一台一台、確実にこなしていっています、ネタ

も~タイヘンです。

やることが多すぎて。

年内に6台完成させて納めなければ。

今週だけで3台完成させます。

先週のハナシですが、いつもの陸送屋さんでD様の車両を受け取りました。

d34

年内にこの陸送屋さんにあと4回行きます。

おかげさまで、遠方のお客様にご支援を頂戴しております。

D様は、一昨年に弊社のフロントバンパー、EGオイルクーラー、
弊社サスペンションキット、その他イロイロやらせて頂きました。

今回は、

390RS

です。

390RSはとても満足度が高いので、おかげさまで好評です。

排気量を上げることでしか達成できないトルク感は格別です。

もちろんパワーも上がりますし、燃費はほとんど変わりません。

上までブン回さなくても速いので、条件によっては良くなります。

N神様、Y川様、女王蜂のご成約ありがとうございました。

あんなモンをファミレスのテーブルでドーンって置いてご説明差し上げたの、
さすがに初めてですが、現物をご覧下さって初めて説得力が沸いてきます。

性能はもちろんお墨付きです。

エキマニの効果、どれだけなのかは言葉では伝わりにくいです。

試乗車で、是非、体感して欲しいと思います。

終電に間に合わなかったので、ホテルに泊まりました。

nightview

夜景を見ながら独り飲みです。

夜の街に遊びに行く体力、残っていません。

Z34エアロアナライズドサイドスカートネタ、その3

良くまあ、こんだけ次から次へと・・・・。

ま、それも弊社の引き出しか・・・・。

ところで、やっと、やっとです。

弊社のエアロアナライズドサイドスカート、完成です。

sideskirtkm34

ノーガキは改めてご紹介させて下さい。

高速安定性、さらに良くなったとです。

リアのタイヤクーラーダクト、どれくらいの効果が出ているのかも
ちゃんとデータを取らなくてはなりません。

モノ自体は、とっくの前にできていたんです。

一般販売として、製品にするためにこれだけてこづったのも初めてです。

まず、純正を外してみると車両個体差の大きさに閉口しました。

こりゃ合わせんのタイヘンだ。

お客様1号の大阪のK森様、弊社で試験的にお取り付けさせて頂きました。

お客様2号の奈良のS藤様は、地元のショップさんでのお取り付けです。

車両個体差に合わせた、ある程度の調整幅を持たせないと

付かねぇコレ

ってなりかねません。

弊社のエアロパーツは見た目がちゃんと付きゃあイイってワケでは無いんです。

いつもココでご紹介させて頂いておりますが、弊社のエアロパーツは、

1.まず性能

2.軽量で高剛性

3.精度

4.そして他社さんの製品とどれにも似ていないオリジナリティ

これらを高次元に全てをバランスさせなければなりません。

弊社を信用して、新製品の実物を見ないうちにご成約下さるお客様が
何名もいらっしゃいます。

ご期待もあるとは思います。

でも、早く注文しないと、いつになるかわかんねぇ

ってキモチもあるとは思います。

先日ご紹介させて頂きました、弊社の調整式ピロアーム、価格も未定なのに
現在16名のお客様から受注しております。

30万近くになると思います。

ハンパな製品を納めたらエラいことになります。

来年の3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントでも、

試乗してから決めよう

ってお客様もいらっしゃると思います。

弊社の製品は、どれも価格が高めの設定です。

お取り付け下さったお客様が、

この品質なら安いよ

って感じて下さらなければ失敗なんです。

ダメならばいくらでもやり直します。

先日、鈴鹿を走った弊社お得意様のM岡様とPさん。

弊社デフオイルクーラーの仕様変更前と仕様変更後。

変更前のM岡様のデフオイルクーラー、充分冷えます。

でも、変更後のPさんのデフオイルクーラー、もっとイイです。

さっそくM岡さんからお電話がありまして、

あっちのがエエですやん

初モノをお買い上げ下さったお客様がバカを見るようではいけません。

弊社を信頼下さっているお客様に、トコトンサポートさせて頂きます。

時間はちょっとかかりますけど・・・・。

短時間でイイ物なんかできません。

でも、もうちょっとがんばります。

品質を上げてコストを下げる企業努力ネタ

台湾日帰りなんて狂気の沙汰が流行っているらしい・・・・ ( ̄Д ̄|||)

