今シーズンをいかに有効に過ごすか? を真剣に考えるネタ、その3

シーズンが始まって今シーズンからチームメンバーとなり弊社練習会に
ご参加下さるお得意様も増えてきました。

とにかく楽しく走って欲しい ただただそれだけです。

おカネかけて時間を費やして楽しくないってのは悲惨です。

楽しければ次の課題も見えてきますし目標も立てやすいですから。

ただ、楽しい楽しいだけでもイイんですがせっかくですから運転技術の
向上も達成できればもっと楽しくなりますしストリートでさえもとても
有効だと想いますし安全性だって向上すると弊社は考えています。

純正、または純正状態に近いZ34V36は残念ながら楽しく練習するには
不向きなんですね。

実際に走ってみればおわかりになります、って何回も書いてきましたが
先日、弊社お得意様に言われたことがあります。

ダメなことが多分2つも3つもあると思いますが区別が付きません

な~~~~~るほど

なるほど、そりゃそうですね。

こうやってエラそうに書いていますが弊社だって思い返してみると何回も何回も失敗していますから。

失敗が無いとその先の成功は無いって弊社では何度も経験してきました。

一発目からイイ物できた

じゃあやっぱりその程度のレベルなのかなって感じてしまいます。

それではいつもと逆のアプローチで探って行きたいと思います。

冷却系をフルにやったんだけどそれだけって仮想Z34でコースインしたと
バーチャルを想定してみたいと思います。

やっぱりわかりやすい富士ショートですね。

富士や鈴鹿や筑波の本コースよりもモンダイ点をあぶり出すのがカンタンです。

タイヤもアシもブレーキもパワーも冷却系以外は全て純正装着品を仮想します

コースインしてまずは1,2周はタイヤを温めます。

これからの時期は特に重要です。

これを忘れてしまって1,2周目で散ってしまったチームメンバー様が
3名いらっしゃいます。

大事な大事な儀式だと思って下さい。

ま、そのためのタイヤモニターなんですけどね。

で、タイヤが温ったまったところで探りながら8割くらいで攻めてみます。

するとまず最初に感じることは 曲がんない です。

ココ

short1

ココ

short2

ココ

short3

ココ

short4

ワザとリアを出すような走りをしないとホントに曲がりません。

一言で書くとこの時点で楽しく無いんです。

楽しく無いどころかコーナーコーナーでクルマの向きが変わってくれるのを
待たなきゃ行けないような走りになっちゃうからとてもじゃ無いですけど
運転技術の向上とは行かないと弊社では考えております。

それでは仮想Z34の次の段階です。

弊社のアシ、スタビ、理想を書くとフロントだけでもピロを入れたいです。

そうなると走りは激変します

少なくとも以前よりはずっと楽しく走れるようにはなります。

ストリートでも高速で安定し、ちょっとした峠道だってとても楽しくなります。

さて、そうなると富士のショートではどうなるのか? ですね。

コーナーで向きが変わるのを待つ必要が無くなりますのでテンポが早くなって
かなりせわしなくなります。

タイムだって自然と縮まってきます。

そうなると痛感してくるのがシートとステアリングです。

ストリートをちょっとフッ飛ばすくらいなら横Gだって大して出ませんし
ステアリング操作だってそんなに忙しく無いでしょう。

それが富士のショートだと骨身に浸みます。

特に純正シートじゃ30分全開はムリだと思います。

40歳を超えてくると腰を痛めてしまいます。

今シーズンをいかに有効に過ごすか? を真剣に考えるネタ、その2

ストンと気温が落ちてアチコチから初走行の便りが届いてきます。

改めて今シーズンを無事に走り切るために注意喚起と言いますか
あ~~~やっときゃ良かったって後悔をしないためにもシーズン突入で
敢えてのご提言をさせて頂きたいと想いました。

ま、ナントカなるっしょ って楽観論はこの世界では致命的です。

先日の富士ショートの練習会でもT中様の車両の走行前点検を終わらせて
いざスタートってなったんですがその時のデフオイルの温度が26度。

デフオイルは特に低温だと粘性が高いのでポンプに負担をかけてしまうから
最初は作動させないで行きましょう ってご進言したんですが、ナント!!
20分くらいしてT中さんがピットインしたときにはすでに150度を
超えていました。w|;゚ロ゚|w

