で、NISMOさんのロングハブボルト松バージョンをこんなカンジで
純正のハブに圧入するんですけど、ここで一つモンダイがあるんです。
コレ、FDの時に使っていたスペーサーです。
精度を追求して、削り出しで製作してもらったんです。
高速域でブレの原因は取り除いておきたいからです。
もちろんZ34,V36にはもっと攻めたスペーサーを製作しています。
ところがです。
精度を追求するあまり、あるモンダイに直面しました。
ハブボルトを圧入するときに、極端な表現をするとこんなんなります。
実際にはコンマ数ミリなんですが、これが先端になると1mmくらい
振れることがあります。
クルマのアルミホイールを脱着するくらいならモンダイありません。
でも、高精度を追求した弊社のスペーサーは入らなくなっちゃうんです。
キッチリと直角を出してハブボルトを圧入する必要性が大きくなります。
で、対策用の治具を作ったんですが加工屋からまだ上がって来ません(TT)
最近、景気がイイらしくて大口の仕事が増えているみたいで、弊社のような
小ロットや試作は後回しにされてしまいます。