機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その8

何回も書いてきた消しゴムの理論、つまり垂直抗力を大きくしてフロントの
タイヤのグリップを上げることで今まで逃げていたフロントを強く喰わして
アンダーを出さない技術、ま、いろんなメディアで取り上げられているとは
思いますのでココでは差し控えますがこの開発日記では実際にどうやったら
身に付けられるのか?そのためのクルマ造りは?ってハナシをしています。

フルブレーキングからフロント荷重をかけてステアリングを切れば以前より
ずっと曲がりやすくなるって言われても・・・・。

そのギモンを解消するには練習、実践しかありません。

今シーズンも鋭意売り出し予定のチームメンバーが何名もいらっしゃいます。

今季1シーズンでどれだけ成長を遂げて下さるのか今からとても楽しみです。

ところがです。

いつまで経ってもできないパターンってのをちょくちょく見かけます。

ハッキリ言ってクルマがダメです

そのクルマで練習してもタイヤとガソリンとブレーキと時間とおカネが
タダ漏れのようにタレ流しだと弊社では感じています。

フルブレーキンクで姿勢が作れないブレーキはダメです

フロント荷重でステアリングを切ってもフロントが逃げるアシはダメです

アシやブレーキにはイロイロ考えがあるとは思います。

こうなっちゃうクルマ、結構あるんです。

 

 

怖いですね~~~~。

この症状がきっかけで弊社とお取り引きが始まったチームメンバー、けっこう
いらっしゃいます。

こんなブレーキやアシだとデフのハナシどころか練習にすらならないことは
明白だと思うんですが・・・・・。

最悪、大破ですから。

こう言う理想的なコーナーリングが安定してできるようになるために
クルマ造りと言うハード面とドライビングと言うソフト面の高度な
融合を追求して行っています。

 

 

現実はキビシイですよ。

よくありがちなのがクリップに付けない。

 

 

そしてさらにとてもありがちな出口で膨らんで曲がらない、

 

 

コレって

アシ

ブレーキ

タイヤの前後バランス

運転技術

そしてデフなのか?

を見極めるのにとてもイイ材料だと弊社では考えています。