ノーリスクノーリターン?ネタその6

とうとうやってきましたね~~この季節。

1deg

雨降ったら確実にユキです。

急激に気温が下がるこのシーズンになると決まって事故がとても増えます。

雨なんか降っちゃった日にゃあボッコボコです。

JARTICのサイトで首都高速の交通状況を見てみるとこの時期の雨は
そこいら中でジコってるのがわかります。

冬の雨の日にジコが多い理由、それはタイヤが喰わないからです。

東京近郊のドライバーにとってはユキが降るってことはせいぜい数回です。

ユキの日には運転しない人も多いです。

雨だと割と甘く見ているドライバーも多いのでアタっちゃうんですね。

首都高なんて制限速度が60Kmhなんですが、そんな速度で走ってる人
見たこと無いです。

だいたい90~120Kmhくらいです。

ドライの感覚でステア操作をしたりブレーキングをするとドライバーが
想定いていた以上にこの時期はタイヤが喰いません。

で、アタる、と。

原因はきわめてカンタンで、認識不足と経験不足、それだけです。

タイヤはゴムでできています。

冷えると硬くなってグリップ力が落ちます。

どのくらい寒いとどのくらいグリップが落ちるのかなんてフツーわかりません。

そもそも法定速度で走っている分にはそうそうモンダイが起きないように
メーカーも考えて作っていると思います。

法定速度で走っている分には・・・・です。

キモチ良く飛ばしていたら何か飛び出して来たとか、高速道路で走行中に
となりのクルマがいきなり車線変更してきたとか想定外の時にはやっぱり
ガツンとブレーキを踏んでしまうモンです。

そんな時にはやっぱり上手な人はアタらずに済みますし、そうでない人は
コントロールできずになすがままってことになります。

富士に行くとP2(富士で最も広い駐車場)でLEXUSドライビングスクールを
やっているのをよく見かけます。

散水車で水を撒いてソコで思いっきりブレーキングしたりスピンしたりの
練習をしているのを見ると、弊社のメソッドがパクられた、って感じます。

あ、ウソです。

トヨタさん怒らせて富士を出禁になってもマズイです。

トヨタさんもウェットのフルブレーキングの重要性をドライビングスクールの
受講者に伝える事が優先課題だと考えているからわざわざ散水車を準備して
広いP2に水をバシャバシャ撒くんだと思います。

弊社が先にやったのにな・・・・・

まだ言うか ヾ(ーー;)

さて、ドライのフルブレーキングとウェットのフルブレーキングでは少し

勝手が違うんです。

F=μN

何回か出てきた摩擦力のおハナシです。

以前はNつまり垂直抗力について語ってきました。

消しゴムの理論です。

今日からはμの方を語ってみたいと思います。

以前はμはタイヤと路面状況で決まる定数って書きました。

マチガイでは無いんですが正しくも無いんです。

実はμって変数なんです。

こんな特性をしています。

μ

コレを理解して練習するのと知らずに闇雲にフルブレーキングするのでは
数ヶ月後に運転技術に大きな差ができてきます。

ノーリスクノーリターン?ネタその5

朝のニュースを見てたら女子フィギュアの紀平選手の特集をやっていました。

いろんな分野で十代の活躍って目覚ましいですね。

かなり詳細に解説していたのでちょっと見入っちゃいました。

13歳くらいからカラダ作りのトレーナーを専属にしたらしくて甘いモノが
大好きらしいのに栄光を目指してストイックに控え続けたとか勝利に対する
意識がやはり世界を制すような子は違いますね。

