こんなところにも弊社ならではのこだわりを、ネタ

で、NISMOさんのロングハブボルト松バージョンをこんなカンジで
純正のハブに圧入するんですけど、ここで一つモンダイがあるんです。

nismohub

コレ、FDの時に使っていたスペーサーです。

fdspacer

精度を追求して、削り出しで製作してもらったんです。

高速域でブレの原因は取り除いておきたいからです。

もちろんZ34,V36にはもっと攻めたスペーサーを製作しています。

ところがです。

精度を追求するあまり、あるモンダイに直面しました。

ハブボルトを圧入するときに、極端な表現をするとこんなんなります。

hub

実際にはコンマ数ミリなんですが、これが先端になると1mmくらい
振れることがあります。

クルマのアルミホイールを脱着するくらいならモンダイありません。

でも、高精度を追求した弊社のスペーサーは入らなくなっちゃうんです。

キッチリと直角を出してハブボルトを圧入する必要性が大きくなります。

で、対策用の治具を作ったんですが加工屋からまだ上がって来ません(TT)

最近、景気がイイらしくて大口の仕事が増えているみたいで、弊社のような
小ロットや試作は後回しにされてしまいます。

NISMOさんのロングハブボルト、松バージョンネタ

こんなニュースだったり

nissan

一方ではこんな情報だったり

NewZ

情報がおもいっきり錯綜していますね。

もちろん何がホントなのかなんてわかるはずもありませんが、R36が
ハイブリッドで、Z35をV6ツインターボなんてガソリンエンジンを
投入してくるだろうか??

ハナシがカキーンと変わりまして、NISMOさんからお届け物。

nismo

何だろう?? と思ってあけてみると1ヶ月以上前に頼んだハブボルト。

nismobolt

さすがにコッチはよくできています。

そりゃそうです。

1本 1,000円 ですから。

晴耕雨読ネタ

2週連続で雪か・・・・・。

仕事が進まん・・・

こんな時は、出荷梱包発送を鋭意前倒しやデスクワークです。

いつもここで書かせて頂いておりますが、

自分だったらこんなモノが欲しい

を、牛歩の如くですが具現化しております。

その理念に賛同して下さった弊社のお得意様に支えられています。

タイヤのバルブ、強度が不要なので発色重視のアルミ合金のチタンカラー
美しく仕上がりました。

で、300個75台分を作りましたが、2日間で52台分が売れました。

ありがとうございます m(_ _)m

弊社の製品では、珍しく手に入りやすい価格で送料、消費税コミコミで
1台分ジャスト1,000円ですから。

笑っちゃうのが、昔の仲間のFD乗りやS2000乗りの多いこと多いこと。

FDとS2000とFT86で22台分です。

ちゃんとしたパッケージを用意しなくちゃいけないとは認識しています。

弊社の製品を取り扱ってくれる遠方のショップさんから、

高けェモン買ってんのに何だコノ包装は (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

ってお叱りを頂戴したことも少なくありません。

立派なパッケージ、もちろんタダじゃありません。

パッケージにカネかけて、製品自体の定価を上げるくらいだったら、
タイヤバルブはこんな包装で、送料を超安価にしています。

せっかくキレイに仕上がったので、キズが付いてもおもしろくありません。

で、ノリが後に残らないマスキングテープで1個1個保護してから送ります。

airvalve

で、もう一つイロモノのご紹介です。

steeringbolt1

これじゃわからんな・・・・・。

で、拡大してみました。

steeringbolt2

頭のサラの部分を通常の製品よりも0.5mm盛り上げて作ったので、
取り付けた後に美しさが倍増するんです。

steeringbolt3

steeringbolt4

コレも最初は通常の皿ビスと同じ様に作ったら、ほんのちょっとですが、
イチバン見えるアタマの部分が少しうずまってしまっていることに
少しだけですが残念感がありました。

だから作り直したとです。

クルマに乗るたびにず~~~っと目に入る部分です。

こだわりたかった、それだけです。

久々のスーパーライトウエイトへの道ネタ

昨日、高雄からの帰国便であることに気が付きました。

台湾でGoogleMapを使っていて、それが起動したまんまでして、
機内では 機内モード ってヤツになっているので、電波は届かないし、
高雄線はWiFiが無いのでネットの信号もナシです。

それなのに高度10,000m以上でGoogleMapが稼働している。

google1

なんだコレ、スゲ~~技術だな。

Mapが全てキャッシュなのか???

