速くならないモノに投資するのも躊躇されるカモ?だとは想いますがシーズン直前に安全面について考えてみたいネタ、その3

ホントはですね、アシとブレーキとタイヤモニターについてもっと
重要性を語っていきたいんですが、今回は敢えて違った角度から
弊社ならではの情報発信をしていきたいと考えています。

誰もが望まないことですが不幸にもアタってしまう時への準備って書くと
とてもミョ~~~ですが必要悪だとしてもココは責任ある情報発信として
避けて通れない道だと弊社は感じました。

ヘルメット

グローブ

スーツ

シューズ

4点

フルバケ

HANS

これだけありますね。

あ~~~おカネがかかります。

弊社ならではの優先順位とコスト対パフォーマンス(費用対効果みたいなモン)
について語ってみようと思います。

かく言う私自身もテキトーな装備で走っていたことも多いので来シーズンに
向けてまずは隗より始めますと同時に弊社でもキチンとラインアップします。

まずはヘルメットなんですケド、ヘルメットはサイズが難しいです。

中の緩衝材も含めてちょっとキツいとかちょっとユルいとかも含めると
サイズだけでも満足行く製品を手に入れるなら試着が必須です。

だから弊社ではヘルメットは取り扱いはしない予定です。

グローブ スーツ シューズは弊社の

まずは難燃性の素材、NOMEXであることです。

アジア製の安っすいヤツには綿とかナイロンなんてのまであります。

弊社のオススメで取り扱っている2社です。

https://www.sparco-official.com/en/racing/clothing/shoes.html

https://www.alpinestars.com/collections/auto-footwear

やっぱりヨーロッパ製はちょっとオシャレです。

弊社の考え方としてはグローブ スーツ シューズあたりはそんなに
高価なモノを買わなくても・・・・です。

グローブなんて1万前後、シューズは2万前後、スーツは3万程度でも
キチンとしたメーカーのNOMEX素材ならそれでイイと考えます。

弊社が取り扱うのは本国イタリア製の本物ですからね。

浮いたおカネをもっと違うことに投資したほうがずっと効率的です

でもやっぱりせっかくなのでイチバン安いのはヤダってお客様のために
デザイン重視なモノだってお取り扱いします。

それでも価格は倍程度です。

弊社では海外から右から左へみたいな商品はお安く提供しています

速くならないモノに投資するのも躊躇されるカモ?だとは想いますがシーズン直前に安全面について考えてみたいネタ、その2

表題にもありますようにおカネをかけたのに全く速くならないってのは
冷却系の投資でやっと乗り越えてきたのに次には安全性の投資なんですが
きっと支持されにくいとは思います。

3つに分けてみました。

まずはアタらないようすること

次には不幸にもアタってしまう時への準備? 措置?

で、もう一つ大事なのが自分に非が全く無いのにアテられる

何回も報道されているのでご覧になった人も多いとは思いますが東京は
湾岸道のGT2RS、大阪阪和高速だったかEK9、どちらも3車線の
高速道路を左から抜きにかかって技術以上の速度を制御しきれずに
一般車にアタると言うホントにど~~しょ~~も無いハナシです。

きっとこの事件をきっかけにスピード違反の厳罰化に当局は動くと思います。

50Km/hオーバーで一発取り消し、さらにはそれが原因で事故を起こすと
欠格2年とか3年とか。

やっぱりアタらないようにすることがイチバンです

過去の経験上、アタらないための必要条件がアシとブレーキとあと大事なのが
タイヤモニターです。

大阪阪和高速だったかのEK9の衝突画像を見てみると4輪フルロック。

関係者が見ているかもしれないので深くは言及を避けますがサーキットでも
ああ言う挙動をするEK9、EG6を良く見かけます。

DC2やS2000はああなっているのをあんまり見ないですね。

アシとブレーキとタイヤモニターが不備または失敗しているとアタる可能性は
ず~~っと上がるように弊社は感じてしまいます。

そうは思わねぇなって人だっているとは思います。

いつもココで書いています。

いろんな意見があって然るべきだと思いますし弊社は一切否定しません。

どうぞ我が道を猪突猛進して下さい。

弊社は自社のお客様にはキチンと責任を持ちます

第一のアタらないようにすることについては今までに何度も書いてきました。

弊社の一貫したクルマ造りに通じることでもありますが、乗りやすく
コントロールしやすいクルマで楽しみながら運転技術を向上させて
結果、一般公道でも危険回避能力は上がると弊社では信じています。

