壊してから初めて痛感する一歩攻めたメインテナンスの重要さネタ、その2

ニュースでご覧の人も多いとは想いますが愛知県のうなぎの名店と言われる
ところで産地偽装モンダイ。

もうこれも日本のお家芸ですね。

罰則が無いからやったモン勝ち。

なんでもふるさと納税返礼品として4年連続で1位だったそうな。

店主がニュースのインタビューに答えていたんですが完全に開き直りとしか
言いようが無い言い訳のオンパレード。

返礼品のウナギはちゃんと国産を使った、と。

それを信じろと?

もう喰っちゃって証拠無いですからね。

そんなに引っ張るつもりは無かったんですが昨日のネタの反響がありまして
続編ってワケじゃあありませんが注意喚起みたいなモンですね。

特にブレーキパッドです。

ブレーキパッドって前後均等に減るワケではありません。

さらに、右と左で均等に減るワケでもありません。

さらに言えばキャリパーの内側と外側が同じように減るワケでもありません。

同じことがブレーキディスクローターにも当てはまります。

先日のM沢さんのおクルマのように意識が低い中古車販売店では
そんなモン全くお構いナシ、のようです。

ブレーキですよ。

その販売店がブレーキだけ気にかけていないなんてこと当然無いワケで
同様にいろんな箇所で不具合が発見されちゃったってことなんですね。

認定中古車でドラムブレーキのライニングがすっかり無くなっちゃってベースの
鉄がむき出しになってグシャグシャになっちゃっているのが入庫したことも
あります。

これだけの高度情報社会です。

もうホントにこうなると・・・・・・です。

そう言えば初めて弊社の仕事をご経験下さったM沢さんがこんなことを
おっしゃっておりました。

開発日記に書いてあることってホントですね

壊してから初めて痛感する一歩攻めたメインテナンスの重要さネタ

初めて弊社を訪れて下さったM沢さん、とても喜んでお帰り下さいました。

これからとてもアルアルだろうと推察できるのでちょっとまとめてみようか、
って考えました。

Z34に限ったハナシじゃないんですけどね。

走行距離が4万チョイのZ34をとある中古車販売店からご購入になって
やはり一抹の不安をお感じになったとのことで弊社に点検をご依頼下さった
って経緯です。

さすがに300台ものZ34V36を診てきた経験が弊社にあるので
経年劣化も含めたカンどころは知り尽くしています。

油脂類、フルード類も全交換とのご依頼で早速まずはEGオイルから。

ところがです。

規定よりも1.5Lも少ないんです。

サーキット走っていたらEGブローでした。

そして弊社推奨のクラッチフルード全交換

もうこれはZ34V36のMT車では必須中の必須メニューです。

恐らく1回も交換されたことが無いだろうと推察されるようなフルードの色。

もちろんですが弊社でクラッチフルードを全交換した後はクラッチ操作も
軽くなるし何と言ってもこのままだとZ34アルアルのクラッチトラブル
不動車の一歩手前でしたってくらい泡が出てきました。

次にはブレーキです。

こいつぁビックリ w|;゚ロ゚|w

フロントのパッドが5分山に対してリアは0分山。

リベット出る直前です。

きっと1度も交換されていないんでしょうね。

そしてブレーキフルード。

これまた交換された形跡が無い程の泡泡泡。

他にもイロイロありましたがやはり弊社推奨のMTオイルにはとてもご満足の
ご様子でシフトフィーリングがとても良くなったとのことです。

ここまでご覧下さって皆さんもおわかりのわように、販売店はナニもやってない。

実はこんなんとてもアルアルなんです。

これからZ34V36をイイ状態でお乗り続けたいってお考えになるなら
キチンとした主治医ってもはや絶対必要条件ですね。

で、早速M沢さん、次なるメニューのご提示を弊社にご依頼下さいました。

さ~~~て、Z34のECU、verFinalに向けてさらなる攻めたデータを企んでいますがさすがにココからはとても危険な領域なのでNCで試してみないと・・・・・です。でも成功したらそりゃあ素晴らしい世界が待っていると確信していますネタ、その2

昨日も書きましたがNC1(前期)とNC2(中期)のEGが
違うってことを知っちゃってからはもうタイヘンです。

NCのEG、LF-VEベースで2.4LのEGを作っています。

以前にも書きましたがアクセラの2.3LのEGではヘッドがダメなんで
上が回らないんです。

最終的にはアクセラEGベースではパワーが出ないと弊社では判断しました。

ベースのEGをネットで2基も買っちゃったんですが両方とも前期NC1
つまりNC2、NC3よりも劣るEGなんですね。

どうせ作り変えちゃうから構やしねぇだろってカンジだったんですがレブが
違うってことはひょっとして・・・・・・って調べてみたらやっぱりでした。

前期NC1のレブは7,000、中期NC2のレブは7,500。

と言うことはバルブスプリングが違うんちゃう?

