1円玉を積み重ねるようなこだわりネタ

いくらなんでもナイショが多過ぎやん

って、弊社のお客様からも抗議のメールをたくさん頂戴しました。

EGをやってみたいという潜在的なお客様が多いことにも驚きです。

NAのチューニングですから、ヤルことなんて決まってきます。

5年くらい前にアップした、コイツが教科書です。

cosworth

10年くらい前に、イギリスの本社に行ったときに担当者がくれました。

ココにNAのパワーが全て詰まっているよ

って。

ヤルことは決まっているんですが、そこは弊社です。

費用対効果

イイことはわかっているんだけど、効果の割にはカネかかりすぎ、では、
お客様にもオススメしがたいです。

SR20で、実験し倒してちゃんとデータとして蓄積します。

Cosworthの本に載っていなかった唯一のテクノロジーを一つだけ。

PWMデジタル制御ウォーターポンプ

コレ、調子イイんですよ。

特に高回転を多用するお客様にはアリです。

そもそも弊社の尊敬する伝説の最強チューナー熊木氏が5年くらい前に、
アイデアとその効果について惜しみなく教えて下さいました。

その後、イロイロと調査をしてみるとどんどん進化しています。

335iに純正で標準装備されているモノを入手してテストしてみると、
やはりいろんなことがわかってきます。

日産純正の機械式は、ロスが大きかったこともわかりました。

コレ、きっと流行りますね。

テストなんかソコソコにして、こういうのを車種別にキット化すれば
きっと弊社はもっとずっと儲かるんでしょう。

S15ネタ

表題のようにS15シルビアを買いました。

NA、AT、18万キロ、二束三文でした。

代車兼実験君です。

人のこと待たせといてナニやってんだ! (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

って糾弾される前に、ちゃんと丁寧な情報発信は必要です。

370RS

390RS NEO

390RS Pro

420RSR

少しずつですが形になってきています。

思えば390RSを初めて作ってから、もう5年も経っちゃいました。

ピストン

EXカムシャフト

軽量コンロッド

細かいモノはもっとありますが、言ってみればコレだけです。

それでも400馬力オーバーを手にすることができました。

この5年間で、そりゃあ牛歩の如くですが進化を続けてきました。

初期の390RSのお客様が、続々オーバーホールで入庫です。

同じ事をやっても・・・・

で、ふっふっふ

上手く行くか行かないかなんて、やってみなければわかりません。

そりゃそうです。

こんなことやってんのって、世界中で弊社だけですから。

今回のメニューは

ナイショ

ナイショ

ナイショ

ナイショ

ナイショ

このあたりを2号機(試乗車)に組み込む予定です。

もう既にご成約を頂戴していらっしゃるお客様に無事納めてからです。

その後に、ちゃんと情報公開をします。

余力があれば(多分、無いです)