30分サル走りをしていたらデフを壊していたかもしれなかったです。

タマタマ別の箇所にトラブルが出て走行中断になったんですがホントに
あのままだったらって考えるとゾっとしてしまいますね。

弊社のお得意様に限らず多くの人はEGオイルには注意を払います。

まだだいじょぶですよってサイクルで交換する人も少なくないです。

放置ってお客様はあんまりいないですケド特に今シーズンにサーキットを
楽しみたいってお考えでしたら事前に油脂類は交換することを強く強く
推奨させて下さい。

今シーズン無事に走り切るために予め交換しておきましょう。

EGオイル EGオイルフィルター

MTオイル

ATフルード

PSフルード

ブレーキフルード

クラッチフルード

デフオイル

交換しなかったからと言ってすぐにトラブルわけではありません。

でも一箇所でもトラブったら当然ですが走行不能になります。

むしろEGがイチバン壊れないかな??

MTは入らなくなります

末期になるとMT交換になります。

2名いらっしゃいました。

ATは滑ってきます

こうなると自然治癒はしないのでAT本体交換です。

70~80くらいかかります。

PS周りもギィギィ音がしてくるとポンプ、ステアリングラック、配管、
全交換となります

クラッチについてはココで書くまでもありませんね。

デフ、弊社にもう使えなくなったデフが通算で8個ありました。

もちろん1個だけ残して捨てました。

その1個はお客様に説明するために取ってあります。

こうなりますよ、って。

1シーズン楽しく走る前にやはりやるべきことって重要だと感じています。

今シーズンをいかに有効に過ごすか? を真剣に考えるネタ、その1

先日の第一回目でご一緒した他車種さんの走りを観察してイロイロと
学ぶことがありました。

1台は中排気量の大型のターボ車でした。

直線ではウェイストゲートからグエェェェェェって大きな音を立てて
ストレートはとても速くて500馬力くらいは出ているようなカンジ。

ところがです。

決して否定するワケではありませんが裏のインフィールドはナメるような
コーナリングになっていました。

あのクルマでトータルでタイムを考えるとああ言う走りになってしまうのは
選択の余地がないんですね。

一方、コンパクトFRスポーツカーしかもNA。

富士のショートでは水を得たように縦横無尽です。

パワーが低いってこともあるんですがアクセル開度も全体的に高く
FRスポーツカーを自由自在に操っているってことが伝わってきます。

H野さんがボソっとあれが曲がるブレーキってヤツなんですね

正しい走りのイメージを掴むことはとても重要だと弊社では感じています。

弊社も数々のドンガラのスーパーハイパワー車を過去に経験してきた結果
やはり制御しきれるパワーとコントロールできる車体のコンビネーションが
乗っていてイチバン楽しいしナント言っても弊社がず~~~っと提唱する
楽しく走って運転技術の向上って目標には最も適していると感じます。

1ランク上のステージに上るために今シーズンの目標の一つとしては
コーナーでのアクセル開度に着目していこうと考えています。

やはりコーナーをナメるように我慢しているんでは楽しくありませんし
そのままでは技術の向上は見られないと弊社では考えています。

いつもよりちょっとアクセルを開けるということはリスクを伴います。

いかに安全に練習できるか? と言うメソッドを考案することが弊社に
かかっていますし、今シーズンをどう過ごすかにもかかっています。

シーズン開幕~~~からの~~~~~ネタ、その2

某ドイツ製コンパクトスポーツカーのアシとブレーキを弊社で開発させて
頂くことになったハナシの続きと言いますか補足と言いますか。

やはりNBロードスターでの実験はNBだけでなくもちろんZ34V36や
コンパクトスポーツカーにも応用が充分に効くんです。

つまり基本を抑えるってことです。

経験だけは弊社同様にムダに長いC君もこのアシはタイム出てるからって
たったそれだけの理由でススめられた数多くの後悔をイヤと言うほど
経験しているようですし、もうブレーキに関しては弊社製以外には
選択肢が見つからないとのことです。

