CircuitConceptサスペンションキットverPro、とてもありがたいことにヂミ~~にオーダーが増えてきましたネタ、その5

弊社お得意様のS田様にカーボンボンネットをお納めさせて頂きまして
次は弊社フルチタンマフラーかverProかとお悩みとのことです。

先日、無事に納めさせて頂いた明石のH本様から弊社ブレーキキットの
ご注文を頂戴しました。

新潟県のI沢様からはECUとLSDの発注です。

昨日1日のハナシです。

とてもありがたいことです m(_ _)m

いつもココで書いていますが(また今日も書いちゃった)弊社のような
浮き草をご贔屓にホントにホントにありがとうございます。

一発目がえ~~~コレが世界最高峰品質~~~??ってなっちゃうと
もう次は無いといつもキモに命じています。

実際に1発目でいなくなっちゃった人も3,4人います。

今年もとてもありがたいことにご新規のお客様も増えてくださっています。

とてもありがたいことなんですがやっぱりこうなります。

オレのクルマはよぉ~~    (`Д´)凸

そりゃそうです。

もちろんお一人お一人の車両を確実にこなせるようちゃんと考えています。

今日時点では9台のZ34と1台のV36をお預かりしています。

このユキ混じりの極寒の中、頑張って作業をしています。

最近、すっかり懇意にして下さる某高級外車スボーツカーを扱っている
ショップオーナー様、毎日毎日のように弊社の1.5倍は働いています。

ココんトコ、弊社にコンプリートカーのお問い合わせがありまして実際に
2台ご商談中です。

1台はZ34なんですがもう1台はナントNBターボです。

また言われそうです。

そんなのやってるバヤイ (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

ま、とりあえず聞いて下さい。

まずはZ34のコンプリートカーからです。

もう5年以上のお付き合いだったY出様が去年の今ころ地元で事故にあって
残念ですが全損となってしまいました。

で、とある高級外車に行きました。

所有している人もいるカモ?なので詳しくは控えますがやはりZ34と
同じことをやろうとすると凄まじくおカネがかかる。

で、その結果、弊社が常日頃ココで書いていることのオンパレード。

そんなモンだよ

乗れないキミが悪いんだよ

このパーツ付ければもっと良くなるよ

気がつくと弊社がココで書いているような負のスパイラルに陥っていると
ご本人が判断して昨年末にその高級外車を手放しました。

さて、ここからです。

楽しめるZ34をナントカなんない?ってご相談です。

ザックリ過ぎのような印象だと感じられるとは思いますが実に濃いんです。

楽しめるZ34

逆な書き方をすれば楽しめなかったらダメじゃ~んってことになります。

去年の末に書いた令和新時代のパッケージングとカブってしまいますので
できるだけ簡潔に努めたいと思います。

必要条件として冷却系フル、アシ、EGマウント、ECU、パッド、そして
フルード、フルバケ、そんなモンです。

最低ラインってヤツですね。

でも充分に楽しめます。

欲を言えばキリがありません。

でもこのZ34で楽しみながら次が見えてきます

軽量化に行くのか? 弊社ブレーキキットに行くのか? 排気系フル?
ソコはY出様がお決めになるおハナシです。

そんな中でY出様が特にご執心なのがverProです。

もちろんY出様の亡くなっちゃった1号機にも弊社のアシが付いていました。

その時の感動をもう一度、と、とても嬉しいことをおっしゃって下さいます。

書くとカンタンそうですが現実はとてもとてもタイヘンですよ。

良くてアタリマエです。

感動を与えられる仕上がりのため

CircuitConceptサスペンションキットverPro、とてもありがたいことにヂミ~~にオーダーが増えてきましたネタ、その4

あ~~~~寒い寒い寒い寒い、手がかじかむ~~~~。

作業効率が下がりますね~~~。

verProでは弊社の成長の証をこれでもか!!って盛り込んでいます。

EGもECUも全く同じ道を辿ってきましたが弊社が成長してくると
やはり外注ではどうしても限界があります。

verProでは弊社でしかできないことを目指しています。

で、もう一つメダマの部品があります。

ピロアッパーマウントです。