ビッグバルブ化

燃焼室の鋳肌を

ポート

チタコン

組み付けることはそれほど難しいことではありません。

EGもフツーにかかるでしょう。

セッティングだって、やることは一緒なのでそれほど大変だとは思えません。

最大の懸案事項、それは

耐久性

です。

もう既にご成約を頂戴しているお客様が、富士のストレートで全開にして、
ブッ壊れちゃったらミもフタもありません。

って言うか、せめて1回くらいは壊してみる必要性はあると思います。

もともとが実馬力で300チョイのエンジンを500近くに上げるんです。

想定外のトラブルだって起きるはずです。

潜在的なトラブルを出尽くさないと、お客様にはススめられませんから。

それでもZ34に組み付けてすぐにブッ壊れちゃうと、弊社がもちません。

で、その前にS15に組み込んで、チョイとだけムチャしてみます。

これも全て、弊社の血となり肉となるはずですから。

楽しい楽しい。

常用 9,000rpm のエンジン目指してみます。

ブッ壊れてもSR20なんて安いですから。

チューニングってつくづく愛情だなと想いますネタ

イロイロとショップさんやチューナーさんやお客さんとお話ししていると、

純正至上主義

と言うお考えに、タマ~に遭遇します。

純正の安心ってあるとは思います。

判断するのはお客様です。

純正の良い所はそのままに、ダメな所はドンドン改良していく

それが弊社のブレない姿勢です。

状態が良くないデフは、ベアリング類、シール類を再使用せず全交換です。

これらを圧入するのに、この道30年なんて熟練したメカニックなら
何のモンダイもなくサクサクと入れちゃうんでしょうね。

以前にもちょっと書きましたが、日産純正のSST(特殊工具)では、
モンダイ無いとメーカーは判断したんでしょうが余計な所に力がかかります。

だから弊社では、圧入工具を全部削り出しで作っちゃいました。

difftools2

適正な場所のみに力を掛けて、直角に正確に

そんな思想で作りました。

bearingtool

上記以外に、デフ玉のサイドフランジ圧入工具とコンパニオンフランジを
ガッツリと保持する工具で、計8点です。

純正で言う所のコンパニオンフランジドライブツールを使って、
整備マニュアル通りにやってみると・・・・、とてもできない。

pinionpreload

室伏広治さんほどの腕力が必要なのか、それとも弊社の修行が足りないのか?

で、3倍のトルクがかけられるツールを50Cで作りました。

drivetool

初期投資はかなりかかってしまいましたが、作業性は日産純正のSSTよりも
ずっと正確でそしてラクですし、何と言っても組み上がったデフの完成度が
高くなると信じて、そしてお客様の満足度を脳裏に描いて作業します。

8月はデフだけであと2台・・・。

チューニングって、つくづく愛情だと想うネタ

230台以上のZ34V36を手掛けさせて頂くと、ちょっと乗っただけでも

アレ、おかしい

って事に気がつくことも多々あります。

ナニがおかしいかすぐにわかることもあれば、そうじゃないこともあります。

原因がわかっても、対策に時間もコストも想定外にかかることも多いです。

お客様の希望は、たった一つです。

トラブル無く、キモチ良く乗りたい

ホントに、それだけだと思います。

来シーズンまで、もう1ヶ月チョイです。

シーズンをトラブル無くキモチ良く走り切るために、事前準備ラッシュです。

特に冷却系です。

EGオイルクーラー、デフオイルクーラー、ATフルードクーラー、
PSフルードクーラー、毎日毎日その作業です。

何回も書かせて頂いておりますが、壊すとお客様の想定以上にかかります。

コストも時間も両方です。

キレイにパキッと壊れてくれりゃまだイイ方です。

バラバラになって、あっちゃこっちゃ巻き込んでグシャグシャになっちゃうと
余計な所にいっぱいおカネがかかっちゃうんです。

脅してどーする ヾ(- -;)

弊社でのお客様への愛情こもった作業について語らせて下さい。

弊社のお得意様のN村様の車両をお納めさせて頂きました。

N村様の車両でケーススタディをしてみます。

verNISMOを新車でお買い上げで、もう6年くらいのお付き合いです。

サーキット走行の予定は無く、そろそろ10万キロなのでRCFあたりを
次期車両として視野に入れていたそうです。

昨年のお客様サーキットサポートネタに触発されて、富士を一発走られました。

目覚めてしまいました。

ストリートではかなりスッ飛ばすお客様で、やはりここはより安全な
クローズドで、全開した方がずっと健全です。

で、弊社デフ玉、弊社デフオイルクーラーのご依頼です。

いつもいつもありがとうございます。

フツーなら3日4日で終わるハナシです。

開けてみると10万キロ近く高速スッ飛ばしランナーのデフの状態が、
かなり良く無かったんです。

デフアッセンブリーを降ろして、コンパニオンフランジを手で回すと、
状態の悪いデフはかなりの違和感があります。

サイドフランジを抜く

デフカバーを外す

デフキャリアボルト4本を外す

デフ玉を外す

純正のリングギアを外す

そして弊社のデフ玉にそのリングギアを移植して、あとは組み上げです。

もうすっかり慣れたモンでして、30台以上は施工させて頂きました。

ところがです。

ちゃんとデフオイルクーラーで温度管理されていたデフの状態とは、
かなりかけ離れていたので、とてもとても苦労しました。

フツーに組み上げれば組み上がっちゃうんですが、そこは弊社です。

安く上げようと思うと、そこはやはりそれなりになってしまいます。

いつもいつも完全に弊社に任せっきりのお得意様のN村様だからこそ、
ちょっとでも+α を盛り込んでいきました。

どんな愛情を盛り込んだのか?