アシもブレーキもやるべきことはわかっています。

いつもココで書いてきましたが買って楽しむのはお客様です。

どんなお客様がお乗りになるのかわからなくても懐が深く乗りやすい
セットだと結果的にガンガンに踏めて楽しいクルマになるんです。

弊社1号機を富士の本コースでテストした時にNEOVAで1.2Gを
叩き出したハナシは何回もさせて頂きました。

まずは1.3Gを出すために安易にタイヤのグレードを上げてはいけません。

そりゃそうです。

タイヤの摩擦係数、つまりグリップ力で減速Gが上がっただけのハナシで
弊社のテクノロジーつまり技術的になんら上がったワケではありません。

NEOVA同等のラジアルタイヤで1.3Gいやもっと上を目指すためには
やるべきことはわかってきました。

フロントはコレ以上の容量アップは無意味です。

ABSのタイミングが早くなるだけのハナシです。

ポイントはリアなんですがそれ以上に大事と言いますか効果的なことも
NBの実験で確信に変わりました。

リアのブレーキ容量を闇雲に上げたってダメですよ。

それこそABSの誤動作を誘発するだけのハナシですから。

チームサーキットコンセプトメンバーを始め一般の弊社のお客様が
ドッカ~~ンってブレーキを踏んでもギュッって止まるイメージ
具現化するためにあることを導入しています。

何も考えずに蹴っ飛ばすようにバカ~~ンてブレーキを踏んでも
予想以上にスッと止まるようなブレーキのシステムとセット、
もう少しです。

シーズン開幕~~~からの~~~~~ネタ、その1

H野様、T中様お疲れさまでした。

fsw

写真取れなかったとです (T_T)

っつ~~のにはちょいと理由があります。

詳細は今度ゆっくり書きますが早くも来シーズンの課題が見えました。

シーズンオフにキチンとマシンメインテナンスは必須です

なんかこう書くとアタリマエのようですがなかなかできないですね。

シーズンインにトラブルが発覚するとやっぱりココから1、2ヶ月も
棒に振ってしまうことになります。

やっぱりココは弊社が率先してチームメンバーの車両コンディションや
メインテナンス状況のデータベースを作ることは必要だと痛感しました。

コレについてはじっくりネタとしてアップさせて頂きたいと思います。

さて、ハナシはカキーンと変わります。

富士ついでに御殿場某所に寄って来ました。

それこそ30年近くになる旧知の走り仲間から連絡がありまして以前は
埼玉県の拠点を御殿場に移したということで連絡がありました。

始まりは私がBNR32でC君は964turboだったっけかな? で
箱根や首都高や富士の本コースをそれはそれはとても良く一緒に走った
仲間です。

ず~~~~っとPorsche一本でやってきたC君でしたが御殿場に
拠点を移して新しいProjectを始めるってんで、その製品開発を
お手伝いすることになりました。