以前にカンタンな図面だけご紹介したことがありますがアタリサワリの
無い部分だけですよ。

そりゃそうです。

もちろん今までも何回も何回も経験してきました。

ピロアッパーマウントの優位性はナニもココで改めて書くほどのことでは
ありませんが大きな障害があります。

ゴトゴト音

弊社が経験してきたドンガラFDでは全く気にならなかったんですが、
Z34、特にV36では致命的です。

弊社も以前はZ34にピロアッパーマウントを何種か作りました。

ピロボールもい~~~っぱい経験してきました。

でもやっぱりそのうちコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコト
で、結果ゴトゴトゴトゴトってなります。

いろんな識者に聞いてきましたがやっばりピロアッパーはしょうがないよ
って見解で一致しています。

しか~~し

ソコはCircuitConceptです。

自分で言うのも憚られるハナシではありますがおもしろいモノできました。

できたっつ~だけのハナシで検証はまだまだこれからだとは思いますが
従来とは一線を画す考え方で作りました。

上手く行くかどうかはこれからにかかっていますがココで発信するには
もちろん相応の材料を揃えましたからこれから小出しにしていきます。

ピロアッパーのコトコト音保証付けます

画期的でしょ。

弊社がブレずに一貫して主張し続ける上質で乗りやすいクルマ造り
具現化するためには大きな一歩だと考えています。

 

 

CircuitConceptサスペンションキットverPro、とてもありがたいことにヂミ~~にオーダーが増えてきましたネタ、その3

で、昨日のスプリングロケーターのおハナシです。

そもそも論ですがなんでこんなにあっちゃこっちゃの国とメーカーなの?
ってハナシからです。

答えはたった一つ。

使ってみて良かったから

それだけのハナシです。

使ったこともないのにこんなのいらないって無責任な発信をする輩が
見受けられる中、弊社は責任ある情報発信に努めています。

そりゃそうです。

各地の日産自動車販売株式会社さんがとてもありがたいことに弊社の製品を
お取り扱って下さっております。

フツーだったら弊社みたいな浮き草と違ってあれだけの大企業です。

あんな浮き草の製品ナニかあったら責任取れるの?

ってなるに決まっています。

そんなリスクをしょってまで弊社の製品を推して下さる担当者様には
ただただ感謝です m(_ _)m

結局、毎日のように書いちゃっていますがいつもココで書いています。

2台乗り比べれば誰でも差はわかります

わからなかったら差がないって事になると弊社は考えます。

工学的見地からの仮説はとても大事です。

それを検証することはもっと大事です。

数値上の結果が正確に出るとは限らないですからね。

それでも最初のステップとしては工学的数値はとても大事です。

以前にも書きましたがアシについて語られる時ってバネのハナシって
15Kg/mmとか20Kg/mmとかメインスプリングだけです。

HELPER、TENDER、セカンドスプリング、何で世界の伝統ある
著名なメーカーがコストをかけて開発して一般販売しているのか? って
現実を直視して勉強してみるとイロイロと見えることがあります。

で、メインは今のところ弊社ではHypercoを採用しています。

もちろん他社さんの製品も何回か経験してきましたが、今のところは
メインはHypercoです。

ところがですねHypercoはTENDERを出していないんです。

HELPERだけです。

ナニが違うの  「(゚~゚) ってなりますわな。

ま、そのうちちゃんとココで書こうとは思っていますがきっとですが、
伝わらないでしょうね。

軸荷重バランスが特殊なZ34はやはり相応に特殊なことを要求されます。

FDやS2000のような優等生的な軸荷重バランスと同じアプローチでは
正解にたどり着くことは不可能でしょうね。

で、そのHypercoのメインに組み合わせるために弊社が選定したのが
EibachのTENDERなんです。

先日もご紹介したコイツですね。

tenderspring

で、アメリカ製のホンモノのHypercoとドイツ製のホンモノの
Eibach直列に組み合わせる時に必要なスプリングロケーターは
一般販売されていますが弊社的には  ( ̄~ ̄;) です。