は、長くなっちゃったのでまた明日です。

へ(_ _;)へ ネタ

こんなハナシ、聞きたかないでしょうが・・・・

また熱中症になりました。

そりゃなるわな・・・。

今日は37度、明日は39度だって。

熊谷や館林は40度オーバーだな。

インドか ヾ(・ ・;)

 

 

 

 

弊社の最大のモンダイ、納期について鋭意努力していますネタ

いつもいつもお世話になっているCentral20さんに、
スタビライザーインナーテフロンブラケットの納品です。

stabibracket

お客様には大変お待たせしてしまいました m(_ _)m

サーキットコンセプト気にいらねぇんだよ

って、パターンが多い中、老舗中の老舗のCentral20さんが
弊社の製品を取り扱って下さいます。

感謝のキモチしかありません。

偶然に弊社のフロントバンパー、EGオイルクーラーをご装着下さった
お客様のZ34verNISMOが、納車待ちでした。

central

この塗り分け、素晴らしいセンスです

田倉店長に許可を頂戴して、弊社でもやらせて頂こうかと思います。

弊社製品を積極的にお取り扱って下さると言えば、

スーパーオートバックス浜松さんの鈴木様

お電話を頂戴致しまして、リアウイングの納期確認です。

いつもいつも弊社をご贔屓に大変ありがとうございます。

既にご成約を頂戴しているお客様からお取り付けさせて頂きますが、
弊社のお客様ならともかく、モノも見ないでご予約下さる
スーパーオートバックス浜松さんのお客様に、製作過程の
画像をご案内させて頂ければ、と思います。

