Z33ネタ、5年の開発日記史上、初めてのような気がする、ネタ

昨日は、M様がお見えになりました。

M33

いもいつもありがとうございます。

画像では見えなかったですが、今回はSP-A も積んであります。

重ねてありがとうございます。

M様は、弊社のドアミラーをとてもとても気に入って下さいました。

おかげさまで、弊社ドアミラー、バックオーダー多数です。

と言うワケで、型を増やして量産体制を強化致しました。

おカネ無いのに・・・。

ドライカーボンって、型もドライカーボンにしないとカマの中で焼けます。

だから、余計におカネがかかっちゃうんです。

おかげさまでとても評判が良くて、オーダーをたくさん頂戴しております。

納期がどんどんかかってしまいました。

だから、量産体制を強化しなくてはいけないと判断しました。

そもそもZ33用のドアミラーは作っておりませんでした。

丁重にM様にお断り致しました。

M様は

Z34用でイイです、自分で加工します

と、とてもうれしいお言葉を頂戴致しました。

ところがです。

ドライカーボンは切った貼ったはムリです。

せっかくの超軽量、高剛性もムダになってしまいます。

で、Z33用を作りました。

おカネ無いのに・・・。

M様、実は390RSをお考えです。

いくらかかるんだろう・・・。

現在でも既に過給器が付いているんですが、さらなるパワーを求めたとき、
エンジン内部に手を入れたときのコストは、はかりしれません。

で、耐久性は・・・??? です。

少なくとも、弊社の390RSの耐久性の方が優れています。

NAフルチューンでなければ決して到達のできないスーパーレスポンス、
Z33に息吹く日が、とても楽しみです。

エンジン、MT、ECU、配線一式、メーター、これくらいは最低必要です。

Z34を390RSにして、Z33顔にした方が早いような気がする・・・。

もいっかいM様とご相談ですね・・・。

ちなみに、V36用も作っています。

あ、V36のF井さんとM山様とT下様にご連絡を差し上げなければ・・・。

 

一週間に8日あったらな~~~~、ネタ

木曜日の夜に日本に帰って、金曜日は準備。

で、土日の昨日と今日はスーパーオートバックスさんのイベントでした。

絵に描いたような準備不足でした。

マトモにご説明できた製品は、クラッチパンク対策キットの
プロトタイプくらいでした。

一緒に出店した気心知れた同業者様達に、

どんだけヤル気無いねん

と、叱責される始末です。

もちろんヤル気はあふれるほどあります。

無いのは体力です。

思えば、スーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントで
弊社のドアミラーをご披露させて頂いたことがありません。

現物を一度もご覧下さることなく、248,000円もする弊社製品を
お買い上げ下さった3名のお客様、大変ありがとうございました。

来年の3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントでは、
こんなブザマなていたらく、2度とさらさないようにお約束します。

明日は、広島からM様がお見えです。

さ、早めに寝て、早く起きて、ちゃんと準備をやらねば。

Z34、夢のフラットボトム計画ネタ、その1

現在、ラウンジで搭乗を待っています。

で、フロントアンダーディフューザーの件、たくさんのお客様に
ご不便をおかけしています。

いくらかかってもイイから、純正のverNISMOのバンパーに
取り付けて欲しいというお客様もいらっしゃいます。

それはそれで大変うれしい申し出なんですけど、障害が多すぎるんです。

verNISMOの車両をお預かりして、まず純正の空気の流れを検証して
それからフロントアンダーディフューザーを検証しなくてはなりません。

製品化するのに半年以上かかります。

そして一番大きな障害が、取り付け剛性です。

純正のバンパーは、ともかくふにゃふにゃ。

富士で250Km/h も出すと、取り付け部がチギれて落ちてしまいます。

そんなバカな・・・・

と、感じたお客様もいらっしゃるでしょう。

FRPのボンネットがチギれて、フッ飛んで行ったのを見たことあります。

FRPのハッチゲートにGTウイングを付けて、根本からチギれて、
フッ飛んで行ったのも見たことあります。

弊社のお得意様のM田様は、チギれた破片にアタりそうになりました。

アタったんだっけかな??

