チャレンジスピリットネタ

バルブ廻りをバラすと、その構成部品は

もちろんバルブ

バルブスプリング

リテーナー

バルブリフター

コッターピン

これだけあります。

弊社でそのまま素直に再使用するモノは

コッターピンだけです。

状態がイイからです。

じゃ、他の4つは???

弊社ではそのまま組むことはありません。

そのまま組むのと、ひと手間ふた手間かけるのとでは、完成した機械製品が
同じパフォーマンスを発揮するとはとても考えられないからです。

弊社が考えられないだけのハナシかもしれません。

一つ一つ丁寧にご紹介させて頂きたいと思います。

まずはほとんどの人が聞いたこともないでしょうリテーナーってヤツです。

コイツです。

valves2

EGを組んだ経験がそれほど多くない弊社でも、5年前に1号機をバラした時
このリテーナーの軽さには驚いたモノです。

動弁系を軽くするためにこのリテーナーって部品をチタン化する製品も
いくつか存在するくらいです。

こんだけ軽いんならチタンリテーナーいらないですね。

日産やるじゃん

って当時は感じたモノです。

ところがです。

あ~~~やっぱり・・・・

retainer

EX側のリテーナーはだいじょぶなのに、IN側のリテーナーは
12個中9個がこんなんなっちゃっています。

富士をガンガンとは言え、走行が30,000Km程度です。

強度不足、材質選定ミスなのかな~~~。

こんなところ削れたってモンダイ無いよ、って決断をできるほど
弊社は経験豊富ではありません。

心情的にもこのまま組むのはイヤですね。

こう言う所、一つ一つ丁寧に対策して情報公開をして行きたいです。

チャレンジスピリットネタ

突然ですが、Silvia出るのか・・・・????

S16

R36やZ35の計画が頓挫している中でS16・・・・・

聞いたハナシなので軽く聞き流して下さい。

責任持ちません。

R36やZ35って、もう何回も社内で稟議書は上げられているらしいです。

予算が却下されたんですって。

しかも3回。

聞いたハナシですよ。

2020年のオリンピックイヤーにフルモデルチェンジ、ムリっぽいです。

そんな中でのS16。

ま、考えられることはR36やZ35よりも開発費が低いから?

気になるのはやはり車両価格です。

ココんところ景気がイイせいか、軒並み新車価格が高騰していますね。

ベースグレードで300万くらいで出してくれれば買ってもイイかな~~~。

ターボなので、NAよりは耐久性は落ちます。

富士でサル走りしたらZ34よりもおカネかかるでしょうね。

それこそ10万キロ20万キロなんてキツいと思います。

さ、そんなハナシは置いといて、やっぱり開発ネタです。

VQ37のインテーク、つまりVVEL機構です。

vvel

メーカーはこう言っています。

イジるな

バラすな

調子悪けりゃアッセンブリーで新品交換しろ、ってハナシです。

バラすなっていわれてハイそうですかじゃあ

CircuitConceptの名がすたる

そんな大した名前でも無いタダの浮き草ですが、弊社を信頼して下さる
大事なお得意様のご期待に応えるためには、他社さんがやらないことを
積極的にチャレンジしていかないと、と言う使命感はとても強いです。

で、バラしてみた。

valves

闇雲にバラして、

ゲッ、組みあがらねぇ

なんて情けないことにならないように、キチンと分類します。

もちろん勝算あってのチャレンジですよ。

バラしてみなければわからなかったことを発見しました。

続く・・・・

S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その2

唐突のようですが、お客様からのメールを紹介させて下さい。

*********************************

初めまして。◯◯と言います。いつもとても楽しく読んでいます。
でも僕の車はS15のシルビアのNAなので、いつもフェアレディZが
うらやましくてうらやましくてそれでも楽しく読んでいます。
まさかサキコンさんがS15のトピックを扱ってくれるとは、
驚きが半分でうれしさが半分なんですが、同時に高いだろうなと
不安もあります。

