S15でのケーススタディをZ34,V36に、ネタ

昨日の日曜日は、弊社お得意様のH野様、N岸様、K島様がご来店です。

いつもいつも弊社をご贔屓に大変ありがとうございます。

○○様の車両に、△△をお取り付けさせて頂きました

だけのネタじゃあ、やはり弊社の特殊性を維持することはできません。

で、トータルバランスを最重要視する弊社が、もっとキモチ良い
ハンドリングを、常に追求して行っています。

弊社のアシを開発し始まった5年以上に、Mercedesの論文を
ご紹介させて頂いた事があります。

マルチリンクって、Mercedesのパテントなんだそうです。

その時の開発責任者が

タイヤはサスペンションで喰わすんだ

って、自信たっぷりに持論を展開していたことを痛切に印象に残っています。

Z34,V36に限らずにサーキットでタイム命のアシを作るショップさん
いくらでも存在すると思います。

やはり弊社は独自性、特殊性で

1ランク落ちるグリップのタイヤをいかに喰わすか?

から始めて、弊社の車両でコツコツ熟成を重ねていって、弊社の理念に
ご賛同下さるお得意様が、続々と結果も出して下さっております。

乗りやすさ、扱いやすさがタイムに繋がる

このアプローチはZ34,V36では、一貫しています。

弊社のノーマルS15に乗ってみると、ともかく真っ直ぐ走らないし、
コーナーや交差点でもZ34に比較して曲がりにくさも感じます。

これも貴重なデータです。

部品を交換していけば、良くなることはわかりきっています。

そんなことを続けていけば、おカネがいくらあっても足りません。

S15は実験君の役割が大きいので、おカネがかかってもある程度は
やむを得ない部分もありますが、お客様にはハナシは別です。

これは今やんなくても・・・

って、弊社に止められたお得意様、いっぱいいらっしゃいます。

だからこそ、弊社が

コレ、今やっとかないと・・

が、説得力を増します。

常に弊社が提唱する

律速段階と費用対効果

を、常に念頭に置いた開発を続けています。

Z34,V36でやると膨大な金額がかかるモノも、S15だと
ずっと安価にテストできることも多いです。

コレ、S15のフロントナックルです。

s15kuckle

ネットオークションで左右1セット5,000円で落札しました。

回転中心からステアリングラックのロッド取り付け部まで11.5cm。

これをね、正確に1cmブッた切って溶接して短くしてみるんです。

すると乗り味がどうなるかが知りたいんです。

切れ角アップ商品なんて、いっぱい世の中に出ています。

もっと行けるな

と感じたら2cmブッた切ってみます。

やり過ぎるとピーキーになります。

ちょうどイイあんばいのところを探し出します。

それをZ34,V36にフィードバックします。

試乗車、楽しみにしていて下さい。