それくらい空気の力は軽視してはいけません。

逆に弊社は最大限に利用させて頂いております。

弊社のフロントアンダーディフューザー、お客様の予想以上にデカいです。

ちょうど、ドアの付け根くらいまで伸びています。

弊社のリアアンダーディフューザー、お客様の予想以上にデカいです。

リアのクォーターガラスの下あたりまで伸びています。

で、その2つをつなげたセンターパネル、これで夢の

フラットボトム

です。

フラットボトムにするとナニがイイの??

ですね。

効果や理論については、またご報告させて下さい。

最近のFerrarriがフラットボトム化されています。

R35もフラットボトムになっています。

弊社はCircuitConceptです。

さらに上を行きます。

下の空気をタダ抜くだけではなく、一仕事してもらいます。

上から見て、こんなカンジです。

MTcooler

なんじゃコリャ?

新種の虫?

黒いのがMTです。

赤いのがフルフラットボトムパネルから生えた3Dの冷却シュラウドです。

これでMTを冷やします。

ざっくりしたプロトタイプでは、MTオイルが10度以上下がっています。

ただのアルミの板で作っただけです。

コレ、パクられんだろーなー。

でも、3Dにすることによって、もっともっと効率が良くなります。

弊社の領域には到達できません。

ダウンフォースが稼げてMTまで冷やすなんてステキじゃあ~りませんか。

これも3Dシュラウドの取り付け剛性や強度には注意が必要です。

4年ぶりに語るECUネタ、その3、なのかな~

まず、業務連絡をさせて下さい。

なぜかメールの送受信でスタックします。

メール帰って来ねぇなぁ~

と言うお客様、今からドイツに行きますのでもいっかいやってみます。

ところで。

こっちにいると、やはりヨーロッパの目線でニュースは報道されます。

例のオリンピックのエンブレム問題、ボロカスの言われようです。

ここ2,3日、日本にいないのでホントのところはわかりませんが
ボロボロ出てきちゃってるらしいですね。

ほじくればほじくるだけ出てくるから、やる方もおもしろがってやり倒す。

長く人生経験を積んでいると、否応なしに気づかされます。

ウソはいずれバレる

ごまかしも、いずれ露見する

そりゃそうです。

でも、なんとかなるっしょ、って思っちゃうこともあるんですよね。

もっと若い頃は、やっちまったことも多々あります。

確かに10個ごまかすとすれば、バレるのって2,3個だったんです。

何の豆知識や!!

でも、現代は高度情報社会。

スマホで検索すると、小学生でもわかっちゃう時代です。

先日テレビでやっていたので、ご覧になった方も多いと思いますが、
UFOの画像って、95%がウソだったんですってね。

今や、映像の専門学校生が作れるレベルなんだそうです。

これで、UFO番組って減るでしょうね。

ECUのハナシの続きをしたかったんですが、今までに無くアブナイ話に
なりそげなので、書いたモノ全部消しました。

何だそりゃ!!

現在、お客様の車両が調子がイイなら、そのままでイイと思います。

投資に見合った効果が得られるとは限りませんから。

何かおかしいとか、他のお客様の車両より明らかに遅いとか、
速い遅い以前の問題で、ただひたすら乗りにくいとか。

多くのお客様が抱えている、とある問題。

3周目から、突然、遅くなる

弊社で手がけさせて頂いている車両の中には、調子が悪い原因が、
ECUだけの問題ではなかったことも多いんです。

弊社の試乗車、今日あたり栃木工場を出たらしいです。

今度は、純正のイイところと悪いところをもっともっと知り尽くします。

どういう時に、どういう制御やフィードバックをかけているのか?