************* 後略 ****************

この先、実にこの文章の10倍以上に渡ってイロイロとお伝え下さいました。

ご希望にお応えできなくて申し訳ない気持ちですが、S15を開発する事が
弊社の主眼ではありません。

10万キロ、20万キロ、そして30万キロというZ34,V36で
いかに楽しく乗り続けられることができるか? が主たる目的です。

Z34,V36にお乗りになるお客様は、やはり経済的にも優位です。

フツーは10万キロも乗らないで、次の車両に乗り換えることが多いです。

弊社とご縁があって、どんどん楽しくなっていくご自身のZ34,V36を
手放して次のクルマを手に入れたとして、どれだけ楽しめるだろうか?

と言うギモンにさいなまれたお客様が、次の課題として

経年劣化とどのように向き合うか?

それを17年目になるS15でケーススタディをして、Z34,V36に
フィードバックすることが目的です。

S15のATを単純にMTに換装するだけでは弊社らしくありません。

ATをMTに換装するのに必要な事がいくつかありますが、弊社が
取り組んでいることを

まずはこのMT用のペダルからです。

brakepedal

clutchpedal

このペダル廻りの剛性を上げてみたいです。

弊社のS15に乗るとすぐに感じる事が車体剛性 ですね。

無事故で、前オーナーさんが女性の1オーナーどノーマル車とは言え、
新車時から16年も経っている事を考慮すれば仕方ないハナシですが
同時にZ34の車体剛性の高さには改めて感心します。

そうなると、Z34V36をイイ状態で長く乗り続けるためには、
車体に関しては、まずはゴム系だけでイイような気がします。

伝わらないように内容に加えて、

ストリートオンリーの通勤快速

サーキットも楽しみたい初級者

中上級者(自称でもとりあえずはイイです)

で、変わってくるハナシではあります。

弊社の補強関係は、今のところ

純正フロントリインフォース  弊社製で軽量化
純正フロントタワーバー    弊社製で軽量化
純正ダイアグブレースバー   弊社製で軽量化

今のところこんなモンでして、純正状態から取っちゃった補強モノは、
verNISMOのパフォーマンスダンパーくらいです。

今のところ、追加している補強パーツはありません。

もちろん必要性があると判断できる客観的な事実があれば、積極的に
開発、取り付けていきます。

Z34のクラッチペダルやブレーキペダルにそれほど不満はありません。

それでも弊社のクラッチラインを取り付けて、クラッチのカッチリ感が
良くなることを経験済みなので、ペダルブラケットもやってみたいです。

2台乗り比べれば、誰でもお気づきになるほどのカッチリ感です。

しかもクラッチ操作が軽くなります。

誰が乗ってもわかるくらいの差を出すためには、一発でイイ物はできません。

S15はZ34と比較して、手が入りやすいからちょっとやってみようって
軽い感覚で試せます。

材質もZ34の時のようにこだわらないです。

素材のアルミ合金は6061で充分です。

5052でもイイくらいです。

ダメな結果しか得られなかったら、やり直しゃ済むハナシです。

良い結果が出れば、もちろんZ34V36にフィードバックします。

Z34,V36用はマグネシウムで作ります。

Z34、V36でこだわった開発をすると、どうしても時間がかかります。

材質や肉抜き等の軽量化や品質をハナっから追求して、なかなか製品化に
こぎつけないでいると言う現状を、少しでも打破できると思います。

S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その1

最近、お問い合わせが急増しているテーマがあります。

20万キロ突破したお客様

18万キロ

16万キロ

13万キロ

そして、10万キロオーバーのお客様が数名

今後どうするか?