google2

そんなバカな・・・。

さ、どんどん攻めています。

コレ、Z34のワイパーモーター系のアッセンブリーです。

wipermotor1

重そう・・・・。

FDの時は、ワイパーシステムを全部取っ払っちゃったり、2本のワイパーを
1本にしちゃったりと軽量化に向けてイロイロとやりましたが、Z34や
V36ではそんなことをしちゃいけません。

で、バラしてみると大物とまでは行きませんが、割と中モノが4つあります。

ワイパーモーターを留めるブラケット  X 2

左右のワイパーを連動させてるロッド X 2

ブラケットは純正が割とゴツいアルミなので、ここはMg合金にケテーイ。

で、この2本のロッド。

wipermotor2

純正は磁石が付くので鉄パイプっぽい。

ここはドライカーボン中空シャフトで行きます。

トータルで3Kg以上の軽量化を狙います。

ホントはモーター自体にも手を付けたいんです。

軽量バージョンに交換とか。

でもこの手の電装品は、純正の信頼性と使い勝手はなかなか捨てられません。

弊社の ドライカーボン(松)エアロダイナミズムドアミラー、純正の
電動機構を全て盛り込んだことで、支持されるという要因はあります。

何でもかんでも取っ払っちゃう軽量化はずっとカンタンですが、弊社の
お得意様は弊社にそんなことを求めてはいません。

高品位な軽量化、ずっとタイヘンです。

イロモノネタ

また雪か~~~~。

業務連絡です。

また、練習会は中止ですね。

こんなん見っけました。

あ~あ、やっぱりハイブリッドか・・・・

R36

現行のR35NISMOなんてプレミアで3,000万になっちゃうんじゃないの?

中国の富裕層を狙った各社のスポーツカー開発、誰か止める人っていないの?

ますますますます日本人の若者のスポーツカー離れをメーカーが助長している。

で、昨日触れさせて頂いたタイヤエアバルブです。

tirevalve

発色重視で作りました。

1個200円チョイくらいです。

製品に魂を吹き込むと言うこと、ネタ

出国時に高雄のラウンジでニュースを見ていたら、生駒里奈さんのことを
ず~~っと特集していました。

なんか事件にでも巻き込まれたのかな、と思ってyahooニュースを見ると
生駒さんが乃木坂46を卒業するらしいと言うことがわかりました。

スゲ~な、そんなハナシで特集が組まれるほどの人材なんだ。

そう言えば、高雄の若社長は指原莉乃さん推しだって言ってたのに、
いつの間にかそこいら中に貼ってあるポスターが変わっていたので、
聞いてみたところ、乃木坂の秋元真夏さんに推し変したらしいです。

以前にもご紹介しましたが、ともかく台湾は親日派が多いです。

で、韓国がその逆。

韓国の歌手がいっぱい日本に出稼ぎに来ていますね。

以前はNHKの紅白にも出ていたらしいですが、例の像の問題が取り上げられて、
NHKも出演させなくなったらしいです。

その時にアッチの大臣かなんかが公式に声明を出したのを覚えています。

文化と政治を混同するべきでは無い、だって。

オマエらが言うな

ってハナシです。

無機質な加工モノを扱っているからこそ、実は人間味ってのを感じます。

お取り引き自体はわずか数年ですが、ともかく弊社の要求に実に真摯に
取り組んでくれるんです。

真摯に取り組んでくれるどころか、弊社が喜びそうなことを率先して
考えてもくれるんです。

まだちょっと公開はヒミツですが、コンロッドも攻めた形状ができました。

同じクロモリ製の社内比で、前回のモノよりも50gも軽いとです。

これがどんなパフォーマンスを示してくれるのか、ワクワクが止まりません。

そしてもう一つのメダマの64チタンのコンロッド。

笑っちゃうくらい軽いです。

何回かご紹介させて頂いたボルトナット。

試しに持って下さった皆様が仰天して下さいます。

また大口タタきやがって

って糾弾する前に、現物をスーパーオートバックスのイベントで見てください。

いろんなモノをラインアップできるようになってきています。

材料も適材適所です。

とにかく強靭さが必要な所には64チタンかクロモリ鋼。

そこまでじゃ無いバヤイは7075。

7075はアルマイトの発色がそんなに良く無いらしいので、美しさを
アピールしたい時で、強度がそれ程不要なら6061でも作ってみます。

タイヤのバルブなんて強靭である必要がないので、美しさ重視です。

しかも安いし。

ステアリングのボルトもできました。

これはある程度の強度が必要なので7075です。

所詮イロモノっちゃあイロモノです。

以前はタイム命で、内装からエアコンやらダッシュボードやら取れるものは
みんな取っちゃったFDを何台か手がけました。

Z34やV36では、高品位に仕上げたいです。

常日頃から、トータルバランス って掲げていますから。

台南で想う、ネタ

ニュースで見てご存知の人も多いとは思いますが、中国の瀋陽だったけか
Shangrila,Sheratonと言った世界チェーンの高級ホテルで、
清掃員が便器を掃除した雑巾でコップを拭いていたってのが露見しました。

