次回こそはイイ事あるかな・・・・ネタ

やっと父が旅立っていきました。

お気遣い下さったお客様、重ねてありがとうございます。

いくつかご質問を頂戴しました。

そもそも1Gってナニ??

物理用語で重力加速度って言います。

でもコレじゃあご説明したことにはならないですね。

加速度って、クルマの加速がイイとか悪いとかのあの加速と同じです。

高校2年生くらいの教科書にはこんなカンジで載っていると思います。

加速度a=(v’-v)/t

速さの差をかかった時間で割った数値です。

ストレートエンドでの最高速からコーナーを回るための速度に減速しますが
その減速にかかる時間が短いほど減速Gを発生させることになります。

実際にはもっと複雑です。

初中級者とプロドライバーのデータを重ねてみるとこんなカンジになります。

breaking1

一つ手前の脱出速度も違うのでストレートの伸びも違ってきますし、
ブレーキング開始のポイントも違うのでツッ込み速度に差が出ます。

breaking2

で、コーナーを回れる速度にまで減速するんですがそのときにかかる時間が
今回のポイントです。

よ~~く見ると、ココのカタチが違うんですね。

breaking3

プロドライバーはとんがったカタチをしています。

初中級者は丸くなっています。

これが意味することを考察してみます。

プロはギリギリまで攻めたブレーキングポイントまで加速を続けます。

で、ココがポイントと言うところでドカンと減速を始めてできるだけ
短時間でブレーキングを終了させます。

初中級者はどうしても加速から減速までの時間が長くなっています。

これもロガーに出ます。

加速も減速もしていない空走状態が少しですがあるんです。

だから速度のグラフが丸くなるんです。

空走状態ってムダです。

だからまずソコを改善することから始めていますが、なにも高価な
ロガーを導入しなくてもイメージトレーニングで充分カバーできます。

いろんなピンチを一つ一つ乗り越えないと・・・ネタ、なのか??

久々に喪服を出したら虫に食われて穴が開いてる(T_T)

ロガーの数値を読み取るならまずは減速Gからがわかりやすいです。

ざっくりですが初級者は0.8G、中級者が1.0G、上級者は1.2G以上
こんなカンジです。

もちろんラジアルタイヤ装着のZ34のハナシです。

まずは止まるブレーキに磨きをかけることから弊社は推奨しています。

と言うのは、ほとんどの人はまだまだブレーキングで詰められます。

弊社のお得意様にはとにかくめいっぱいド~~ンと踏んで下さいって
お伝えして、それをお得意様が実践して下さるだけのハナシです。

筑波や富士の本コース1コーナーでこんなことやってはいけません。

失敗したらタイヘンなことになります。

筑波だったら1ヘアだけかな??

富士の本コースなら300Rの先です。

富士ショートなら1コーナーと最終手前ですね。

とにかく一度、飛び出して下さいって弊社は言っちゃっています。

ホントに飛び出してもだいじょぶなところしかご案内しません。

最初の何回かは飛び出しちゃう勢いでツッ込んでも飛び出しません。

それくらい減速Gを発生させることができていないってことです。

30分のサル走りの中で1回くらいは飛び出しちゃうことがあります。

それでもまだまだ100%のツッ込みではないんですね。

計測したところでそれでも1Gは出ているかどうか? ってトコです。

ド~~~ンて踏んでも思うように減速Gが出ない、つまり
思うように止まらない場合、2つのことをチェックです。

まずは車体側のモンダイです。

やはりABSですね。

正常動作、誤動作も含めてド~~~ンて踏むことに躊躇するようでしたら
この先、全く上達は見込めないと思います。

やはり道具が扱いやすくないとイロイロと試せないと思います。

やっと火葬の順番が回ってきます、ネタ

M長様がこんなん送って下さいました。

book

ありがとうございます。

タイヘンだタイヘンだタイヘンだ。

昨日の続きです。

タイムを計測するだけってハナシだったら携帯アプリで充分だと思います。

ドライビング技術の向上を可視化したいと言う事ならデータロガーは有益です。

ただココで一つのモンダイも生じてきます。

ロガーのデータやグラフを見て、読み取れるか? ってハナシもあります。

最高速くらいしかよくわかんない ってとても良く耳にします。

ライン取りだって表示されますが、そもそもそのラインが正解なのか?
それこそスーパー上級者に見てもらえるのか? 相応のおカネを支払って
しかるべきプロに評価してもらうのか?そんなモンダイも立ちはだかります。