と言うスポーツカー乗りの永遠のテーマです。

ご希望とご予算の間に翻弄されるのが我々の常です。

他車種にお乗り換えになったお客様も多いです。

91,92年式の初期型のFDは、もう25年選手ですが、適切に
手を入れてきたコンディションの良い車体はまだまだ現役です。

弊社のお客様の大半は、お買い替えも視野に入ってくると思いますが、
Z34、V36はムダに頑丈なので、まだまだ行けます。

今、コツコツ仕上げているS15は、かなりガタガタです。

ただ遊びクルマを買ったワケでもありません。

せっかくなので、お客様目線になってS15でケーススタディしてみます。

Z34を新車でお買い上げになって、純正状態でお乗り続けようとする人は、
ハナっから弊社に来ることはありません。

ナニかやりたいんだけど

と言う漠然としたお客様から、

富士で分切り、鈴鹿で30秒

と言う明確な目標を持ったお客様までいらっしゃいましたが、今回は、

健全で楽しい状態を長く維持したい

と言うテーマです。

まずはS15のEGを載せ換える前に、やるべきことを列挙してみます。

死にかけのATを新品MTに換装

S15なのに、6速のMTの新品が30万くらいします。

Z34よりチョビっと高いです。

S15にはNISMOさんの6速MTってのもあって、もうちょいします。

ギア自体が頑丈になっていれば買う価値アリなんですけどね~~。

もちろんクラッチも新品です。

これはNISMOさんのカッパーミックスあたりが候補です。

specR (ターボ) の純正クラッチもアリだったんですが、意外に高い。

このあたりの駆動系のハナシは、丸々Z34に応用できるハナシです。

アームはみんな作っちゃうとしても、デフアッセンブリーは買うようです。

今後サーキットでのトラブルフリーを期待するなら、新品を買うべきですね。

PS廻りも最低リビルトで刷新する予定です。

アシはこないだチャンチャカちゃんで作ったとは言え、かなりの自信作です。

シートはもうSP-Aじゃなきゃダメなカラダになっちゃいましたし。

EGに手を出す前に、キチンと支えられる車体の下地を作る必要性があります。

やはりこの事案も10万キロオーバーのお客様に少しでも参考になれるように
少しずつですが、有益な情報を発信していきたいです。

イイ物を作り出すのってそりゃあ大変ですって、ネタ

今さらながらのコイツです。

boss

ステアリングボスですね。

2週連続ブッ込むと、また大炎上しますから多くは語りませんが、
やはり世界最高峰品質のためには妥協はできません。

チタン合金を無垢のブロックから削りで、しかも1ピースで作りました。

凄まじいほどのムダ使いをしてしまいました。

それでも、

スゲ~~なコレ

って、唸って下さるようなデキ映えだったらそりゃそれでアリなんです。

ところがです。

付けちゃえばわかんないハナシなんですが、意外と重いです。

弊社の製品にご期待をよせて下さるお客様は、

性能

見た目

そしてやはり軽量高剛性です

いろんなことをやってるうちにマヒしてきたんでしょうが、弊社的には

チタン合金がそんなに軽くない

って感じるようになってきました。

チタンが軽くないなんて言ってるのって、弊社くらいのモンでして、

バッカじゃネェの

って叩かれることも珍しいことではありません。

古くはチタンのタワーバーだったり、チタンのリインフォースだったり、
作っちゃってから、

アレ?