スケートや卓球やテニスって小さい頃からガンバっている少年少女を
マスコミ等で良く見かけますがアタリマエですけどモノになる人って
ほんのひと握りです。

また評論家が勝手な事言い放っていましたがあるスポーツコメンテーターが
2年目のジンクスについてかなり興味深い解説をしていました。

1年目は勢いで勝つ事がある

スケートに限らずにそんな選手はいろんな分野に確かにいっぱいいましたね。

優勝したりチャンピオンを取ったりするとそりゃあ気分はイイと思いますが
その一方で来季に向けてのプレッシャーとの戦いでもあります。

で、いろんなコトを考えちゃって歯車が狂う事が多々ある

そんな風に解説していました。

コレってチームサーキットコンセプトにもとても当てはまりますし、
今シーズン後半や来季に向けての弊社に課された大きな課題です。

多くのお得意様がトントン拍子でタイムを縮めて行きますが2年目になると
去年の勢いが潜めてしまって伸び悩んでしまう、そんなこともあります。

原因はイロイロあります。

イケイケの時ってなんも考えない事が多いです。

コレ以上行くとアタるカモ?

コレ以上行くと飛び出すカモ?

そんな事を考えないで行くからイケイケなんです。

切れる前の電球が明るくなるってヤツです。

それはちょっとチゲ~んじゃないの ヾ(ーー;)

誰もが去年のベストを更新したいと考えます。

レベルが上がってくると同じような事を続けても横ばいです。

タマタマ好タイムが出ることはあっても安定して叩き出せる技術では無いので
タイムも出るも八卦でないも八卦的な日々が続いてしまうことも多いです。

で、いろんな事を考えちゃって歯車が狂い出すようです。

その頃にもれなくビビリミッターが付いてきます

ナニ被せてんだ ってツッ込みは重々承知しております。

スポーツコメンテーターは弊社の考えと同じで2年目にこそ一つ一つ正確に
理論に基づいた攻略ができた者こそまた栄光が掴めるって解説でした。

弊社は創業から一貫して工学的理論に基づいた理念を掲げています。

オマエごときがドライビングを語るな (`Д´)凸

ってそしりもあるとは思いますし、そう考える人を説得しようとは思いません。

カンタンなハナシです、そう言う人は他に行けば済むハナシです。

弊社の事を全面的にご信頼下さるお得意様にご期待以上のお返しをするために
フツーの横並びの事をやっていたらお得意様をガッカリさせてしまいます。

ちょっと抽象論が続いて食傷気味な人も多いと思いますので明日は
弊社らしいネタをアップします。

ノーリスクノーリターン?ネタその4

以前にもご紹介させて頂いた弊社扱いのリンク付き64チタンナット。

titaniumlugnut

量販のホイールナットでは恐らく世界最軽量の17g。

もっと軽くする事は出来ますが安全性を考慮して肉は結構ありますし
トルクが適正にかかりやすいって言われりゃ可動リングも付けました。

ショップさんで1セット2セットご注文を頂戴する事はあります。

スーパーオートバックスさんもお取り扱って下さる予定なんですが
チョットだけハードルが高いんですね。

PL法ってのがありましてそれに準拠する取り説が必要なんです。

特にスーパーオートバックスさんのような大手さんには不可欠らしいです。

弊社がサッサと取り説を作りゃ済むハナシなんですけどね。

ホイールナットの取り説???

って感じる人も多いとは思います。

乳幼児が口に入れてしまわないように乳幼児の手の届かないところで
作業保管をして下さい ってのも盛り込んどいた方がイイらしいんです。

ウチの子供がオタクのナット飲み込んじゃって救急車沙汰だよ
どーしてくれんだ!!?? (`0´)凸

なんて事が現実にあったんでしょうね。

常識あるフツーの人ならそんなことやらないだろって感じるのは常識人です。

シツコイようですいませんがこれだけの高度情報社会です。

昔とは時代が違います。

そんな事やらネェだろ って事をやってくるヤツだって想定しなくてはいけません。

弊社が取るべき態度はキチンとした責任ある情報発信です。

まず第1と言うか最優先課題はイロイロと試してみることにキチンと正確に
応えてくれるようなクルマ造りです。

残念ながら純正は所詮と言っちゃあ何ですが純正です。

そもそもがサーキット走行に耐えうるようになんて作ってありません。

メーカーにしてみれば総販売台数のうちサーキットを走るわずか数パーセント
いや1パーセント以下かもしれない対象にクルマ造りを合わせるワケには
マーケティングとして是とはならないんだと思います。

