書いても

「なんだよ~~~、それ聞いたよ~~~」

に、なってしまいますから、開発理念から紹介させてください。

420RSRキットのクランクシャフトです。

420crankshaft

思えば20年近く前、知る人ぞ知る当時の有名人のT田君のシルビアに
乗せてもらった時の、あの衝撃から始まりました。

長い構想だな~~~。

今でこそ800馬力のシルビアなんて珍しくないですが、当時は衝撃でした。

アルミブロックとなったSRエンジンは、ブロック剛性が高くありません。

高いブーストをかけるために鍛造ピストンを入れても、ブロックがよじれます。

で、JUNはスリーブを開発しました。

純正ピストンがダメ、で、鍛造ピントン。

純正コンロッドがダメ、で、クロモリ鍛造削りだしコンロッド。

純正ブロックが剛性不足、で、スリーブ。

もともと200馬力程度のエンジンが、どんどん馬力が上がっていくんです。

馬力ももちろんですが、耐久性も重要です。

スゲ~速くても、三こすり半みたいなエンジンじゃぁ・・・。

ま~~お下品な。

で、弊社もイロイロと経験をさせて頂いた中で、クランクシャフトの差に、
驚きを感じざるを得なかったです。

クロモリ鍛造総削り出しフルカウンタークランクシャフト。

これも名前長ぇな~~。

イイものってきっと名前が長いんだ。

世界に出て、イロイロとお取引をさせて頂いていますと、同じことを
やっているようなヤツ、必ずいるモンです。

アメリカのC社。

イギリスのF社。

ドイツのM社。

弊社の要求を満たしてくれるところにまでは行きませんでした。

アメリカだって、INDYやNASCARのトップチームを手がける
エンジンコンストラクターだったら、できないハナシではありません。

でも、最低10本からです。

そんなおカネ、あるわ~~~けがありません。

で、JUNの社長を説得すること1年以上、設計、製作で1年。

計2年の構想で、やっと具現化致しました。

ゴッツいクロモリ鋼の固まりから、CNCマシニングセンターで、
この形状になるまで、チロチロ削っていくんです。

時間と労力とコスト、測り知れません。

カウンターウエイト形状を良く観察してみてください。

先っぽが鋭くなっていますね。

これは、オイルパンに溜まっているオイルを超高速で攪拌するときに、
その抵抗を下げるための形状です。

これをやってくれるのは、JUNだけです。

V6のクランクシャフトって、バランス取りがとても難しいんだそうです。

Z33のエンジンで、JUNは世界有数の経験がありますから。

弊社がハイパワーと同じくらい、いやそれ以上に耐久性を重視します。

純正のクランクシャフトは高速回転でよじれてきます。

材質による剛性不足だっり、そこまでのバランスも取っていないでしょうから。

弊社の390RS、クラッチやフライホイールを装着した状態で、
ダイナミックバランスを取ります。

それによって、高回転時、高負荷時のメタルへの攻撃性が低減できます。

弊社の390RS、全車、元気に動いています。

当然420RSRも同等以上の耐久性が要求されます。

もちろん、ただクランクシャフトをポン付けするよりも、他の周辺機器も
バランスの観点からとても重要な課題です。

1.フルφ70チタンマフラー

2.6連スロットル大容量インダクションボックス、エアクリーナーボックス

3.VVELコントローラ

も、試作はできています。

一般販売の前に、耐久試験をしなくてはなりません。

今年は富士や鈴鹿でいっぱい試します。

きっと、仕様変更も何回も必要になってくるでしょう。

過去の経験上、純正のVQ37と弊社390RSとの差よりも、
390RSと420RSRの差の方がより大きくなります。

ストリートだと、かなり持て余し気味のパワーと吹け上がりになると思います。

同時にバランスの取れた車体も必須開発項目です。

今年一発目の海外、ネタ

羽田です。

ちょっくらモノを取りに行ってきます。

船で送ると90日かかります。

飛行機で送ってもらうと、想像を遙かに超えた額になります。

ここんところニュースで、例の航空会社の元副社長、ま、社長の娘が
機内でしでかした暴挙を再現フィルムでいっぱいやっていますね。

多少の誇張はあるんでしょうが、あんなハナシ、いっぱいあります。

なぜか飛行機で多い。

特に日本の客室乗務員さんは、超腰が低いです。

そのノリでヨーロッパの客室乗務員に上からモノを言うと逆ギレされます。

ホントです。

20年くらい前に、ヨーロッパ系の飛行機が大幅に遅れたことがありました。

乗り継ぎができなかったので、サービスカウンターに行ったら長蛇の列。

あんまりにも時間がかかり過ぎるので、ちょっと言っただけで、

知らないわよ!!

私のせいじゃないわよ!!