前期NC1  MAZDA純正品番 LF50-12-125A

中期NC2  MAZDA純正品番     LF9G-12-125A

さ~~~てこっからです。

フツ~~なら中期NC2の MAZDA純正バルブスプリングを採用します。

ソコはCircuitConceptです

どうせならHONDA純正 S2000のバルブスプリングを埋め込みます。

NCのEG、LF-VEベースで2.5LのEGを作っているんですが
壊すこと覚悟で8,000までビンビンのEGを作っているんです。

2mmオーバーサイズの鍛造ピストン、272度カムシャフト、クロモリ鍛造
コンロッド、SCM435削り出しロングストロークフルカウンタークランク
シャフト、ビッグバルブ、そしてHONDA純正S2000バルブスプリング。

何かZよりスゴくね? ってなりそげですがフル中国製で安く上げています

ゆくゆくは8,500くらいまでビンビンに回して300馬力を狙いたい
ですが、とりあえずは250馬力です。

それだって1tを切ったNCに2.4L、250馬力のEGなら
直線でもコーナーでもS2000をカモれるんですね。

いや~~~楽しみだな~~~。

多分1基2基くらいはEG壊すと想います。

それが弊社の地となり肉となってZ34RZ34に生きてくるんです。

それで2025の例のイベント、M上さんと一緒に出ようかな?

1年でできるかな~~~?

ま、Zよりもカンタンですからちょっとやってみます。

さ~~~て、Z34のECU、verFinalに向けてさらなる攻めたデータを企んでいますがさすがにココからはとても危険な領域なのでNCで試してみないと・・・・・です。でも成功したらそりゃあ素晴らしい世界が待っていると確信していますネタ、その1

鈴鹿支部長 I田さんが練習機NCで鈴鹿の本コースを走るとスピード
リミッターにアタるので解除して欲しいって要請をず~~~っと受けて
いまして、やっとECUデータ書き換えでリミッター解除となりました。

今後はもっともっとECUを攻めていきますよ。

でもさすがに燃調と点火時期を攻めるのは弊社のNCである程度は
テストしないとEGを壊してしまいかねませんから。

それにしても純正状態って燃料、濃いな~~~~。

 

 

コレじゃわかんないか・・・・・・

ま、純正なんてこんなモンです。

燃料のマップをとりあえずは安パイのver1からやっていくんですが
それでもパワーは上がるし燃費も良くなります。

そりゃそうです。

純正がムダに濃いからです

今回はスピードリミッターカットだけなんですが、書き換え後に試走をして
不具合が無いか確認したところ・・・・・・・あることに気が付きました。

確実に弊社のNCよりも速い

フと気がつくと、レブリミッターが違う

I田さんの練習機は中期、つまりNC2で弊社の前期はNC1と言う
分類です。

さらに調べてみると、EG本体も違うらしいです

へ〜〜〜

さすがMAZDA

ベースグレードからverNISMOまでEG本体は全く一緒と言う
日産に慣れちゃっていたのでちょっとした衝撃ですね

ホントに、ホントに大車輪ですネタ・・・・なんだろうか?

ダイハツの奥平社長が記者会見でこんなこと言っていました。

今まで通り安心してお乗り続けて頂ければ・・・・・・・

なるほどね。

だからやっちまうんだ。

弊社ではお待ち下さるお客さまをもちろんお一人お一人キチンとご対応
させて頂いております。

もうタ~~~イヘンです。

お客さまが、あ、コレはイイですね~~~ってご感想でもやはり弊社は
あ、ココもうちょっとこうした方が良かったな~~~~ってのを感じると
どうしても仕様変更をしないと気が済まないんですね。

ソコが弊社がビンボ~~~の原因なのはわかっていますが世界最高峰品質
を掲げるからには譲っちゃいけないところではあります。

昨日も、NCのQUANTUMを初めて取り付けました。

本来なら自社のNCで開発を進めて熟成してからお客さまのクルマに
お取り付けってのがスジなのは充分に承知しております。

ただ、お客さまは今付いている某有名A社のアシに本当に辟易としていて
このままではテンション全く上がらないって状態がず~っと続いていたので
とりあえずは試作をお取り付けさせて頂きました。