Z34V36に限らず純正でサーキットを楽しめる国産車ってありません。

あったりして。

それ相応のクルマ造りが必須になります。

何回か書いているウェットブレーキングで飛び出すネタ、反響が大きいです。

ただ上述のPL法のカラミですが

一般公道でやってはいけません

サーキットでもできる場所が限定でドコで試してもイイ訳ではありません

携帯をイジりながらやってはいけません

モノを食べながらやってはいけません

事前にトイレは済ませておきましょう

あ〜バカみてぇ ┐( ̄ヘ ̄)┌

マジメにやります。

ドライでフルブレーキングして振られるようではダメです

真っ直ぐ走らないようなクルマもダメです

この2つはとても重要です。

それにはまず、ウェットのフルブレーキングにどんな意味があるのか?
どんな事を学べるのか? の責任ある情報発信が大事ですね。

シツコイようですがもう一回確認です。

ウェットのフルブレーキングを安心して練習するにはクルマ造りが肝要です

 

ノーリスクノーリターン?ネタその3

来週ヨーロッパに行くんですが、せっかくなのでまたまたパリにでも寄って
フォアグラかトリュフでも食べようって画策していました。

RenautMeganeRSTrophyのインナーバルブも買ってきます。

ココんトコのニュース映像でパリってエラいことになっちゃっていますね。

で、パリの知り合いとRenautの部品商に 実際ど~なの? って
聞いてみました。

案の定と言いますかこんな回答が来ました。

シャンゼリゼ通りの極一角だけ

マスコミが不要に扇動してる

って2人共、同じ回答でした。

この先もっとエラいことにならないって保証はありませんが今のところは
見識ある人たちは達観している、つまりあんま興味が無いらしいです。

っつーかどーでもイイらしい。

5年くらい前の中国の抗日デモを思い出しました。

日本車が焼かれた映像を我々は何回も見させられましたね。

あのレーシングFDを買った上海の烏さんに後で聞いたハナシですが
やはりそんなのは極一部で最近は親日家がとても多いって聞いて
マスコミの情報操作の危うさを知りました。

こんな事に参加するヤツって大体がアタマが悪いかエラくヒマ人か?
相場は決まっています。

これだけの高度情報社会です。

誰でもカンタンに情報発信をできますが責任をキチンと負うような人は
ハナっから思いつきや感情でそんなことはしません。

弊社も以前はかなり叩かれましたね。

そんだけ言うならやって見せてみろ

そりゃもっともなハナシです。

言うだけ言って実はできませんじゃタダのバカですから。

こんなご時世ですからやはり動画でデモンストレーションすることが
正解だと感じていくつかの動画をアップしました。

そっからミョーな中傷はバタっと消えました。

さて、実際にはナニをするか?ってもっと具体的なハナシなんですが
その前にもうちょっと。

いつもココで書いていますがモノ事って一発でキマる事なんてほぼありません。

そりゃあマグレでキマる事だってあるでしょうから100%とは言えませんが
一発目は、ほぼほぼ失敗します。

それでイイと思います。

大事な事は2つあると弊社は考えています。

まずはその失敗を次にどう生かすか?です。

失敗するには必ず原因があります。

何回も出てきていますが、勝ちにフシギの勝ちあり、負けにフシギの負け無し
至言だと思います。

アタマで理解していても実際に行動に出せるまでに高い壁がいくつもあります。

その意味では失敗を有効に利用できるかそれとも ただ単にアブなかった〜
終わらせてしまうかはご本人次第なんですけど、そんなことはフツーの
お客様にはわかりっこありません。

だからこその弊社で

弊社お得意様はその意味をキチンとお判り下さっています

だからこそ遠方からわざわざお越し下さるのだと襟を正す想いでいっぱいです。

地元のショップさんや地元のサーキットで事が足りるならわざわざ休暇を取って
高速代やガソリン代、お得意様によっては宿泊代まで支払って弊社の練習会に
ご参加くださるワ〜ケがありません。