って、おばちゃんに、モロ、ブチ切れられたことがあります。

日本航空さんではありえないですね。

国際線が、どんどん羽田に移管して発着数が増えています。

それに伴って、お客様の数も増えるワケですね。

当然、混んでくるワケです。

保安検査場(手荷物をチェックするところ)は、当然、長蛇の列。

そんな中で、ひときわガラガラの列があります。

prioritylane

優先搭乗レーンです。

本来ならFirstClassのお客様用です。

でも、日本航空さんの手厚いお計らいで、FirstClassじゃないのに
優先搭乗レーンを利用させて頂いています。

順番を待っているわずか数分間でも、必ず出てきます。

通常のレーンで何十分も待つのがイヤなモンだからゴネるヤツ。

タマ~~に強気のヤツがいまして、かなり高圧的に係員を恫喝します。

す~っと警察官がやってきて、つまみ出されます。

きっとこんな輩に権力を持たすと、ナッツ一つでああなるんでしょうね。

ところで、羽田のラウンジが昨年に改修されました。

flounge

立派になりました。

シェフが料理してくれます。

royalcheff

FirstClassのお客様は、ここでは食べないと思うんだけどな。

国際競争力という点では、実はあんまり立派な方でもないんです。

せっかく招待してもらって、こんなことを書いちゃってイイのかな?

でも、シドニーのQantusやロンドンヒースローのBAはもっとずっと
スゴいんです。

航空会社も大変ですね。

人の心配しているバヤいか??

さ、搭乗の時間です。

Z34,V36サスペンションキットネタ、その44

まず、業務連絡をさせて下さい。

福岡のF津様、SP-A の納入の件で先週にメールを差し上げました。

届いていらっしゃらないようでしたら、お手数ですがご連絡をお願い致します。

今日は、2011年9月18日のネタです。

チューニングって、本来は「調律」って意味です。

調律というのは、ピアノだったりギターだったり、経年劣化等で
本来の音と違う周波数を発生してしまう楽器を正しく修繕する、
そんな意味で使われます。

我々の業界では、市販の部品をそのままポン付け、それでチューニングと
称されることが多く見受けられるように感じてしまいます。

お客様は、おカネをかけて商品をお買い上げです。

もちろん作業工賃だってお支払いです。

それなのに、完成したモノが純正以下って・・・・。

弊社がZ34やV36の駆け込み寺っぽくなっちゃっていますが、
もちろん、ちゃんとやってるショップさんもたくさんあります。

そう言うところのお客様は、そのショップさんにご満足しています。

弊社を訪れることは無いと思います。

そうではなくて、支払った分の対価にギモンを持っちゃったお客様、
弊社の予想以上にいらっしゃいます。

ランキングをまとめてみました。

1.ECU

2.サスペンション

3.デフオイルクーラー

4.シート

5.ブレーキ

ですね。

1.のECUに関しましては、テーマが壮大なので改めて詳細を報告します。

で、2.のサスペンションです。

アシに関しましては、得意とするショップさんもたくさんあるとは思います。

でも、メーカーさんのキット物をポン付けしただけって、かなり多いです。

ポン付け、ナニが悪いの???? ってハナシです。

ひとつ例を挙げさせて下さい。

アームにしても、ダンパーにしても純正の可動部ってこうなっています。

rubberforce1

青い部分が可動部で、赤い部分が車体に固定されているところ。

黒い部分は、純正はゴムです。

チューニングパーツとしてはウレタンだったりテフロンだったり。

これが、車両が動いている時には青い部分が動きます。

rubberforce2

赤い部分は車体に固定されていますので、黒い部分がよじれます。

その際に、復元力だったり摺動抵抗だったり力が発生致します。

Z34で検証してみました。

1G状態で復元力をリセットして、ゼロ にして計測してみました。

rubberforce3

それがバンプ時には、20Kgもの力となります。

rubberforce4

それが復元力として、少なからずのユッサユッサ感を生じてしまいます。

ちゃんと1G状態で計測して、1輪あたりでこの力です。

リアはアームの数が多いので、4輪で100Kg以上の復元力となるでしょう。

サスペンションの取り付け時に1G状態で作業をすることにこだわるか?

それとも、「そんなの変わんねーよ」ってそのまま付けるか?

