こんなんです。
エアダクトもシュラウドもイチから作り直しています。
イロイロと物議を醸した弊社のデフオイルクーラーキット。
一般に販売されているZ34、V36用のデフオイルクーラーキット、
弊社製よりも優れた製品がなければ、No1と言うことになります。
でも、それだけではダメなんです。
何がダメなのか?
一つ一つ丁寧にご説明を差し上げないから、誤解を招いてしまうんですね。
Pさんの車両で型取りを終了しました。
量産に向けて、これからタイヘンなんです。
こんなんです。
エアダクトもシュラウドもイチから作り直しています。
イロイロと物議を醸した弊社のデフオイルクーラーキット。
一般に販売されているZ34、V36用のデフオイルクーラーキット、
弊社製よりも優れた製品がなければ、No1と言うことになります。
でも、それだけではダメなんです。
何がダメなのか?
一つ一つ丁寧にご説明を差し上げないから、誤解を招いてしまうんですね。
Pさんの車両で型取りを終了しました。
量産に向けて、これからタイヘンなんです。
忘れられかけたコイツです。
弊社のクイックレリーズステアリングボスです。
かなり良くなりました。
見た目もとても良くなりました。
弊社はサーキットコンセプトです。
他とは何か違うモノを追求し続けています。
剛性を失うことなく、可能なだけ肉抜きをすると予想以上に軽くなります。
何回かご紹介させて頂いておりますが、Z34は前軸荷重と後軸荷重の
バランスがとても悪いんです。
早いハナシがフロントヘビー。
だから、できるだけフロントセクションから軽量化していきます。
リアを先に軽量化すると、クルマの動きが悪くなります。
3年くらい前にアップしました軽量化ネタ、ちゃんと復活させないと、です。
弊社ブレーキキット
弊社取り扱いリチウムイオンバッテリー
弊社取り扱いシート&シートレール
弊社取り扱いカーボンツインクラッチ
このくらいしかありません。
これだけでも、50Kg以上の軽量化になります。
弊社ボンネット
弊社タワーバー
弊社エロいフェンダー
弊社リインフォース
ウィンドウォッシャータンク
ステアリングラックカバー
EGマウントチタンver
そして、弊社扱いのステアリングとボスです。
内装を取ったりアンダーコートを取っちゃうと、日常の使用に支障が出ます。
奥様や彼女に怒られます。
そんなことをしなくても適切な軽量化をすると、フロントセクションで
100Kgの軽量化が見込めるんです。
それでも、まだフロントヘビーです。
ダッシュボード、ドライカーボンで作る予定はあるんですけど、
まだまだ先のハナシです。
リアウイングと6連スロットル用のインダクションボックスが先です。
カンタンに書いちゃいましたけど、実践はタイヘンです。
おカネもかかります。
前述のステアリングボス、4月の試作より500g軽くなっています。
あと100gは軽量化をしたいです。
5Kg、10Kg単位の軽量化は、もう見込めません。
500gの軽量化を10個やれば5Kgです。
10個くらいはカンタンに見つかります。
軽くて、頑丈で、そして美しく。
弊社の全ての製品に息吹く開発理念です。
帰りました。
で、休む間もなく作業をしていました。
作業ネタは、あんまり評判がよろしくないので開発ネタにします。
コレです。
って言いたい所なんですが、なぜかちゃんと写らない。
アメリカで調達した、ハイテク素材です。
iPadやiPhoneの付属カメラで撮影する程度じゃ白飛びしちゃって
一反もめん? て言うような画になっちゃったのでアップするのヤめました。
何のハナシかは、後ほど紹介させて下さい。
まず、先日のヨーロッパで調達してきたコイツです。
日本で正式に流通しておりません。
スタビライザーは、高度にトータルバランスを要求するアシの一部です。
街中や峠道はもちろん、サーキットでもとても有効です。
タダですりゃフロントが重いZ34です。
S字や入り組んだコーナーでステアリングを切っても、スッて曲がりません。
純正は船のようなロールをして、ユッサユッサと曲がります。
そこをミズスマシのように、シャキッと曲がって欲しいんです。
で、弊社のサスペンションキットです。
サスペンション、納期がかかるので今日は敢えてヤめておきます。
で、強化スタビライザーのネタです。
ノーズがスッと入ってくれるキビキビしたハンドリングに大きく貢献します。
Eibach、ドイツのブランドです。
ドイツから、かついで持って帰ります。
弊社はサーキットコンセプトです。
調達してきたモノをそのまま売っていたんじゃ、弊社らしくありませんね。
で、最初に書いた一反もめんです。