それを把握しないで、ECUの数字だけ変えても・・・・。

もちろん、ちゃんとやっていらっしゃるところは確実にあります。

そんなこと知らなくたって、ココを変えりゃ良くなんだよ

って、百戦錬磨のチューナーさんだっていらっしゃいます。

弊社が同じことをしてもしょうがないです。

エアロパーツ、サスペンション、ブレーキ、弊社の製品は全て、
工学的理論からアプローチしてきました。

リクツじゃネェよ ┐( ̄ヘ ̄)┌

ってショップさんもあるとは思います。

でも、弊社は理論でアプローチをしていきます。

でも、最後は人間の感性ですけどね。

いつもここで書かせて頂いております。

乗りやすくて楽しくて上品なクルマ作り

弊社が目指す開発理念です。

Z34フロントアンダーディフューザーネタ、その7

ECUのお問い合わせよりも、フロントアンダーディフューザーの方が、
ずっと多かったのには、ちょっと予想外でした。

で、これまた久々にIllustratorをいじくりました。

定期的に練習しないから、いつまで経っても上達しません。

純正のサイドビューです。

funderdiffuser1

この構造だと、こんなカンジで空気を上下に割っちゃうんです。

funderdiffuser2

下に潜った空気は、車体を上に持ち上げようと悪さをします。

で、高速になればなるほど、フロントの接地感が無くなってフラつきます。

で、弊社のフロントバンパーはこんな構造です。

funderdiffuser3

わかりやすいのはNASCARです。

ともかく車体の下に空気を入れない下がシャクれた構造です。

NASCARが手本とは言え、アレじゃストリートは走れません。

弊社のフロントバンパーはできるだけ車検のことも考慮して
空力を優先した構造にしているので、こんなカンジです。

funderdiffuser4

なるべく空気をすくって、上に逃がして車体の下に空気を入れません。

純正よりはずっとイイとは言っても、やっぱり下には空気は入ります。

その空気を、しょうがねぇよ、ってあきらめるのか?

いえいえいえいえいえいえ。

弊社はサーキットコンセプトです。

下に入った空気、最大限に活用させて頂きます。

で、その第一弾が弊社フロントアンダーディフューザーです。

わかりやすくデフォルメした画像ですが、こんなんです。

funderdiffuser5

画像出しちゃってイイの??

別に弊社がイチから考え出した技術でも無いですし。

お、コリャイイってパクるところも出てくるでしょう。

パクろうなんて了見じゃ、イイ物なんて絶対にできないでしょうし、
弊社のような空力的な理論検証もできっこ無いと思います。

まず、お客様が気になると思われる先端のスプーンみたいなヤツ。

ソコ、翼断面形状になっています。

翼断面形状の先端部分でダウンフォースを稼ぎ出します。

で、ダウンフォースを稼ぎ出した空気の流れに、もう2仕事してもらいます。

その一つが、文字通りのディフューザー効果です。

何回もここでご説明差し上げてきましたが、ディフューザーというのは、
ディフューズさせるモノ、つまり拡散させるモノ、って意味です。

拡散させるモノ、それは空気です。

空気を拡散させることによって、空気は断熱膨張をして圧力が下がります。

それを利用してダウンフォースを稼ぐんですね。

空気を拡散させる構造になっていないのに、ディフューザーと称して
販売されている商品がいっぱいあります。

これ以上書くと・・・・・

車体下部の先っぽから、最低地上高9cmの隙間から入ってしまった空気が、
後部に行くと断熱膨張をするイメージ画がこんなカンジです。

funderdiffuser6

ちょうどフロントアクスルの付近に発生した負圧で車体を下に引っ張ります。

もう一仕事あるんです。

このフロントアンダーウイングの上部を通った空気です。

funderdiffuser7

せっかくのフレッシュ外気です。

熱くなったモノを冷やしてもらいましょう。

MTです。

マニュアルトランスミッションですね。

アメリカでは略してトラニーって言います。

ヨーロッパではギアボックスって言います。

どうでもイイですね。

本来ならMTオイルクーラーを付けたいところですが、敢えてヤめてます。

それでイイの?

理由は

1.部品点数が増える

2.重くなる

3.おカネがかかる

4.純正のMTがデカくて容量があるので、必要性がそれほど大きくない

付けないで済む理由がこれだけあります。

デフやATFのようにフルードクーラーを付けなきゃハナシにならない、
それほど重要でなければ、おカネかけずに済みます。

それだったら、フロントアンダーディフューザーにその機能を盛り込みます。

はるかにオトクじゃあ~りませんか。

さ、ここで大事なことを白状しなくてはなりません。

価格と納期です。

これでまた、ひとモメもふたモメもするんですよ。

まずは大事な納期からです。

年内は確実にムリです。

早くて、来年の3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントです。

以前の弊社だったら、ムリを押してでも受けちゃいました。

で、結局、怒られる。

だから、できることはできる、できないことはできない、とはっきりさせて
お客様に困惑をもたらせないようにするのも重要な責任だと感じています。

今さら~~~??

