聖地、筑波で想う・・・ネタ

すいません、メールの返信が遅れています。

29日からGWです。

もういっせいに休みに入っちゃって外注関係は全てストップです。

GW前に上げてくれる予定だった外注仕事が半分くらいアウトっぽいです。

アウトっぽいですじゃ困るんだよ (`Д´)凸

ってなカンジで外注さんめぐりでタイヘンなんです。

ホントにGWと盆休みはキライだ。

減速時の走行距離xって、以下の式で求められます。

x=vt– 1/2at^2

aが減速Gで0.8、1.0、1.2で検証してみます。

減速時の所要時間は昨日書いたようにそれぞれ2.1、1.7、1.4秒です。

初速が180Km/hつまり秒速50m/sです。

それを充てはめると

0.8G時は約87m

1.0G時は約70m

1.2G時で約58m

これだけ違うんです。

2m3mの差ってハナシじゃありませんね。

この差がブレーキングポイントの差になるんです。

サル走りを卒業して目的意識を持って走り込むことを推奨しております。

考えて目的意識を持って練習するのと、ただ漫然と走り込むのでは半年、
1年後って大きく変わってくると弊社では考えます。

現実に多くのメンバーが実証して下さっておりますから。

 

聖地、筑波で想う・・・ネタ

GWの旅行業界が好調だってニュースでやってました。

特に北海道や沖縄の高級リゾートがずーっと予約でいっぱいらしいです。

ただ、直前になってキャンセルが相次いでいるってことらしいです。

原因はレンタカー不足。

沖縄や北海道で電車の移動ってキツいと想います。

せっかくホテルも飛行機も抑えたのにレンタカーが借りられなくて泣く泣く
キャンセルってことが多いらしいです。

そのニュース番組によると、レンタカー会社が平均してコロナ前の3割程度に
車両数を減らしたんだそうです。

1/3以下ですね。

そりゃレンタカー会社だってこの2年以上の状況下では車両数を減らさざるを
得なかったことは容易に想像がつきますね。

レンタカー会社に言わせると大きな二つのモンダイがあるとのことです。

まずは感染状況。

現政権の愚策ぶりが際立ったこの2年以上、第7、第8波が見えてこないから
車両を増やすリスクに対して及び腰になっているとのことです。

もう一つはクルマを発注してもなかなか納車されないモンダイ

せめて盆休みの掻き入れ時に少しは増車しようと計画しても納車が間に合わない
そんなことも言ってました。

RZ34の納車、早くも2ヶ月延びるらしいです。

そもそも仮予約をしたのが去年のハナシで最初の納車予定は11月でした。

それが2月になって6月になって昨日、担当者さんから8月になるって
連絡がありました。

半導体不足だったりプラチナ不足だったりできっとまた延びそげです。

NOTEやAURAのeーPowerなんて受注すら受けられないらしい。

納期がグダグダなのって弊社だけじゃ無かったんだ。

さて、昨日の続きです。

Gってのはgravitationのことで加速度を表す定数です。

1Gは9.8m/s^2です。

1秒間に9.8m/s、つまり35Km/h減速するってことです。

これが0.8Gだと28Km/h、1.2Gなら42Km/hとなります。

一般的なラジアルでストレートエンドが180Km/hからフルブレーキング、
最終コーナーを仮想して進入速度が120Km/hとしてみます。

つまり60Km/h減速するんです。

そのブレーキングの所要時間は

0.8G  2.1秒

1.0G  1.7秒

1.2G  1.4秒

つまり最終の突っ込みで0.8Gのドライバーと1.2Gのドライバーでは
0.7秒もの差ができてしまうんですね。

明日は走行距離とブレーキングポイントについて考察してみます。

聖地、筑波で想う・・・ネタ

20年くらい前に筑波をシャカリキになって走っていた頃を思い出します。

当時の走り仲間もみんなおんなじですがデータロガーなんて無かったので
セクタータイムに一喜一憂していたモンです。

3つのセクタータイム、ベストをつなぎ合わせた仮想ベストだと分切り続出、
そんなことを仲間でやっていた頃を思い出しました。

闇雲に走り込むしか無かった時代です。

今や自分の課題、問題点を客観視することができます。

まずは基本に立ち帰ってココのブレーキングです。

 