キチンと世界規格ってモノは存在します。

このあたりの製品で2.25インチ、2.5インチ、60mm、65mm
って内径がありますがソコは大量生産品です。

スプリングロケーターを一般販売するメーカーはキッチキチに作ると
後になって付かねェじゃん(`Д´)凸  ってなることだけは避けたいので
割とガバガバに作ることを余儀なくされているとは思います。

ご存知、素材と精度にトコトンこだわるCircuitConcept。

そんなことやっても変わんネェよ ってやらないヤツに限って言うモンです。

開発魂、クラフトマンスピリットと言うのは99%ダメっぽかったとしても
1%の可能性に賭けることと弊社は信じています。

 

CircuitConceptサスペンションキットverPro、とてもありがたいことにヂミ~~にオーダーが増えてきましたネタ、その2

いわゆるパンデミックってヤツですね。

そりゃそうだろ。

フツーだったら一時的ではありますが入国禁止措置ですよ。

それがおとといからの1週間で72万人が日本に来るんだって。

来週の木曜日までに日本中にバラ撒く・・・と。

お医者様のお客様も数多くいらっしゃいますので決して知ったかぶりを
するつもりはありませんが、個人的な意見です。

マスク、何の役にも立たないと思います

ウイルスの大きさとマスクの隙間の大きさ。

あと、過去に何回か経験したインフルエンザ感染で想いました。

ウイルスって目から移るような気がする

ますますマスクの優位性に??? です。

コレ、スプリングロケーターって言う部品です。

sprglocator

市井にいっぱい出回っているのにわざわざ削りで作りました。

ショックアブゾーバーがイギリス製ホンモノのQuantum

メインスプリングがアメリカ製ホンモノのHyperco

テンダースプリングがドイツ製ホンモノのEibach

セカンドスプリングがオランダ製ホンモノのまだナイショ

ホンモノホンモノうるせ~よ (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

って叩かれそうですがこうやってキチンと責任ある情報発信をするには
それ相応の材料を弊社ではとっくにつかんでいます。

ココで書いたらドえらいことになります。

知らないって怖いですよぉ~~~ Ψ(`∀´)Ψ

でも直接お会いするお一人お一人のお客様にその材料と共にご説明すると
皆様ビックリします。

先日も明石からお見えのH本様は実は深いご関係者とのことでして

コレは世に出したら絶対アカンです

ってクギを刺されました。

SNS等でニセモノ取り付けて喜んでいる人が実に多いこと多いこと。

我々の業界ってそんなモンなんですね~~~~。

で、続きです。

verProはピロアッパーマウントが標準です。

エ゛っピロアッパーだいじょぶ??? って声が聞こえてきました。

弊社も散々パラパラどハマりしました。

その分、劇的にって言えるほど進化した弊社ピロアッパー、こうやって
自分で書くのもはばかられるハナシではありますがふっふっふ・・・
モノ凄い製品ができたとですって勝手に思い込んでいます。

さ、続きです。

昨日のネタのverProに標準装備のトーションレリーズベアリング。

さらに上記のスプリングロケーターで

圧倒的にモノ凄いアシを目指しています。

ぶっちゃけとても高価です。

でもニセモノにそのおカネ出すんだったらず~~~っとずっとおトクです。

アンチが多分世界で1、2を争うほど多い弊社では弊社のお得意様にも
間違いなく世界でイチバン手厚いサービスをさせて頂いております。

そりゃそうですよ。

現物も見ないでご成約下さるというチャレンジャーなお得意様たちに
こう伝えています。

ハードル思いっきり上げてお待ち下さい

お得意様たちの目いっぱい上がったハードルよりも弊社がご提供する性能が
下回ってしまったらそりゃあ総攻撃くらいますから。

CircuitConceptサスペンションキットverPro、とてもありがたいことにヂミ~~にオーダーが増えてきました、ネタ

トーションレリーズベアリングって何ですか (゚_゚?)

