一つ一つの経験を大事な引き出しにネタ、その3

日経の書籍広告欄にこんな本がありました。

nikkei

注目すべきは今ハヤリの韓国ネタではなくてメディアのウソのハナシです。

こんなん見っけてしまいました。

fuji1

こっちが捏造前のソースです。

fuji2

あの池上彰氏でもこんなことやるんだ・・・・・。

スタッフがやったことなんて通りませんよ。

何回か書いていますがこれだけの高度情報社会です。

誰もが情報を発信できる時代です。

ずいぶんと減ったとは言え今でも弊社は叩かれる立場です。

で、開発する立場の弊社としてお得意様のナマの声はとても貴重です。

自分で開発しているとどうしても贔屓の引き倒しって傾向にあることを
常に自己監視していかなきゃダメだなって感じてはいます。

メーターを付けたからってそれはそれで十分ではないことを学びました。

かなり慣れてこないとキチンとモニタリングをすることは難しいようです。

そもそもZ34には水温計がありません。

弊社を懇意にして下さるとあるおエラいさんに意図を聞いたことがあります。

時計よりも水温計ちゃいます???

おエラいさんの回答はその内に詳細を報告させて頂きたいと思いますが
正確な数値を表示すれば別のモンダイがアタマをもたげてくるらしく
水温で一喜一憂する客がクレームを付けてくることもあるそうです。

ABSと一緒やな。

で、弊社では考えました。

先日のオートポリスでのS永様とD様のご経験を基にまた一つ有益で貴重な
アイデアを実現するためにアタマを使っています。

最重要課題と目的は、コース上ではただ走りに専念できることです。

さ、秋葉原に行ってこないと。

一つ一つの経験を大事な引き出しにネタ、その2

いろんな弁護士さんが解説していますけど例のTVニュースでやりまくりの
借り物X5でアオリまくりの暴行野郎、イイトコ1年程度で出てくるらしい。

ヘタすりゃ執行猶予が付くってハナシもあります。

あの性格だから出てくりゃ間違いなくまたやるわな・・・・・。

以前にも何回か書きましたが日本って世界の先進国と比較してなぜだか
加害者の人権をかなり重視します。

同じような事件を世界と比較したサイトも出てきたらしいですが単純比較は
できないまでにしても、似たような事件としてアメリカだと禁固20年、
ドイツでは免許を一生取れない、フランスでは移民だったヤツが国外追放
中国だと終身刑、何なんでしょうね日本とのこの差って。

やっぱり日本って様々な分野で政治がダメなんだと思います。

ま、言ってもしょうがないか・・・・・。

さて、昨日のネタの続きです。

ココでやっと、やっと念願のSP-A,SP-Gについて語れます。

なんですが、ちょっとココで引っ張ります。

ちゃんと理由はありますよ。

これからサーキットを走ってみたいってZ34V36限定のハナシからです。

耳タコなんですが冷却系フルはもはや議論の余地すらありません。

やらなきゃすぐに思い知らされるだけのハナシですし、時間とおカネをかけて
フツーだと近くは無いサーキットにまでわざわざ行って吠えヅラを掻くのも
今となってはもったいないを通り越して自業自得の範疇だと感じます。

