シーズン直前に想うことネタその1

こんなんでイイんじゃないの  Ψ(`∀´)Ψ

ってのが大きな障害なんですね。

ホントにスゴい技術者とおハナシさせて頂くとそれを痛感します。

EG、ECU、アシ、デフ、空力、軽量化、全てにおいてもっと上を目指して
見直しています。

EGの現在の命題は安定した高回転化です。

パワーピークを純正状態から1,000rpm上げることで様々な
メリットがありますし、何と言っても馬力は上がります。

デメリットはコレまた何と言ってもおカネと時間がかかります。

幸いと言いますかこんな事やってんの弊社だけです。

それに伴って純正ECUの限界も見えてきました。

純正ECUを取っ払ってCANからエアコンからコントロールしている
優れた技術者と懇意にさせて頂いて、またよしゃあイイのに弊社ごときが
Z34のフルコンに手を出しています。

弊社の利益は莫大な開発費でみんなフッ飛んでしまいます。

コレ、一般のお客様にはわかりにくいですがとてもとても画期的です。

アシにしてももっと実験してみたいことが出てきました。

世界中にショックアブゾーバーを作っているメーカーはいっぱいあります。

特にアジア圏の台頭が目覚ましいです。

我々のような末端技術者じゃお目にかかれないような凄まじい工作機械を
アジア圏ではとても良く見かけます。

工作精度も含めて世界最先端の加工技術でブレーキキャリパーや
ショックアブゾーバーの部品はいともカンタンに作れるようです。

だからアジア圏の自動車部品のショウに行くとブレーキや車高調関連の
展示がイチバン目に留まります。

現に日本に輸入している業者さんやショップさんも実に多いです。

弊社が見ると、あ、コレってアレじゃん、ってわかってしまいます。

ショックアブゾーバーやスプリングって一般に考えられているよりもず〜〜と
複雑で奥が深いってことにどんどん気がついていきます。

ツルシ改の限界が見えてきました。

デフも思うことがたくさんあります。

雑誌の影響もあるんですが一般のお客様が1wayだの1.5wayだの
イニシャルがど〜〜のこ〜〜のだの語るようになってきました。

全く意味ありません。

意味がないどころか先入観、もっと言うと知ったかぶりに発展してせっかくの
機械式LSDの恩恵を享受できるどころか乗りにくくなったりしますし
その結果、カネをかけた割には速くならないってガッカリが待っています。

チームサーキットコンセプトは実にシンプルです。

上手なメンバーから初心者、初級者まで目標はたった一つです。

運転を楽しみながら上手くなりたい

それだけです。

タイムありきじゃありません。

だからタイヤも2線級のラジアルで充分です。

実際に走ってみるとイロイロなことが見えてきます

見えた事実に対して一つずつ確実にしかも正確に対処していけばイイんです。

PSフルードクーラーやデフオイルクーラーって必要なの?

走れば一発でご自身が理解できます。

見えていない仮想なんか追っかけていたらドツボ通り越して雲散霧消です。

個人差もあればクセもあります。

以前にも書きましたがアンダーの90%以上が手アンダーです。

トラクションがかかんないんじゃなくてかけていないんです。

ドライビングレッスンなんかに行ったて教えてくれないですよ。

プロドライバーにもよるとは思いますがそれ相応の対価が無いと親身になって
ツッ込んだアドバイスなんかしてくれません。

そりゃそうです。

職業ドライバーですから。