シーズン突入前に今シーズンをトラブル無くしっかり走りきれるように焦らずじっくりと積極的にメインテナンスにも是非、気を配って欲しいと考えますネタ、その6

なんかコロナの新規感染者数の激減ぶりにとても違和感を感じますね。

緊急事態宣言が解除になってエラい人出ですけど宣言が解除になる前から
人出は少なくなかったのに人流では説明できないワケです。

こういうのってキチンとデータ取りしとけばイイに決まってるんですけど
西村経済産業大臣は人々の意識が変わったで終わっちゃいました。

必ず来ると言われている第6波、また同じことになりそう。

で、そうなるとまた緊急事態宣言。

もうすぐ2年にもなるのに決め手となるような対策は全くありません。

アメリカ製のワクチン頼みだけです。

ま、感染者が減ってくれることは大歓迎です。

それとも日本のウイルスが弱毒化してるってハナシ、本当カモ?

さて、モンダイはキャリパーですね。

先日の練習会でK林さまの純正キャリパーが終わってとりあえずは弊社では
チームメンバーに1回は延命措置を取らせていただきますが、それだって
ホントに応急処置にしかならないと思います。

30分サル走り耐性と言う観点から日産純正キャリパーは限界があります。

8秒あたりだと起きなかったことが5秒台だと起きてくる、5秒台だと
起きなかったことが3秒台だと起きてくる、そう言うことなんです。

どうしてもおカネがかかるハナシなんですがサーキット走行で上のレベルを
目指そうとするならばアシとブレーキっておカネをかけるべきパーツです。

そうは言っても現実ってのがあります。

アシとブレーキに限らずに冷却系も同じでしたが安く上げようとしても
結局は買い換えなきゃいけなくなってトータルでは高く付いてしまうと
言うことが弊社でも毎月のように繰り広げられています。

結局は弊社ブレーキキットを買ってくれみたいになっちゃった。

明日からはEG関係について書いてみます。

シーズン突入前に今シーズンをトラブル無くしっかり走りきれるように焦らずじっくりと積極的にメインテナンスにも是非、気を配って欲しいと考えますネタ、その5

が~~ん

弊社のオフィシャル宿泊施設だったかんぽの宿が終了らしい。

やっぱりそうか~~~。

内容から考えると安すぎでしたからね。

さて、シーズン前のブレーキ廻りのメインテナンスと定期的なサーキット
走行のためのメインテナンスについて語ってみたいと思います。

何回か書いてきましたが運転技術が上がってくると純正のブレーキ廻りでは
余計なコストがどんどんかさんできます。

それでも弊社のブレーキキットはどうしても高価なので純正の延命も含めて
いろんなご提言をさせて頂きたいと思います。

理想を書けばシーズン前にはキャリパーをOHしてシール類を新品にして
ローターだってサラっと研磨しておけば新品同様の性能を手にできます。

とは言っても純正のディスクローターなんて研磨するくらいだったら純正の
新品を買っちゃった方が良くね? ってハナシです。

そうなるとEndlessさんあたりのBasicローターあたりが
次の視野に入ってきます。

1枚税別32,000円とお値段は上がってしまいます。

当然2枚で税別64,000円に交換工賃もかかります。

Endlessさんのサイトによるとパッド2回交換のサイクルで
このディスクローターも新品交換してくれって書いてありますから
コストはグッと上がってしまいますが純正よりはずっとイイので
ソコは悩ましいです。

やはりそれを考慮するとAPは初期投資はとても高価でも、倍以上の耐久性
なので交換工賃だのフルードだのって考えるとトータルでは安く上がること
が多いです。

今朝も早よから内職です。

I田さま、T野さま、I嵐さま、S藤さま、M下さま、お待たせしました。

 

 

弊社のAP Racingディスクローターってかなり前に書いたんですけど
業界ではメッタに見ることができないローターフローティングって構造です。

メリットは圧倒的な耐久性です。

デメリットは組み上げるのが超~~メンドくさい

シーズン突入前に今シーズンをトラブル無くしっかり走りきれるように焦らずじっくりと積極的にメインテナンスにも是非、気を配って欲しいと考えますネタ、その4

ええええええ~~~~???