Z34で1ランク上手い人のグラフを重ねることができれば有効なんですが
そんなウマいハナシもそうそう転がっていません。

1ランク上手い人のことです。

1ランク速い人の事ではありません。

何回もココで書いてきましたがコースにもよりますがタイヤで1秒以上
ラップが変わってくることもあります。

特にSタイヤだとコーナーもブレーキもラジアルとは限界が全然違うので
全く参考になりません。

弊社お得意様に推奨している練習用のタイヤレベルではちょっとムリをしたり
ちょっとミスっただけでブレーキで飛び出したりリアが出たりします。

それでイイんです。

タイヤの限界を100%使っている証拠です。

高価なデータロガーを導入する前にまだまだできることはあります。

練習会でお得意様達に僭越ながら弊社が助言させて頂くことって
ほとんどワンポイントです。

同時に新しいことを2つやろうって目論んでもとっちらかるだけです。

まずは現状で律速段階になっている点をしっかり把握して、その対処法を
キチンと理解して繰り返し練習すれば必ず克服できます。

闇雲に漫然と月に一回くらいのペースでサーキットに行くもののタイムが
縮まらないって人は縮まるような努力をしていないように感じます。

もうちょっと安全面やコントロール性を会得できるようになってから
弊社お得意様達を本コースにお連れしたいなって感じています。

ココ数年、弊社がご指導をさせて頂くようになって感じることが
まずブレーキングです。

大きく分けて止まるブレーキと曲がるブレーキをご紹介したことがあります。

富士のショートみたいな一周わずか30数秒のコースでもカンタンに
1~2秒は縮まりますし自分のモノにできた技術は応用が利きます。

まずはもう一度、ブレーキングの基本に立ち返ってみます。

手続き関係ってヤツが思った以上にいっぱいある・・・・ネタ

ここんトコ、シーズンまっただ中でとあるご相談が多くなってきています。

○○秒出たよ

って、走り仲間やライバルに告げたとします。

長くやっていますと相手の反応は大体似たようなモンです。

それほど大したことないと感じればやっぱりスルーが多いです。

相手にとってちょっと驚異となるようなタイムだったバヤイ。

ナニで計測したの??

ってなることがとても多いです。

結論から書くと携帯アプリで充分です。

正式にはサーキット側の設備であるポンダー(計測器)でサーキット側が
プリントした紙がイチバン説得力が高いです。

もちろんその都度おカネがかかります。

P-LAPとかHKSさんのサーキットカウンターとかも有名ですね。

経験の豊富な人ならご存じかと思いますが、サーキット側が計測して
プリントした正式な数字とP-LAPとかサーキットカウンター等の
数値と全く同じ計測結果にはならないんです。

いわゆる誤差ってヤツです。

だから暗黙の了解でサーキット側のプリント結果が優先されるようです。

弊社では4種類くらいのデータロガーを使っています。

イチバン高いのがイギリス製のDL1ってヤツです。

SuperGTやS耐のチームでも採用実績がある

サンプリング周波数も100Hzとムダに高精度です。

でもここで敢えて提言させて下さい。

必要無いです。

携帯のアプリで十分です。

そりゃあ精度にモンダイはあるとは思いますがソコじゃ無いと思います。

イヤ、どうしても1/1000秒まで正確に知りたい

って固い決意をお持ちでしたらご案内しますけどそれに20~30万も
かけるなら他に効果が大きいモノがいっぱいあります。

所詮携帯アプリだろ

ってヤツには言わせておけばイイです。

過去の経験上、それを言われた時って相手は内心ビビっています

大したことないと感じるタイムにはナニも言ってきませんから。

そもそも相手を黙らせるためにやっていることではありません。

真のドライビング技術を習得できれば結果的に必ず周囲は一目置きます。

節目の時にだけおカネを支払ってサーキット側の公式記録を手にすれば
それでイイような気もします。

例えば分切りとか。コースレコードとか。

いつもココで書いていますが、ソレをやるならこっちが先でしょってのを
律速段階と表現します。

明確な目標は一つ。

楽しみながらの運転技術の向上です

一刻も早く現実に戻らないと・・・・ネタ

最寄りの斎場(火葬場)がいっぱいで葬式自体を待たされています。

こんなことってあるんですね。

まさか事前に予約するってワケにも行きませんし。

ここでマメ知識。

こんな時に最初にやることって斎場の予約かもしれません。

弊社がこんな状況なのでお客様がお気を使って下さいまして、お一人や
お誘い合わせで走りに行かれているようです。

弊社はナニも無いことを願うだけですが、なんでなんだかこんな時こそ
ベストを更新するお客様が多いんですね。

少~~しずつ少しずつですが弊社が提唱していることをお得意様ご自身で
具現化して下さる様を拝見いたしますと弊社が提唱していることを
お得意様がお一つお一つ達成して下さっていることに感激です。