何かって言いますと、実はテフロンの丸棒です。
フライパンでおなじみのテフロン加工のアイツです。
触るとツルっツルです。
なぜかちゃんと写らない。
そもそもテフロンとはアメリカのDupont社が開発した素材です。
固い割には、摺動抵抗がピカイチで低い素材です。
純正は、こんなプレス材のブラケットにゴムを挟んでスタビを支えます。
完全に剛性不足です。
プレス材のブラケットを弊社得意の7075材削り出しで作り直します。
そして、純正のゴムの部分をテフロン削り出しで作り直します。
フロントの軸荷重が900Kg近くもある純正状態のZ34です。
シャキっとしたハンドリングを手に入れるためにはイロイロと必要です。
ステアリングを切ると、アシに大きな入力があります。
ゴムはたわみますし、剛性の無いプレス材も歪みます。
それがダルなハンドリングの一因となってしまうんでしょうね。
そこに高い剛性を与えることで、歪みをできるだけ低減させるんです。
ゴチャゴチャ書きましたが、早い話がハンドリングがキモチ良くなるんです。
それだけです。
Eibachスタビライザー + サーキットコンセプト高剛性キット
98,000円です。
納期、年内ギリです。
ハコがデカくて、1回に1セットしか持って帰れません。
さ、もう帰ります。
帰ってヤルことが山積みですから。
スーツケースいっぱいのHypercoils。
こんだけあると、かなり重いです。
もう一つの今回のメダマ。
デフオイルクーラー用の電動ファンです。
大きさの比較対象用に、iPhoneを並べてみました。
小ささが伝わるんではないかと。
これで、かなり強力なんです。
レース用ですから。
1個、バッテリー直結で回してみました。
コレ、2個もいらんだろ。
ってくらい強力でした。
1個でだいじょぶだな。
もとから弊社のデフオイルクーラーは、とても良く冷えますから。
じゃ、何で仕様変更??? ってハナシですよね。
とあるマフラーとの相性が悪かったのが一つ。
もう一つが重要です。
サーキット走行時や、高速走行時はダクトのおかげでとてもよく冷えます。
ピットに入ってきたり、高速のSAに入って車両が止まると、
風が当たらないので冷えないんですね。
だから、デフオイルクーラーポンプがムダにむなしく回り続けます。
その対策で電動ファンを付けることにしました。
さらにコイツです。
チューブスリーブって言います。
金属のパイプとANのホースをつなげるための部品です。
たかがこんな部品なんですが、スグレ物です。
コレ、#12です。
日本では、入手困難です。
弊社が#12にこだわる理由は、ただ一つ、性能です。
先日ご紹介させて頂きましたWRカーは#16を使っています。
Porscheも、純正で#16です。
世の中に一般販売されているZ34、V36のEGオイルクーラーキット、
恐らく弊社製品以外は#10を使用していると思います。
弊社は、何か特別なことをやらなくてはいけません。
#12のホースは、#10のホースと比較して、内径がずっと太いです。
粘性抵抗を下げることで、流量も増えます。
つまり、EGオイルがよく冷えるようになるんです。
だからWRカーもPorscheも太いホースを採用しているんです。
何か上がある、の精神で世界最高峰品質を追求し続けます。
今回、調達したモノの一つにこんなんあります。
この状態でも、見る人が見ればわかっちゃうんですけど、
やはりお客様とっては、何だかわからないですね。
電源を繋がないと表示されないので、取説から画像を撮りました。
A/F計です。
世の中にA/F計なんか、あまた存在するとは思います。
メーター1個で2つのA/Fを同時に表示できるモノが欲しかったんです。
計器類はスッキリさせたいと言うのが弊社の考えです。
例のダッシュロガー、弊社の広報車に付く予定です。
ま、イロイロと表示はできるんですが、
1.正確な車速
2.水温
3.油圧
4.デフオイルの温度
これらは必須です。
実際にイジってみて、他にナニが必要なのか? は、追々やっていきます。
今回のデュアルA/F計は、常時、付けておくモノでもありません。
開発をする我々のような立場が付けておく計器です。
お客様のZ34やV36で、距離を走っていたり年月が経ってたりすると
調子が悪くなってくる車両も、少しずつですか出てくるようになりました。
5年10万キロ以下なら、ディーラーが保証の範囲で見てくれます。
それを超えてしまうと有償です。
有償でも、ちゃんと治ればお客様はご納得すると思います。
モンダイは、有償だったのにビミョーだったバヤイです。
機械部品なので、調子が悪いときには必ず原因があります。