軽量化と理念は一緒です。

一つ一つは大して効果が現れないことでも、積もり積もると大きく影響します。

弊社のサスペンションキット、今でも進化を続けております。

考えられうる小さいことを少しずつ少しずつですが盛り込んで行っています。

お客様の数だけ仕様があると言う考え、ネタ

昨日、初めてお会いしたK村様とイロイロとおハナシをさせて頂いて、
改めて感じることがありましたので、弊社の思うことを書いてみました。

K村様だけでなく、ほとんどのお客様が同じ思いだと考えられますが、
部品って、装着してみるまで実際の所がわかりません。

特に、一流ブランドとして通っている安くは無い商品を買って、

「こんなん買うんじゃなかった」

ってなっちゃって、それでPCをパシパシ叩いてネットを検索して、
弊社にアタったけど、どっからどう見てもアヤしい・・・・。

立派な店舗やショールームがあるワケでもない弊社ができるとは
ここで責任ある情報発信をコツコツやっていくことです。

あくまでも弊社の経験上の考えで、他にも意見はあるとは思います。

一つの参考にしてみて下さい。

1.まず、Z34、V36が好き。キモチ良く通勤快速。

限りなく純正でもイイです。

マイナーチェンジ後は、エンジンオイルクーラーも無くてもOKです。

なんか、常時FANが回っていて前期よりは10度くらい低めです。

「もうちょっとここを何とかしたい」ってお気づきの点がありましたら
そこだけでイイんでは無いかと思います。

敢えてこの段階でオススメと言えば、

☆ エンジンマウント ストリート用

☆ MTギアオイル

☆ ショートシフターキット

☆ サスペンションキット

☆ ECU

こんなモンで、かなり変わりますから。

あるとず~っとイイですけど、無くてもフツーに走るから判断は難しいです。

2.タマ~に高速や峠をカッ飛ばす。

こうなると、とたんに冷却系は必須になってきます。

って言うか、やらないとFailSafeが介入して煩わしいです。

煩わしいのをガマンすりゃイイのか? ってハナシです。

温度管理がしっかり対策されている車両と、そうでない車両。

長くお乗りになると、コンディションに差が出てきます。

で、

☆ EGオイルクーラー

☆ PSフルードクーラー

☆ デフオイルクーラー

が必要になってきます。

無いと、ほぼ100%トラブります。

ほぼってナニよ!!

「オレのはなんないよ!」ってお客様もいらっしゃるかとは思います。

そこまで行っていないだけのハナシです。

☆ このあたりでも、ステアリングを推奨したいです。

4ナンバーの日産キャラバンの純正ステアリングよりも大きいなんて
スポーツカーとしてあるまじき設定だと思うんですけどね~~。

3.サーキット走ってみたい、

☆ シート

☆ せめてブレーキパッドだけでも

シートは何回もご案内差し上げております。

とても重要なマンマシンインターフェースです。

お若いお客様なら何とかなりますが、個人差にもよるとは思いますが
40歳あたりからムリが効かなくなってきます。

その都度コーナーで踏ん張っていますと、その内、腰を痛めます。

って言うか、ドライビングに集中するためにもフルバケは強く推奨したいです。

ちゃんと調整をされたバケットだと、リクライニング機構無くてもヘーキです。

長距離は、むしろRECAROの方がずっとラクです。

一つの指針を示したつもりですが、書いていてやはり難しさを感じます。

軽量化は?

エアロは?

デフは?

どの段階で入れるべきか、なかなか正解というのが見えない製品群です。

特に、弊社のブレーキキットはブレーキとしてのパフォーマンスも当然ですが
バネ下の圧倒的な軽量化がもたらすハンドリングと乗り心地の大幅な向上は
早い段階でオススメできる商品となっております。

見た目もカッコイイし。

もちろん、お選びになるのはお客様です。

読み返してみると、とりとめのない日記になってしまっていますね。

何かご不明な点、聞いてみたい点がありましたら何なりとメールして下さい。

circuitconcept@gmail.com

弊社の存在意義を再認識、ネタ

本日は、群馬県太田市からK村様がご来店です。

何の偶然だか、明日も群馬県太田市のH野様がご来店予定です。

で、本日ご来店のK村様は今日が初めてです。

初めてのお客様に必ず言われてしまうことですが、

「アヤしくて、どうしようかずっと迷っていた」 とのことです。

アヤしいのは否定しません。

否定する材料がありません。

なかなか表街道に浮いていくことができませんから。

裏街道にひっそりとプカプカとたたずんでいる浮き草ショップです。

K村様も、清水の舞台から飛び降りる覚悟で弊社を訪れたことでしょう。

お目当てはRECAROでした。

2014年4月12日のネタで、こんな写真をアップしました。

recaros

表題は「RECAROショップか!! \(-_-;) 」 でした。

SP-A 3セット

SP-G 6セット

でした。

その後、増殖を続けて、SP-A6セット、SP-G14セットまでなりました。

なんでやねん!!!