 

昨日も書いたようにこの4箇所でどれだけ安定して1.2Gを叩き出せるか、
いや、叩き出せるか、じゃなくて叩き出せるように走り込みです。

単純にタイヤのランクを上げれば達成できるんですがそれでは運転技術の
向上を標榜する弊社の理念と大きく齟齬が生じてしまいます。

ココでひとつのギモンが湧いてくると思います。

そもそもどっから1.2Gって数値が出てきたの? です。

トッププロならもっと優れた数値を出せると思いますが今シーズンは安定して
1.2Gをまずは目指します。

R35がニュルで記録更新を目指してアタックしていた記事を見ていたら
ブレーキングの最大Gが1.5って書いてありました。

あんまり書くと怒られちゃいますけどタイヤもスペコンだろうしそもそも
4駆でブレーキングには有利だしドライバーだってトッププロです。

それにしてもあの車重で1.5Gはスゴいですね。

聖地、筑波で想う・・・ネタ

さて、タマには2号機でケーススタディしてみます。

タイヤはGoodYearです。

来シーズンは052くらい履いてみよっかな? って考えていますが
今年いっぱいくらいはGoodYearかFirestoneあたりで
イケるトコまでがんばります。

こんなん弊社にはムリです。

71RS     275/35R19  定価    ¥ 83,380

12D          275/35R19      定価    ¥102,410

ムリですし導入する気もありません。

1回のタイヤ交換で40万。

もちろん2回で80万。

そのコストを運転技術の向上に注ぎ込むことを弊社では推奨しています

自分のドライビングをロガーで客観視してみるとやはりツっ込みどころが
満載です。

 

得意のブレーキングも1.2Gが3回しか叩き出せていないです。

ココを安定させて1.2Gをいつも叩き出せるようにしないと高いタイヤを
導入したところで・・・・・って弊社は感じてしまいます。

最高速もかなりバラつきがあります。

反省点としてはタイヤの空気圧調整でピットに戻ってきた後の方が最高速は
少しではありますが伸びているんです。

こりゃあダメですね。

昨日は走行時には30度ととても暑くてタイヤの温度も90度近くにまで
上昇して当然タイヤのグリップはタレまくるんです。

ブレーキだって効かなくなってきます。

それなのに後半の最高速が伸びているってことは・・・・・・

ダメですね。

最高速を伸ばすためにはストレートの前のコーナーの立ち上がりをいかに速く
脱出できるか? そしてストレートエンドのブレーキングをドコまで遅く奥に
持っていけるか? が重要です。

コーナーの脱出速度も5Km/hくらいバラついていますしストレートエンドの
ブレーキングGだって1.2Gはたったの3回。

だいたい1.1Gなのと1.0Gなんて時もあります。

もっともっと練習を積んでまずはココを安定させて行けばこのタイヤでも
190Km/hはイケると目算しています。

聖地、筑波で想う・・・ネタ

まずはPさんの初走行から掘り下げて行きましょう。

今シーズンはご結婚や新居の準備と多忙を極め、例年と比較してほとんど
走られていなかったので筑波本コースでの初走行はご本人も久しぶりに
緊張を隠せない表情でした。

がががががが

ソコはさすがに経験を積んできただけありましてコースに出ればいつもの
Pさんでした。

初走行、去年のZIIIを考慮するとなかなかの走りとタイムでした。

富士ショートで運転技術の鍛錬に努め鈴鹿本コースでさらに磨きをかけたその
技術はもちろん普遍的で筑波の本コースでも充分に応用が利いたと言うことを
実証下さいました。

