S15でのケーススタディをZ34,V36に、ネタ

昨日のナックルのお問い合わせ、とても多いです。

S15の世界では有名でも、Z34では語られないハナシですからね。

数値上はカンタンに計算できます。

S15は、ステアリングをセンターから回していくと1回転半強、
つまり540度+20度くらい回ります。

タイロッドエンドまでの距離11.5cmを1cm縮めると、計算上は
11.5/10.5=10.9つまり9%クイックステアリングになります。

今まで、交差点を曲がるのに180度切っていたステア操作が、9%減で
163度で済むことになります。

これは計算上のハナシです。

現実にはもっと複雑な要因が絡まってきます。

ほぼ新車の状態のZ34をお預かりすることもありまして、その時には、
どノーマルってこんなカンジだったっけ、って言うほどの鈍重さを感じます。

何回もここで書かせて頂いておりますが、純正というのは良くも悪くも
バランスが取れています。

公道を法定速度+α

そのくらいなら何らモンダイ無いハナシだと思います。

山道や峠のようなワインディングをスポーツドライビングしてみると、
すぐに馬脚を現してしまいます。

まずは数値よりもフィーリングを重視します。

サスペンション

フロントスタビライザー

フロント廻りの軽量化

ピロアーム

に、まずは投資をするべきと弊社は一貫して提唱してきましたし、
その4点セットがもたらすハンドリングは、弊社の結実です。

ハンドリングのキモチ良さは数値では表せません。

とかく数値至上主義の業界です。

もちろん否定するつもりは毛頭ありません。

数あるショップさんから弊社をお選び下さったお客様に感動を与えたいです。

まだまだやりたいことはいっぱいあります。

まずは、失敗してもあんまりダメージのないS15から試してみます。