そもそも飛ばさなきゃイイんですけどそんな3流評論家のスジ論を書いても
誰も弊社の開発日記なんて見に来てはくれませんから。

1日に6万ヒット以上ある日もあります。

その責任は常に意識していなければならないと感じています。

で、今回のハナシは2番目、3番目についてです。

繰り返しになりますがアタらないのがイチバンですが不幸にもアタって
しまうのがこの世界です。

そのための転ばぬ先の杖って考察してみたいと思います。

速くならないモノに投資するのも躊躇されるカモ?だとは想いますがシーズン直前に安全面について考えてみたいネタ、その1

ニュースでこんなんやってました。

corona

陽性でも80%が軽症か無症状でそのまま回復するらしいですね。

知らないまま撒き散らす人がいっぱいいるってことにもなります。

体温計で38度ってインフルエンザ以来、久しぶりでした。

インフルエンザと違うのは関節は痛くないです。

帰宅して水カブって凍らしたアイスノンを頸動脈と脇の下と股に挟んで
30分くらいしたら体温は36度くらいにまで下がりました。

毎年の経験上、こんな時に冷たい水をガブ飲みしてはいけません。

腹は壊すし最近ニュースでも良く見かけますが水中毒になるらしいです。

ニュースやネットで見た人も多いとは思いますが盆休み中に富士の本コースと
群馬サイクルスポーツセンターでお二人が亡くなりました。

富士の本コースでは1コーナーのタイヤバリアに突っ込んだって報道でした。

1コーナーのタイヤバリア??

あんだけセーフティーゾーンが広い1コーナーのグラベルを通り越して
奥のタイヤバリアに突っ込んだってもうノーブレーキ状態でしょうね。

良く燃えるでお馴染みのランボルギーニらしいです。

来シーズンまであと1ヶ月半。

いつものことですがア゛っちゅう間でした。

もうカウントダウンの来シーズンに向けて例年とは1ランク上の安全性に
ついて語ってみようと思います。

 

いつも想いますケド評論家が言うようなスジ論はまずンまく行かないんですネタ

こんなご時勢です。

例に漏れなくお取り寄せってのを活用しています。

参考にするのはマツコの知らない世界だったんですが最近はちょっとだけ
懐疑的になっています。

さすがTVの力ですね。

マツコの知らない世界で紹介された次の日に頼んだってまず売り切れです。

マーケティングってこういうことなんでしょうね

喰いしん坊ですから根気良く探しまくってやっと手に入ったお取り寄せ、
マズくは無いんですけどそんなんですか~~?ってのが多いです。

弊社のお得意様に頂戴したモノの方がず~~~~っとンまいことだって
多々あります。

せっかくなので弊社が感動したB級グルメをご紹介しておきたいと想います。

コレ、M6のステンレスキャップボルトです。

fastener1

1,000個まとめて買った時の残り半分くらいです。

高校の時に通っていたパチンコを思い出します。

弊社のEGオイルクーラー、PSフルードクーラー、デフオイルクーラー
取り付けに弊社が使っているM6のステンボルトだから100個200個は
すぐに無くなります。

コレはFRPパーツには欠かせないφ6の幅広ステンワッシャとM4の
ステンレスキャップボルトです。

fastener2

中国で1,000個単位で買ってくると笑っちゃうくらい安かったんです。

日本のホームセンターで見かける価格の1/100ってのもあります。

こういうところでも弊社は企業努力をしています。

フツーはステンレスなんか使わないで鉄のボルト・ナットです。

でも10年以上もお乗り続けていらっしゃる弊社のお客様のことを考えると
鉄なんかサビちゃってダメです。

今年も買ってくる予定でしたがこんな時代でダメでした。

向こうだって売れなきゃ死活問題ですからこんなことを始めました。

fastenershow

オンラインの展示会、商談会です。

時代ですね。

でもやっぱりと言うか・・・・・ダメ・・・・です。

まずサイトにつながらないです。

混んじゃってんのか? 初めてのことでンまくいかないのか?

サイトが表示されるまでの時間がハンパ無いです。

個別の会社とチャットをしながら商品をオンラインで閲覧できて、さらには
商談をして買い付けまでこなす予定だったんですがダメでした。

いつもココで書いていますが1発目でンまく行くことなんてまず無いとは
想いますので次回以降に期待ですケド、現実に製品が手に入らないなら
やっぱり現地に行くしか方法はありません

なんだかんだでやっぱりフルコンはイイですねネタ、その4、じゃないと思います

ホントはですね、フルコンがどうイイのか? どんなメリットがあるのか?
っとハナシをご紹介するのがスジなんですがもうちょっとお待ち下さい。

別に引っ張るワケではありませんがなにせこんな気温と湿度です。

毎年のハナシですが工場にサッサとエアコン入れない弊社が悪いんですが
作業効率はガタ落ちです。

アタマから水カブったり凍らせたアイスノンを頸動脈にアテてナントカ
努力しながら作業をしていますがやはりフツーなら2、3日でできる
作業に倍くらいかかっちゃっています。

