タイヤとの対話ネタ、その4

昨日アップしました雨の日の教科書みたいなコーナーリング、雨じゃなくても
ドライにももちろん有効ですし、あらゆるコーナーで応用が効きます。

まずは進入でキチンと荷重移動をしてフロントのグリップを上げています

昨日の画像と似たようなことをできる人はそこそこいます。

でも、そのほとんどが進入でサイドブレーキを引きます。

クラッチもんだりもします。

ドリフトのためのコーナーリングならそれもあるでしょうが、ここは純粋に
運転技術の向上を目指しますから、サイドやクラッチ蹴りは封印します。

荷重移動は速いコーナーリングの全ての基本ですし、高速コーナーでも
同じように応用が効きますから技術の向上には避けては通れない道です。

動画では1~2秒の所でガツンとブレーキを踏んでノーズが沈んでいます。

瞬間的にステアリングをイン側に切ってヨーを発生。

いわゆるカンペキな曲がるブレーキです。

ウェットなのでリアがスパっと出る前にすかさず駆動を掛けて今度はリア荷重。

リアに荷重を乗せて駆動をかけつづけたまま、アクセルコントロールしながら
全開で立ち上がっています。

まさに1秒1秒タイヤと対話しながらのドライビングです。

ちょっと探せばこんな動画っていっぱい見つかります。

多少は遠回りするかも知れませんが、安全に確実に1段1段階段を上がって
できていないと感じれば1段下りて冷静になって客観視することも必要です。

続けていれば確実に上手くなっていきますし、速くもなっていきます。

当然、目標だったタイムも達成できるというオマケ付き。

そのために必要なことを弊社はご呈示し続けていきたいと思います。