ってご質問を頂戴しました。

コレなんですけどね。

trs1

スプリングロワーシートに乗っけてみました。

trs2

で、どう作用するか?ってハナシです。

23.6Kg/mmなんてスプリング、手で押してもビクともしないので
Helperスプリングでやってみました。

Helperスブリングを押したり戻したりするとマーキングしたポッチ
約15度前後回っていることが認められます。

スプリングって伸び縮みするとこんなカンジで回転方向にヨジれます。

トーションってのはこのヨジれる力のことです。

それを開放してやるベアリングってことです。

何でもかんでも固めりゃイイって 良くわかってないでしょヾ(ーー;)
ってツッ込みたくなるような傾向が強い我々の業界の中で、コレまた
弊社が一貫して主張していますが固めるべきところはしっかり固める
動かすべきところはキチンとスムースに動かすその理念はココでも
しっかりと踏襲されています。

このベアリングが無いと大事になることはありませんが伸び縮みの度に
本来ならヨジれている力がムダに蓄積されちゃうってことになるんです。

それがどう悪さをするか?ってことも含めて検証しています。

何せPerch(パーチェ)が1個、33,000円もします。

つまり4つで13万2千円です。

それと比較すると圧倒的に安いので費用対効果って観点からはアリでは?
って考えていますが、ま、ともかく実際に装着してみてってハナシです。

製品だけでなくその使用法にも責任を持ち続けたいです、ネタ

いつもココで書いていますが・・ってヤめようと思っているんですが
つい書いてしまいます。

どんな優れた部品だとしてもそのセットが正しくなかったり使用法を
誤ったりすればその性能を発揮できないだけでなくもはや弊害にすら
なってしまうことを何回も見てきました。

そもそもハナッから優れていたのか??ってギモンはありましたけど。

V36のK田様、そして明石からはH本様の車両に、あ、久々に
GT3のオキナ様をお見かけいたしました。

short

V36のK田様、弊社を訪れて下さる前に富士の経験がお有りとのことで
5分程度しか走れないことに辟易としていらっしゃっいました。

で、EGオイルクーラー、PSFクーラー、ATFクーラー装備で、
30分1回もクーリング無しX2走行を無事に終えました。

V36のセダンの経験が弊社にはとても少なくて、V36クーペの
冷却系がそのまま取り付けることができなかったのでイロイロと
苦労しましたがこれも一つの経験です。

それにしてもGT3のオキナ様、相変わらずストイックです。

ただ、今回は走りを観察させて頂いてあることに気がついてしまいました。

マイナス要素なのでココでは控えますが、それも一つの大事な材料です。

キチンと目的意識を持って一つ一つ課題をこなすことはドライビングだけに
限ったハナシでは無いと思います。

チームサーキットコンセプトのメンバーがどんどん上手になっていく様を
目のあたりにさせて頂くとそれはそれで弊社の喜びです。

こんなこと発信してもしょうがないことはわかり切っているんですけどね・・・・ネタ

何じゃコリャ w|;゚ロ゚|w

weather

八王子の週間予報です。

あ~~~~また仕事が遅れる・・・・・。

ココ数日、何名かのお客様とおハナシさせて頂いてまるでデジャヴュです。

アレ? このハナシ、昨日も出たな・・・

アレ? あのウワサ、おとといも・・・・

いつもココで書いています。

これだけの高度情報社会です。

ウソやゴマカシやテキトーなことはいずれ必ず露見します。

思いつきや感情で発信したこといずれ齟齬が発生します。

その時にキチンと責任が取れるんだろうか?