ディーラーでOBDII に接続しても出てこないパラメータがあるんです。
その一つが正確なA/Fです。
純正でもA/Fセンサーは標準で付いています。
その信号は読み取ることはできます。
でも、その出力を正確なA/Fとして表示できるデバイスは見あたりません。
あったりして。
とりあえず、そこそこの価格でA/Fが正確に表示できるメーターが
見つかったので、それで調達しました。
純正は、両バンクにエアフロセンサーが1個ずつ付いています。
これがどっちか1個が壊れることがあるんです。
集合部にA/F計が1個だと、どっちが壊れたかがわかりません。
より正確な状態を知るために、弊社は必要だと判断しました。
キットには、Boschのセンサーが2個付いています。
NTKのセンサーも使えます。
1ランク上のセッティングに一役買ってくれることでしょう。
コレ、弊社のブレーキキットキャリパークーリングダクトver2です。
何名かのお客様には、コイツが付いています。
もちろん、富士や鈴鹿のサル走り対策です。
ストリートでは、完全にオーバースペックです。
Z34やV36は車重があるので、富士や鈴鹿ではブレーキには過酷です。
ブレーキもとてもとても難しいです。
大きくすれば確かに効くようにはなります。
でも、失うモノもたくさんあります。
まず、重さ。
純正の355mmのディスクローターが15.4Kgもあります。
さらにデカくすると、ストリートでも乗り心地が悪くなります。
デカい方がカッコイイはカッコイイんですけどね。
もう一つ重要なこと、それはコントロール性です。
弊社は自社のブレーキキットを敢えてウェットでテストすることが多いです。
雨のサーキット、ガラガラです。
思い切って踏めます。
ABS効きまくりです。
でも、ABSの正しい入り方と言う引き出しもできました。
ドライでは、鈴鹿で前後バランスも検証できました。
前後バランスは、もうちょっと詰めたいところがあります。
お待ちになっていらっしゃるお客様、もう少しです。
敢えて弊社が356mmにこだわる理由は、まだあります。
ただ、唯一の弱点と言えば、熱容量です。
つまり、温度が上がりやすいんです。
それだけです。
じゃ、冷やしゃイイんです。
で、ディスクロータークーリングダクトとキャリパークーリングダクト
両方に外気を引いて、積極的に強制冷却させています。
これでこそ世界最高峰品質、って言いたいところだったんですが、
こないだのWRCで見てしまいました。
世界最高レベルのワークスWRカーのクーリングダクト。
なるほど~~~~、そう言う考えもあったのね。
早速、頂戴致します。
弊社のブレーキキットキャリパークーリングダクトver3、着手です。
これからちょっくら、アメリカに行ってきます。
すぐ帰ります。
一般販売再開に向けて、デフオイルクーラーの最終局面です。
配線も、スッキリとシッカリと見直しています。
なんと言っても、今回は電動ファンが2個追加されます。
1ランク太い配線をスッキリと通します。
断熱のコルゲートチューブで巻いているネタはご紹介させて頂きました。
さらに、熱源の近くではヒートシールドで強力に断熱します
画像がないとおもしろくないと言うご意見が多いので、ササっと撮ったら
やっぱりビミョーな画像になっちゃいました。
イギリスは由緒正しきGoodRidge製のヒートシールドです。
弊社のクラッチパンク対策キット用に、大量に買いました。
これも昨日のネタと重複しますが、やってもやらなくても大差ないです。
でも、この純正触媒、チンチンになります。
排気温度のデータを近日公開しますが、弊社のお客様では富士や鈴鹿を
30分クーリング無しで走られるパターンが多々あります。
そんな時に、チンチンになった熱源に近いところを通る配線は、
断熱コルゲートチューブだけでは、不十分と弊社は考えました。
やってもやらなくても大差無くても、弊社はやります。
大したことが無いことでも、10個積もれば大したことになるからです。
さすがに2週間でデフの脱着を3台もやると、筋肉痛です。
弊社が満を持してLSDをリリースさせて頂きました。
開発理念はたった一つ。
それだけです。
弊社の考えは、デフは主張しちゃいけない、それに尽きます。
でも、確実にクルマは前に進みます。
横に進んでしまうようなデフだと、コントロールは難しくなります。
その確認のために、地中海はコルシカ島にまで行きました。
ウェットの路面で2速全開、3速全開、それでもリアは破綻しません。
言い尽くされたフレーズです。
こうやって書くはカンタンですが、実践はとてもとても難しいんです。
そもそもどうすりゃイイの?