 

 

総裁選の前、つまの3日くらい前は党の役員人事を大胆に若手、中堅を
起用して積極的に若い党を目指すって言っていた舌の根も乾かない内に。

しかも幹事長はバリバリの既得権益しがみつき隊長の甘利だって。

でも特筆すべきはやっぱり中国でした。

岸田新総裁が決まるとすぐに安倍、麻生傀儡政権って発信しましたから
分析能力って点でも既に日本を超えているようです。

昨日の10/1からまたまた値上げラッシュですね。

特に電気料金とガス料金の高騰ぶりには辟易としてしまいます。

肉もスゲ~~上がりましたね。

そのうちどれだけの癒着が自民党とズブズブなのか?

ま、岸田政権の政策は安倍、麻生が決めるってことが鮮明となりました。

つまりナニも良くならないってこと決定です。

先日の富士ショートでの練習会、30分サル走りで楽しかった~~~でも
もちろんイイんですが弊社の理念である運転技術の向上と言う観点からも
当日の走りを分析することで次への課題として

K林さま、35秒3を叩き出し次は34秒台が見えてきたところで純正の
ブレーキ終わりました。

4ドアのV36K田さま、ATRなんてアジアンタイヤで36秒台到達で
アシが終わりました。

正常進化です。

通過点です。

昨年の鈴鹿支部長I田さまがデジャヴとなって思い出されます。

鈴鹿ショートでみるみるベストを更新し続けてFederalレベルの
タイヤで分切り、そして本コースを32秒くらいをターゲットとして
シーズン前半は着々と課題をこなし目標を達成していきました。

で、11月だったか純正ブレーキが終わりました。

とりあえず弊社で保管しておいた純正のスペアを差し上げるももうその
レベルだと30分サル走りだと1日もたないです。

で、再び純正ブレーキが終了・・・・ってなりました。

で、急遽、弊社製AP Racingブレーキキットの導入をご決断下さい
ました。

ががががが。

当時のイギリスはロックダウン中でAPと連絡すら取れませんでした。

I田さまにはちょっと待って下さることになりましたがそれからいたずらに
3ヶ月も経ってしまいました。

で、今年の4月にとうとうシビレを切らしてしまって取りあえず1号機から
ブレーキキットをひっぺがしてI田さまにお貸し出し状態で現在に至ります。

現在、弊社に入庫中で来週には全て新品となったAPブレーキキット装着で
おクルマをお戻し予定です。

昨シーズンの12月、1月、2月、3月と言うトップシーズンを棒に振って
しまった後悔を大事な経験として蓄積しての今シーズンはスタートダッシュ
です。

シーズン前にブレーキのメインテナンスをしてないなんてもはや論外
ご自身の運転技術が上がると同時にブレーキシステムのグレード自体も
視野に入れる必要性って強いと弊社では感じます。

 

シーズン突入前に今シーズンをトラブル無くしっかり走りきれるように焦らずじっくりと積極的にメインテナンスにも是非、気を配って欲しいと考えますネタ、その3

アメリカ帰国後2週間の自己隔離期間中なので同行できませんでしたが
チームメンバーが早速シーズン突入の便りです。

 

 

昨シーズンから富士チーム加入のK林様、今シーズン売出し中メンバーの
お一人ですが早速ですが半年前のベストを1秒更新です。

シーズンオフの間に着々とクルマを仕上げてシーズンに臨んでベスト更新。

理想形ですね。

特にEGマウントの効果を絶賛下さいました

さ~~~次はナニに驚いてもらうかなっ・・・・と。

で、弊社お得意様のV36M山様も富士本部に参加表明です。

 

 

ご一緒に楽しく運転技術向上を達成しましょう

温度管理としての油脂類、まだまだ続きます。

PSフルード、ATフルード、デフオイル、コレまた全く対策しないで
サーキットに行けばすぐに思い知らされます。

ATなんか滑っちゃったら新品交換がイチバン安いようです。

それでも70~80万はかかると思います。

弊社で強化ATにすればプラス10万くらいでできますが時間はかかります
のでやはり温度管理は必須なんですがココでもう一つ啓発させて下さい。

ATフルード、定期交換していますか?