1日の作業を終わって帰宅してフロならぬ水を浴びてやっとエアコンが
効いている部屋で今度は配線作業です。

コッチもなかなか進まないです。

もちろんお客様の車両が優先ですからコレまた少~~しずつです。

Z34V36も同じですしまずは純正の信号をキチンと把握することから
始めます。

VTCだのVVELだのをチューニングしていく前にまずは燃料と点火が
基本です。

一つ一つ丁寧にマップを作っていくんですがいろんな補正の前にまずは
△速でアクセル開度が◇%の時にMAFセンサー(エアフロ)の数値を
読み込んでヂミ~~に記録してその時の燃料と点火を決めていきます。

linkdata

純正と同等の信号をまずフルコンに移植することから始まります。

基本は純正ですから。

こう書くとカンタンそうですがやることはかなりヂミです。

純正のECUから信号を1本1本取り出すんですから。

こんなチッちャなピンを使います。

qipin

純正の1本のピンから信号を2本取り出すことになるからこうなります。

qipinwired

1mmチョイのピンに2本カマせる。

コイツがイチバンタイヘンだったりする・・・・・。

なんだかんだでやっぱりフルコンはイイですねネタ、その3、じゃないと思います

昨日のネタ、IGコイルの配線が逆だった件からもうなんも信じられず
1本1本メンド臭がらずに確認していてある配線にエ゛ってなりました。

pin31

コイツです。

pin31power

どっからど~~見ても黒ですよね。

MAZDA純正の配線図を見てみると・・・・・明らかに黒じゃない・・・。

main12V

MAZDA純正配線図によると赤/白ってなってます。

31Playout

で、MAZDA車のチューニングに造詣が深いトップチューナーさんに
聞いてみました。

そもそも+12V電源ケーブルが黒って経験あります??

ってお聞きしましたところ見たこと無いらしいです。

んんんんん、また余計な仕事が増えてしまった・・・・。

なんだかんだでやっぱりフルコンはイイですねネタ、その2 なのか??

うわははははははははははははははははははははははははははは

39deg

夜のニュースでやっていましたが八王子は公式には39.6度だったそうです。

で。

そもそも今のクルマってECUで制御されていますね。

この純正の配線全てに意味があるんです。

stockecu

当然、この配線を1本1本理解する必要があります。

で、時代なんでしょうがネットに配線図が出ていましたのでそれを参考にして
1本1本配線を作っていきました。

しか~~~し

この高度ネット社会の功罪なんだと思いますがネットの情報違ってた・・・

ECUpinerror

coilerror

点火の配線が上の図のネット上の情報とやっとこさ手に入れた下の図の
MAZDA純正配線図ででした。

コレじゃEGかかるワケねぇわな。

もうこうなったらネットの情報は信用ならないのでMAZDA純正配線図で
イチから全てやり直します。

で、現段階で3箇所も間違っていることが判明

なんだかなぁ~ なんですが、しゃあないです。

ネットの情報ってそんなモンです。

自己責任ですから。

しか~~~し

コレばっか。

MAZDAの純正配線図と実際の配線が違う・・・・っぽい。?

それだとモンダイでしょう!!!