ですよね。
難しいハナシは弊社にお任せ下さい。
イニシャルトルク、ロックトルク、さらにもう一つ大事な要因があるんです。
ハマりにハマった分だけ詳しくなりました。
デフのセットアップ次第で、本当にタイムが変わります。
弊社が満を持してデフを出す、ずっと前から弊社を信じてご予約下さった
M岡様、N島様、M山様、M田様、S掛様、U司様、
イイ物できました。
デフを降ろして、ともかく洗浄洗浄です。
ビカビカにするまで洗浄です。
コレ、デフカバーなんですけど、この赤い矢印が示す所、
純正の液状ガスケットが残っていますね。
それを丁寧に丁寧に徹底的にキレイにします。
最後には、サラっと紙ヤスリで仕上げます。
以前に、M岡様にご指摘を頂戴致しました。
こんなこと、やってもやらなくても結果には大して影響しません。
だから、手を抜いてもモンダイになりにくい箇所です。
こんなところに溝を切ってある理由は確実に存在します。
お客様は知る由もありません。
弊社で組んだデフを、どっかのショップさんで開けられることがあります。
サーキットコンセプトの仕事を評価されるワケです。
とかくツッ込まれる事が多い弊社です。
こういうことを一つ一つキッチリやることでしか、信用は蓄積されません。
ヨーロッパから、荷物が届きました。
ステアリングです。
前回、持って行ったステアリングをとてもキレイに張り替えてもらいました。
皮革に対するイイ仕事は、さすがヨーロッパです。
A本様、納期通り納められます。
後ほどメールさせて下さい。
K山様、今回お納めするときにはちゃんとステアリングも付いています。
最上質の牛本革の手触り、心行くまで堪能して下さい。
ステアリングも小さくなって、って言うかスポーツカー本来の適正サイズで、
ドライビングまで楽しくなります。
ステアリングの張り替え、
1.赤もあります F島様、K森様、N西様、K藤様、いかがですか?
2.スティッチ(糸)はお好みの色を指定して下さい
11/7に、ヨーロッパに行きます。
それまでに弊社に届いていれば、2週間で納められます。
内装を張り替えのお客様、もう少しお待ち下さい。
エロいフェンダーをお取り付け、弊社のフロントバンパーをお取り付け、
弊社リアアンダーディフューザーのお取り付け、完成すると楽しいです。
クルマのイメージもガラッと変わりますし、空力も良くなりますので、
走っても効果が大きいというオマケまで付いています。
弊社ブレーキキットも、圧倒的なバネ下の低減や、怒濤のダクト3本で
ブレーキに要求される制動力はもちろん、ビジュアルも良くなりますし
コントロール性重視のブレーキで、街乗りまで乗りやすくなります。
そういう一見ハデなチューニングよりも、圧倒的にヂミな作業が多いです。
配線にコルゲートチューブを巻くとか、耐熱チューブを被せるとか、
錆止めをするとか、バッテリーを充電するとか・・・。
コルゲートチューブ巻き選手権、表彰台に乗れるくらい巻いています。
弊社では、お客様の車両をお預かりするときにバッテリーを上げません。
放置すれば、アガってしまいます。
現在お預かりしているPさんの車両にデフオイルクーラーを付けています。
弊社デフオイルクーラーキット、現在は一般販売を停止しております。
富士や鈴鹿で、充分なパフォーマンスを発揮することは実証済みです。
それでも、細かいことが気になっちゃいまして、仕様変更です。
フルモデルチェンジに近いほどの仕様変更です。
Pさんのクルマで、型を取っています。
ブラケットだって、装着後はリアバンパーに隠れて見えなくなります。
見えないからといって、ある程度のモノを作るとボロカス言われます。
弊社が自ら、
を標榜しているから、ご指摘、非難は甘んじてお受けします。
より良いモノを作るためのヒントだと考えております。