ストリートでも2年に1回、車検時には最低でも交換して欲しいです。

サーキットとなると頻度は上がります。

もう一度書きます。

あ、ダメだった・・・・・って発覚した時には最低でも新品交換ですから

良質なATフルードクーラーが取り付けられていれば純正のATフルードで
イイですからディーラーさんでもイイので1年に1回は交換しましょう。

その前にサーキットガンガンのお客さまはATフルードクーラーは
必須ですから。

シーズン突入前に今シーズンをトラブル無くしっかり走りきれるように焦らずじっくりと積極的にメインテナンスにも是非、気を配って欲しいと考えますネタ、その2

ふ〜〜ん、岸田さんね。

早速、年内に数十兆円の経済対策をするって言ってました。

で、先週の4者候補討論会ではこの先10年間は消費税を上げないとも
言ってましたが総裁になった途端そのことには触れなくなりました。

アメリカの反応は安倍、菅政権となんら変わらないって報道ですし中国では
安倍麻生傀儡内閣って表現でした。

NYタイムスなんて世論を無視した党の重鎮が決めた内閣なんて書いてます。

とりあえずは我々は見てるしか何もできないですからね。

温度管理というテーマで水温、EGオイル、PSフルード、ATフルード、
デフオイルを語りましたが温度管理は必要条件であって十分条件はまた
別のハナシとなります。

何回もココで書いてきましたがEGオイルに関しては皆さま割と神経を
配りますがMTオイルやデフオイルになると意識は下がるようですし
PSフルードやクーラントに至っては交換したことが無いって人も
珍しくありません。

年式や走行が行っているクルマをお預かりした時にステアリングを回すと
ジョリジョリ感に気がつくことがあります。

キチンと定期的にメインテナンスされたクルマは10万キロくらいなら
ぜんぜんだいじょぶです。

PSフルードが吹くってことは沸点を超えたってことです。

そのPSフルードはもう初期の性能を維持できていないと考えられます。

デフオイルも同様に吹いてしまったら沸点を超えたワケですからアウトです。

Z34にMTトラブルが極端に少ないのはMTオイルの温度が上がらないから
って弊社では考えています。

やっぱり1シーズンをトラブル無く走り切るならそれ相応の対策は必要です。

ストリートメインのお客様でも一回もPSフルードを交換したことが無ければ
高いモノでは無いので弊社PSフルードクーラーと弊社のPSフルードを
お試しになってはいかがでしょうか?

ステアリングフィールは確実に良くなりますからコストパフォーマンスは
高いと思います。

PS廻りを壊してしまえば弊社PSフルードクーラーの10倍以上の
コストがかかってしまいますから。

シーズン突入前に今シーズンをトラブル無くしっかり走りきれるように焦らずじっくりと積極的にメインテナンスにも是非、気を配って欲しいと考えますネタ、その1

練習会の便りやご報告がちらりほらりと届くようになりました。

やっぱりア゛っと言う間でした。

ヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイ

オマケに台風まで来ていますね。

今シーズンから初めてサーキットを走られるメンバーや今シーズンにかける
メンバーも多いです。

大事なことをココで確認しておきたいです。

シーズン、長いです。

弊社ではタイム命ってワケでは無いので来年の7月中旬、梅雨明けくらい
までと弊社では定義しています。

10ヶ月近く楽しく走り切るためには相応の準備が必要です。

サーキットではストリートでは起きないことがバンバン起きます。

過去に何回もココで書いていますがシーズン突入ということで改めて確認を
させて頂きたいと思います。

もう温度管理については詳細は書きません。

水温、EGオイル、PSフルード、ATフルード、デフオイル

対策しなければすぐに思い知らされるだけのハナシですから。

やはり最も重症なEGトラブルから書いてみます。

良質なEGオイルクーラーをお取り付けになってEGオイル温度管理を
キチンとしておけばEGトラブルのタネを摘み取ることは可能ですが
ココで落とし穴って言っちゃあ大げさかもしれませんがEGを自社で
手掛ける弊社だからこそのご提言をさせて頂きたいと思います。