ま、そもそもキチンと責任を取る潔さがあるような人はハナっから
そんなことはしないんですけどね。

国内トップカテゴリーのドライバー経験のあるI様の車両を手がけさせて
イロイロとおハナシやとても興味深い情報交換をさせていただくと
一致点というのが見えてきます。

プロドライバーの領域のI様がやはりA社の大きなモンダイに既に
気がついていらっしゃったようですが、今でも一部で絶賛されて
それに触発されて多くの人が大金を投入して購入しているさまを
憂いていました。

弊社が実はオランダ製じゃないんですよってお伝えしたら、あ、やっぱり
ってご納得のご様子でした。

今日もとても遠くからお見えの弊社お得意様のH本様が弊社の作業を終えて
すっかり飽きちゃった八王子に別れを告げて帰路につきました。

で、やっばりイロイロとおハナシさせて頂くなかでH本様が

CircuitConceptさんと同じようなことをやっていますね

って、2輪をご専門にやってらっしゃるとあるショップさんのサイトを
教えて下さいました。

ともかく弊社のお得意様はとても良く勉強していらっしゃる方が多いです。

で、そのブログを読み進めてみました。

弊社に言われたかないでしょうが・・・・・伝わらなさそ・・・・・。

特にアシは最も伝わらないカテゴリーです。

インナーバルブシムの面粗度にこだわる

こうやって見えないところに妥協せずにこだわりを持ってイイ仕事を
続けていって欲しいです。

99%いやそれ以上が表舞台を重視します。

裏のヂミ~~な仕事って嫌われる傾向が強いです。

陰ながら応援させて下さい。

気がついちゃいました。

やっぱり・・・・・・。

sacred

SEMAで得た最新テクノロジーをひとつひとつ具現化できる楽しみネタ

何回か登場してきたコイツです。

dualrate

やっぱり究極はプログレッシブレートスプリングだと判断せざるを得ない
環境になりました。

Hypercoでは弊社の要求に答えてくれるスプリングをイチから
作ってくれるんですがやっぱり相応にコストがかかります。

こんなことやってっからいつまでたっても弊社にはおカネが無い・・・

昨日も書きましたがストリートでは弊社が限界だと感じていたレートより
ずっと高いレートでもイケることをSEMAで知りました。

ストリートでの領域で使用するレート部分とサーキットでめいっぱい
横Gがかかる時に使用するレート領域をうまく棲み分けることが
できるんです。

30Kg/mmくらいのレートを一般量産化したいですね。

数値を書くとせっかくのノウハウを流出することにもなるんですが
コイツはマネしようと思ってもまずできないハナシだと思います。

もちろんスプリングを量産する前に徹底的に検証は必要です。

プログレッシブレートは上の図でもお分かりになるようにストローク領域で
レートが変化しているんですが、どの領域から固くなるかってのが重要で
それを誤るとフツーの直巻きで良くね?ってなってしまいます。

さらに書くとレートが変わる分、ショックアブゾーバーの減衰特性も
変えなければなりません。

ソコはQuantumの社長に任せます。

弊社は完成したスプリングを持っていってDegressiveValve
ってヤツを組み込んでもらえばイイらしいんです。

SEMAで得た最新テクノロジーをひとつひとつ具現化できる楽しみネタ

ココんトコ、デフ脱着やアシとか重作業が多くて筋肉痛です。

コレ、Hypercoの1,400Lbs、つまり24.6Kg/mmです。

m1400

サーキットだけのことを考えるとこっちの方がイイんです。

ただストリートではちょっとした段差でもエラいことになります。

弊社が一貫してず~~~っと掲げていることにストリートでの快適性が
あります。

タイム命ってクルマ、過去に何台も作りましたよ。

ドンガラ、バルクヘッド貫通溶接ロールバー、アンダーコート剥がし、
エアコン等快適装備ナシ、車高ペッタペタ・・・・など。

その先に待っていることを否応ナシに思い知らされました。

先週アメリカに行った時にいつも大変お世話になっているトラストの
アメリカ法人GPPに行って住野社長とイロイロと意見交換をして
とても興味深いハナシもたくさん教えて下さいました。