弊社のお得意様お一人お一人の走りを拝見させて頂くと、現時点での
スポーツドライビング技術の律速段階ってのが見えてきます。

律速段階はチューニングにとって最も重要で、判断が適切でなければ
カネばっかかかっちゃって結果につながらないどころか純正と比較して
乗りにくくなっちゃう事だって多々あります。

スポーツドライビング技術の律速段階も全く同じだと弊社は考えます。

皆さんに一律に同じことをアドバイスしても、お客様にとってはその技術を
現時点で必要としているのか?

弊社が主に富士のショートで練習会を開催するにはいくつか理由があります。

やはり安全性です。

富士の本コースや筑波の本コースで同じことをやって失敗した時の代償は
富士ショートの比じゃありません。

コカコーラや300R、筑波本コースの最終出口でイン巻きすると全損です

富士ショートでZlll レベルのタイヤで33秒台に突入したお得意様の課題は
もちろんいくつかありますが33秒前半に向けて運転技術に必要なこと
それを一つ一つご提示させて頂いております。

先日の課題は ウェットブレーキングで飛び出す です。

こんなこと推奨しているのって弊社だけです、多分。

ブレーキングで飛び出すですよ。

プロが開催するドライビングレッスンを何十回って拝見させて頂きましたし
自らも参加したことも多いです。

ほとんどのプロは 今日はウェットなのでムリしないよ〜に です。

そりゃそうです。

プロドライバーにはお立場もありますからコレ以上はヤめときますが、
そんなスジ論を聞くために遠方からわざわざお越し下さる人はいません

弊社は一つ一つの情報発信に責任を持ちます。

ブレーキで飛び出してアタったらそりゃ当然、

オマエが飛び出せっつったから飛び出したらアタっただろ

どーしてくれんだ (`Д´)凸

ってなることくらい百も承知です。

モノ事を習得するって共通するモノが多いと思います。

上には上がありますがスキーを極めたハナシをさせて頂いたことがあります。

15度程度の圧雪がかかったピステで練習すればとてもやり易いし
ケガをする危険性なんかほとんどありません。

でも、いくら練習しても一生初級者です。

そういうことです。

 

ノーリスクノーリターン?ネタその2

シーズンまっただ中で結果を出す人も増えてきました。

焦っちゃあいけません

ムダに長い弊社の経験から僭越ながら心情を吐露させて下さい。

焦るキモチはわかります

アツくなるキモチもわかります

だからこそここでは立ち返って敢えての冷静さを推奨します。

弊社のスタンスは一貫しています。

キチンとしたクルマ造り

理論に基づいた自己流ではないドライビング

そしてアツい情熱

この三位一体ででしか到達できない世界に皆様が挑戦しています。

年明けには弊社の試乗車でまた新たなステージに対する挑戦を始めますが、
繰り返しになりますがアソコまでやるのにいくらかかんのよ(`Д´)凸
って糾弾はもちろん覚悟しております。

弊社のテクノロジーを喧伝することが目的の試乗車です。

ただ、お客様のお立場を斟酌してもっともっと費用対効果について
積極的に攻めた情報発信に努めていきたいと考えます。

で、イチバン安上がりで効果が大きいのがドライビング技術です。

ホントにシツこくて申し仕分けありませんが30分サル走り耐性のクルマで
アツい情熱を持ってドライビング技術を習得する、弊社ではそのお手伝いを
喜んでさせて頂いております。

特に誰もが避けてきたウェット路面でできることを弊社では積極的に
利用していきたいと考えております。

とかく話題になりがちなZ34のABSモンダイも弊社には無縁です。

今のところだいじょぶってハナシですが今後もナニがあるかわからないので
常に神経を張り巡らして開発を続けています。

ストレートで思いっきり加速してコーナーでブレーキングをすると言う動作、
実に奥が深くてネタもいっぱい準備してあります。

良くありがちなのがストレートエンドで○○○Km/h出た、△△△mの
カンバンでフルブレーキ、コレ以上はムリってハナシ。

コレを続けていても多分そんなに上手くならないと弊社は考えています。

弊社がそう感じているだけのハナシでオレは違うと思うなってご意見だって
あることはわかっています。

ドカンとフルブレーキング、コレにもレベルがあるんですね。

やはりプロドライバーのブレーキングは違います。

どう違うのか??