EGオイルはケチっちゃあいけません

弊社でEGをあけるとどんなレベルのEGオイルを使っていたかが判ります。

ストリートだけってお客さまでもスラッジたまりまくりです。

燃焼室にスラッジ、カーボンがたまるとそれが原因でノッキングを起こし
純正ECUがノックリタードって制御をして出力が下がります。

つまり遅くなります。

サーキットだとそれどころのハナシじゃありません。

PさんやI町さまのようにサーキットガンガンで10万キロオーバーでも
メタルの状態を観察するとオイル管理がとても良かったことが伺えます。

残念ながらEGが調子が悪くなって弊社に入庫したお客さまのEGを
あけてみると大体メタルがダメになっています。

EGをリフレッシュするとメニューにもよりますがとても高額なコストを
覚悟しなくてはなりません。

ブローしてしまうとベースEGすら使えなくなることが多いのでさらに
高額になってしまいます。

脅してど~~する ヾ(ーー;)

って感じるかもしれませんが実際に自分に降りかかるととても深刻です。

そうならないためにも弊社では1ランク上のオイル管理をオススメしたいと
考えております。

お使いになっている安いEGオイルがダメだったって発覚した時は
もれなくEGブローした時
ですから。

タマ~~~にはアシのことについて書いておかないと催促が来てしまう・・・いや、もう来てますネタ

CircuitConceptサスペンションキットの進捗状況です。

 

 

お待ち下さるお客さまに1台1台丁寧にお取り付けさせて頂いて魂をこめて
セットしています

タイヘンですよ。

ポン付けとは何倍もテマが違いますから。

どう違うのかを丁寧にご説明させて頂きたいと思います。

コレです。

 

 

Quantumのツルシには存在しない全長調整ブラケットです。

弊社がちゃんと許可を取って作っています。

こういうのって勝手にやっちゃうと信頼関係を構築できないですから。

Quantumの創業社長さまも弊社と同じ考えで車高というのは設計時で
計算し設定するものであって現場ではイヂらない方がイイ。

もちろん現場でイロイロとイヂると変わることは誰もが知ることです。

いろんな考えがあるとは思います。

現場でちょっとアンダーを治すためにフロント下げてみようとかは弊社では
やらないってことでそれをQuantumの社長さまにもとても高く評価
してもらっています。

だから許可を下さったんです。

じゃあ何で全長調整? ってなりますわな。

フッフッフ

 

 

 

 

 

機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その20

先日のネタでデフだらけって書いた時に撮りそこねたデフ4つの画像です。

 

 

デフを降ろすと取りあえずバラバラにします。

バラバラついでにデフマウントブッシュフロントピース2個も弊社製の
プログレッシブレート強化ゴムブッシュに交換します。

走行が少なければベアリングは再使用できますが5万キロも走っていれば
高いモンじゃないのでベアリング4個、オイルシール3個は新品にして
安心を買いましょう。

デフ玉に付いているサイドベアリングを交換するだけならカンタンです。

ピニオンギアに付いているベアリングを交換するのもそんなにタイヘンじゃ
ありません。

ファイナルギアを交換してピニオンハイト調整ってなるとちょっと厄介です。

厄介って言うよりもドコまでこだわるか? ってハナシなんです。

 

 

 

日産のサービスマニュアル通りにコンコンコンコンやってアウターレースを
外すとけっこうタイヘンなのとどうしてもナナメって外すことになるのが
気になっちゃいます。

で、弊社で垂直に一発で外れる工具を作りました。

そのうち動画を撮ってみようって考えてみます。

デフを全バラにするのに弊社が作った特殊工具が10個くらいあります。

で、組み付ける特殊工具も10個くらい作りました。

Z34V36の専門店としてこれからもっともっとデフの作業が増えると
思いますので効率がイイCircuitConcept製の特殊工具は
正確な作業にもひと役買ってくれると考えています。

機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その19

河野さんだいぶ失速してきましたね~~~。

日本人特有と弊社は感じてしまいます。

良くなるかもしれないし悪くなるかもしれない
そんなリスクよりも今のままでイイや

もう一つは改革をされるととても困るぬくぬくと肥え太る既得権益団体

3兆円を超えたと報道されている東京オリンピックの経費。

組織委員会の幹部って日当30万円なんですってね。

そんなハナシが日本中でい~~~っぱいあるんでしょうね。

辛坊治郎さんが言い放った誰がなっても変わりゃしねぇよが正解なのかも?