北米での90Supraの評価だったりZ34の新情報だったり。

90Supraのハナシ、関係者もいっぱいいるでしょうからココでは
ヤめときますが早くも今年マイナーチェンジを余儀なくされているそうで
馬脚を現してしまったようです。

R35と同様に基本設計の失敗を電子制御でゴマかすと言うアプローチ、
真のスポーツカー好きには受け入れられなかったんだと思います。

違うかもしれませんが弊社はそう感じます。

GPPの住野社長もZ34の基本設計の秀逸さを高く評価しておられて
Z34に乗っている人は意味を良くわかっていますよねって好評価で
これからまだまだZ34V36には多くの可能性が残っていることを
再確認できました。

で、その一方のZ34V36ですが車体がムダに頑丈なこと、特に
アシ関連やそれを支えるフレーム廻りがとても頑丈なので
スプリングを始め小変更が顕著に現れやすいんです。

1,400Lbs、つまり24.6Kg/mmはムリっぽいな~~って
半ば諦めていましたがココでもやはりSEMAで得ることができた
テクノロジーで具現化できるどころかもっとイケそうなんです。

快適性を確保しながらより高い運動性を追求する

書くとカンタンですよ。

実践するのはそれはそれはとてもタイヘンです。

ぐしゃぐしゃにひっ絡まった糸クズのカタマリを丁寧に1本1本解いて
行くみたいに一つ仮設を立てては検証する、そんな繰り返しです。

SEMAで得た最新テクノロジーをひとつひとつ具現化できる楽しみネタ

どうしよっか?ってなった時に拠り所になるのが圧倒的なデータ量です。

そりゃそうです。

工学的なアプローチを標榜して10年です。

フィーリングはその後で語られるべきと考えています。

ココんトコ、アシのネタが続きます。

もちろん開発のEGも牛歩のごとくですが進んでいます。

外装は、ほぼ終わりです。

ほぼって Ψ(`∀´)Ψ

まだ最終秘密兵器があります。

ECU関連もまだ進化しています。

自分はデキるヤツだなんてひとかけらも感じてはダメなんです。

世界にはもっとスゲ~ヤツがいる、もっと頑張っているヤツがいる

そう思えば木に登っているヒマなんてあるワ~ケがありません。

アシに関してはおかげさまでイギリスのQuantum創業社長と
Hypercoの技術部長にとても懇意にしてくださったおかげで
さらなる進化を遂げつつあります。

遂げつつある、と言うのは2人のトップエンジニアが弊社に伝授下さった
テクノロジーをまだ具現化し切っていないからなんです。

どんな優れた製品でもそのセットが正しく行われていないと優れた性能を
発揮できるどころかヘタすりゃダメダメになってしまいます。

アシを研究、勉強すればするほどセットの重要性について思い知らされます。

過去、20年以上に渡っていろんな外注に任せっきりだったサーキットも
ハタで見ていて車高とアライメントくらいしかやっていなかったようです。

今思えば・・・・ってヤツです。

やるべきこと、もっといっぱいあります。

もちろんお世話になった多くの外注を否定するワケではありません。

ただ、もっと上の世界を知ってしまっただけのハナシです。

いつの間にかバックオーダーを多数抱えてしまったverPro。

ショックアブゾーバーだってツルシ改に限界を感じて筒をイチから
作ってもらいましたが弊社の工学的知識がドンビシャにハマるには
それこそもっとデータが必要です。

ひとつひとつひとつひとつ検証するしか方法はありません。

ハマった分だけデキるようになります。

でも楽しいです。