とかくドライビングテクニックって評論家がクビを突っ込んできます。

1,2年で弊社のお得意様達数名が33秒前半、そして本コース分切りを
達成して下さると思います。

しかもZIII レベルのタイヤです。

いつもココでシツコイように書かせて頂いておりますがタイム命と言うより
上手い運転、高度なドライビングテクニックを身につけることを目標に
お一人お一人にケーススタディと言うカタチでご提示させていただき、
それを弊社お得意様がお一人お一人達成しているだけのハナシです。

車載画像だったりデータロガーだったりがヒントになります。

やはり実際にコースの横で拝見させて頂くと次の課題は見えてきます。

コンマ1秒と言うまるで1円玉を積み重ねるような繰り返しでしか
達成することができない世界です。

K島様、本コース2秒6でベスト更新です ( ̄ー ̄☆

弊社お得意様のN口様も33.9達成です   v(゜∀ ゜)v

これで弊社お得意様のH野様、P様、N口様が33.9秒で並びました。

フツーだったらココで33秒中盤を狙いましょう!ってなるところですが
CircuitConceptは自分で言うのも何ですがひと味違います。

ここで弊社は冷静に分析差し上げます。

N口様の2ndベストが34.5なんですね。

ココで次回の課題は30分のサル走りの中で安定して33.9が出せるか?

実はそれが大きく次の課題に響きます。

もちろんZIIIで33.9ですからすばらしいタイムではありますが、
今のところどうしても1発屋の感は捨てきれないんですね。

走りを拝見させて頂いても真の上級者と判断するには難しい段階です。

真の上級者たるために足りないモノ、それがコントロール性と安定性です。

それについて語ってみたいと思います。

その前に、まずタイム計測について何件かお問い合わせを頂戴しているので
責任ある情報発信に努めさせて頂きたいと思います。

これも人生経験・・・・ネタ、その2

お気遣い下さったお客様、本当にありがとうございます。

それにしても初めての経験とは言えテマとおカネがとにかくかかります。

事前にイロイロと調べとけばきっとテマもおカネも半分で済んだ気がします。

準備ってビミョ~ですよね、親が天寿を全うするのを待っていたみたいで。

奇しくも先ほどテレビ番組でホンモノの監察医が出演していました。

その監察医さんによりますと、原因不明の不審死のご遺体ってのが年間に
実に約20,000体ほどあるんだそうです。

その番組出演の監察医さんによりますと、司法解剖ができる監察医ってのが
日本で約120名ほどらしくて圧倒的に人手不足なので実際の司法解剖は
20,000体のうち8,000体ほどなんだそうです。

しかもその司法解剖に携わっている120名の監察医の全てが大学病院に
属していると言うおハナシをしていました。

待てよ、そうなると・・・・・。

88,000円の領収書を見てみたら○○クリニックだって。

う~~~ん、やられたカモ????

やはりいろんな事に通じますが、知らないって損します。

これも人生経験・・・・ネタ

お気遣い下さった方、大変ありがとうございます。

自宅で静かに眠るような最期だったんですが、ある程度は覚悟してたとは言え
いろんなことが初めてでとてもタイヘンです。

119番に電話して救急隊員が来て下さったんですが明らかに死後の時間が
経過していると救急搬送しないんだそうです。

こっからがタイヘンでして病院等で医師が立ち会った最期でなければ
事件性の可能性が捨てきれないと言うことらしくて所轄の警察署から
刑事が4人も来て実況見分をするんです。

コレ、かなり突っつかれます。

印象的だったのが生命保険のことを詳細に聞かれました。

そんな事件も多いからなんでしょうね。

で、次に司法解剖になったんですがここでマメ知識を一つ。

司法解剖、拒否できるんです

故人を切り刻むのは遺族の意志に反すると伝えれば拒否できたらしいです。

老衰なのはわかりきっていますから司法解剖に意味を見いだせないことと
なんと、費用はコッチ負担なんですね。

しかも88,000円。(税込み)