すいません、ここまでは耳タコでした。

で、誰でも周知のアシとブレーキのおハナシなんですがアシも語ったところで
伝わらないパーツNo.1なのでココでは取りあえずヤめときます。

弊社のテクノロジーをご信頼下さる多くのお得意様に常に1ランク上の
サポートでお返しするので現状では精一杯です。

バックオーダーがもうすぐ20台を超える弊社のサスペンションキット、
とりあえず10セットがやっとやっと9/13に日本に到着します。

今日はいつもとは違ったおハナシです。

そもそも冷却系やアシやブレーキが純正のままでサーキットに行く人もいないか。

さ、やっと次のステップです。

何回も書いてきましたがこの段階で登場するのがタイヤモニターです。

もはや必須です

ココ2、3年の経験で必須率が急上昇しました。

付いて無いとかなり損しています。

損していることすら気が付かない人がほとんどだと思います。

ココ1,2年の経験上、計器類はとても重要ですがそれ以上に計器の活用法にも
腐心しなくてはならないことに気が付きました。

弊社の試乗車には開発車両の意味も含めて集中データモニタリングシステムを
搭載しております。

両バンクのA/F値や排気温度、燃圧も表示できるようになっています。

ハッキリ言って最も大事なハズのEGオイル温度や水温ってほとんど見ません。

その時にはそんなに意図したワケでは無いんですが後になってこの構成って
お客様にとってとても有利だと言うことが判明しました。

お客様はできるだけ走ることに集中できるからです。

一つ一つの経験を大事な引き出しにネタ、その1

Z34の外観をもっと上品にカッコ良くしたい

そんなお客様にもってこいって勝手に感じている弊社ですがコレは大事です。

S永様の車両に付いている弊社のサイドスカート、D様もエラくご注心で
とても気に入って下さいました。

S永様もD様も同じご感想で、

実物の方がずっとイイ、写真じゃ伝わらないです

と嬉しい評価を頂戴しました。

ココでフツーならD様は、じゃサイドスカートお願いしますってパターンですが
一歩立ち止まって大事な大事な律速段階について考察したいと思います。

ともかく上品でカッコ良い外観を、と言うお客様も多いです。

お客様のご希望を最大限に斟酌している弊社ですがココで弊社は

イヤイヤD様、サイドスカートよりも優先事項があります

さて、S永様はオートポリス2回目ですがD様は初走行です。

ってゆ~かサーキット自体が初走行です。

D様は自動車免許を取得後、お若くしてZ32をご購入なさったそうです。

Z32ではサーキットを走られなかったんですか?

とお聞きしましたところD様の返答は、

走りたかったんですがとても走れる状態にはならなかったです

とのことでした。

今回は初走行と言うこともありましていつも弊社が助言することには

一発目ですからムリをしないで楽しく走って下さい

 

計器類は見なくてイイです
30分サル走りではビクともしないように作ってありますから

 

ブレーキは思いっきりドカンと踏んでイイです
ABSは正常に作動するように作ってありますから

やっぱり緊張の色は隠せないD様でしたがこれがコースインすると
弊社が心配になるほどの踏みっぷり。

で、初走行ながら30分サル走りをみごとに敢行下さいました。

さ、ココで考察です。

ご経験がとても豊富ならば慣れていらっしゃるでしょうが初期段階として
計器なんかそうチョクチョク見ていられないって事もわかりました。

数ヶ月前にPさんから同じ事をお聞きしました。

タイヤモニターをお取り付け下さったんですがいろんな数値が蔓延しすぎてとっちらかる、と。

意味無いじゃん !!

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

コレまたをいをい書いていきますが計器の情報にも優先順位があります。

まずはコースインしてアウトラップから2,3周はタイヤの温度です。

タイヤの温度が低い内にムリをすると痛い目に遭ってしまいます。

そして5周10周とラップを重ねていくと今度はEGオイルの温度、水温、
デフオイル、ATFに監視の目を向けなければならなくなってきます。

ココで弊社の冷却系が大きくモノを言ってきます。

今回もS永様とD様の車両は弊社製冷却系フルです。

となると30分のサル走りでも温度を監視しなくてイイんですね。

そう作ってありますから。

せいぜいデフオイルクーラーのSWを入れるくらいであとは後は全部
クーラー系が仕事をしてくれるのでそんなに注視する必要がありません。

コレってとても有利です

走ることに専念できるってことですから。

オートポリス2回目ネタ

早朝の阿蘇は朝焼けがキレイだったんですけどね。

aso

で、コースインの頃にはウェットになりました。

d&s34

ま、いつものことですがイロイロありましたがお客様が楽しんで下さることが
弊社の最大の使命です。

さ、帰ります。

お待ちになっていらっしゃるお客様が・・・。

吉野屋さんの牛重で想うネタ、その2

Y様がお感じになったことって至極尤もなハナシだと弊社には思えます。

ともかくステアリング操作は重いしちょっとしたワダチや路面の段差でも
常に修正が必要で運転していてとても神経を使います。

ショップ担当者さんによるとステア操作が重くなったのはタイヤの接地が
良くなったからで、ステア修正が必要なのはフルピロ化で純正の鈍感さが
無くなったからって説明を受けたそうです。