さて。

今まで搔いてしまったようなコーナーの脱出にLSDを導入すると
イロイロとドライビングは忙しく繊細になりますがコントロールの
幅はず~~~~っと広がります。

先日も書いたようにこれだけある弊社のデフチューニングメニューです。

ターンイン時アクセルオフの効き
コーナー脱出時アクセルオンの効き
イニシャルトルク
ロックトルク
ロックタイミングのレスポンス

機械式LSDを手掛けるメーカーさんやショップさんにもイロイロと
お考えはあるとは思います。

数値はお買い上げ下さるお客さまにしか公開しませんがザックリですが
弊社ではロックトルク以外はマイルドな特性から始めています。

それでも充分に効きますから。

早速ですが2号機では10月のテストでコーナー脱出時アクセルオンの効き
を、従来よりも1ランク上げてみようと考えています。

ンまく行くとは限らないですから焦らずに1歩立ち返ってみます。

アクセルオンの効きをマイルドな特性から上げてみる事のデメリットから
まずは考察していきたいと思います。

デメリットとしてはプッシングアンダーってヤツです。

ビビリミッターが解除できてこんなところを積極的に踏めるようになると
起きやすいですね。

 

 

筑波の本コース最終なんかも同じですね。

そのプッシングアンダーをどう受け止めるのか?

弊社では3つの選択肢を準備しています。

走り方を変えて合わせてみる

アシのセットを変える

あきらめて元に戻す

これも大事な大事なデータ取りです。

繰り返しになりますがこれだけのメニューをキチンと数値化しています。

ターンイン時アクセルオフの効き
コーナー脱出時アクセルオンの効き
イニシャルトルク
ロックトルク
ロックタイミングのレスポンス

デフのチューニングが難しいのはアシやブレーキのように数値化が難しいし
アシとのマッチングがとても大事だからと弊社では考えています。

なんも考えずになんも行動しないでこのまま乗り続けるのと、3歩進んで
2歩下がるようなテスト検証を続けた結果が同じワケが無いって弊社では
座右の銘にしています。

 

機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その18

運転技術が上がってコーナーの脱出でアクセルを開けられるようになると
必然的にリアが掻くようになります。

正常進化です。

何回もココで書いていますがそうなる前の状態で機械式のLSDを
入れたところで・・・・・ってことです。

で、リアが掻くようになった時に弊社が強く推奨する事はタイヤのランクを
維持したままで機械式のLSDを入れての走り込みです。

オニグリップタイヤだと起きるはずの事が起きません。

今まで同様に脱出時にリアを掻く状態でLSDを入れるとどうなるのか?

コレまた重要な考えて走ると言うことがとても重要だと弊社では考えます。

こんなところをリアのスライドをコントロールしながら立ち上がることが
目標です。

 

 

目標であり理想ですが焦っちゃあいけません。

モノごとには順番っつ~~モノがあります。

ソコソコグリップタイヤで今までよりも踏んで行けるようになるとナニが
起きるのか? そしてどう対処するのが正解か? ってのをまずは正しい
イメージを持たないで行きあたりばったりやイケイケだとクルマなんて
何台あったって足りないと思います。

最初はイメージ通りになんて行かないですよ。

それでもなんとなく走ってなんとなくアッ滑ったっじゃあ上達具合だって
アッチ行ったりコッチ行ったりってなると弊社では考えています。

弊社の練習会では今日のテーマはコレにしましょうってたった一つだけ
ご提示させて頂いてそれができるようになるまで反復練習です。

機械式のLSDを入れると走り方も変えなくてはなりません

上達に応じてビビリミッターが解除されてアクセル開度がどんどん上がって
リアタイヤが頻繁に掻くようになって改めてLSDを導入したとします。

同じ運転をすると今度はスピンしまくります

今まではLSDが無かったからリアを搔いたら失速するだけでした。

だからあんまりエラいことにはならないようにデキています。

今度は失速しないでリアが暴れることだってあります。

だから機械式のLSDが無かった状態よりもアクセルワークだったり
リア荷重の掛け方だったりがより繊細になります。

ある程度走り込んで機械式のLSDに慣れるとこりゃ面白えってなるのか?
いや~~ピーキーで乗りづらくなったってなるのか? が大きな分岐点です。

ナニも感じなかったとすれば機械式LSD導入は尚早だったってことに
なっちゃいますね。