日別アーカイブ: 2016年3月20日

半年ぶりのオイル入荷ネタ、その2

昨日は、東京、神奈川はかなりの雨の中、K田様の車両を納めさせて頂いて、
N嶋様の車両をお預かりでした。

どこもかしこも凄まじいくらいに渋滞していました。

で、今回はデフオイルのハナシです。

デフオイルの良し悪しって、正直言って良くわかんなかったです。

このデフオイルはイイよ

って勧められて入れても、

そうなのかな~

悪くは無いんでしょうが、取り立てて何がイイのかもわからなかったです。

今となってはリクツがとてもわかるようになりました。

18歳で免許を取得して、イロイロ乗ってきています。

新車で買って、ディーラーさんで全てのメインテナンスを依頼していました。

当時の走りのセンパイに、

オイルはCastrolだぜ

を間に受けて、しばらくCastrolでした

そして、当時流行ったHKSさんのボルトオンターボ、その推奨オイルが
DUCKHAMSでした。

その後、BPがイイって聞くとBPに、MOTULならMOTUL。

Ferrari Challenge の時は指定オイルにビックリでした。

1Lで 9,000円くらいしましたから。

フィルターが確か、1個 7,000円くらいした記憶があります。

Ferrari を買うような人は、そんなことに文句を付けちゃいけません。

そんなカンジで、オイルを一通り試しました。

今でも、

ウチのオイルの方がイイですよ

って営業さんにちょくちょく言われます。

もちろん試しますよ。

試さないで何も評価できないですから。

でも、そのほとんどが日産純正以下。

その営業さんの名誉のためにもう少しご説明します。

ただ一律に純正以下と言っては語弊があります。

そのオイルメーカーが自信を持って勧めるオイルは、Z34やV36で
テスト、検証をして開発されたモノでは無かっただけのハナシです。

ここでちょくちょく書かせて頂いておりますが、純正というのは
良くも悪くも、ある程度のバランスが出ています。

そのオイルメーカーが、Z34やV36で試すとも思えないです。

これも以前にご紹介させて頂きましたが、

万能なオイルメーカーは無い

そういうことです。

魔法のオイルとまで言われた弊社扱いのMTオイルですが、そのブランドの
EGオイルはダメでした。

最近お気に入りのEGオイルのメーカーは、MTオイルやデフオイル、
取り立てて優位性は見当たらなかったです。

弊社はオイルメーカーとのしがらみも癒着もなんもありません。

ただ、自分が使ってみたいオイルを選定して、お客様にご紹介します。

デフオイルに戻ります。

LSD対応のHypoidギアオイル、つまりデフオイルです。

デフオイルに要求される性能は様々です。

潤滑性はもちろん、冷却性だったり耐久性だったり。

他にも要因はあります。

オイルメーカーが、自社のデフオイルに対してナニを重視しているのか?

それはオイルメーカーによって様々でしょうし、グレードによっても様々です。

ただ、弊社が主張したいのは、明確な回答が出てくるのか? ってハナシです。

もう何百回も使いされたフレーズに、

高次元でバランスされた究極のオイル

まんまのキャッチコピー、探しゃいくつか出てきそうなモンです。

で、弊社が怒られる、と。

弊社が開発したデフオイル、弊社のデフ玉に特化しています。

デフ玉を開発するにあたって、デフオイルの特性をかなり指定されました。

先日の試乗会でも、

このデフ、メッチャ乗りやすいっすね

って、高評価を頂戴しております。

弊社だけが正しいなんて一言も書いていませんよ。

ショップさんには、ショップさんのお考えがあります。

タイムのためにゃ女房も泣かす、そんなデフやアシも実在します。

弊社のデフは、全く違うアプローチです。

その特性に特化したデフオイル、作ってもらうしかありませんでした。

だから、デフオイルだけ弊社からお買い上げ下さってもしょうがありません。

また商売っ気の無いことを・・・

半信半疑のお客様、試乗車でお試し下さい。

一発でおわかり下さいますから。