ピーチアビエイション航空と言うLCCの人気企画なんですって。

ところで。

早速ですね、王社長が図面を送ってくれました。

oilblock

一応、寸法は消しておきます。

仕事が早いんでビックリです。

こういうところは見習わなくてはなりません。

何の図面かと言いますと、11月10日のネタです。

オイルブロックです。

当然、弊社はイイ方を採用しているんですが、やはり高いです。

高くても品質がイイなら仕方ありません。

その考えはずっと踏襲していくつもりです。

ところがです。

皆さんもお感じだとは思いますが、ここ1年ほど物価が上がりまくっています。

バターとか小麦粉だとか、物価の優等生って言われていたタマゴも
50%ほど値上がっているらしいです。

今年はクリスマスケーキもかなり暴騰するってニュースでやっていました。

細かい部品も、チョコチョコ値上がっているんです。

弊社製品も価格改定したいのはヤマヤマです。

でも、その前にやれる事をやってからです。

Earl’sで買って8,000円するモノ、王社長に頼んで
作ってもらうとです。

そもそものいきさつは、少し違うんです。

Earl’sで買って8,000円するモノ、それはそれでイイんです。

作りもちゃんとしているし、今までに100個近く買いました。

トラブルも一切無かったです。

問題は、インチサイズなことくらいです。

ブラケットに留めるためのボルト穴、1/4インチって規格です。

そのインチのボルトも、わざわざ準備しなくてはなりません。

ワッシャーもナットもインチです。

で、コリャ作った方がイイや、って決心に至った理由があります。

油圧センサー用の穴です。

そもそも、弊社はEarl’s製の高い方のオイルブロックを
そのまま買ってきて使うようなことはしておりません。

Earl’s付属のセンターポスト、捨てちゃっています。

もったいないですね。

そこはどうも作りが良く無かったからです。

ちゃんと締められる構造になっていないので、使いたくなかったです。

エンジンオイルの油圧がかかるところなので、トラブルの可能性は排除します。

で、イチからステンレス304で削りで作りました。

centerpost

ここまででも、コストがかかっちゃっています。

さらに油圧のセンサー用の穴を開けてもらうと、もっとかかります。

油圧のセンサーって規格になっていまして、シールテープを巻くガスネジです。

それが2種類あるんです。

サイズは両方とも1/8インチです。

でも、ピッチが違うんです。

PTって言う日本の規格と、 NPTって言う欧米の規格です。

どっちを使っているのかは、油圧計のメーカーによります。

つまりオイルブロックも、2種類必要なんですね。

どんどんコストが上がります。

王社長に相談しました。

50個作ってくれれば安く作れるアルよ

これはありがたい。

Z34、V36、APracingブレーキキットネタなんだろうなきっと、その53

ナニをしに行ったかと言いますと、イロイロです。

小籠包が食べたくなったワケではありません。

ホントか?