日本人からしてみると、ありえない事 って感じるかもしれませんが、
日本だって似たようなことをかなり見てきました。

以前にもチョロっと書きましたが、安いアルミ合金を7075って詐称して
ネット販売している業者のハナシ、まだ引き続きやってるらしいです。

台南

なぜか削りモノや機械モノのような工業製品は台南に多いです。

電子部品は新竹ってトコに多いです。

なんか行政特区みたいのがあるんでしょうね。

最近は台湾に来ても台北に行かないパターンも多いです。

同じ作りモノを台北の業者と、台中(彰化)の業者と、台南(高雄)の業者では
やはり価格に差が出るんですね。

レストランの価格差なんて、もっとスゴいです。

台北が最近人気なので、有名なレストランの高いこと高いこと。

初めて台湾に行って、ガイドブックを見ながら食べ歩きをしてみると、
台湾って、意外と物価がそんなに安く無くね? って感じるカモしれません。

初めての台湾旅行で、台南なんて来ないですからね。

台南の物価の驚異的な安さ。

tainan

工業製品の品質は社長さんの熱意次第ですから、地域にカンケーありません。

弊社が懇意にさせて頂いている台南の呂社長も、中国本土の価格競争には
辟易としている反面、イイ物を追求する弊社の要求には全力で応えます。

本来なら企業努力として、1円でも安いサプライヤーで調達すると言うのが
王道なのかもしれません。

弊社が期待することは、価格はリーズナブルな方がもちろんありがたいですが、
圧倒的に品質です。

信用

たかが2文字の言葉が、弊社にはとても重くのしかかってきます。

元から信用なんて無かった弊社が信用を失うのって一瞬ですから。

イイ物できたとです

もちろんキチンとご報告します。

さ、明日帰ります。

悪法も法なり、か・・・・ネタ

以前からずっと指摘されてきた事です。

colapse

言ってることとやってることが全く噛み合わない現政権に
期待することは全く無いんですが、せめてもの願いです。

中小をこれ以上痛めつけるな

働き方改革なんかでトクする中小って、どれだけあるんだろうか?