以前だったら、

純正バンパーに付けて欲しいんですけど

verNISMOのバンパーに付けて欲しいんですけど

他社さんのバンパーに付けて欲しいんですけど

全て受けちゃっていました。

で、ドツボにハマる、と。

8/31の時点で、弊社のフロントバンパーが既に装着されているお客様や、
既にご成約済みのお客様から、順次デリバリーをさせて頂いております。

このデリバリーがいつ終わるかがわからないんです。

取り付けも、予想以上にタイヘンですし。

だから、弊社のフロントバンパーを既にお取り付けのお客様しか、
ご予約自体も受けられない状況です。

も、もーしわけありません。

4年ぶりに語るECUネタ、その2

で、早速、博士に頼んでおいた解析結果のうちの一つをご紹介させて下さい。

しょせんプログラムなので、見る人が見ればわかっちゃいます。

でも、これがわかるショップさんはとても少ないと思います。

もちろん、ショップさんにはショップさんのお考えがあります。

別にこれがわからなくたって、セッティングはできますから。

弊社は、既存のモノとは違ったことをやりたいだけなんです。

じゃあソレは何なのかと言いますと、昨日ご紹介させて頂きました
アクセル、スロットル関連のマップの一部です。

弊社のメダマは、3Dです。

たびたびしつこくてすいません。

ちゃんとやっているショップさんは、確実にあります。

でも、そうで無いところはその何倍も・・・・。

フツーに考えたら、アクセルを半分踏んだらスロットルが半分開く。

そう考えそうなモンです。

実際にはそうはなりません。

純正ではどうなっているのか、それの解析が第1です。

メーカーが、膨大なテマヒマをかけて開発しています。

なかなか侮れないですよ。

メーカーが全て正しいとは言っておりません。

メーカーの開発理念を、ちゃんと把握し理解してからココをいじくらないと、
どっかで乗りにくくなっちゃう原因になるんです。

せっかくメーカーが、いろんなパラメーターを設定してくれています。

そこを弊社では最大限に活用したい、それだけのハナシです。

多くのショップさんが採用している2DマップではアクセルをX%開けると、
スロットルがY%開くと言う、一対一の一変数関数です。

アクセル開度を5%ずつ分割したとしても、しょせんデータは20個です。

それを30分割にしても、結果はほぼ同じです。

そこじゃ無いんですね。

弊社の採用しているマップでは、アクセルの開度がX%ともう一つ、
内緒内緒内緒 がY%で、スロットルがZ%開くと言う3D構造です。

前述のように、5%ずつ20分割すると、2Dではデータは20個に対して、
3Dだと400個にもなります。

accelmap

メーカーはそこをちゃんと用意しています。

アクセルベタ踏みの全開時は、マップを読む所が決まっているので簡単です。

だから、ピークパワーはハードウェアの依存度が高いんです。

お客様がピークパワーを気にしてしまうことは仕方無いと思います。

弊社はもちろんピークパワーも大事ですが、敢えて、乗りやすさ、
気持ち良さをもっと全面に押し出して行きたいと考えております。

通勤でお使いのお客様も多数です。

低中速のハンチング、息つきは絶対ダメですね。

サーキットでは、シフトアップ、シフトダウン時のスロットルの戻りの遅さ、
ここは何で純正ってこんなセッティングなんだろうと不思議に思います。

アクセル関連マップがダメなECUでサーキットを走るとすぐにわかります。

スピンしやすくなりますから。

やはり、そういうところは純正は良く出来ています。

純正のイイ所はそのままで、純正のダメな所を改良して行く。

その理念は、設立当初からブレていません。

フツーに2Dでセッティングするより、何倍もテマヒマがかかります。

でも、お客様同士がオフ会等で乗り比べをするとすぐにわかってしまいます。

う、コッチの方がイイ、って。

もっと上があるはずだ、の精神で

4年ぶりに語るECUネタ、その1

久留米のA木様、島根のI様、群馬のK村様、H田様、I澤様はどこだっけ?