ほぉ〜〜〜〜。

乗り心地が悪いのは運動性を追求するとある程度はしょうがないってことで
以前よりも曲がりにくくなったって相談したらY様の乗り方が悪いって
言われたとのことです。

この手のハナシ、今までもかなりありましたね。

S永様、I田様、N山様、M田様、T中様、I沢様、K藤様、N野様
ちょっと思い出しただけでも次から次へと回顧してしまいます。

牛重と何のカンケ〜があるのか?ってハナシです。

スペックだか列挙するとものスゴいですよ。

某高級車高長

某有名ブレーキキット

ナックルまで手が入ったフルピロ

こんなに売ってんだってほど補強パーツ山盛りテンコ盛り

まだありますよ。

でも出来上がった車両に乗ってみると・・・・・・・です。

何回もココで書いていますが純正というのは良くも悪くもある程度バランスが
取られていましてエラいことにはならないようになっています。

良い意味で言えば乗りやすいし万人向け。

悪い意味で言えばスポーツカーとしての味付けが生ヌルい。

コレまたシツコくて申しわけ無いキモチでいっぱいですが、弊社が自社製品を
開発する時に必ず斟酌することが 律速段階 費用対効果そしてバランスです。

今回のY様の車両は律速段階を誤ってトータルバランスを思いっきり崩した
典型として弊社の引き出しにしたいと考えております。

ダウンフォースが全く効かないどころかフロントが浮いてくるバンパーと
リアウイングのせいで高速域がフラフラしてとても怖いのでとりあえずは
弊社にいっぱいある純正バンパーに戻してリアウイングは取り去ります。

キチンとしたアシのセットが出ていないのに空力でごまかすことはできないし
速度域で特性が変わるのでコレまた乗りにくくなります。

エアロパーツをナメ過ぎです。

フルピロもいったん純正の新品アームに戻します。

フルピロがダメだって言ってるんじゃ無いですよ

律速段階を間違えているだけです。

レース車両じゃ無いんだから車体各部にゴムブッシュが多用されています。

一箇所強化すれば強化されていない所の変位がより大きくなります。

アシのセットがキチンと出ていない所にフルピロを投入するとこうなるって
貴重な負の引き出しが蓄積できました。

決して良くは無い純正のアシでもバランスはそれなりに取れています。

パーツをひとつ取ってもバランスを崩す方向に行ってしまえばそれだけで
純正よりも乗りにくくなってしまう事象を数多く経験してきました。

吉野家さんの牛重のおハナシです。

完成の域に達している牛丼の肉だけを高級にしても味が良くなるとは限らない、
個人的な感想ですがむしろスタンダードな牛丼のバランスの方が美味しいって
感じてしまうのは稀有な事では無いような気がします。

多くのお客様の車両を手がけさせていただいてイロイロなことを経験できて
学ぶことができます。

その経験を弊社の貴重な引き出しとしてお客様にフィードバックしていく、
書くとカンタンですがそれはそれはタイヘンです。

吉野屋さんの牛重で想うネタ、その1

今CMでもやっている吉野屋さんの牛丼ならぬ牛重ってヤツを食べてみた。

toshinoya

箸付ける前に写真撮っといて良かった。

見るからにスタンダードな牛丼よりはずっと高級そうな肉です。

で、食べてみた。

ん? んんんん?

肉は確かにンまいです。

レベルが違うほどの差があります。

牛丼よりも高級なんて差じゃないほど吉野屋さん頑張りましたね。

なぜ上から ?? ヾ(ーー;)

ところがです。

半額以下の牛丼と比較してってハナシになりますとコレがン~~~?です。

この牛重はもういいかな??