そんなことやってるバヤイ~~~~ (`Д´)凸

って言われそうですね。

始まりは6、7年前だったかな? C君のお客様のM3のブレーキを
弊社で作ったことでした。

M3のブレーキなんていくらでも手に入ると思いますがやはりC君も
百戦錬磨のサーキット経験者です。

ツルシの限界は骨身に浸みていました

で、弊社がプロデュースしたブレーキに感動してくれての今回の新しい
プロジェクトです。

そのうち詳細を書きますがこの某外車コンパクトカーが富士ショートで
ご一緒できる日も近いです。

まずはブレーキとアシですね。

C君、思いっきりハードル上げてくれ

以前とは比較にならないほど成長した弊社のテクノロジーを製品で感じて
驚いてもらおうと企んでいます。

シーズンイン直前に想うネタ、その6

チームサーキットコンセプトメンバーT井様の車両にデフクーラーを
取り付けているんですが電動ファンの配線を作っています。

diffcooler
デフオイルクーラーも何回も何回も仕様変更してはやっとのことで
この電動ファンバージョンで決着となりました。

外気温を引き込むシュラウドってのも何個か作りましたが結局は
電動ファンの方が良かったです。

ナニが良かったかってそりゃ安定して冷えるんです。

特に富士ショートのような小さなサーキットだと車速は低めですから
電動ファンの優位性は際立ちます。

もっと大きな利点はピットに入ってきた時にわかります。

弊社はシュラウド作るのって得意中の得意ですよ。

EGオイルクーラーだってラジエターだって3Dシュラウドを作りました。

デフオイルクーラーだって3Dシュラウドをいくつか作りましたが
いくら凝ったシュラウドでも風がアタラなければ全くの無力です。

で、ピットに入ってきた後にじわりじわりと温度が上がる様子を見て
電動ファンに仕様変更したんですがこれがドンピシャでした。

ま~~~~~温度が下がる下がる。

なんですが作る方としてはま~~~メンド臭い。

配線って当然ですがキチンと処理しないと危険です。

振動で外れることだってありますからメンド臭がらずにひとつひとつ
丁寧にハンダ付けして耐熱コルゲートチューブで覆ってさらには
固定していきます。

弊社のデフオイルクーラー高いですよ。

でも胸を張って世界最高峰品質を掲げるためには一切の妥協を排して
できることは全部盛り込みます。

ちなみに富士の本コース、ショートを30分サル走りすると運転技術や
デフの仕様にもよりますが180度くらいになることもあります。

何回も書いてきたように沸点の高い吹かないデフオイルを入れることが
正解ではありません。

デフオイルが吹かないだけでデフには大きなダメージを与えます。

弊社デフオイルクーラーだと100~110度で安定しています。

シーズンイン直前に想うネタ、その5

昨日は久々の快晴で爽やかでした。

9時の時点で八王子は22度、富士はきっと18度くらいです。

ア゛~~~~~~~もうカウントダウンや

オレのクルマは~~~~?ってお客様がいっぱいいらっしゃいます。

コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ
確実にこなしています。

シーズン前で多いのはやはり走りの準備ですね。

ココんトコ多いのはデフオイルクーラーとピロアームです。

由緒正しいドイツ製モータースポーツ用のピロがとうとう完売となりました。

コレ、チームサーキットコンセプトチームメーンバーBさんとN須さんの
ピロで最後ってなりました。

piro

次回は11月にドイツに行って調達してくる予定ですがきっとですが
すぐに無くなると思います。

早めのご予約をお待ちしております。

以前にも書きましたが純正ってココがゴムで焼けてるんですね。

arm1

精度にトコトン追求しているCircuitConceptでは
ちゃんと磨き上げます。

arm2

やってもやらなくてもぶっちゃけ大して変わらないとは思いますよ。

でも三重県からわざわざ弊社にご依頼下さったBさんのことをアタマに浮かべて
愛情を持って丁寧に丁寧に組み付けます。

するとですね、贔屓の引き倒しって言っちゃえばそれまでなんですが
完成して試乗してみるとやっぱり想うんです。

ン~~~~~コリャイイ

って。

真っ直ぐ走るしフラれ無いし安定するし。

一言で書くとキモチ良いんです。

さ、来月にはその真価を鈴鹿でお試し下さると思います。

シーズンイン直前に想うネタ、その4

ニュースで北京モーターショウの実況をやっていました。

もはや世界最大規模なんだそうです。

でしょうね。

東京モーターショウには出展しなくなったアメリカやヨーロッパの
多くのメーカーも見て取れました。

HONDAは中国で開発して中国を拠点とする世界販売予定の電気自動車
大々的に発表していきましたし、豊田章男社長のスピーチではこれからは
中国が世界をリードして行くみたいなことを言っちゃっていました。

今ごろトランプさんは地団駄を踏んでいることだと思います。

ま、時代です。

さて。

1.5tのZ341tのNBでは1Kgののしかかり方が違いました。

そりゃそうです。

っつ~~か改めてバネ下の重量がハンドリングに与える影響ってアタマでは
わかっていても実際に顕れるフィーリングで思い知らされます。

APとは言え梅を選定してしまったことをプチ後悔していますが
もったいないのでコレはコレで使います。

ど~せサーキットガンガンだと2,3年くらいでローター交換でしょうから
その時に改めて松を買うことにします。

価格は倍くらいします  (T_T)

コストをできるだけ抑えてパワーもあって楽しいturboNBを作るって
キチンとした理念があったんですけど早くも崩れそうです。

もちろん梅だってダメじゃ無いですよ。

ソコはAPですから。

でも弊社が求めるパフォーマンスやフィーリング、そしてお得意様が
弊社に求めるパフォーマンスやフィーリングを達成するにはある程度
コストは必要だと言うことを思い知らされました。

ナニが何でも安っすいヤツで揃えればやはりそれ相応になるんだなって
思い知らされたと言う改めての経験でした。

まさにチューニングの律速段階と費用対効果です

中途ハンパにソコソコのパーツで安くあげたとしても、デキ上がった
クルマとしてのトータルバランスがどうなっているのか? って
一般のお客様にはなかなかおわかりにはなれないと思います。