お待たせしております。

イイ物を作るのは大変です。

Z34,V36の純正ECUはとてもとても賢いです。

機能もありすぎくらいあります。

全部を網羅するのはムリです。

ビンボー浮き草ショップの分際で、ものスゲー高いおカネを出して、
ヨーロッパ製のICEを買ったおハナシは先日させて頂きました。

高いカネを出せば、イロイロやってくれます。

セコいことを考えると、回り回ってロクなことになりません。

弊社が5年以上、150台ものお客様のZ34,V36を乗らせて頂いて、
感じることはとても多くあります。

弊社のお客様が皆様、弊社の製品をお取り付け下さっているワケでは
ありません。

外装だったり、アシだったり、内装だったり、クーリング系だったり。

それぞれ個性があって、弊社も勉強させて頂いております。

今回は4年ぶりにECUのおハナシをさせて頂きたいと思います。

やはりお客様は、ECUを書き換えるとパワーをご期待します。

そりゃそうです。

それはそれで間違っていません。

でも、それ以前に

乗りにくい

そんな車両が、かなり存在してきました。

また怒られちゃうので、ちゃんとご説明差し上げます。

キチンとやっていらっしゃるショップさんも確実にあります。

そこのお客様は、弊社を訪れることは無いんです。

そうじゃなかったお客様が、弊社にご相談を持ちかけてくれます。

取りあえず、乗ってみましょう

って、試乗してみると、確かにお客様の感じていらっしゃる通りです。

お客様が感じていらっしゃらない軽微なパターンも多々あります。

なぜ、そんなことになるのか?

ほとんどがアクセル関連マップです。

そんなカンタンにノウハウ公開しちゃってイイの?

しつこいようですが、もう一回書かせて下さい。

ちゃんとわかっていらっしゃるショップさんもあります。

でも、スピードリミッターとアクセル開度マップしかやっていないECUも
かなりあるのでビックリしました。

ICEでイロイロと見ると、アクセル関連マップでかなり補正をかけます。

だから、アクセル開度マップだけをイジっても、どっかで不具合が出ます。

これまた、年式やグレードによってもかなりバリエーションがあります。

弊社的に言わせて頂くと、スロコンなんかイイ事無いです。

一般的に全てのコンピューターがやっていること、それは演算です。

Z34,V36に限らずに純正ECUも演算をやっています。

パテントはBoschです。

純正で装備されている、あらゆるセンサーの信号をサンプリングして、
MPUってゲジゲシが、1秒間に何千回、何万回って計算をします。

それを燃料噴射量だったり、点火時期だったり、VVEL出力だったり、
エンジンに指令を出すんです。

指令を出されたエンジンは、その通りに動きます。

で、O2センサーやA/Fセンサーがちゃんと指令通りに動いているか?
をチェックして、さらに純正ECUにフィードバックをかけます。

この一つ一つを全て確実に追っていかないと、どっかで不具合が出ます。

時間が無いので、超スペシャリストに、今から聞きに行ってきます。

torii

学生時代にスキー部で同じ釜のメシを食った友人です。

とてもエラくなっちゃいました。

名前の後ろにあるPhDってご存じですか?

博士号って意味です。

コイツ、半導体で博士号を取った正真正銘のスペシャリストです。

しかもヨーロッパのR&D(研究開発部門)の責任者になっちゃいました。

天下の日立製作所のヨーロッパ部門のトップです。

ECUどころか、MPUってゲジゲシの中でナニが起きているかを
イチから知り尽くしているオトコです。

仲良くしておいて良かった。

敵は作るモンじゃ無いですね。

オメ-が言うな ヾ(・  ・;)