お客さまはとてもとても喜んで下さったんですが弊社的には60点です。

なぜ60点なのか? ってことをキチンとご説明させて頂きましたがココでは
さすがにその詳細を書くワケにはいきません。

ただ、外したアシを一緒に検証してご説明差し上げるとお客さまからは

CircuitConceptさんの全く言う通りそのままでした

ってご感想を頂戴しました。

そしてもう次が待てないってご様子なんですが・・・・・

年内にあと5台は完成させないと・・・・

ま~~~た納期が遅い言い訳してやがるよ、いやいやいやそう言わないでちょっと寄って行って下さいよ奥さん、ネタ

なんかダイハツの不正事件を見ているともはや日本のお家芸とすら感じます。

今、賑わしている自民党の裏カネ問題。

ムダに人生が長いとそんなのはいくらでもありました。

古くはロッキード事件に始まりリクルート事件、佐川急便事件、NTT
ドコモ、そう言えばNTTドコモの未公開株の問題起こしたのが小渕敬三
でその娘が小渕優子。

何年か前にやはりカネの問題で捜索に入った時には証拠のハードディスクを
全てドリルで破壊したって有名な事件がありました。

ダイハツの事件だってあれだけ三菱自動車が叩かれてあのレクサスだって
やらかしたんだからその報道を見て同じ轍を踏んじゃいけないって考えるのが
フツーだと考えるんですが、どうも世の中はそうはなっていないようです。

あることに気がつきました。

バレたって構やしねぇ

やらない方が損だ

マジメにやったって儲からない

もはやそんな風潮が日本の文化、そんな気がしてきました。

現在入庫中のとあるお客さんのクルマ。

もはやこんな日本の文化を象徴するようなトラブルです。

そもそも弊社に依頼すると時間がかかるってのがそもそもの発端で、
サーキットで結果を出している実績があるってショップに出しました。

で、出来上がってきたクルマでサーキットを走ってみると・・・・・

アレ?

そのお客さん、サーキット走行の経験は豊富なのでヲカシいことには
気が付いてそのショップに改善を依頼するもハマっていくばかり。

しまいにゃマトモにすら走らなくなってきました。

で、やっと弊社に白羽の矢が立って1年越しの入庫となったんです。

まずは試乗して不具合を確認,なんですが久々の不具合のデパート。

真っ直ぐ走らない、真っ直ぐ止まらない、フラフラする。

チェックランプ、警告灯。

そもそも乗っていて楽しくない

ナント、車両価格が1/10以下の代車のNCの方が今んトコは楽しい
ってご感想です。

ココまで極端なハナシも・・・・・って感じるかもしれませんがコレって
かなりアルアルです。

もちろん素晴らしい仕事をしてキチンとしたショップさんもいっぱいあります。

でも、どうなんだろ?

どうせわかりゃしねぇよ Ψ(`∀´)Ψ

って、この日本の文化がドンドン増殖しているような気がします。

作業をやってる方だって確実に気が付いていると想います。

若いメカニックが社長に、コレ、マズいんじゃ無いっすか?

って進言しても今さらしょうがネぇだろ、イイんだよそれで

こんな事が今もい〜〜〜〜っぱい繰り広げられているんだろうな・・・・

ま、自分自身もそんなのい〜〜〜〜ぱい経験してきましたから。

ツルシと誂えネタ、その7

コレ、先日もご紹介したドライカーボンのシャフトにどんな選択肢があるか?
その規格の一部です。

 

 

φ100までありますしその先は特注で対応してもくれます。

でも特注となるとコストはず~~~~~~~っと上がります。

規格品を上手く使ってコストを上げないで行きたいです。

性能自体は同じですからね。

さて、Z34、RZ34のフロントリインフォース、リアのリインフォース、
そして室内にあるちょうどシートの後ろにあるナントカバー、さらにさらに
ダッシュボードの中にあるステアリングシャフトを留めているバー。

