先日のネタで、富士に行こっと、ってアップしましたら、弊社のお得意様の
H野様からご連絡を頂戴致しました。
ご一緒してイイですか?
何をおっしゃいますH野様。
大歓迎でございます。
弊社の目的は、いくつかの製品のサーキットテストです。
朝イチで八王子の工場でお客様の車両の作業をこなしてから午後からの
走行枠で、弊社はテストなので1本だけの予定でした。
あとは、H野様のサポートです。
先日、弊社のブレーキキットをお取り付け下さいまして、その後の
経過や点検も含めまして、イイ機会でした。
弊社ブレーキキットのその後の点検に加えて、エア抜きもサービスさせて頂き、
ついでにクラッチのエア抜きもサービスさせて頂きました。
H野様のおハナシでは、クラッチフルードは新車購入時から一度も点検を
していらっしゃらなかったとのことだったので、ま、ハナシのついでです。
途中で走れなくなっても、その後が大変ですから。
H野様もビックリの気泡が出てきました。
やっておいて良かったです。
で、準備を完了させましてコースイン。
あれれ?
ストレートでH野様の車両にチギられる。
弊社の車両のマフラーは純正で、H野様は弊社製マフラー。
こんなにストレートスピードが違うんだ・・・・・。
H野様の走りを後ろから観察させて頂きながらのテストの予定でした。
ところがです。
上の画像のアルテッツァを駆るおいちゃん、きっとアルテッツァの世界では
有名なシロートさんの方だと思われるほどの素晴らしい走り。
富士のショートって、回り込んだコーナーが多くて高低差もソコソコあり、
アンダーオーバーに苦しむ車両が多いです。
ヘアピンやS字、とても上手にヨーを発生させて出口にノーズを向けて、
弱ドリフト状態で立ち上がっていく最速ラインをバンバン叩き出します。
15周くらい久々のフルバトルを楽しませて頂きましたが、弊社の車両は
ブレーキはベースグレードのショボいまんまです。
弊社のブレーキキットをお待ちになっていらっしゃるお客様が多数で、
お客様に納品を済ませない内に、弊社の車両に取り付けてしまうと、
お待ちになっていらっしゃるお客様は、やっぱり
何だよ~~~ (#`Д´)凸
は、必至です。
パッドやフルードこそは対策済みですが、所詮はベースグレードのブレーキ、
絶対的容量はハナシになりません。
15周のフルバトルあたりから、ブレーキが抜けてきました。
もうダメだ
と、ピットイン。
そしたら、アルテッツァのおいちゃんもピットインしてきて、
スゴい楽しかったので、またバトルして下さい!!
いや~~~~、うれしいですね。
とは言っても、弊社の車両は現状ではムリです。
1時間半ほど冷やして、ブレーキのエア抜きをしたんですが、今までに
見たことが無いほどの気泡の団体さん。
エア抜き完了にフルード2リットルも使いました。
弊社のブレーキキットならビクともしないので、むしろ高く付いちゃいます。
で、満を持したハズの2本目、純正ローターが死亡済みでジャダーの嵐。
アルテッツァのおいちゃんが楽しみにして下さったので、
そんなのカンケー無ェ
で、蹴っ飛ばすようにブレーキ踏んでたらこうなりました。
タイヤ温度が96度 (ll゚д゚ll)
ブレーキの熱をタイヤが吸ってエラいことになりました。
タイヤも死んだカナ?
現在、弊社の車両はサル走り用に台湾製のFederalです。
でも、そんなに最高のハイグリップで無い分、得る物もありました。
サーキットは最高の開発フィールドです。
H野様、きっと今頃は次の走行スケジュールを検討中のことでしょう。