木曜日には帰ります。

少しずつでもやれば必ず終わる、ネタ

馬車馬のように大車輪で働いておりますが、要領が悪いのか終わりません。

カラダは危険領域に突入しました。

ともかく、お預かりしたお客様の車両を、一台一台丁寧にこなすだけです。

湘南ナンバーのK山様の車両に、弊社フロントバンパーとフェンダーを
お取り付けさせて頂きまして、これから塗装部門に搬送です。

その車両を入れ替えしているところで、記念撮影をしてみました。

KK34

やっぱ、写真が無いと評判がよろしく無いです。

手前の堺ナンバーのK森様の車輌は、既に弊社のフロントバンパーと、
エロいフェンダーをお取り付け済みです。

今回、弊社に遠路はるばる入庫して下さった目的は、

弊社エアロアナライズドサイドスカート

弊社フロントアンダーディフューザー

です。

一般のお客様へのお取り付け、第一号です。

次に、奈良のS藤様、そして鳥取のK崎様、和歌山のT田様です。

本来なら弊社の車輌に取り付けて、来週のスーパーオートバックスさんの
イベントで一般お披露目がスジなことは重々承知しております。

弊社製サイドスカートの現物も見ないで、20万以上もする商品を
ご購入下さったお客様に1日でも早くお納めしたい、その一心です。

K山様とK森様、全く違ったアプローチでチューニングをお楽しみです。

K山様は、初めて弊社で手がけさせて頂いたのがエンジン内部です。

もう、3年以上も前になると思います。

マイナートラブルはありましたが、テスト走行ではとても調子がイイです。

やはりエンジン内部に手が入った車輌は、パワー感、トルク感は格別です。

吹け上がりも格別ですし、何と言っても乗っていてとても楽しいです。

で、エンジンパワーが格段に向上したら、今度はサスペンションのご不満です。

K山様は、峠ランナーでいらっしゃいます。

メインステージは、箱根です。

ノーマルよりもずっと上がった速度域で、純正のアシに不満が出てきました。

それで、弊社のサスペンションをご選択下さいました。

その後、しばらくはその状態でお楽しみでした。

verNISMOなのでしばらくはその状態でお楽しみでした。

今回は、弊社のフロントバンパー、エロいフェンダー、ドアミラーです。

一方、堺からのK森様は、まず弊社フルエアロをお考えとのことです。

最初に、弊社のフロントバンパーをお取り付けでした。

次にエロいフェンダーをお取り付け下さいました。

今回は、弊社サイドスカートと、フロントアンダーディフューザーです。

空力の効果がもたらす高速安定性の威力と、あとはやっぱり見た目ですね。

何といっても、弊社サイドスカートと、フロントアンダーディフューザーを
K森様は一度もご覧になっていらっしゃらないんです。

チャレンジャー過ぎです

完成した車輌をK森様が初めて目にした時、どんなリアクションでしょうか?

スゲーなコレ

にならないと、弊社的には失敗です。

失敗じゃ済まされませんね。

もちろん自信作です。

弊社はそんじょそこいらのことはやりませんから。

フツーのモンなんかを出したら、

エ゛っ  コレがサーキットコンセプト品質??

って、ボロカスに糾弾されます。

手ぐすね引いて待ってるアンチもいっぱいいますから。

超久しぶりにverNISMOを語ってみるネタ、その2

第1回目の時には、思いっきり怒られて消しました。

で、敢えて2回目???

おんなじようなことを書けば、また消去という憂き目に遭います。

そもそも、verNISMOにお乗りの多くのお客様は面白くありません。

弊社のお客様だけでも、もう50~60台はいらっしゃいます。

お客様を失うことにもなりかねません。

もうサキコンからは2度と買わねぇ  (`o´)