って感じて、こりゃフツーだろってんでお蔵入りになりました。

つまり、感動を呼ぶほどの軽さにならなかったんです。

最近、カーボンのタワーバーなんてあったんですか? って聞かれます。

以前はイベントにも持って行ったんですが、ここ2,3年は放置でした。

やっぱりまだまだ情報発信が足りないようですね。

経験が全て弊社の血となり肉となる、ネタ

エンジンをあけて、経験がまだまだ少ない弊社はイロイロと観察をして、
各部を計測して、大事なデータとして蓄積していきます。

たかが4台のエンジンですが、目視でも顕著な差を見つけられます。

エンジン内部なんて見えないですから。

ざっくりとですが、

ヘッド周りのカーボン堆積状況

ピストンヘッドのカーボン堆積状況

ピストンリングの摩耗状況

シリンダーのキズ

メタルの状態

データとして、全て蓄積しています。

アタリマエで月並みなことなんですが、

オイル管理

が大きく差が出ることもわかりました。

イイEGオイルを使って、EGオイルクーラーで適切に温度管理されると、
各部の状態はやはりイイんです。

EGオイルクーラー無し、オイルもディーラーか量販店の安いモノ、
交換サイクルも長めだったりすると、いろんな所が良く無いです。

そんなことは誰でも知っているハナシだと思いますが、こうやって
目の当たりに見せつけられると、もっと啓蒙活動の必要性を感じます。

昨日の繰り返しの感もありますが、出所のキチンとした品質の良いオイルを
車両の使用状況にもよりますが、早めの交換サイクルは必要最低限です。

必要最低限なハナシであって、十分ではありません。

やはり十分性を謳うなら、オイルクーラーしかありません。

もう何回も聞いたよ ┐(-。ー;)┌

って、耳タコ状態だとは思いますが、大事なことは何回も書かないと
伝わらないことも知りました。

このEGは、オーバークールくらいがちょうどイイみたいです。

と言うのは、どうもこのエンジンと言うかEGルームも含めてのハナシですが、
熱がかなりこもりやすいようです。

ま、SRやS2000やロードスターと比較しちゃいけないんでしょうが、
熱がこもるといろんなところに悪さしてくるようです。

そもそもEGの温度状態を知るためにの水温と油温ですが、EG内部の
温度分布まではわかりません。

どのEGにもあるんでしょうが、熱がこもりやすいシリンダーや
空気が入りにくいシリンダー。

6気筒もあると、個体差があるのは仕方ないハナシです。

先日、バンク別のA/Fのハナシをアップしたことがあります。

断定できるほどの症例を経験したとは言い切れませんが、右と左のバンクで
A/Fが違う車両が多いです。

可能性は、純正状態での

6個のシリンダーに入る空気量の個体差

燃焼室容積の個体差

インジェクターの個体差

このあたりが考えられます。

だからかもしれませんが、純正はムダに濃い設定になっています。

もっと書けば、

エアフロセンサー

A/Fセンサー

O2センサー

これらの出力特性が全て同じと言うことも限らないです。

それが結果としてA/Fに差が出てくると考えられます。

くどいようですが、純正はそれを踏まえて設定されています。

ところがです。

ECUを書き換えてから、オカシくなっちゃったEGについてを
ご紹介させて頂いた事があります。

すいません、ハナシがズれちゃいました。

セッティングやECUのハナシは壮大なので、またご報告します。

今回は熱のハナシでした。

生きています、ネタ

死にそうですけど。

イギリスが14度

帰ってきた日が29度

昨日が18度

今日は34度

何かの罰ゲームだ、きっと。

それにある程度は覚悟していましたが、帰ってから電話鳴りっぱなし。

あれだけダイレクトに書いても、伝わらない時は伝わらないんだって、
改めてミョーな認識を余儀なくされました。

とりあえず自主規制かけさせて頂きました。

決して撤回するワケではありません。

自分で公開した事には、責任を持ちます。

審査事務規定によると、アウトかセーフか

実際の単純継続検査で、アウトになることは今の所無い

って、書いてもやっぱりこうなりますわな、

オレのはだいじょぶなの (・・;)?