いつもお世話になっております王社長と

ピロアームの試作

リアブレーキディスク用ベルハウジング

オイルブロック

の、緊急ミーティングです。

リアブレーキディスク用ベルハウジングって、インナードラムブレーキです。

アルミで何回か作りましたが、ダメです。

パーキングブレーキが効かんとです。

危ないです。

坂道でクルマが動いてしまうとです。

ローレット加工ってギザギザも入れましたが、ダメだったとです。

やはり、サイドブレーキ用の材質はダクタイル鋳鉄が一番みたいです。

で、王社長に相談したら、職人を紹介してもらいました。

何の職人かと言いますと、木型、金型職人です。

鋳鉄だから、鋳型が必要になります。

日本でも探しゃあるんでしょうが、弊社が試作をお願いしたところで、
試作で型を作るのに、数十万の世界です。

量産に至っては、何百個作んの? ってハナシです。

こんなこと試作一個からリーズナブルな価格でやってくれるところ、
王社長のところしか弊社は知らないです。

次に調整式のピロアームです。

おとといのネタで、こう思った人が多いのではないかと。

どうせ、できんの3年後だよ

意地になって台湾日帰りを敢行しました。

王社長は、日産の純正アームを持って行ってこんなざっくりした絵で、
ちゃんとした図面を起こしてくれるんです。

lowerarmdrawing

これは弊社にとって、とても助かります。

図面をCADで起こすのって、専門家で無い弊社にとっては大仕事です。

それがなければ、図面を起こす時間を他の仕事に費やすことができます。

ハナシが変わるようですけど、13年ぶりに山手線が新型車両になりました。

ところが就行初日に早くも運行中止。

トラブルが出まくったって報道されていました。

Boeing787も就航初期の頃は、やはりそうでしたね。

とても優秀な人材を多く抱えるJRやBoeingでも、初モノは
どうしても想定外のことが出てしまうと言う一例です。

開発ってそんなモンです。

一発でキマることなんか、まずあり得ません。

キマらなくても、こんなモンっしょ、ってパターンはいっぱいあると思います。

そうなると、もうその上はありませんから。

テストや検証を重ねることで、不具合やトラブルを出し尽くします。

リアのブレーキベルハウジングもそうでした。

軽量化を最大命題に開発していたリアのベルハウジング、そのままだと
パーキングブレーキが効かないと言うもれなくオマケ付きでした。

ダメじゃん

サーキット専用マシンならまだしも、弊社はそんなモンをリリースできません。

ソコソコじゃダメなんです。

弊社のリアのブレーキキット、お待ちになっていらっしゃるお客様多数です。

何回もテスト、検証を重ねて、前後ブレーキバランスと軽量化に最も適した
ディスクローター径とパッドの選定に到達することができました。

パーキングブレーキで、こんなに手こずるとは思いませんでした。

台湾日帰りネタ

朝の6時半です。

やっと空が明るくなってきたとです。

haneda

JL5041便、7時20分発、台北松山空港到着10時15分。

ミーティングを2件。

JL5044便、台北18時15分発、羽田21時55分着予定。

若手芸人の罰ゲームだ、こりゃ。

仮説、テストと検証、そして確信ネタ

昨日、鈴鹿を走ったPさんとM岡さん、お疲れ様でした。

スケジュールがパッツパツで、弊社は行けませんでした。

M岡さん、ベストラップ更新、おめでとうございます。

弊社のデフで2秒縮まるって・・・・。

もちろん、ソコだけじゃ無いんでしょうケド。

今シーズンに、ラジアルで30秒を切りたいですね。

あと1秒チョイです。

タイヤ替えれば出ちゃうと思いますけど、そこじゃ無いんですよね。

もっともっとトータルバランスの追求をして、車両の基礎戦闘力を上げて、
セットがキッチリ出れば、自ずとタイムは付いてきますから。

タイヤはそれからでイイと思います。

初期の段階でタイヤに頼ると、経験上、遠回りになりますから。

軽量化もほとんどされていません。

M岡さんのインプレッションで、優先順位を変更する必要が出てきました。

大事な予算の中で、優先順位を見誤ると投資の割には効果が薄いです。

久々の律速段階のおハナシです。

どうしてもノーマルのZ34やV36は・・・・遅い・・・です。

特にサーキットに行けば、いろんなクルマにやられてしまいます。

限られた予算の中で楽しくキモチ良く走るためには、今までよりさらに一層
ムダなモノ、効果が薄いモノにに投資することを排除しなければなりません。

冷却系をキチンと対策することは、今更ここでは言及しません。

アシが入っている、デフが入っている、ブレーキも一応やってる。

それだけじゃダメなんですね。

ダメじゃないですけど、もっと上があるんです。

次の大きな命題があります。

仮説が確証に近づいています。

弊社で気が付かなかった事を、M岡さんに指摘してもらいました。

また、途中まで完成しかけた製品を潔く廃棄です。

弊社はサーキットコンセプトです。

スゲ~なコレ

って製品をリリースし続けなければ、弊社の存在意義はありません。

おっと、このままで終わるとM田さんからお叱りのお電話を頂戴してしまう。

何のこったかわからねぇ (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

コレです。

flowerarm

最終兵器として取っておこうと思ったんですが。

優先順位を上げて、イチから設計し直します。

1. 超軽量

2. もちろん高剛性

3. 調整式

純正が5Kgもあるので、軽量化はいともたやすいです。

剛性を確保するためには、7075が必須です。

7075で結果が出ましたら、64チタンです。

64チタンで開発していたら、弊社はもちません。

そして、調整式です。

キャンバーとキャスター、独立した調整機構を持たせようと思います。

アレ、キャンバーつけないんじゃないの?

はい、その通りです。

乗りやすくてキモチ良いハンドリングのために必要な調整機構です。

3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントまでには、
テスト、検証を済ませて、弊社の広報車に搭載させます。

もちろん、試乗のためです。

あ~あ、言っちゃった。

Z34エアロアナライズドドライカーボンドアミラーネタ、その?

