昨日、鈴鹿を走ったPさんとM岡さん、お疲れ様でした。
スケジュールがパッツパツで、弊社は行けませんでした。
M岡さん、ベストラップ更新、おめでとうございます。
弊社のデフで2秒縮まるって・・・・。
もちろん、ソコだけじゃ無いんでしょうケド。
今シーズンに、ラジアルで30秒を切りたいですね。
あと1秒チョイです。
タイヤ替えれば出ちゃうと思いますけど、そこじゃ無いんですよね。
もっともっとトータルバランスの追求をして、車両の基礎戦闘力を上げて、
セットがキッチリ出れば、自ずとタイムは付いてきますから。
タイヤはそれからでイイと思います。
初期の段階でタイヤに頼ると、経験上、遠回りになりますから。
軽量化もほとんどされていません。
M岡さんのインプレッションで、優先順位を変更する必要が出てきました。
大事な予算の中で、優先順位を見誤ると投資の割には効果が薄いです。
久々の律速段階のおハナシです。
どうしてもノーマルのZ34やV36は・・・・遅い・・・です。
特にサーキットに行けば、いろんなクルマにやられてしまいます。
限られた予算の中で楽しくキモチ良く走るためには、今までよりさらに一層
ムダなモノ、効果が薄いモノにに投資することを排除しなければなりません。
冷却系をキチンと対策することは、今更ここでは言及しません。
アシが入っている、デフが入っている、ブレーキも一応やってる。
それだけじゃダメなんですね。
ダメじゃないですけど、もっと上があるんです。
次の大きな命題があります。
仮説が確証に近づいています。
弊社で気が付かなかった事を、M岡さんに指摘してもらいました。
また、途中まで完成しかけた製品を潔く廃棄です。
弊社はサーキットコンセプトです。
スゲ~なコレ
って製品をリリースし続けなければ、弊社の存在意義はありません。
おっと、このままで終わるとM田さんからお叱りのお電話を頂戴してしまう。
何のこったかわからねぇ (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙
コレです。
最終兵器として取っておこうと思ったんですが。
優先順位を上げて、イチから設計し直します。
1. 超軽量
2. もちろん高剛性
3. 調整式
純正が5Kgもあるので、軽量化はいともたやすいです。
剛性を確保するためには、7075が必須です。
7075で結果が出ましたら、64チタンです。
64チタンで開発していたら、弊社はもちません。
そして、調整式です。
キャンバーとキャスター、独立した調整機構を持たせようと思います。
アレ、キャンバーつけないんじゃないの?
はい、その通りです。
乗りやすくてキモチ良いハンドリングのために必要な調整機構です。
3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントまでには、
テスト、検証を済ませて、弊社の広報車に搭載させます。
もちろん、試乗のためです。
あ~あ、言っちゃった。