S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その1

最近、お問い合わせが急増しているテーマがあります。

20万キロ突破したお客様

18万キロ

16万キロ

13万キロ

そして、10万キロオーバーのお客様が数名

今後どうするか?

と言うスポーツカー乗りの永遠のテーマです。

ご希望とご予算の間に翻弄されるのが我々の常です。

他車種にお乗り換えになったお客様も多いです。

91,92年式の初期型のFDは、もう25年選手ですが、適切に
手を入れてきたコンディションの良い車体はまだまだ現役です。

弊社のお客様の大半は、お買い替えも視野に入ってくると思いますが、
Z34、V36はムダに頑丈なので、まだまだ行けます。

今、コツコツ仕上げているS15は、かなりガタガタです。

ただ遊びクルマを買ったワケでもありません。

せっかくなので、お客様目線になってS15でケーススタディしてみます。

Z34を新車でお買い上げになって、純正状態でお乗り続けようとする人は、
ハナっから弊社に来ることはありません。

ナニかやりたいんだけど

と言う漠然としたお客様から、

富士で分切り、鈴鹿で30秒

と言う明確な目標を持ったお客様までいらっしゃいましたが、今回は、

健全で楽しい状態を長く維持したい

と言うテーマです。

まずはS15のEGを載せ換える前に、やるべきことを列挙してみます。

死にかけのATを新品MTに換装

S15なのに、6速のMTの新品が30万くらいします。

Z34よりチョビっと高いです。

S15にはNISMOさんの6速MTってのもあって、もうちょいします。

ギア自体が頑丈になっていれば買う価値アリなんですけどね~~。

もちろんクラッチも新品です。

これはNISMOさんのカッパーミックスあたりが候補です。

specR (ターボ) の純正クラッチもアリだったんですが、意外に高い。

このあたりの駆動系のハナシは、丸々Z34に応用できるハナシです。

アームはみんな作っちゃうとしても、デフアッセンブリーは買うようです。

今後サーキットでのトラブルフリーを期待するなら、新品を買うべきですね。

PS廻りも最低リビルトで刷新する予定です。

アシはこないだチャンチャカちゃんで作ったとは言え、かなりの自信作です。

シートはもうSP-Aじゃなきゃダメなカラダになっちゃいましたし。

EGに手を出す前に、キチンと支えられる車体の下地を作る必要性があります。

やはりこの事案も10万キロオーバーのお客様に少しでも参考になれるように
少しずつですが、有益な情報を発信していきたいです。