ウェットでコントロールを学ぶことのススメ、ネタ

フランクフルトのAmMain空港で、搭乗を待っている間に、
筑波や富士のトップランナーのI氏のFacebookに
こんなんアップされているのを見っけました。

2輪でもこんなことってできるんですね。

Z34、V36、とても良いクルマです。

長く乗って欲しいと思います。

そのためにも自分を含め、運転技術を身につけて欲しいと常に考えています。

昨年は弊社のような浮き草ショップが富士で練習会を2回、開催できました。

テーマはただ一つ。

車両をコントロールする

です。

弊社はサーキットコンセプトです。

長く楽しくサーキット走行を続けて欲しいから、イロイロ考えています。

まずは車両を壊さないこと、それが第一です。

峠道をハイスピードで、楽しく走っていらっしゃるお客様も多いです。

Youtubeには、サーキットでのクラッシュ映像がたくさんあります。

一番多いのが、ブレーキが抜ける ことです。

これは事前にかなりの程度、対策できますね。

サーキットでは、ブレーキにはおカネをかけた方がイイに決まっています。

純正のパッドで富士の本コースを走って、フェードを起こして
1コーナーを飛び出しちゃう・・・。

距離を走っていらっしゃる車両で、フロントのハブにガタが発生しているのに
そのまま走ると、ディスクローターが振れてノッックバックを起こしてしまう。

で、ブレーキがスコーンで抜ける・・・・。

そう言うトラブルって、常日頃のメインテナンスで十分防げるハナシです。

で、次に多いクラッシュ映像は、アンダーオーバー → ガッシャーンです。

Z34やV36は、一般公道でアンダーを感じることはほとんど無いでしょう。

切ったら切った分だけ曲がります。

で、弊社の練習会では、第一段階として手アンダーを体験してもらいました。

ハンドル切っても曲がらない・・・・。

一般公道でこんなこと練習したら、大事故です。

山野プロの同乗走行で、ステアリングの切り方だったり、荷重移動だったり
曲げる技術というモノを、どんどん盗んでもらいたかったんです。

カンタンに習得できる技術ではありませんが、参加して下さった皆様、
午前と午後の走りは、まるで別人でした。

第2回では、さらにハイスピードに設定してコントロールの習得でした。

弊社の練習会では、第1回も第2回も散水車をレンタル致しまして、
バッシャバシャ水を撒きまくりました。

ドライよりも、ずっとアンダーやオーバーが出やすくなります。

人生で初めてスピンをした

と言うお客様も多かったです。

ウェット路面では、ごまかしが効きません。

ほんのちょっとのミスも、顕著に表れます。

ウェットでコントロールできるようになると、ドライはかなりラクです。

富士のアタッカーの、弊社お得意様M田様が毎回参加してくださいまして、
苦手だったコーナーが、安心して踏み抜けるようになったとのことです。

そうなると、タイムってのは自然と縮んできます。

高価な製品をリリースしておいて、ナニ言ってんだって言われそうですが
モノに頼るより、腕のチューニングってかなりオススメです。

まずは、壊さないクルマ作りを進めて行くことは肝要です。

クルマを壊してしまうと、練習もヘッタクレもありませんから。

楽しく続けられるチューニングを弊社は提言させて頂いています。

その一環として、腕のチューニング、安くて効果がとても大きいです。

ウェットで速い人は、ドコに行っても通用しますし、事故らないです。

結果的に、トータルではずっと安上がりなチューニングです。