弊社の開発日記を楽しみにして下さっているお客様、とても多数に付き、
前向きのネタに努めます。

お問い合わせの多い、弊社ドアミラーのウインカー部の画像です。

消灯時

doormirror1

そして点灯時

doormirror2

バックオーダーがとても多くて、納期のご迷惑をお掛けしています。

3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントでは、
試乗車に、ちゃんとウインカー付きを搭載しておきます。

運転中に、ナナメ前方視界はどれだけ見やすくなるのか?

それを体感してみて欲しいです。

だ~~~めだコリャ、ネタ

またまたまたまた問題発生。

大手だったら1ヶ月で済むところが、弊社のような浮き草ショップだと
業者のミス一つ二つで、3ヶ月かかってしまう。

弊社のミスを限りなく無くしても業者のミスはどうにもなりません。

ナメられてるんでしょうね。

Fairlady Zの原点ネタ

帰ってもちろん休む間もなく仕事です。

いつもお世話になっているGreddyさんに、こんなんありました。

s30gpp1

今年のSEMAに出展したそうです。

S30、Zの原点ですね。

ピッカピカにレストアされて、とてもカッコイイです。

内装やダッシュボード、もう純正部品なんて手に入らないと思います

s30gpp2

そしたら、全部、一点モノで作ったそうです w|;゚ロ゚|w

弊社が気になったのは、やはりコレです。

s30gpp3

まだ、エンジン本体にはそれほど手が入っていない状態だそうです。

SEMAでも、大反響だったとのことです。

ただ、エンジンをポン載せ状態でも5万ドル(600万円以上)も、
予算を必要とする旨を伝えると、お客様はドン引なんだそうです。

弊社の390RSって、完成度を考えるとやはり高くはないんですね。

どんな営業や!!

クラッチフルードのエア抜き、カンタンにできるとですネタ

コレ、なかなかのアイデア商品なんですが・・・・

作りが悪い・・・。

すぐ壊れそうです。

でも、発想はイイんです。

やっぱりこういう事を考えるヤツって、世界にはいっぱいいるんです。

30年くらい前のテレビドラマにありそげで、レバーを押すと、
どっかでボカンと爆発しそげな起爆装置。

bleeder

ではありません。

ボケが長いな。

クラッチパンク回避キット、どうなったの?

ってお問い合わせ、ちょくちょく頂戴致します。

弊社のお得意様から順次、お取り付けさせて頂いております。

一般販売は、もうちょっと検証と耐久性を重ねさせて下さい。

以前にもご紹介させて頂きましたが、純正の配管はともかく悪過ぎです。

クラッチラインを設計する部署と、触媒を含めて排気系を設計する部署が
違うんでしょうね。

Z34も何回かマイナーチェンジを重ねて細かいことはちょくちょく
変更をされているようです。

クラッチのオペレーションシリンダも、品番が変更されています。

なぜか配管だけは手つかず。

そこなんだけどな~~~~。

ともかく、純正触媒との組み合わせが一番良くないようです。

そうは言っても、純正触媒を取っちゃえってココでは推奨できませんし。

と言う訳で、とりあえずコマメなエア抜きを推奨しております。

ところがです。

以前にも何回かご紹介させて頂きましたが、クラッチペダルのポンピング、
Z34のクラッチラインのレイアウトだと、かなりの熟練が必要です。

クラッチのリザーバータンクに圧力をかける方式の方がずっとラクです。

ブリーダーを緩めるとピューってフルードが気泡と一緒に出てきます。

じゃ、その圧力ってどうすんの? です。

コンプレッサーが一番手っ取り早いんですが、圧の調整が難しいんです。

そこで、この起爆装置みたいな圧力発生ポンプです。

圧の調整はさすが専用品なのでやりやすいんですが、何せ作りはチャチ。

Z34用に、クラッチのリザーバータンク用のキャップを作って、
ワンタッチで作業ができるようにしようと考えております。

コレ、キット化したら売れそうだな・・・。

ブレーキのリザーバータンクキャップもセットで作ってみよう。

ブレーキ、クラッチフルードセルフブリーディングキット、
名前はとりあえずカッコイイぞ。

その前に、来年の4月のAMPAで、もっと作りがイイヤツ探してこよう。