そりゃそうですね。

弊社のお客様は全然OK

なんて書き方したからなおさら火にアブラを注いだようです。

この開発日記って、おかげさまで1日に10,000ヒット以上あります。

20,000を超えることも珍しくありません。

弊社のお得意様の数から推測すれば、圧倒的にお客様じゃない方が多いです。

そのうちお客様となって下さる潜在的な人も、もちろんいらっしゃいますが
圧倒的にそうじゃない人の方が多いです。

アンチもたくさんいると思いますが、フツーに、

浮き草のブログにこんなこと書いてあっけどさ

ってパターン。

今回もある程度は予見しました。

アンチが直接言ってくれば返り討ちにもできるんですが、いつものパターンで、
お世話になっている取引先から厳重に注意されると言う常套手段でした。

弊社は単独でやって行けているワケではありません。

いろんな人の協力があってこそ、こんな浮き草はやっていけます。

弊社を協力して下さる多くの支援者にご迷惑がかかるんですね。

これまた繰り返しになりますが、弊社はいらないモノを売っています。

ベースグレードからverNISMOまで、そこそこフツーに走ります。

それでも決して安くは無い弊社の製品をお選び下さったお客様が、
喜んで下さらないと、それは失敗なんです。

そりゃ100人の内100人全員を唸らせることはムリだとも知りました。

ケチの付けようなんていくらでもありますから。

せっかく喜んで下さったお客様を弊社は最優先します。

道路運送車両法って法律があって、それを施行、適応させてくるのが
国土交通省陸運局ってトコです。

痩せても枯れても弊社はメーカーです。

北は北海道から南は今の所は熊本県まで、どの陸運局でも適合しないと
それはそれでモンダイなんです。

よくありがちなハナシです。

あそこの陸事はユルい、とか、アッチはキビシイ、とか。

本来ならそんなことはあり得ないんですが、そこは現実です。

検査官全員が、関係法令を全て熟知しているワケではありませんから。

弊社が製品を開発する時や仕様変更をする時に、必ず関東運輸局に行きます。

そこには本局だけあって、全てを熟知しているハズの検査官が常駐しています。

そこでちゃんと聞きます。

それでも弊社は、さらに関係法令も教えてもらいます。

弊社のリアウイング、関係法令をキチンとラミネートしたモノを同梱します。

白バイ隊員や交通機動隊員は、なおさら知らないこともあるでしょう。

弊社のリアウイング、法律的にはリアウイングでは無いんです。

リアスポイラーなんです。

そんなことを知らないで、公道で停止させてくる隊員もいるかもしれません。

日本全国のディーラーだって、知らないところもいっぱいあると思います

そんな時のための法律準拠です。

数はそんなに多い方では無いと思いますが弊社のような浮き草を、
イベントに招待して下さることもあります。

とてもありがたいことです。

せっかくお誘い下さいましたのに、お断りさせて頂くこともあります。

お誘い下さったのにアレですが、

ま~~  w|;゚ロ゚|w  弊社にはキビシ~です

これ言う~~~?

って思うこともありますが、そこはお誘い下さった方のことを斟酌し、
もちろん従います。

ところがです。

こっからです。

弊社のような新参以外は、同じようなこと、いや、むしろもっとダメなことを
公然とやっても許されることがあります。

世の中そんなモンです。

オメ~   (#`Д´)凸   ハナシがチゲぇ~じゃねェかよ

なんて言わないですよ。

ただ、弊社のお得意様にはそんな想いをさせるワケには行きません。

サーキットコンセプトのマフラーさ、車検対応だから買ったのに
触媒ストレート付けたら車検に落ちたじゃねぇか (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

