この尋常じゃ無い暑さにナニも対策をしないでクルマに深刻なダメージを与え続けるのか? それともさらに1ランク攻めた冷却性能を授けてこの先10年の安心を買うか? それについて責任ある情報発信をしていきたいと考えていますネタ、その12

熱対策もそろそろ総括してみましょう。

やはり今年の夏で痛感したのが水温です。

ボンネットを素手で開けられないほどチンチンになっちゃうは初めてです。

何回もココで書いてきたようにEGルームがそれだけ暑いとさまざまな弊害を
誘発してしまいます。

いつまでも同じことをダラダラ書いていても飽きられちゃうので今日は
違うことを書いてみます。

EGルームの温度が高い、つまりEGオイルの温度と水温が高いという事が
及ぼす影響が3つあります。

1. 配線

2. ゴム系

3. AT、MT

まずは配線から行ってみましょう。

EGハーネス(配線集)はほとんどダメです。

弊社でEGを手掛けさせて頂いていつも感じることは熱対策が充分なクルマ
じゃないとEGハーネスはもう終わっています。

現在、弊社のNC1のEGを製作しています。

お客さまのクルマが優先なので今回のEGは凝ったてことはしていません。

OHついでに2.1Lハイコンプにしてカムも入れて200馬力くらいの
EGをサクって作る予定です。

ヘッドや燃焼室加工はやらないで堆積したカーボンを落とす程度に抑えます。

コストや時間を重視してとりあえずは疲弊しつくしてとても遅くなっちゃった
EGをリフレッシュすることが目的です。

そんな中で重視していることがEGハーネスとゴム系をフルリフレッシュ、
つまり新品交換です。

EGをキチンと作りました、でもEG以外のトラブルで調子が悪いまま、
そんなEG、珍しく無いですよ。