筑波の本コースはライン取りも難しく課題はこれから山積ですがひとつひとつ
克服してさらにご成長して下さる様子が楽しみです。

さて、M上さまです。

そもそもが筑波の最終でアンダーに悩まされていてもっと踏んでいけるアシが
ご希望とのことからこのプロジェクトは始まりした。

弊社扱いQuantumサスペンションキットの導入でM上さまのご感想では
当初の目的である最終のアンダーはすっかり解決できているとのことでした。

SNSのインプレッションでも次のように評価下さっております。

アシの方は予想の範囲内でかなり良好だった
Ohlinsと比較してフロントがグイグイ入るし、
トラクションがかかりやすくリアが流れてもよく粘る

ただ、M上さまが弊社へのご期待はもっと高いものです。

今回も敢えての1分山052で喰わない状態でのアタックでした。

これはこれでおもしろい試みでいろんな課題が浮き彫りになり次へのセットの
方向性が明確になりました。

今年の1月におクルマを大幅に刷新して今回はさらにアシを刷新、もはや
元の面影が無いくらい違うクルマになったと同時にセットする立場の弊社と
ドライバーとしてのM上さまの二人三脚でさらなる高い段階に到達して行く
その手法を愚直に続けていくしか他に方法が見あたりません。

さて、次回には同じ052のピンタイヤでどう出るか?

それによってどうするか? って引き出しはいっぱいあります。

聖地、筑波で想う・・・ネタ

いつも感じるんですけど練習会ってナニかしら得るモノがあるんです。

でも今回は特に得るモノは大きかったしハイレベルな検証ができました。

Pさん、M上さん、お疲れさまでした。

 

 

私自身もとても楽しかったです o(^o^)o

コレ大事ですね。

楽しいことがイチバンだと個人的には感じています。

ただ・・・・・とても暑かった・・・・・

4月なのに30度です。

バテた・・・ ヘ(_ _ヘ)

しかも帰りは恒例の首都高ド渋滞の年中工事。

疲れました・・・・・。

でもとても心地良い疲れです o(^o^)o

それにしても楽しかったです。

楽しかっただけじゃあただのシロートさんの発信ですので詳細はまた書きます。

それにしても濃くて楽しい練習会でした。

 

昔の人はイイことを言う、10年ひと昔、そりゃそうだろってハナシですネタ

以前にも一回ご紹介したコイツ。

なかなか一般のお客さまが目にすることは無いとは思いますがEGの内部に
メタルっつ~~モンがあるんです。

左が正常で右がカビガビになっちゃったメタルです。

高回転でブン回るEGを支えるためのこのメタルっていっぱいあるんです。

30個くらいあると思います。

今度数えてみます。

で、ガビガビになっちゃったメタルのハナシです。

いろんな要因があるんですが最重要課題はEGオイル管理です。

昨日も書きましたが日産の初期設定が悪いので油圧警告灯が点灯した時って

EG壊れました

って意味になります。

K森さま、I川さま、N村さま、がそのパターンでした。

で、弊社でお預かりしてEGをバラすとメタルが上記のようになっています。

つまり油膜切れってヤツです。

10万キロオーバー、10年オーバーのクルマが増えてきたので今後も
このトラブルって増加傾向にあると思います。

RZ34なんかターボ車だから可能性はもっとずっと上がります。

で、もちろんそうならないための対策と不幸にもなっちゃったバヤイの
選択肢について語っていきたいと思います。

 

昔の人はイイことを言う、10年ひと昔、そりゃそうだろってハナシですネタ

しかし関東地方はココんトコ毎日雨ですね~~~~。

今シーズン鋭意売出し中のメンバーから昨晩ご連絡を頂戴しました。

トラブルのご相談です。

過去の経験上、かなりの重症を予感させます。

同じ症状で軽症だったパターンがありません。

先日納めさせていただいたI川さま、去年もK森さまも同じトラブルで弊社で
キチンと対策をさせて頂きました。

そもそも日産自動車さんの初期設定にモンダイがあるんですね。

今後、このトラブルは増加の一途と考えられますしRZ34なんかターボ車
なのでもっと出てくる可能性は高いと考えられます。

もちろんこれからいっぱい出てくるだろうこのトラブルを未然に防ぐために
弊社では一歩進んだことをご提示させて頂く必要があります。

とにかく10年前と同じことをやっていては・・・・・ってことですね。

あ~~~~どうすっかな~~~~~???

