何回かご紹介させて頂いたボルトとナット、完成しました。
こう言うのは時間かかりますよやっぱり。
でもCircuitConceptらしく、素材の選定、表面処理、強度、
全てをイチから作ってもらうと、やはり格別です。
いっしょに強度検討をして、いっしょに肉抜き軽量化を考え出して、
そしてカッコイイデザインをいっしょに練り直してやっと完成です。
たかがボルトにこれだけのこだわりを投入しました。
CircuitConceptらしく、です。
チタンボルトなんて、今や上海や香港の自動車部品見本市に行けば、
日本人の常識からはずっと安い製品が手に入ります。
チタン合金なんて何回かご紹介させて頂きましたが、ピンからキリ、
そんな言葉では片付けられないほど振り幅がデカ過ぎます。
安いチタン合金だとアルミよりも柔らかいモノがいくつか存在します。
お客様には判断する術がありません。
割れたり欠けたりして初めて、
コレ、安いチタン合金ちゃう?
ってなります。
弊社が依頼している若き社長夫婦、弊社の要求にトコトン応じます。
中国本土には、愛国無罪、と言うキョーレツな思想があります。
日本人をダマすと、ヒーローになれるんですね。
ちゃんとした職人もいるんでしょうけど、天文学的確率で見つかりません。
台湾は日本のマーケットにとても興味を持っています。
なぜならば、日本人はモノの良し悪しをちゃんと理解できるからだそうです。
こだわってイイ物を作っても、日本人以外はなかなか買ってくれないらしい。
二極分化が時代の流れになっています。
弊社の対極に位置するのが、品質よりも価格勝負です。
ネットを調べて1円でも安い製品を探すことも、時にはアリだと思います。
でも、安くてイイ物はできないんです。
高くてもダメなモノがたくさんあることも厄介です。
弊社にご期待と信頼を寄せて下さるお客様に、全力でお応えする、
それだけのハナシです。
ちなみに今回作ったボルトとナット、フロントのタワーバーを留めるためで、
ボルトが2本、ナットが4個で1セットです。
今回のロットもすぐに無くなっちゃうと思います。
最初はこっから始まって、
こんなんにしてもらって、
もうちょいできる事があるやろ、てんでこうなって、
最終形は明日にでもアップします。
引っ張るワケじゃありませんが、もう眠いとです。
次は弊社扱いのステアリングのボルトです。
コレ、全然オシャレじゃありませんから。
あとは、RECAROを留めるボルトですね。