WRCに学ぶネタ、その3

WRC第11戦、ツールドコルスラリーの競技者エントリーは169台です。

当日には、全部出走したワケではありません。

マシントラブルだったり、何かの事情だったり。

実際には120~130台くらいだったと思います。

ワークス製作のWRカーが15台くらいです。

シリーズチャンピオンのゼッケン1番SebastianOjie選手から
順番に出走していきます。

タイスケによりますと、朝の9時23分からスペシャルステージ、以下SS
が始まりました。

SSというのは、ともかく全開。

とってもわかりやすく、誰がイチバン速いかを決めます。

1日にSSを3本走ります。

3日間で9本。

モノ凄い集中力です。

SS1本で20~30Kmほどあります。

ひたすら全開です。

ワンミス=リタイア、となるほどの過酷な競技です。

コンディションは小雨でした。

路面は思いっきりウェットです。

願ったり叶ったりです。

ウェットはごまかしが効きません。

ドライビングやクルマ作りが、モロに反映します。

もったいぶるワケではありませんが、トップ選手は後です。

まず、ゼッケン30番台のCLIO RSです。

日本人のトップドライバーがツールドコルスラリーに参戦すると、
だいたいこのあたりの順位です。

次にゼッケン50番台の996GT3RSです。

これならオレでもできそう、ってお感じになった人もいると思います。

実際に、小雨が降った峠道で走ってみればこれでもスゴさがわかります。

次は、ゼッケンがひとケタ台のワークスWRカーです。

映像ではわかりにくいですが、ツッ込みは鋭いんです。

でも、ブレーキング時に車両が小刻みに左右に振られるんです。

つまり、真っ直ぐ止まらないんです。

ビミョーな映像ばっかじゃ面白みに欠けますね。

今日のネタの最後に、ゼッケン7番のHyundaiのワークスカーです。

上位になると、踏みっぷりが違いますね。

3速全開で立ち上がって、4速に入れてオーバー100Km/hです。

フルブレーキングしても、真っ直ぐ止まらないんですね。

結果、ツッ込み過ぎになっちゃっています。

ヨーをうまく消し切れていないのもありますが、アクセルオンで
思いっきりテールが暴れてしまっています。

そして、岩石でできた橋の欄干に思いっきりヒット。

リタイアとなりました。

繰り返しになりますが、

路面はウェットです

明日には、ゼッケン1のVWのWRカーの映像をアップします。

もったいぶるワケではありません。

動画の編集って、大変なんです。

さすが世界No1のWRカーです。

走りも違いますし、車両の完成度もかなり違います。

明日の映像で、学ぶことたくさんあります。

決してもったいぶっていません。

仕事が優先ですから。

コレも仕事か・・・。