こんなカンジのハナシって実際にありますからね。

もっともっと正確に確実に、そして波風を立てない情報発信を模索して、
いろんなことをスムーズに進める努力が必要です。

ホンモノが売れるとは限らないんです、ネタ

搭乗前のラウンジで飲んだくれています。

balounge

経験上、ワインのウンチクを語ると嫌われます。

弊社のお得意様が、

面白いモン見っけましたよ

って教えてくれました。

http://minkara.carview.co.jp/userid/319329/blog/40011267/

あまり多くを語るとハマりそげなのでヤめときます。

世界に目を向けて駆け回る、って書くとカッコイイですが、現実は
ちょっと違います。

理想を書けば、

チョ~~使えるヤツが現地に一人ずついる

なんですが、天文学的確率でムリです。

そもそもそんなに優秀な人材が弊社に来るか?ってハナシです。

もう一つもっと重要なことがありまして、

本質を自分の目で見極めたい

です。

ランボルギーニのハナシは、比較的わかりやすい方です。

腐ろうが燃えようが、それも含めてランボルギーニってトコがあります。

それにしても、エクステリアを含め外観やエンジンがモノ凄くて、
見えない所がグシャグシャってのもありがちっちゃあありがちです。

弊社のサスペンションなんて、真逆です。

見た目はBilsteinのショックアブゾーバーですが、中身をバラして
中の部品なんかかなり交換て捨てちゃっています。

パッと見は高価な製品には見えません。

もっと見た目の演出にカネかけた方が売れますよ

って、何回も言われたことがあります。

そんなことに労力を使うくらいなら、

本質的にもっと上

を目指します。

今回もいつも通りのありがちなことに遭遇しました。

弊社が使っている製品と同じコアを使っているのに、冷えないパターンに
たま~~に遭遇します。

もちろん弊社で取り付けたんではありませんよ。

そしたら今回も発見しちゃいました。

これにもOEMが存在する

弊社が使っているスプリングもOEMが存在しました。

そもそも何だOEMって?

弊社に言わせりゃニセモンじゃん。

偽物って、偽せてる物でしょ。

ホンモノじゃなきゃニセモンだよ、って弊社は考えてしまいます。

オイルなんか顕著で、よく言われます。

ネットでもっと安く売ってるよ

あ~もうメンドくせぇ

じゃ~そっちから買えばイイじゃねぇか

ってのが正直なキモチですが、そこは弊社のお得意様なら丁寧にご説明します。

そもそも弊社のお得意様はそんなこと言ってこないですけどね。

だからこそ弊社には、

ホンモノを見極める

と言う使命があるんです。

星の数ほどあるショップから、弊社のような浮き草を選んで信じて下さいます。

パッと見が素晴らしくて中身がダメダメとか、外見が同じでも中身が違うとか
そんなモノがまかり通るのと言う現実があります。

これだけ高度ネット社会で、すぐに露見しそうなモンだと思うんですが。

中身におカネかけてもわかってもらえるとは限らないんですケドね。

積極的にアグレッシブに経験を積むネタ

イギリスに来ると、さすがモータースポーツ王国と感じざるを得ません。

日本でもやってる所はあるとは思いますが、弊社なんて門前払いです。

HONDA RACINGさんがやっているような技術って、当然ですが
我々には手が届きません。

そこまではムリだとしても、似たような技術をイギリスやアメリカでは、
不思議と惜しみなく教えてくれるんですよね。

何でなんだろ?

国民性なんでしょうか?

もちろん、その崇高な技術はおカネを支払って手にすることができます。

ノウハウだけパクって、

シメシメ Ψ(`∀´)Ψ

なんて魂胆じゃ、そのうち誰にも相手にされなくなります。

390RSで400馬力を手にしてから、もう5年です。

そして弊社の成長の証として390RSNEOで430馬力を見込んでいます。

390RSの時と比較して、390RS NEO は手をかけた事象は倍以上です。

ヘッドガスケット一つとっても、新しい技術を盛り込んで作り直しました。

もちろん少しずつですが、情報公開をしていきます。

それが成功すれば次はやっと390RS Proです。

世界中で誰もやっていないことを成就しようとすれば、時間もかかれば
おカネだってかなりかかります。

でも、機械モノですから適切に手をかけてあげれば、数字で応えてくれます。

同じようなことをやっていれば、いつまでも同じ結果です。

新開発のショートピンヘッドピストンとチタコンだけ組んでみたかったですが
エンジン脱着と組み直しを何回もできる財力が無いので、せっかくですから
弊社で開発したいくつかの部品も盛り込んでみるんです。

そんな開発能力、浮き草にあんの?