それを口で言ったり文面に表したくらいで習得できるようになるのなら
カンタン過ぎてみんなすぐに飽きちゃうと思います。

弊社の考えです。

まずリクツをアタマで理解すること

そのリクツを実践して失敗をしてみること

そのリクツを10回に1回成功させること

そのリクツを2回に1回成功できるようになること

そのリクツがほぼ100%遂行できるようになること

この5段階です。

先日のウェットの練習会では心置きなく失敗を繰り返してもらいました。

弊社お得意様はソコで多くのことを体得して下さいました。

サーキットコンセプトさんが言ってたことってコレなんですね

それでイイと弊社は考えています。

その積み重ねが1年後2年後、とても楽しみです。

抽象的なハナシってツマんないですよね~~~ネタ

書いてもしょうがないかな?って最近感じていたので一旦書いたんですが
ヤめちゃったネタがあります。

先日、大坂のI様におクルマを無事に納めさせて頂きましてほどなくI様から
お電話を頂戴しました。

だいたいそのパターンはトラブルなんですがI様はわざわざ高速に乗って
PAあたりからお電話を下さいました。

弊社を訪れて下さる前にお取り付けだったパッケージをほぼほぼ弊社製に
交換して下さいました。

そりゃあお客様は仕上がりが気になります。

で、乗ってみて嬉しくなっちゃって高速や峠にまで行ってみたとのことです。

U様も全く同じでした。

お納めさせてお客様がご試乗になって嬉しくなっちゃってご報告のお電話を
わざわざ下さると言うところまで全く同じです。

弊社のこの開発日記、表題はスポーツカーで感動を です。

Z34V36と言うグランドツーリング的な要素が強い車両をS2000や
FD、いやいやPorscheのようなスポーツ要素を加えていってさらに
快適性を確保すると言うことはとてもとても難しいことです。

書くのはカンタンです。

大口叩きやがってって糾弾されることもありました。

経験するのはお客様です。

お二人とも共通していることが、

現状が乗っていて楽しくない

現状で飛ばすとちょっと怖い

で、弊社で手がけさせて頂いてお客様はこう感じます。

Z34ってこんなに良くなるんだ

とても抽象的な表現です。

だから伝わりません。

で、書いては消しました。

でもお二人のもっと早く訪れるべきだったと言う心の叫びを聞いて
抽象的なことにいかに具体性を持たすか? が新たな課題です。

I様、U様、セットアップでもっと良くなるんですよ。

ノーリスクノーリターン?ネタでは無いような気がする・・・・

高輪ゲートウェイ・・・・・・

誰か止める人っていなかったんだろ~~か??

高輪でイイじゃん!!

そもそも新駅の名前を公募して130位のゲートウェイが採用されたのか
とても不透明ですし、130位を採用するなら公募の意味無いやん。

先日の富士ショート練習会のネタの続きですがウェットだったこともあって
チームサーキットコンセプトの他にGT3の翁(おきな)様、S2000の
あんちゃんと現行CIVICの3台でした。

S2000のあんちゃんは路面がドライになるのをひたすら待っていて
午前中は走りませんでした。

もったいない・・・・・。

S2000はよっぽどコントロール性の高いアシで無いとウェット走行は
かなり難しいって言う事実もあります。

で、もう一台の現行CIVICですがナント30分サル走りを敢行です。

弊社お得意様の車両は30分サル走りに十分耐えうる造りです。

GT3なんか30分サル走りなんてへっちゃらです。

そういう風にPorscheは作っていますから。

で、現行CIVICなんですがコース脇から拝見していたところ30分の
クーリング無しサル走り、よっぽどちゃんと作ってあるんだろーなーって
感じていた矢先のEGブロー。