去年のブレーキの規制に続いて、今度はシートの規制 だって。

そのうち、一切のアフターマーケットパーツに大規模な規制が入るのも
あり得ないハナシじゃなくなってきました。

つまり、クルマはイジるな! ってことらしいです。

アフターマーケットパーツをなりわいとしている中小は、この先には
明るいハナシが無さそうです。

日本の産業を支える95%の中小よりも、5%の大企業が優遇されます。

だから中小が廃業に追い込まれるなんてハナシが出てくるんですね。

グチってもしゃあないのは重々承知ですが、グチりたくもなります。

あ~~~~~またまた余計な仕事が増えた。

1円玉をコツコツコツコツコツコツコツコツ積み重ねていますネタ、その2

すげ~~な~~コレ

GR

メーカーがホンキを出しちゃったパターンですね。

弊社のフロントアンダーウイング、トヨタにパクられたか~~

す、すいません、調子に乗りました。

で、昨日の続きです。

身の程もわきまえず、誰も手を出さないようなことをやっているので
ドツボにハマって経験を重ねてココまで来ました。

何回も何回も失敗しています。

だから失敗の意味もわかりますし、成功する方法も蓄積しています。

いまだに良くわかんないのが、ボロ儲けする方法。

何かを取得するのに、昔からとる方法がまず書物。

今でこそインターネットがありますけど、やはりまず文献を探る習慣は
身に染みついています。

カビの生えたような古いハナシで申し訳ありませんが、初めて自分で
イジくったのは、KP61スターレットでした。

次がFCだったかな。

今もあるのかわかりませんが、オートメカニックって雑誌がありました。

サンデーメカニック用の月刊誌です。

それが教科書でした。

で、そのオートメカニックにエンジンの記事が載る度に

良い混合気、良い圧縮、良い点火

それをずっと今でも憶えていますし、それが調子の良いエンジンの
条件であることは、間違いありません。

で、昨日のハナシのバルブ、バルブスプリング廻りって、良い圧縮と
密接に関係があります。

シツコいようですが、純正状態では事が足りるようなスペックも
馬力が上がっていくと不足するということは容易に想像がつきます。

VVELインテークバルブの作用角とリフト量が純正よりもアップし、
バルブの速度が上がります。

すると、金属と金属が超高速で衝突するのでバウンドしてしまいます。

バルブの傘がバウンドしてしまいますと、そこから混合機が漏れます。

これはLメカのスペシャリストに教えてもらったこともあります。

Lメカは今でもキャブが主流なので、バルブのバウンドで吹き返した混合気が
目視できるほどだそうです。

漏れちゃった混合気は当然ムダになるワケで、もったいないですね。

で、その対策はいくつかあります。

その重要な一つがバルブスプリングです。

繰り返しになりますが、純正のバルブスプリングはそれなりです。

ハイパワー狙いと言うよりも、燃費狙いの低レート。

時代っちゃ時代です。

そこで弊社が追求した高レートのバルブスプリングのハナシなんですが、
いくらイイ製品でも、ポン付けして結果に繋がるほど甘くありません。

で、昨日のハナシが出てきます。

スプリングって、縮めれば縮めるほど反力となって、
それが抑える力となります。

その抑える力がどのくらいが適切なのか?

また、その適切な力が実際にキチンと発揮できているのか?

400馬力、450馬力に適正なバルブスプリングのセット荷重を
ミリ単位のシムで調整して、キチンと12個揃えるんです。

そりゃあ莫大なテマですよ。

それこそ

そんなことやったって ┐(-。ー;)┌

って一笑に付されることもあるでしょう。

それでもイイんです。

1円玉を積み重ねるって、そう言うことですから。

1円玉をコツコツコツコツコツコツコツコツ積み重ねていますネタ、その1

昨日、やっと首都高の通行止めが解除になりました。

主要幹道にはほとんど雪はありません。

太陽光のあたる南向きの大通りもほとんど雪がありません。

でも、太陽光のあたらない北向きの小道って、まだこんなんです。

snoeroad

弊社のすぐ裏です。

当然Z34,V36なんて通れません。

全然仕事が進まんとです(T_T)

そんな中、エンジン室での作業を進めています。

あとはイチから作ったバルブスプリングシートだけです。

何でそんなモンをイチから作るのか?

わかりやすく自然長が100mmで、レートが10Kg/mmの線形の
スプリングでハナシをしていきます。

レートが10Kg/mmってことは、1mmツブすのに10Kgの力、
そういうことですから、10mmツブすなら100Kgってことです。

逆な表現をすると最初っから10mm縮んでいれば、100Kgの力が
常にかかっていると言うことです。

これがプリロードと言うモンです。

インテーク側のVVELの機構を機械的にイジっているのは、恐らく
弊社以外に見あたらないですが、どっかやってるのかな??

純正というのは、良くも悪くもバランスが低次元ながら取れています。

せいぜい350馬力程度なら事が足りることも、400馬力、450馬力と
メーカーが想定しないことをやっていくと、足りないことが出てきます。

以前にもアップしたように、インテーク側のバルブスプリングですが、
純正+α 程度の馬力なら問題無いのカモしれません。

作用角やリフト量を上げていけば、足りなくなってくるんだそうです。

レースエンジンのエキスパートが言っていました。

アシ廻りのスプリングと一緒です。

まるっきり純正状態でストリートを法定速度で走っている分には、
問題のないスプリングも、ハイグリップタイヤに交換して、
サーキットを走るとなると、全くハナシにならない、
そういうことです。

純正のスプリングだって走れないことはないですよ。

同じ事で、純正のバルブスプリングを使ったって大きな問題はありません。

ただ、パフォーマンスが落ちる と言うことです

ここで大きな問題が立ちはだかります。

アシ廻りのスプリングならいくらでもアフターパーツがあります。

バルブスプリングとなると、かなりハードルが高くなります。

昨日も書きましたが、そこは世界中にネットワークのある弊社です。

チューンドVQ37に理想的な強化バルブスプリングを調達できました。

アシ廻りのスプリングと一緒で、ポン付けして結果につながるほど
甘くありません。

最高のパフォーマンスを引き出すためには、セットアップが必要です。