だからこそ、前回とはかなり違う趣向で書かせて頂きたいと思います。

今回は、verNISMOのお客様がムカつくネタではありません。

verNISMOのお客様に、役に立つネタです。

あ~そうだったのか~~~

って、感じて下さるようなネタです。

verNISMIOのお客様がムカつくようなネタ、いっぱいあります。

でも、ここではもう書けません。

だから、来週末のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントで
こっそりと聞いて下さい。

思いっきり語ります。

弊社が提唱してきた

ベースグレードでイイ

では無く

ベースグレードがイイんです

で、verNISMOのお客様に役立つネタです。

まずはコイツです。

psfcoolercomparison

並べてみました。

上がverNISMO純正です。

下が、ベースグレードです。

ご覧下されば一目瞭然です。

verNISMOのPSフルードクーラーの方が小さいんです。

かなりヤバいと思います。

で、もう1個。

nismoundercover

コレ、verNISMOのフロントアンダーパネルです。

ベースグレードと、差別化してあります。

弊社的には、意味ネェ差別化です。

ベースグレードと比較して、ディフューザー効果があるとか、そんな
空力的に有利なポイントはビタ一文ありません。

むしろ、部品点数がずっと多くなって重くなっちゃっています。

そんなんでverNISMOは高いんですね。

それだけだったら、ま、害も無いからいっか・・・・、で済みます。

済むのかな~~~。

実はとても大きな弊害があるんです。

verNISMO乗りの間では有名なハナシがあります。

フロントアンダーパネル、、、落ちます。

チョー簡単なハナシです。

verNISMOのフロントアンダーパネルを留めるボルトの穴です。

nismoundercoverholesize

計測してみると、長穴方向で12mmです。

それに対して、verNISMO純正のボルトです。

nismogenuinebolt

ワッシャーの外径が、約14mm。

その差は、たった2mm。

つまり、外周で、たった1mmで支えていることになります。

そりゃ落ちるわな。

コレ、ベースグレード純正の同じ箇所を留めるボルトです。

basemodelbolt1

ワッシャーの外径は19mmです。

verNISMO純正より5mmもデカいんです。

だから、コレにするとフロントアンダーパネルは高速走行でも落ちないんです。

verNISMOのフロントバンパーから、弊社のフロントバンパーに
交換して下さったお客様、20名以上いらっしゃいます。

そのままverNISMO純正のボルトは弊社では使いません。

全て、ベースグレードのボルトを日産部品共販から新品を取り寄せます。

basemodelbolt2

こんなことをやっているショップって、弊社だけです。

多分。

フロントアンダーパネル、純正でもやることをやれば落ちません。

やるべきことをやらないから落ちるんです。

ムダなモノに、大事なおカネを使っちゃいけません。

有意義なことに投資をしましょう。

何回もご紹介させて頂いております。

高い1万円もあれば、安い100万円もあるんです

その見極めって、お客様にはとてもとても難しいです。

だからこそ、弊社は責任ある情報発信を続けていきたいです。

弊社では、

ベースグレードでイイ

では無く

ベースグレードがイイんです

これでも怒られたら、消すしかありません。

これまた久々のマンマシンインフェースネタ

昨日はI町様の車両で、RECAROシートの高さ調整をしてきました。

I町様は、Z Challengeに参加なさっています。

つくづくマンマシンインターフェースの重要性を痛感なさっていました。

おかげさまで、たくさんのお客様の車両をお預かりさせて頂いております。

以前にも書かせて頂きましたが、ドライビング中に常時体と接しているのが
シートとステアリングです。

次にシフトノブとペダル類。

体に接してはいませんが、ドライビング中に頻繁に関わるモノがドアミラー。

お客様の車両によって、仕様は様々です。

もちろんお客様の好みもあります。

あ~この車両、運転しやすいな~~

と言う車両はホントに乗っていて楽しいです。

その逆は、やっぱり長距離はツラいですね。

サーキットに行けば、その差はもっと広がると思います。

運転に集中できるパッケージング、快適性の追求と同じ方向性です。

弊社の試乗車でお客様に体感してもらいたい、と言う一心です。

試乗車用のステアリング、牛本革巻きを終えて帰ってきました。

steering2

触ったときの手の感触が、とてもイイんです。

外した純正の上に乗っけてみました。

steering1

弊社のお気に入りのMOMO Model88が完全に真円ではないので、
場所によって差が出ますが、半径方向で、1cmから1.5cm違います。

つまり直径では、2cmから3cmの差が出ます。

この差が、スポーツドライビングの快適性にとても大きな差を生みます。

ま、乗ってみて下さい。

100を語るより早いです。

それにしても・・・・

体調悪い・・・・

また~~~???