なんだかんだでやっぱりフルコンはイイですねネタ、その1

EINSTEINの至言を何回かご紹介したことがあります。

何かを学ぶのに自分で体験する以上の方法は無い

特に開発に携わる人間なら深く賛同すると想います。

自分でハマらなきゃ出来るようにはならんだろ、っていつも自分を戒めます。

ココんトコいわゆるフルコンてヤツにプチはまりしています。

フルコンって言えばやはりMoTeCが代表格で歴史も長いし実績もあるし
間違い無いっちゃあ間違い無いんですがいかんせん日本では高過ぎです。

コレ以上書くとまた自ら軋轢を撒き散らすようなモンなので察して下さい。

弊社の2号機にも搭載して純正ECUを書き換えても到達できない世界を
いずれはお得意様にも享受して欲しいんですがなかなかハードルは高いです。

そりゃそうです。

そんなにカンタンだったらもうとっくにたくさん流通しているはずです。

やるべきことは決まっています。

でも一つ一つ正確にそして確実にやらないとせっかくイイ物もその実力を
発揮させるどころかヘタするとEGをブっ壊します。

お客様の車両を朝から晩までこなしてその後に寸暇を惜しんではイロイロと
開発をしているんですが牛歩のごとくですが進んでいるturboNBです。

で、並行してZ34V36のお得意様にもお気軽に? おススメできるような
価格でフルコンをテストしています。

最近って商品買っても取り説が付属していないことが多くなりましたね。

携帯電話端末なんて最たるモンです。

iPhoneなんて保証書すらありません

弊社の製品に取り説が無いことを時にはボロカス言われますがAPPLEに
苦情を言うヤツは誰もいません。

ま、そんなモンです。

例に漏れずLinkってフルコンにも取り説はありません。

オンラインヘルプ見ろってハナシなんですね。┐( ̄ヘ ̄)┌

純正のECUがやる仕事をフルコンにやらせるんですが繰り返しになりますが
一つ一つ正確で確実な作業が求められます。

ナニかイチから始める時には付きモンですがハマっています。

そりゃハマん無い方がイイに決まっていますがハマるのも財産なんですね。

ハマった分だけ詳しくなりますから。

しかもLinkってturboNBのATに対応していません

だからLinkってフルコンメーカーがやっていないことを弊社でやるから
今までに無いデータをイチから作るので、そりゃあハマることは必至です。

でもZ34V36の7速ATからしてみればずっとカンタンです。

で、一発目のありがちなEGかからない。

どっか間違ってんでしょうね。

こんなカンジで配線を一本一本作っていくんです。

wiring

間違っていなくても接触不良ってことだってあります。

もう始めから一つ一つ確認です。

ヲカシい・・・・配線はどこも間違っていなかった・・・・。

純正ECUに戻すとナニごとも無かったかのようにちゃんと走る。

そうなるとやっぱりLink内のデータか〜〜〜〜。

一つ一つ絡まった糸クズを丁寧にほぐすように原因を洗い出して行くんです。

で、原因をやっとのことで見っけました。

わかりにくい十分条件について違った角度から検証してみたいネタ、その7・・・だと想う

ブレーキについての十分性を検証してみたいと思います。

必要条件はカンタンです。

効くこと

Z34くらいになると効かないブレーキって探す方が難しいでしょうから
ソコは触れんときます。

十分条件はい〜〜っぱいありますよ。

だからブレーキって十分条件を満たしているかが大きなカギになると
弊社では以前からず〜〜っと追求しています。

一言で言っちゃえばやはりココでもズバリ

扱いやすさ

以前にsuperGTのドライバー青木選手がご試乗して下さる機会が
ありまして弊社のブレーキシステムを懐が深いって評価を下さいました。

やはりプロドライバーは我々とは経験値がケタ違いです。

ちょっとご試乗下さっただけで弊社の開発理念までも汲み取って下さいます。

プロドライバーさんがブレーキシステムを懐が深いなんて評価したのを
見たことありますか?

既存に無いモノを工学的見地から作り上げてきました。

もうすでにあるモノを弊社のお得意様でも買ってくれません

むしろお得意様はガッカリすると思います。

コレ、あそこで売ってるよ って。

さて青木選手が懐が深いって評価して下さった意味からご説明します。

弊社がいつも提唱しているドッカンブレーキ、深い意味があります。

何度か書いているように我々とプロドライバーの大きな技術的な差の一つが
ブレーキングです。

他にもありますけど弊社では初期段階の課題に掲げています。

もうすぐやってくる来シーズンは弊社からお貸出しする予定の3台の
データロガーで客観的に運転技術を視覚化する予定です。

それをチームメンバー内で共有することでAさんはブレーキが上手いとか
自分はココが課題だな〜〜ってのがとてもわかりやすくなります。

お一人でがむしゃらに走るよりず〜〜っと上手くなります。

弊社がドッカンブレーキを推奨しているのはサーキットにかなりのご経験が
あっても充分な減速Gを出せていないパターンはとても多く見受けられます。

Z34で、ZI I Iレベルのタイヤで少なくとも1Gは出せるようにならないと
弊社ではまだ初級者扱いになってしまうんですが、それでクサるようでは
きっとこの先ナニをやってもモノにならないと思います。

プロドライバーはZI I Iレベルのタイヤで1.2G以上を叩き出せます。

その第1ステップとしてのドッカンブレーキです。

コントロールだの何だのって次のステップです。

ココで重要なことはドッカンブレーキを安全に試せる車両が必要条件です。

Z34って言えば、って言うくらい付きもののABSモンダイ。

富士ショートでも上手なメンバーならストレートエンドで150Km/h以上
出せるんです。

ソコからドッカンブレーキをバンバン連発してもABSが正常に機能するように
弊社では作っています。

あ、ヤベ!!

ってチームメンバーが感じることだって頻繁にあります。

そのヒヤヒヤと背中合わせをできるだけ安心に変えていくことが弊社に
求められるテクノロジーであり、それが十分条件であると考えます。

弊社はチームメンバーには責任を持ちます。

タダですりゃ高〜〜い弊社ブレーキシステムをお買い上げ下さるんです。

その対価として効きだけじゃなく安心と扱いやすさをご提示させて頂きたいと
弊社では追求してきました。

効くブレーキなんていっぱいあります。

懐が深いってプロドライバーが評価下さったブレーキ、ご興味ありませんか?