ATフルードとMTオイルの温度管理に関する弊社の考察、まとめてみます。
必要条件は
EGオイルは110度まで、水温は95度まで
って書きました。
もっと高くてもEG自体はだいじょぶですよ。
ただ、何回もココで書いてきましたがこの温度に抑えられるか? は、EG
以外のいろんなパーツに影響してきます。
EGオイルは110度まで、水温は95度まで、と抑えることができれば
MTオイルクーラーは必要ありませんがオイル交換はもちろん早め早めを
推奨します。
状態がイイMTならスッコスコ入りますしギアも鳴かないですから。
そしてATです。
サル走りをしても100度が十分条件って書きました。
コレもかなりハードルが高いんです。
でっかいATFクーラー付けりゃエエんちゃうの? ってなりますわな。
EGオイルと決定的に違うことが、元々Z34V36のATが持っている
純正の圧送圧力がそんなに高くないので闇雲にコアを増設するとATFの
流量が下がってしまうことに気が付きました。
コレはコレでかなりモンダイです。
オイルクーラーのコアってとてもいろんなタイプがあります。
○段、で語られることしか見たことがないオイルクーラーコアです。
もう10年以上前になりますがZ34用弊社製EGオイルクーラーについて
イロイロと詳細をココで書いてきました。
やはりEG保護の観点から#12のホースとそれに見合ったオイルクーラー
コアの選定に関する経緯をかなり書いてきました。
弊社製以外は#10のホースを使っていますがPorscheは純正で
#16です。
冷却性だけでなく流量にも着目した弊社EGオイルクーラーはもちろん
最大の効果を発揮して結果につながっていますし、多くのお客さまの
ご期待に応えてきました。
デフオイルクーラーもメンバーがSNS等でご報告下さっているように
一般市販品としては世界一冷えると思います。
多分。
何回も仕様変更を重ねてきました。
今シーズンはPさんとI町さまのクルマでガンガンにテストして検証を積み
いつも通り世界最高峰品質を掲げられると想います。