こうなるとコレを読んだ人は何だよ結局高ぇってハナシだろってなります。

いやいやいやいやいやいやいやいや、違うんです。

スタンダードなフツーの牛丼と価格が同じでも多分食べないです。

どういう事かと言いますと、フツーの牛丼は吉野屋さんが何十年も熟成し
経験を重ねに重ねてあの味になっているんだと思いますがもはや完成形です。

見るからに安っすいバラ肉を経験と技術であの味にまで昇華してきたと
思われますし私たちもそれを堪能してきていますね。

で、牛肉だけを高級なモノに差し替えても・・・・・・・・・。

バランスがおかしいんです

個人的な感想ですよ。

そうは思わねぇなって人だっているでしょう。

ただ、個人的な感想としてはあのアブラ身だらけの牛バラ肉の方が
牛丼としてのパッケージには合っているように個人的に感じました。

何でこんなハナシを書いているかと言いますと、お預かりしていたY様の
Z34、やっと手が着いたのでまずは試乗して現状を確認してみました。

そもそもご相談下さったのはずっと前です。

新車で買ってイロイロ手が入って行ったんですがY様はご自身が思う
方向とは何か違ってきたんじゃないか? と感じるようになりました。

で、担当チューナーさんにその思いをブツけてみると返答はいつも、

じゃ次はコレを入れてみよう、もっとずっと良くなるから

その言葉を信じて次から次へと部品が取り付けられていきました。

その都度Y様は、やっぱり違う・・・とお感じになったそうです。

で、最後に100万近い別タンを勧められたそうです。

今のアシを入れるときにだってコレ入れると全然違うよって言われたのに
今さら買い換えろってどゆこと??ってそこで初めて拒絶したそうです。

で、去年初めて弊社にご連絡を頂戴しまして当時の2号機試乗車を
1週間ほどお貸し出ししました。

それでやっと現在に至るんですがまずは現状を確認しましょうってのが
やっと実現しました。

昼間は熱過ぎてムリなので夜中にちょいと走ってみました。

この10年で実にたくさんのお客様の車両に乗ってきました。

そんな中で1、2を争うほどのヘビーな印象です。

一言で言うととてもとても乗りにくい

乗っていてとても神経を使います。

まっ直ぐ走らないってのとはちょっと違った印象です。

で、Y様にご呈示させて頂いたのは

1.フロントバンパーを純正に戻す。

2.リアウイングを取る

3.アーム類を全部、純正の新品に戻す

4.アシもいったん純正に戻す

5.チンドン屋状態の補強バーを全部取る

6.ブレーキもいったん純正にもどす

まずはそっからです。

Y様がご了承下さるかどうかはまだわかりません。

本日、東京地区は史上最も暑いらしいですネタ、じゃありません

毎年の夏、恒例行事になりつつあります。

夏じゃなくても起きますがやっぱり夏が多いです。

クラッチペダル戻らなくなりますね。

クルマが新しい時にはあんまりならないです。

シツコくてホントに申し訳ありませんが5年10万キロが目安です。

純正触媒、純正クラッチホースの組み合わせだと確率はずっと上がります。

そうならないお客様もいらっしゃいますよ。

でもこのお盆休みの時期に毎年のように必ずお問い合わせが来ます。

今年は2件。

この時期に出先で止まっちゃったらもうはっきり言って諦めましょう。

ディーラーさんも休みです。

車両保険のレッカー特約を契約していても届ける先が休みです。

しょうがないです、諦めましょう。

電車で帰ってきて後日改めて休み明けに手配するしかありません。

そうならないための対策なんですけど、転ばぬ先の杖ってなかなか難しいです。

仕方がないよ人間だもの  by 相田みつを

コレばっか・・・・

で、弊社扱いのgoodridge特注ステンレスメッシュクラッチライン。

元々はクラッチペダルが戻らない持病対策で作ったんですが嬉しい副産物で
クラッチは軽くなるわクラッチのつながりはずっとわかりやすくなるわで
費用対効果抜群の製品です。