特にブレーキなんか純正よりも効きゃあイイ買い物をしたってなりがちです。

フィーリングについて正当に語れるようになるにはそれはそれはかなりの
授業料を支払わないとムリです。

かなりの授業料を支払ってきたとしても正解にたどり着くとは限りません。

だからこそ弊社を全面的にご信頼下さるお得意様には弊社は責任を持ちます。

turboとは言えNBロードスターでダメだったことがZ34V36で
ンまく行くワ~~~ケがありません。

弊社ブレーキキットで感動下さったお得意様にもう一度コリャスゲェって
感激して欲しいんです。

シーズンイン直前に想うネタ、その3

わずか1週間ほど前には35度もあったのにココんトコは20度に届かず
水曜日から5日連続で雨が降っています。

異常気象 なんて言葉はもうすぐ無くなると感じます。

どんな気象現象でももはや日常化するんでしょうね。

数多くの弊社お得意様がCircuitConceptブレーキキットで
感動下さっている多くの理由がひとつひとつの部品、部材、パーツ等に
一切の妥協をせずに文字とおり世界最高峰品質を揃えたからです。

世界最高峰品質を揃えりゃイイ物ができるとは限りません。

あんまり評判がよろしくない必要条件、十分条件ってヤツです。

世界最高峰のブレーキキットを作り出そうと考えれば世界最高峰品質の
部材を妥協なく選択することが必要条件です。

十分条件というのは世界最高峰品質の部材を妥協なく選択すれば
世界最高峰のブレーキキットができるってワケではありません。

ソコは難しいです。

難しいからこそのCircuitConceptです。

十分条件を弊社ではいろんな方面から検証するためにturboNBで
イロイロ実験しています。

シツコいようで大変申し訳ありませんが弊社の最大の利点の一つが
工学的見地です。

もう何回も書いたからヤめときます。

ただ大事なことは計算通りに行くとは限らないフィーリングのハナシです。

多くのお得意様に感動を与えてきたブレーキキットだって実は進化します。

R35がラジアルタイヤでブレーキング縦Gが1.5を叩き出せるって
どっかで見ました。

Z34とはタイヤも違うし四躯だからってことを考慮しても1.5Gは
素晴らしいです。

ソコで終わらないのがCircuitConceptです。

さらなるランクアップを目指しています。

で、まずは1ランク上の工学的な予見をturboNBで試しました。

結果・・・・、弊社的には・・・・・失敗。

いや~~~開発はタイヘンだ。

ワダチや段差が無いサーキットではだいじょぶでしょうが、ストリートでは
フィーリングがよろしくありません。

ウスウスは気がついていましたがやっぱりコイツですね。

nbrotor

そもそもがおカネをかけないで充分に楽しめるって理念で始めた計画で
APは譲れないにしても松竹梅で言えば松なんかに手は出せませんでした。

その結果がフィーリングに思いっきり顕れちゃったようです。

ホントに状況はもうチョイなんですケド、余計な経費がガンガンに出ていく・・・・・ネタ、その2

河野行革大臣がハンコの廃止、ゆくゆくはFAXの廃止を唱えました。

イイことだとは思いますが今後、民間も追従していくとハンコ屋さん
ツブれてしまうでしょうね。

ヨーロッパは2040年、カリフォルニアは2035年にガソリン車の
新車販売を禁止することになりました。

その頃には我々の業界も大変革でしょうね。

EG部品やタービン、そして排気系が必要なくなるんですから。

ま、弊社はZ34、Z35で燃え尽きます。

昨日は久々にエラい目に遭いました。

ともかく道路が激混み。

八王子を朝の9時に出て成田の貨物地区に着いたのが1時。

こんなド渋滞は久しぶりでした。

航空便を取り扱う会社なんていっぱいありますから貨物地区の中から
探し出さなきゃならないんですが担当のオバはんが方向オンチで
そこの事務所にたどり着くまでさらに1時間。

で、その会社さんで航空運賃を支払って今度は成田税関です。

税金をムシリ取られてやっと輸入許可ってのが降ります。

今度は保全倉庫ってトコで搬出の申込みをするんです。

その書類を持ってやっと貨物を引き取ることができるんですがソコで
終わりでは無いんです。

今度はその貨物を税関に持っていってX線検査。

それでやっと終わりです。

役所仕事ですからその都度その都度ナニかしらの書類を欠かされます。

所要時間は3時間ほど。

疲れた・・・・・。

河野大臣、がんばってくれ。

結論。

現地に行ったほうがずっと効率がイイ

EGマウントもやっと入荷できましたがデフマウントは取りに行きます。

SAMCOに特注したちょっと頑丈なホースももうすぐできます。

大変お待たせいたしました。

発注してから2ヶ月ですからね。

早く通常に戻って欲しいです。