そもそもはコレが発端でした。

787

787の主たる目的は騒音対策ですが、もっと突き詰めていくと、
空気抵抗の低減に大きく寄与することがわかりました。

5年くらい前のネタでご紹介させて頂きました。

開発費の無い弊社がモタモタしている内に、R35verNISMOに
先に出されてしまいました。

でも、弊社のリアウイング翼端板形状の方が少し進化しています。

rearwing

限られた予算を最大限有効に活用させたいネタ、その2

弊社のサスペンションキットをオススメする理由、それは

オートクチュール

と言うことです。

長いことこの世界にいて、とても良くありがちなのが

ウチのアシ入れるとタイムが1秒縮まるよ

結果が出なかったら、

乗り方が悪いんだよ

で済まされてしまう、そんなご経験があるお客様も多いのでは無いかと。

乗り方はもちろん大事です。

パキっ

ってステアリングを切るクセのあるお客様は、まずそっからです。

口でご説明差し上げても伝わらないし、ノーガキ垂れてもダメなモンです。

そんなんでご一緒させて頂くことがイチバン早いんです。

だからこそ、また練習会をゲリラ的にやります。

で、拝見させて頂くと

アシにお悩みで弊社を訪れて下さるお客様のほぼ100%がロール剛性不足

だからと言って、スプリングだけ固くしても大体がイイ方向には行きません。

ただ、乗り心地が固くなるだけです。

そんなにカンタンなら、弊社のような浮き草を誰も訪れて下さいません。

ショックアブゾーバーを単純に固くしても然りです。

何回もここでご紹介させて頂いておりますが、機械部品には

最適値

ってのが存在します。

どうしても数値が大きい方がエラいみたいな印象が付いて回ります。

ロール量だけでなく、ロールスピードの管理も重要な要因ですが、
これまた、あまり語られることがありません。

ダンパーテスターは必須中の必須です。

アライメントをキチンと取っても真っ直ぐ走らないのは、減衰力特性が
左右で違うことも多かったんです。

新品でもですよ。

アシに関しては、

使えるモノは使いましょう

が、結果的に高く付くことが多かったです。

車高調を外して、バラして、減衰の仕様変更に出して、もいっかい組んで
車体に取り付けて、キチンとセットアップしてみる。

それでも弊社が推奨するような動きにならないことが多々あります。

ソレ2回やるんだったら、ハナっから弊社のアシをお選び下さった方が
トータルでは、安く付きます。

2回でセットが出る保証も無いですし。

しかも、弊社のショックアブゾーバーやバンプラバーは耐久性が高いので、
オーバーホールの必要性がずっと低いです。

長い目で見ると、トータルではずっと安く上がります。

だから最近は、

弊社製サスペンションキット

を最初からオススメすることにしました。

なんかアヤしい新手の商法になっちゃいました。

限られた予算を最大限有効に活用させたいネタ、その1

また九州地方は豪雨の予報ですね。

50年に1度の豪雨らしいです。

お客様も多くいらっしゃるので心配です。

ところで。

乗りやすいクルマ

って表現、あんまり伝わらないらしくて必ずと言っていい程、突っ込まれます。

書いてて思いますけど、抽象的な表現ではあります。

弊社の試乗車をお試し下さったお客様が、やはりハンドリングの軽快感に
強く印象を持たれて下さいます。

純正の良い所はなるべく伸ばして、ダメな所を改善して行く

まずは、乗りやすさに最も大きく寄与するアシ廻り編です。

純正の良い所はを列挙してみますと、

気を使わずにフツーに乗れます

これって弊社にはとても大きな要因なんですが、業界的にはネタとして
見向きもされないマイナーなテーマです。

せっかくなのでとりあえず車高調を入れた感の証で、車高は下げてみたい

なにも弊社は、車高が高いのが好きなワケではありません。

凄まじいほどの開発費を投じたCAD、CAMによって生み出された
メーカーのテクノロジーをなるべくうまく使いたいだけのハナシです。

フロントに275なんてタイヤを入れて、車高を下げてキャンバーを付ける、
その代償に、常に両手でステアリングをしっかりと握る必要があります。

そう言うクルマ作りを否定するワケではありませんが、そう言うクルマだと、
乗る頻度が減ってくる傾向にあることはことは否めません。

純正のイイ所なんて、その程度です。

列挙って書きましたが、1個しか無かった・・・・

それでは、純正のダメな方ですね。

まず、そこいらの交差点を曲がる時に

曲がらない

S2000や、FDと比較すると悲しくなる程のハンドリングの悪さ。

比較対象が悪ければ、80スープラでもイイです。

そもそもZ34は、軸荷重のバランスがかなり良くありません。

ところがです。

ココからがZ34の強力なアドバンテージでした。

イロイロと調べて、エキスパートに教えてもらって、テスト検証を重ねて、
純正の悪い所を矯正して行くと、これまた実に良い方向に行くんです。

最大の利点は、純正のボディ剛性の高さからボディがよじれない。

まず、フロントの曲がらなさは、せっかくボディ剛性が高いのに、
ロール剛性がスポーツカーと名乗れない程の低さと気がつきました。

公道上のちょっとしたS字っぽい道やクランク状の道で、純正のアシは
不快なほどのオツリをカンタンに体感できます。

キビキビとしたハンドリングとは、対極に位置しているように感じます。

じゃあ、キモチ良いハンドリングのために具体的な方策は、

弊社サスペンションキット

弊社スタビライザー

弊社ピロアーム

フロントセクションの軽量化

エアロダイナミクス

理想を書くと、これだけあります。

それぞれに役割も違えば、トータルバランスへの寄与も変わってきます。

費用対効果が高いのは、やはりスタビライザーとピロアームです。

投資に見合った効果が高いのが費用対効果で、サスペンションキットや、
フロントセクションの軽量化と言った絶対的効果にはやはり敵いません。

そこはお客様のご予算と、ターゲットでも変わってきます。

弊社お得意様のH野様に、何回か弊社の試乗車を代車でお貸ししました。

いつも、弊社試乗車のハンドリングや乗りやすさを絶賛して下さいますが、
弊社の事情で、ボンネットとタワーバーを純正に戻してお貸しした時に、
フロントのキビキビ感が、予想以上に失われると言うご感想でした。

SNSでもご紹介下さっております。

来シーズンに向けて、お客様のご希望と費用対効果を一つ一つ丁寧に
ご呈示させて頂ければ、と思います。