マフラーから白煙ブウァ~~~~~。

ピットインしてほどなくEG停止。

その後、セルモーターも回らなくなっていました。

やはりHONDA車とは言えサーキット用の対策をキチンとやっておかないと
その代償はとても大きいです。

先ほど新たにチームサーキットコンセプトにご加入のU様からお電話を
頂戴いたしまして、弊社で手がけさせて頂いたメニューにとてもとても
大満足下さいましてそのご報告でした。

わざわざありがとうございます。

詳細はいずれご報告するとして今回言及しておきたいのがPSフルード
クーラーです。

いや、ネタとして今度ちゃんと書こう。

PSフルードなんかにクーラーがいるの??

PSフルードクーラーなんて必要ない

って情報発信をちょくちょく見かけます。

U様の言葉です。

CircuitConceptを知らない人ってかなり損していますね

ノーリスクノーリターン?ネタ

それにしても父親が死亡したときの役所仕事って想像以上にタイヘンです。

っつーかこのオンラインの時代に役所ってナニやってんだかってカンジで
レベルの低いバカみたいな手続きに翻弄されています。

戸籍って何種類もあるのをご存じですか?

戸籍謄本と戸籍抄本の2種類かと思ったらと~~~んでもありません。

例えば北海道で生まれて出生届けを出したとします。

その後、親が転勤で沖縄に一家で引っ越したとします。

成人して上京して東京で結婚したとします。

これだけで戸籍は3箇所に分散されているんです。

で、3箇所の戸籍を全部、個別に取得しなくてはならないんですね。

引っ越しが多くてその都度本籍を移していたらエラいことです。

この高度情報社会、オンライン時代に一体ナニをやってんだか・・・・。

やはり中国は進んでいますね~~~~

クラッチラインのネタ、あと2つ書いてアップする準備していたんですが
AT車のお客様はきっと飽きちゃったでしょうから閑話休題です。

雨の富士ショートです。

fujishort

ウェットではドライで経験できないような低μ路の走りを勉強できます。

最近必ずお見かけする997GT3の翁様。

翁ってのはお年を召した方への敬称でお名前ではありません。

お見かけしたところかなりのご高齢で我々オヤジのお手本であり星です。

いつもいつもストイックに淡々と練習していらっしゃる姿は脱帽です。

30分サル走りを3セットこなして涼しいお顔で鎮座ましましています。

スゴいとしか言いようがありません。

いつもココで書いていますが

キチンとしたクルマ造り

理論に基づいた自己流ではないドライビング

そしてアツい情熱

この三位一体でしか達成することができない世界を目指して多くのオトナが
真剣にチャレンジしているこの世界です。

タイヤを拝見させて頂くとナントAD08NEOVA。

GT3tyre

ステキです。

しか~~~し

ドライの時には気がつかなかったですケド、ウェットの走りがイマイチで
せっかく真摯に道を極めようとしていらっしゃるのにもったいないです。

と言うのは997GT3ですからストレートは速いです。

でもブレーキングはGT3らしくないですしコーナーはナメるように
ゆっくり回っていきます。

もったいな~~~い

で、今日のチームサーキットコンセプトの課題は一つ。

せっかくのウェットですからタイヤの限界を超えてみましょう

具体的にナニをするかと言いますとまずはブレーキングで飛び出す
コーナーで敢えて回る、それに尽きます。

ドライでやるとあまりにもリスクが大きいこともウェットなら
いともカンタンに経験できますから積極的に攻めて欲しいです。

と思うんですがやはりアタるリスクはずっと高くなります。

リスク無くして得るモノは無いってことなんですがそこは難しいです。

早く例の計画を推進しないと。

それにしても役所め~~~。

タマにはクラッチラインについて語ってみるネタ、その3

言い訳がましい表現とはなっちゃいますが弊社のクラッチラインは別に
神のパーツってワケではありません。