初めての経験なので授業料って言えばそれまでですがムダな費用でした。

いろんな意味で知らないって損しますね。

ちょっと報告させて下さいネタ

お客様にはカンケー無いハナシなんですが・・・・・

実の父親が天寿を全うしまして・・・・・。

初めての経験なのでとてもとてもタイヘンです。

しばらくこの開発日記もアップできないとは思いますが
寸暇を惜しんでお客様の車両はキチンと進めます。

トラブってからだと倍以上かかりますネタ

あ゛~~~~疲れて倒れそう~~~~~。

でも休めないです。

お待ちになっていらっしゃるお客様のことを考えると家でゴロゴロしても
不安が募ってくるだけですから。

シーズンまっただ中で多くの弊社お得意様達も精力的に走りに行っております。

トラブった時って現場からすぐに連絡があるモンです。

弊社のことを頼りにして下さっていますのでそれはありがたいハナシです。

M田様もN村様もU草様もだいじょぶたったようですがK村様はアウトでした。

リアからギィギィ音がするんですケド・・・

T中様やS田様やH下様と同じ症状です。

今なら、ひとケタ万円で済みそうなハナシですが悪化すると最悪ブローです。

アッセンブリーしか日産から出ないので新品26万円+工賃。

サーキットに車両を置いて電車で帰ってもらうことにしました。

来週に弊社が引き取りに行きます。

安いモノでは無いのでどうしてもオススメしにくいデフオイルクーラー。

必要ないよ って言う人も多いです。

お決めになるのはお客様自身です。

必要ないって言っちゃう人が責任取ってくれるワケではありません。

自己責任です。

弊社のお得意様が入庫したときには最低でも温度計を弊社が強制的に
付けさせて頂いております。

そのかわりお安くご提供させて頂いております。

topgauge

9,800円です。

台湾製です。

こんな選択肢もあったんですがちょっとお高めなのでヤめました。

OLED

実はこの品質で作りたかったんですよね。

tpms1

ご存じ弊社のタイヤモニタリングメーターです。

有機ELカラーLCDでとても見やすいし高品位です。

コレ、弊社みたいなビンボー浮き草の分際で100セット作りました。

ってゆーかフツーは最低300セットからじゃなきゃ受けてくれません。

この品質でデフオイルの温度計を作りたかったんですが諦めました。

ソコに開発費を投入するなら他にやるべきことがいっぱいありますから。

必要なモノにはおカネを投入しますよ。

センサーを取り付けるアダプターを削り出しで100個作りましたから。

tempadapter

し、しまった~~~~、もう在庫無いやん!!

食は広州にアリを確かめられなかった・・・ネタ

さ、帰ります。

ところで。

前にも聞いたよ

そう言わずにお付き合い下さい。

最先端のテクノロジーに携われることって弊社にとってはとても幸せです。

これまた前回も書きましたが5年、いや3年来るのが遅かったら弊社なんて
相手にもしてくれないだろうと思わせてしまうほどの世界中の大企業の
オンパレードです。

写真はくれぐれもカンベンしてくれってハナシですが至る所に超有名企業の
ロゴが散りばめられているのを見るともはやこうなるとニセ物ちゃう?
って感じてしまいます。

最先端のアルミ合金、最先端のチタン合金、最先端のマグ合金、コレって
知っているのが自分だけかと思うと思わずほくそ笑んでしまいます。

例えばこんなグラフを見せてもらいました。

pistoncomparison

日本でも数多く流通している有名なピストンメーカー数社の製品を
耐熱試験をやった結果のグラフです。

公開できないようなグラフが他にもいっぱいあります。

ご存知の人も多いとは思いますが海外メーカーが中国で何かしらの生産を
する時には中国当局に全ての技術を提供しなくてはならないと言う
割とめちゃくちゃな中国国内法があるんです。

フツーに考えたらありえないハナシなんですがやはり15億人の巨大な
市場に世界のトップブランドなのに目がくらんじゃったんでしょうね。

開発ってそりゃあコストも時間も膨大にかかるモンです。

世界のトップブランドが長年に渡って蓄積した技術を労せずして中国は
カンタンに手に入れるんですからそりゃあ進歩のスピードはケタ違いです。

世界中の最先端技術が集まるんですからそれこそ中国はオイシイトコ取りです。

ま、それを弊社もおこぼれを頂戴しに行くって算段です。

お客様にとってはそんな政治的なことはど〜でもイイと思います。

弊社が標榜する

世界最高峰品質

ってど〜よ?

それだけなんですね。

世界に名だたるレーシングコンストラクターと同じピストンって言われても
だからナニよ ってカンジだと思います。

これらのロゴを公開したらエラいことになりそうですね。