ま、そうなりますわな。

ぶっちゃけありません。

ネェのかよ ヾ(ーー )

だから技術があるところにわざわざ来るんです。

デカいボアのピストンをブン回す技術は、やはりアメリカです。

NASCARの歴史と伝統に育まれた技術はとても参考になります。

また、ハイテク素材に対する造詣もアメリカは優れています。

イギリスはと言いますと・・・・・

ふっふっふ

引っ張るな~~~。

まずはこの壮大なプロジェクトを弊社にお任せくださった大切なお得意様に
キチンと結果でご報告させて頂いてからです。

さ、日本に帰ろっと。

より正確な情報を発信できるように、ネタ

ロンドンに向かう飛行機を待つ間、(株)日本航空さんのお計らいで
CathayPacificのラウンジで寛がせて頂いております。

CathayLounge

香港の航空会社だけあって、この担々麺が素晴らしくンまいんです。

Cathay

日本航空さん、いつもいつもありがとうございます。

日本では食べた記憶がないTiramisuってヤツです。

tiramisu

担々麺とティラミスの組み合わせって・・・・。

空港のラウンジでイロイロと調べてみると、イロイロわかってきました。

カンケー無いハナシなんですけど、デイライトの基準も変わっていたんですね。

何年か前にあれだけ苦労したのに、何なんだよってカンジです。

調べた結果ですが、スジ論から書いてしまうと

純正状態よりも重くしたらブレーキは交換しちゃダメよ

そんなカンジっぽいです。

純正状態よりも重くするなんて弊社のお客様にはいらっしゃらないだろうな
と思っていたんですが、よくよく回顧してみると数名いらっしゃいました。

まずは過給器ですね。

ターボチャージャー本体やスーパーチャージャー本体の重量に加えて、
インマニやエキマニ、インタークーラーや配管等です。

あと考えられることは、オーディオやスピーカーです。

審査事務規定を熟読してみますと、こんなことに行き着きました。

ハナシをカンタンに、純正状態で車検記載上の車重が1,500Kgとします。

例えば、ベースグレードにアケボノを移植しただけだと1,500Kgを
超えてしまいます。

スジ論から言うと、これだけでもダメっぽいです。

ドコまで陸運局で厳格にやるかによりますが、審査事務規定によるとダメです。

ダメって言うのは、早いハナシが

元に戻せ

っちゅうことです。

さっきからスジ論って書いたのは、

まず、継続検査(車検)では車重を計ることはしません

今までしなかっただけのハナシで、今後は変わるかもしれません。

そしたらアウトです。

もう一つ懸念されることは、Z34ゃやV36はあまりありませんが、
FDやロードスターの時にはよくやられましたが、車高調を付けていると
別ラインでジャッキアップされてバネの遊びを確認されました。

だから、現状の継続検査で車重を計らないからと言って安心はできません。

別ラインで車重を計測されることも想定されます。

そしたらアウトです。

何かお先真っ暗のようですが、スジ論の反対に現実があります。

違法行為を推奨するワケではありませんよ。

そんなツッ込み所を自ら作っちゃったら、そりゃ自爆です。

審査事務規定によると、車重が純正状態よりも低けりゃイイっぽいです。

いろんなモン付けて重くなっちゃったとしても、軽くすりゃイイみたいです。

幸い、弊社には軽量化パーツならいくらでもありますから。

費用対効果で言うなら、

ダイアグブレースバー 純正5.6Kg 弊社製800g

フロントリインフォース 純正 5.4Kg 弊社製 3.2Kg

ウインドウォッシャータンク 純正 4Kg 弊社扱い 1Kg

ともかく、ドコまで厳格にやられるのかは今のところ未知数ですが、
弊社はどうヤラれてもだいじょぶなようにしておきます。