昔の人はイイことを言う、10年ひと昔、そりゃそうだろってハナシですネタ

アシアシアシアシ週間です。

M上さまのクルマをセットさせて頂きながらM上さまも興味津々です。

何でこうなってんですか? こんなの始めて見ました、とイロイロご質問を
頂戴し丁寧にご説明させて頂いたんですがなかなか言葉では伝わらないです。

これからサーキットと言う実践の場でさらに細かくセットしていく過程で
ドライバー側のご希望をフィードバックしていくのが弊社流です。

そのための練習会でもあるんですね。

乗れないキミが悪いんだよって言われてきた自分自身の経験が強くあります。

半分は正しいと感じます。

確かにどんな優れた道具であっても使いこなすのはお客さまですから。

過去の自分の経験から売る方の送り手責任というものを弊社は追求しています。

乗れないキミが悪いんだよって言われた方は確実にこうなります。

じゃあどうすんだよ     (`Д´)凸

乗れないキミが悪いんだって言い放つならどう乗るべきかをセットで
発信しないと説得力は無くなってしまいます。

あと、もひとつ弊社が考える大事な要因がタイヤです。

いまさら??

イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ

タイヤによってセットを変える必要を強く感じています。

今シーズン、アジアンタイヤで上達を遂げたメンバーは多いです。

来シーズンに向けて052クラスのタイヤを導入予定です。

そうなるとアジアンタイヤのセットではフルブレーキング時のノーズダイブ
だったりコーナーのロール量だって大きくなってきます。

それに合わせてキメ細かくセットをして行く必要性をココ数年強く感じて
います。

そのための練習会なんですけどね。

昔の人はイイことを言う、10年ひと昔、そりゃそうだろってハナシですネタ

Z35モドキの一般受付が始まったらしいですね。

弊社は去年の7月に受付を済ませましたが昨日になってやっと正式な価格を
伝えてきました。

 

 

もちろんベースグレードです。

今回は9速ATにしてみました。

価格は予想より下回った476万。

ATとMTが価格が一緒???

型式はやはりZ35ではなかったですね。

MTが3BA-RZ34でATが5BA-RZ34。

さてと、、、さらに掘り下げてみます。

K林さまのインプレッションにありました

3コーナー立ち上がりの左で横に逃げていたトラクションが前に進む力になった

コレを達成するのってとても難しいんです。

富士ショートの3コーナーってココです。

 

 

弊社が知る全国のサーキットでトラクションを検証するには最も適していると
勝手に思い込んでいます。

上りなので必然的にリア荷重です。

ココでトラクションがかからないとドコに行ってもダメだと想います。

K林さまがシェイクダウンした当日は真冬並みの気温と雨です。

つまりタイヤは喰わないです。

トラクションの検証には最高のコンディションです。

Z34はストリートでは機械式LSDは必要ないって主張してきましたが
サーキットではどうなの? ってハナシを検証するのもココは最適です。

雨の富士ショートを走ったことがあれば手にとるようにわかると想いますが
この第3コーナーでリアはかなり空転して失速します。

やはり純正って良く考えられているな、って感じます。

これが一般公道で起きるとリアは空転して失速するのって正解だと感じます。

比較的安全ですから。

では次に短慮で機械式のLSDを入れるとします。

するとK林さまのインプレッションにもあるように横に逃げるようになります。

運転技術が高い人はモンダイ無く修正できますが初級者はナニもできないで
そのまま回ります。

それが一般公道で起きると・・・・って想定すれば正解は自ずと見えてきます。

クルマってアクセルオンの状態のほうが安定します。

アクセルをポーンって抜いちゃうとドコ飛んで行くかわかりません。

それなのにあんまりデキがよろしくないデフやアシだと横に逃げるような
挙動になってせっかくの安定性を享受できないで終わってしまいます。

以前にデフの開発のハナシを書きました。

一般のお客さまにとってアシ以上に造詣が浅いのがデフです。

トータルで20以上のコストをかけて+になる方が少ないのが機械式LSDで
それだったらコッチをやった方がイイってのがとても多く見受けられます。

キチンとしたアシとキチンとセットされた機械式LSD、さらに運転技術を
まとえば戦闘力はジャンプアップです。

弊社が一貫して主張してきたハードとソフトの高度な融合ってヤツです。

それをK林さまが実証してくれました。