アタマの中の7割がZ34,V36で占められています。
ホントです。
残りの3割が資金繰りです。
あ、あとンまいモンもあった・・・・・。
VQ37でやりたいことって、いっぱいあります。
ホントにいっぱいあります。
でも、エンジン開発は凄まじくおカネがかかります。
失敗したら最悪エンジンブローです。
またイチからエンジンを準備して、って考えると下準備はとても重要です。
ここでご紹介しているEGネタは、実は数ヶ月前のハナシなんです。
何でそんなタイムラインに齟齬があんの?ってハナシです。
ま、オトナの事情です。
あとは、弊社を信頼して下さるお得意様が先です。
まずは純正のレブきっちりまでパワーが付いてくるEG特性に欠かせないのが
高精度バランス取りにあるとエキスパートから教えてもらいました。
前回にアメリカにエンジンブロックとクランクシャフトを持っていきました。
まずはV6FORDのレースコンストラクターにクランクシャフトの
高精度バランス取りを依頼しました。
VQ37のクランクシャフトってちゃんと計っていませんが、かなり重いです。
20Kgくらいあるんちゃう? ってカンジでした。
NASCARのエンジンも手がけるV6FORDのレースコンストラクターが
どんな高次元のダイナミックバランスを取るのか? とてもとても期待です。
画像を送ってきましたが、企業秘密があるらしくて公開ができません。
すいません。
例えばタイヤのバランス取りを考えてみましょう。
スタンダードなのがホイールの外側にイモ虫みたいなおもりを打ち付けるヤツ。
さすがにZ34,V36でそれをやっている人はいないでしょう。
だいたいがホイールの内側に2箇所おもりを貼り付けていますね。
おもりも5g単位です。
90%以上がこのパターンだと思います。
タイヤホイールバランスでも、とてもこだわっているところがあります。
おもりも1g単位ですし、必要とあればタイヤの表面を削ります。
そうやって完成したバランスがもたらす乗り味は、実際にやってみなければ
味わうことができません。
クランクシャフトのバランス取りなんて、なおさらです。
エンジンを組んでしまえば見えないです。
ただ、エンジンを掛けて実際に走り出すと誰でもおわかりになる差となります。
そうじゃなきゃ20Kgのクランクシャフトをアメリカまで持っていきません。