一つ注意喚起をさせて頂きたいと思いました。

今年はちょっと違ったカンジの連絡が来ました。

チョイ切れ状態なので転載はヤめときますがこんな内容です。

強く推奨するからクラッチライン入れたのに渋滞中にペダル戻らなくなった。
出先で困っているのですぐにナントカして欲しい。

過去のデータベースを一応確認してもこの人に売った記録が無い。

弊社代理店を通して購入した可能性がありますのでドコで買ったか聞いてみた。

すると某有名通販屋から買ったらしい。

で、地元のショップで取り付けたとの事。

この時点で、ン~~かなり怪しいゾって感じてきました。

その有名通販屋と弊社は取引がありません。

イロイロとポイントポイントを追求してみるとどうも弊社製品じゃ無いっぽい。

弊社の多くのお得意様にとってはとんでもネェようなハナシに聞こえますが
このテの問い合わせって年に2、3回はあるんですね。

やっぱりAP、RECARO関係がほとんどです。

車検通らないから始まってリペアパーツだけ安く売ってくれってのまで。

コレまたシツコくて大変申し訳ありませんがこれだけの高度情報社会です。

どんな情報もほとんど手に入ってしまいます。

大きな欠点は正しい情報だけとは限らないって事です。

正しい情報だけどころかむしろ誤った情報や知ったかぶり、しまいにゃ
すぐにバレるウソまで蔓延しているように感じてしまいます。

もちろんマジメに真摯に取り組んでいらっしゃる人も多いです。

いつもココで書いています。

選んだのはお客様ご自身としか言いようがないです。

そんな結果になったのもご自分で選んだ結果としか言わざるを得ません。

なんだエラそうに (`0´)凸

って感じる人もいるとは思いますが避けて通れない大事な点です。

タマには弊社特注のサクションパイプを語ってみますかネタ、その3

純正のサクションパイプを横にブッた切ってみるとこんなんです。

suction1

7、8年前のネタってこんなんばっかでした。

こんなカンジで空気って流れてくれないんですね。

suction2

負圧のサクションパイプの中にヒダヒダがあるとその近傍に渦ができて
有効流路内径がずっと小さくなることはわかっています。

わかりやすくデフォルメするとこんなんです。

suction3

何回もココで書いていますが純正って実馬力310程度用にできています。

多少の余裕はあるとは思いますが排気系やECUで350馬力になると
純正で足りていたモノが足りなくなってくるんです。

で、弊社ではそれに対応して2パターンをご準備させて頂いております。

あ~~~~~調子悪りぃ・・・ネタ

工具を握ってヤケドする

はい、はい、はいはいはい
あるある探検隊  あるある探検隊

だから古いって ヾ(ーー;)

ところで。

mazda

やっぱり・・・・・・MAZDAもか・・・・。

日産は壊滅状態。

HONDAもダメ。

スポーツカーを割とちゃんと作っているメーカーが全滅か。

イイ物を作ったからって売れるとは限らないです。

チマタを観察していると安くてソコソコのモノがイチバン売れるようです。

でもソコに弊社が手を出しちゃあ・・・・。

って想っています。

タマには弊社特注のサクションパイプを語ってみますかネタ、その2

以前にもアップしました純正サクションパイプのこのヒダヒダ。

suctioninner

ま、ココが割れてくるんです。

そもそも何でこんなヒダヒダをわざわざテマをかけてメーカーが作ったか?
っつーハナシからです。

弊社が考えるに2つの大事な役目があります。

そうじゃなきゃわざわざこんなコストがかかるようなことやりませんって。

まずはEGの振動対策です。

弊社EGマウントを開発していた9年くらい前のネタではいっぱい解説しました。

カンタンです。

ボンネットを開けてEGをかけてみて下さい。

EGマウントが純正のままだと皆様が想定するよりもずっとEGが振れます。

え~~こんなに動くの w|;゚ロ゚|w

ってビックリすると思います。

それがですね、走り出すと段差もあるしちょっとスッ飛ばせばEGはもっと
ユッサユサ振れるワケですね。

この現象がイロイロと悪さをするんですがそれはEGマウントのネタなので
また改めて違った角度から報告させて頂きたいと思います。

今回はサクションパイプのハナシです。

純正状態のEGがユッサユサ振れることはメーカーも重々承知しています。

で車体に固定されたエアクリーナーボックスと繋がっているサクションパイプに
EGの振れを吸収する役目が必要なんです。

その役目がないと確実にどっかが割れます。

ま、あっても割れるんですけどね純正は。

もう一つの大事な役目は耐圧性です。

このヒダヒダを廃してストレート構造にすると純正サクションパイプの素材なら
負圧に負けてツブれてしまうんですね。

他車種ですけどそんな製品をいくつか見てきました。

モノを作り出すってタイヘンです。

できた!と思ってもあ、やっぱりココはこうした方がイイなってのが
必ず出てきます。

ソコをいいよいいよど~せわかりゃしねぇからって看過するか? それとも
わざわざコストやテマヒマをかけて作り直すのか?

その経験が一つ一つ弊社の大事な引き出しになってきます。