ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その5

イイことと悪いことは表裏一体で、まさに糾える縄の如しとは言ったモンです。

この歳になると1日平均で良く無いことが3つか4つくらい降りかかって
イイ事は1個あれば・・・・・ってカンジですよ。

でもそのイイ事のためにガンバレます。

今日のイイ事ってECUver4がいよいよ実践状態になりました。

スゲ〜〜苦労しました。

やってもやってもンまく行かない日々が半年以上は続いたかな・・・・・

ホントにフィードバック領域に苦しめられました。

でも、その分またまたとても詳しくなりました。

どう言うこと? って言いますとECUのデータを書き換えることは割と
カンタンですし日本中、いや世界中のショップさんで今日もあっちゃ
こっちゃで繰り広げられていると思います。

ところがです。

ただデータを書き換えただけだとダメなケースってのが多々あるんです。

こっから先はココでは公開しませんがかなり重要なハナシで、ソコがキチンと
できていないECUもたくさん見てきました。

ま、こっから先はお一人お一人お客さまのおクルマで結果を出して行きます。

で、良く無いこと・・・・

そんなハナシは聞きたか無いでしょうから心にしまっておきます。

さて、ATフルードクーラーを総括してみます。

その前に弊社が提唱する必要条件がEGオイルと水温の安定した温度管理と
言うことを改めて確認しておきましょう。

EGオイルは110度まで、水温は95度まで

これがイイ状態を維持し続けることができると考える弊社の経験値です。

もっと高くてもだいじょぶっちゃあだいじょぶだしダメって言ったらダメです。

どっちかハッキリしろ

ってなりますわな。

サーキットガンガンサル走りだとコレってかなりハードルは高いですよ。

純正バンパーだとまずムリですから。

例えばEGオイル、よほど変なのを入れない限り130度くらいまでは
イマドキだいじょぶです。

ただそれはEGオイルだけのハナシですね。

水温も同じです。

高価なクーラントなんか入れるよりも水温管理を徹底することの方がずっと
正解に近いと弊社では考えています。

以前にも何回か書きましたがデフオイルってモノにもよりますが150度
あたりでフいてしまいます。

200度までフかないデフオイルってのがいくつかあるんですがそれを
入れることが正解では無いと弊社では考えます。

デフオイルがフかないだけのハナシでデフ本体や特にシール類には確実に
ダメージを蓄積しています。

EGオイルや水温だって同じで温度管理がキチンとできているかできて
いないかでEGだけで無く配線やカプラーのプラスチック類、センサー
ゴム関係、ほとんど全てに影響を与えます。

だからこれから5年10年と最後のエンジン車を楽しみたいとお考えなら
まずは必要条件からクリアしておかないと、ってことです。