今のところ弊社のクラッチラインを取り付けたお客様がトラブっていなくても
いずれナニかしらのクラッチ関連のトラブルは起きてきます。

弊社のクラッチラインを取り付けてもクラッチディスクはフツーに減ります。

弊社のクラッチラインを取り付けてもクラッチカバーはフツーにヘタります。

弊社のクラッチラインを取り付けてもCSCはいずれダメになります。

クラッチディスクやカバーやCSCも機械部品ですし寿命はあります。

使い方や運転技術によってその寿命が変わってきますが

初期のCSCは確かに寿命が短かったですが現行のCSCは他車種や
他メーカーのオペレーションシリンダーと比較して何ら遜色ないですし
むしろ扱いやすいレベルです。

U様のご協力で9万キロ走行時でマスターシリンダーがダメになっちゃった
画像をアップさせて頂きます。

mastersylinder1

ペダルを踏んでも液圧がキチンと発生できなければマスターシリンダーの
寿命と考えてイイと書きました。

で、その時の中身がこうなっています。

mastersylinder2

フツーはOH(オーバーホール)ってハナシなんですが幸いZ34V36の
純正部品が安いので新品交換もアリです。

マスターシリンダーをOHもしくは新品交換した後の車両に乗るとすぐに
いかに今までダメダメな状態で乗っていたのかがわかります。

先日も書きましたがこういう時ってZ34V36のランニングコストの
優れていることにとても助けられます。

で、外したマスターシリンダーはスペアとして持っていましょう。

OHして持っておけば次回はポン交換で時短できます。

タマにはクラッチラインについて語ってみるネタ、その2

元アイドルが一般道で86Kmの暴走状態で人身事故、しかも飲酒ひき逃げ。

朝っぱらに基準値の5倍のアルコール量。

で、執行猶予がついて実刑にはなりませんでした。

そんなに甘いんだ日本の法律って。

飲酒運転が無くなるワ~~~ケがありません。

イギリスで拘束された日本航空さんの副機長がイギリスで禁固10ヶ月の
実刑判決を受けて懲戒解雇になりました。

懲戒解雇ですから退職金も出ません。

ご本人が招いたこととは言え、エラい差ですね。

弊社のクラッチラインに交換下さったお客様の車両から取り外した純正の
クラッチホース一式です。

clutchline1

3点構成です。

一般的に量販されているZ34用のクラッチラインってココの部分だけです。

clutchline2

後期から純正で断熱材が巻かれるようになりましたが中身はゴムホースです。

量販タイプはこのゴムホースだけを交換するステンレスメッシュホースです。

そりゃ弊社製より安いに決まってますわな。

純正で断熱材を巻いてきたって事はメーカーもモンダイは認識しています。

でもソコだけじゃあ~~無いんですよね。

昨日の続きですが必要条件であって十分条件を満たしていないんです。

もう一つ重要なモンダイはココなんですね。

clutchline3

純正のホースが触媒のすぐ側を通っているからエアが発生しやすいんですが
その発生したエアがココに少~~~しずつ少しずつですが溜まっていきます。

エアが小っちゃいうちは割とカンタンにエア抜きができますがそんな時に
エア抜きをしようなんてフツーの人はまず考えないと思います。

定期的なメインテナンスでクラッチフルード交換なんてキチンとやる人、
1%もいないと思います。

だから少~~~しずつ少しずつ気泡が大きくなってきます。

クラッチフルードは非圧縮性流体ですが気泡は思いっきりツブれます。

ペダルを踏んだ力がマスターシリンダーで液圧に変換されるんですが
その力がCSCに伝わる前に気泡がツブれちゃうんです。

で、重症になるとクラッチが切れなくなってそのまま不動車です。

このご説明で伝わってくれればイイのですが結論から書くと純正の
ゴム部だけを交換してもほとんど意味がありません。

ちなみにCircuitConcept製クラッチラインをお取り付けの
Z34V36のMT車でクラッチトラブルに見舞われたという報告は

一件もありません