何で韓国にできることを世界中ドコもできないんだろう???
10万キロオーバーでEGをOHしたいってお客様も増えてきています。
単純なOHは弊社ではやりません。
それなら日産純正新品EGでイイです。
せっかくですから最低でもピストン、コンロッド、カムシャフトは
弊社がイチから作った製品を導入してもらっています。
何年か前に詳細を書きましたが純正状態で7,000rpmブン回した時に
メタルにかかる負担が7tにもなるのに弊社製のピストン、コンロッドで
5tに低減することができるってハナシをしました。
これは耐久性にとってとても有効です
さらにはコンロッドメタルをS2000のHONDA純正を使えるように
コンロッドを作り直したりとイロイロと進化を遂げています。
パフォーマンスはもちろんのこと、壊れないと言う点も重視しています。
クラッチも純正のママがイイって主張してきましたが、EGをバラすなら
ダンパープーリーと共にクランクシャフトの回転ダイナミックバランスを
キッチリ取ることができるのでこれも推奨メニューです。
こうやってキチンと手が入ってこだわりをめいっぱい盛り込んだEGは
EGを始動してアイドリングから違うんです。
一発目はあまりの振動の無さにビックリしたモンです
さらにやってみたいことはいっぱいありますが何回も書いているように
いくら自社でやるようになったとは言え、VQ37を降ろしてバラして
組むだけだってそりゃあタイヘンなんです。
やってもアレ?ってことだっていくつかありました。
こりゃあお客様にはオススメできねぇやってのも少なくありません。
いつもココで書いている費用対効果を弊社は重要視します。
カンタンなハナシです。
お客様が喜んでくださるか?そうじゃないか?です。
NBロードスターにturboポン付けで200馬力くらいまでなら
壊れないと思います。
それでも富士の本コースストレートはダメかな~~?
S様のおハナシも参考にさせていただいて230馬力を超えてくると
筑波の本コース裏ストレートでもヤバいらしいです。
壊れたEGを見せて頂ければ原因はわかるんですがそんなモノはすでに
廃棄されちゃったとのことで今では検証のやりようがありません。
ただ、過去の経験上、ピストン、コンロッド、メタル、そのどれかです。
だから弊社ではイチから作るんです。
ピストンもコンロッドもクランクシャフトもイチから作れる環境にあるので
ココをケチっても結局はEGブローの憂き目が待っているだけのハナシです。
ココをキチンとやれば過給圧を1.5くらいかけて300馬力オーバー、
しかも富士の本コースストレート全開OK仕様ができるんです。
ま、書くのはカンタンですケド実践はタイヘンです。