RECAROを収集するミョーな癖があるわけでもなんでもありません。

溜まっちゃっただけのハナシです。

また、詳細を書くと怒られそうなハナシなので想像して下さい。

メンドくせぇな~~、とおっしゃらずにそこはお願いします。

真実を書くと、3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんの
Zイベントに、お呼ばれしなくなってしまいます。

一つだけカンタンなハナシです。

ちゃんとしたモノが容易に手に入る状況だったら、弊社には来てくれません。

それだけのハナシです。

K村様もイロイロとお調べになった結果、弊社に、とご決断なさったワケです。

ドイツ本国モノのRECAROを、ご試着下さいました。

即決です。

大変ありがとうございます m(. .)m

SP-A6セット、SP-G14セットまで増殖しましたRECAROも、
現在は、ゼロです。

全く在庫がありません。

そうです、超が付くほどこだわりのレール、完成したとです。

バックオーダーで、今日現在の納期は4月です。

K村様、遠路はるばる大変ありがとうございました。

ついでに弊社に入庫中のエロいフロントフェンダーキットもご成約です。

K村様の予想以上の弊社製品の完成度、と言う大変ありがたいお墨付きです。

既にご装着済みのOOOOOさんのピラーガーニッシュとドアミラーカバー、
遙かに弊社製品の方がクオリティが高いと、再認識して下さいました。

K村様が帰路に付く前に、

「今後、長い付き合いになりそうです」

っておっしゃって下さった言葉が、弊社にはとてもとても励みです。

Z34、エアロアナライズドサイドスカートネタ、その1

「サイドスカート、画像無いの?」ってお問い合わせ、増えてきました。

ありがとうございます。

現在、オス型が完成しております。

ここからが結構大変なんです。

オス型からメス型を起こします。

そして試作1号がやっとできるんですけど、それでもホントに外側だけです。

実際の製品には、車両側に取り付ける「留め」を考えなければなりません。

弊社製品は、取り付けの加工やテマをできるだけ削減できるように
全て、純正の留め位置と留めピンを利用しております。

車体側の特殊な加工は、できるだけあってはなりません。

弊社のフロントバンパーやフェンダーも同じ設計思想で製品化しておりますが
ポン付けで、ぴったり合うように何回も型の修正をしております。

「FRP製品は合わない」と言う業界の常識に真っ向勝負です。

ところで、肝心の弊社サイドスカートの見た目なんですが、もうちょっと
お待ち下さるよう、お願い申し上げます。

「ナニもったいぶってんだよ!」

って、お怒りもごもっともです。

ただ、今までにはなかった斬新なデザインなので賛否両論だと思います。

今さら弊社が、ナナメ下に張り出しただけのサイドスカートをリリースしても

「エッ、これがサーキットコンセプト???」ってなります。

コレ、2013年6月2日のネタです。

弊社のフロントフェンダーの設計思想をご紹介したネタです。

フロントタイヤが高速回転すると、タイヤハウス内の空気はグシャグシャに
暴れまくって、車体を上に持ち上げてしまうんです。

fenderairflow

上に持ち上げるとナニが悪いのか? っておハナシは何回かさせて頂きました。

引っ越し早々、物理のハナシではドン引きされそうなのでまた今度にします。

ま、ダウンフォースの逆ですね。

富士で言うと、コカコーラや100Rでかなり変わってきます。

弊社のフロントバンパーやフロントフェンダー、富士で試着会ってのを
やってみたいと昔から考えております。

過去2回の富士での練習会で、ご参加下さいましたお客様が

「Z34って基本、アンダーなんだ」

って、身をもって体感してもらいました。

最近のクルマはとても良くできています。

ストリートだったら、切ったら切っただけ曲がります。

でも、サーキットだとやはりそういうワケには行かないんです。

で、弊社もサスペンションキットをリリースさせて頂いているワケです。

サーキットだけのことを考慮すると、キャンバーは大きくなります。

ただ、ブレーキは効かなくなるし、ストリートでは真っ直ぐ走りません。

弊社のサスペンションキットは、何回もご案内させて頂きましたように
コントロール性を重視しております。

ストリートとは全く違った、サーキットみたいな高速コーナーでは、
空気の力を借りることが正解です。

フロントタイヤハウス内で悪さをする暴れた空気を、フロントフェンダーで
キレイに抜いてやることに成功致しました。

こんなフェンダーのインナーライナーまで作りましたから。

fenderinner

弊社のフロントフェンダーキットに標準で付いております。

せっかく抜いた空気も、今度は車体下部に再び潜り込もうとします。

それが、リアのグリップに悪影響を及ぼすことになるんです。

まずは、その悪さをする空気の流れ対策が弊社のサイドスカートには
一番の開発命題でした。

ホンモノのレース車両に、そのヒントがいっぱい詰まっています。

が、そこが難しいところです。

競技車両チックにしたくなかったんです。

K村様やT城様からメールを頂戴致しました。

「いい年こいて、まだこんなクルマに乗ってんの!?」

と言うくだりが心に刺さったと言うことです。

上品に、上品に、たたずまいだけでもオーラがある、そんな開発理念です。

難しいです。