何回か登場してきたコイツです。
やっぱり究極はプログレッシブレートスプリングだと判断せざるを得ない
環境になりました。
Hypercoでは弊社の要求に答えてくれるスプリングをイチから
作ってくれるんですがやっぱり相応にコストがかかります。
こんなことやってっからいつまでたっても弊社にはおカネが無い・・・
昨日も書きましたがストリートでは弊社が限界だと感じていたレートより
ずっと高いレートでもイケることをSEMAで知りました。
ストリートでの領域で使用するレート部分とサーキットでめいっぱい
横Gがかかる時に使用するレート領域をうまく棲み分けることが
できるんです。
30Kg/mmくらいのレートを一般量産化したいですね。
数値を書くとせっかくのノウハウを流出することにもなるんですが
コイツはマネしようと思ってもまずできないハナシだと思います。
もちろんスプリングを量産する前に徹底的に検証は必要です。
プログレッシブレートは上の図でもお分かりになるようにストローク領域で
レートが変化しているんですが、どの領域から固くなるかってのが重要で
それを誤るとフツーの直巻きで良くね?ってなってしまいます。
さらに書くとレートが変わる分、ショックアブゾーバーの減衰特性も
変えなければなりません。
ソコはQuantumの社長に任せます。
弊社は完成したスプリングを持っていってDegressiveValve
ってヤツを組み込んでもらえばイイらしいんです。