コレを全部ドライ化して20Kgの軽量化を企んでいるってハナシは
以前にもご紹介しました。

こないだまではこうなりましたね。

イイのはわかるけどいくらかかんのよ     (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

そりゃそうですよ

日本のちゃんとした技術のあるメーカーに依頼したらそれこそ1本20万から
の世界です。

20万で済みゃあイイですけど。

東レさんや帝人さんあたりに試作を頼んだらきっと1,000万です。

剛性もへったくれもあったモンじゃ無いドライカーボンのバーだって
特注すりゃ10万以上はしますから。

それがず〜〜っとお安くご提供できるんですからもちろんアリですよ。

そしてNCはと言いますと、コレがまた旬を迎えているんです。

フロントのリインフォースはドライで進行しています。

フロントのタワーバーはとりあえず関西サービスさんのを付けてみます。

NCでやりたいのがフロントフェンダーの中に突っ張り棒です。

FDでスゲ〜〜効いたのを憶えています。

特にフルブレーキング時でクルマが安定しますから。

取り敢えずNCもダッシュボードをひっぺがして中のムダに重い棒を
検証したいですね。

ツルシと誂えネタ、その6

NCのタワーバー探していたらこんなん見つけました。

 

 

さすが向井さんです。

ご無沙汰しております、お元気ですか?

もうコレでイイじゃん。

NCはZ34ほどボディ剛性が無いので補強パーツは効くと想います。

弊社のこだわりは長穴を使いたくない つまり精度にこだわりたいんです。

だから取り付けブラケット一つとっても最終的にはコンマ1ミリ単位で
精度を追求しています。

 

 

だから時間がかかるんですがソコは譲れないところなんです。

Z34、RZ34用のドライカーボンフロントリインフォースのシャフト、
年内に届くかな~~~~?

クリスマスがらみで流通がとてもとても遅延しているらしいですから。

ツルシと誂えネタ、その5

ウスウス気が付いている人も多いとは思いますが

ステルス値上げ

いろんな食材が多いですが我々の世界にも忍び寄ってきますね。

最初に気が付いたのがコーヒー豆、そしてオリーブオイル。

例えば100gで100円だったとします。

コロナで120円になって、ウクライナで150円になって、さらに円安で
180円になっちゃったとします。

そうなると買え控えってお客さんが増えて売り上げが下がったんでしょうね。

メーカーだってもうコレ以上値上げしたら売れなくなるって判断したんでしょう。

でも諸般の事情を考慮すると値上げしないとムリ~~~ってなったんだと
想います。

ソコでメーカーはナニを企んだかと言うと100gで180円になっちやった
商品を180円は据え置きで100gを90gにするんです。

そんな商品、とてもとても増えましたよ。

八王子の行きつけのラーメン屋、4、5年前は750円。

コロナ明けで800円、850円って価格を改定してきました。

ウクライナでは小麦のモンダイが直撃で900円、950円ってなりました。

そして円安でとうとう1,000円、1,050円まで来ました。

で、もう値上げはムリだろって考えたんでしょうね。

2枚あったチャーシューが1枚に、3枚乗っていた味付けのりが2枚に。

我々の業界も類に漏れません。

あ、材質落とした w|;゚ロ゚|w

何かヲカシイ・・・・・・

ほとんどのお客さんは気が付かないでしょうがわかる人にはわかります。

こう言う情報発信はとても難しいです。

あの〇〇〇が・・・・なんて書いたらタイヘンです。

定性分析すりゃあ露呈することでもさすがにそんなことまではできませんから。

こうなると誰を信用したらイイのか? ってハナシになりますね。

全てを知っているワケではありませんが弊社が見てきたシートレール、ほぼほぼ
SS400って軟鉄でできています。

純正も同じですからモンダイは無いっちゃあ無いんでしょうがやはりソコは

CircuitConceptです

材質には徹底的にこだわっています。

ツルシと誂えネタ、その4

へ~~~、選挙違反の江東区議には家宅捜索、強制捜査。

で、確実にもっと罪が重い多くの自民党員は任意の事情聴取。

もう日本の司法自体も自民党に飼いならされていますからね。

RECARO純正のシートレールをバラしてイチから作っているっとハナシは
以前にもご紹介しました。

 

 

コイツを見ていてフと思いつきました。

 

 

コレ、ムダじゃね?

もちろんシートベルトのアンカーは必要ですがワザワザ別体で存在するのが
ムダだと思います。

一体式で作っちゃえば部品点数も少なくて済みますし軽量化にもなります。

さらに言えば4点のシートベルトの腰ベルトのアンカーも99%のレールで
別体になっています。

つまり左側だけでスライドレール以外に3つの構成部品があったのを
CircuitConcept製は1ピースです。

こりゃあ画期的ですよ。

ま、その内またまたパクられちゃうでしょうけどね。

CircuitConceptが先駆者って事実は残りますから。

ま、目指すはRECARO JAPAN製の半分の重さ、です。